
「女性に向けた防犯アプリのおすすめは?」
「防犯アプリを選ぶポイントは?」
あなたは今、女性一人でも安心して行動できるよう、防犯アプリを探していませんか?
あなたやあなたの家族が不安に思う通り、女性が早朝や夜道、人が少ない場所を一人で歩くのは大変危険です。
特に女性やシニアの場合は、ひったくりや暴行、痴漢被害に遭うこともあるため、一人で行動する際は不測の事態に十分に備えておくことが必要になります。
そこでおすすめなのが、防犯アプリです。防犯アプリがあれば、恐怖で助けを求められない時でもブザーや文字の表示で周囲にあなたの危険を知らせてくれます。
防犯アプリにもさまざまな種類があり、代表的な機能は次の通りです。
防犯アプリの機能の種類
①ブザー機能で不審者を撃退
②フェイク通話やサイレン音で周囲の注意をそらす
③位置情報を共有する
④エリアの犯罪情報が分かる
このように、防犯アプリにより、主に使える機能が異なります。自分に合ったアプリを選ぶには、アプリの用途や使いやすさをしっかり確認してから、選ぶことが重要です。
そこでこの記事では、次のポイントについて解説していきます。
▼この記事のポイント
◎おすすめの防犯アプリ14選
◎アプリごとの特徴を実際の操作画面の画像つきで紹介
◎防犯アプリを使用する際の注意点2つ
この記事を最後までお読みになれば、女性向けの防犯アプリの種類を知り、自分に合った防犯アプリを取り入れることができるでしょう。
あなたが早速今日から防犯アプリをダウンロードし、一人でも安心して行動できることを願っています。
目次
1.【一覧】女性向け防犯アプリ14選
冒頭でもお話した通り、女性向けの防犯アプリは機能ごとにさまざまな種類があります。そのため、どの防犯アプリにしたら良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、たくさんある防犯アプリの中から、特におすすめのアプリを14選紹介します。
次の表をご覧ください。
種類 | アプリ名 |
①ブザー機能で不審者を撃退する | |
②フェイク通話やサイレン音で周囲の注意をそらす | |
③位置情報を共有する | |
④地域の犯罪情報が分かる |
この中から自分に合ったものを選ぶためには、それぞれのアプリの特徴を知っておく必要があります。次から一つずつ説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
2.ブザー機能付き!不審者を撃退するアプリ5つ
犯罪に遭ってしまった時や遭いそうな時に、ブザーで不審者を撃退するアプリをご紹介します。
突然ブザーが鳴れば、不審者が驚いてその場から逃げる可能性が高くなります。
スマホのアプリに防犯ブザー機能が付いていれば、単品で防犯ブザーを持ち歩くよりも手軽ですし、何より持ち忘れがありません。
それぞれのアプリについて、もう少し詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。
2-1. DigiPolice
出典:Google Play
「DigiPolice」は警視庁が提供する防犯アプリです。実際にDigiPoliceを使って痴漢を撃退できた事例もあり、その効果は実証済みです。
「DigiPolice」の主な機能は次の通りです。
①「マイエリア」に設定した地域の犯罪情報
出典:警視庁HP
マイエリアは東京都内がメインですが、自分の好きなエリアを3つ設定できます。設定したエリアの犯罪情報を知ることができるので、よく出かけるエリアを設定しておくと良いでしょう。
②痴漢撃退機能
出典:警視庁HP
痴漢撃退機能や防犯ブザーは、被害に遭った時に活躍します。例えば痴漢撃退機能は、画面に「痴漢です」と大きく表示されるほか、「助けてください」と音声を出すこともできます。
③防犯ブザー
出典:警視庁HP
防犯ブザーは、ボタンをタップすると発動します。怖くて声が出せない時でも周囲にあなたの危険を知らせてくれる便利な機能です。
3.フェイク通話やサイレン音で周囲の注意をそらすアプリ3つ
フェイク通話やサイレン音が特徴の防犯アプリを2つご紹介します。
①フェイク着信
②Fake Me Call
誰かと電話をしている様子を装ったり、サイレン音を流したりすることで、犯人を寄せ付けません。そのため、夜道を一人で歩く際の防犯対策になります。
ぜひ、これからご紹介するフェイク通話やサイレン音のアプリを検討してみてください。
3-1.フェイク着信
出典:Google Play
「フェイク着信」は、指定したタイミングで偽の着信及び偽の通話ができるアプリです。通話風の音を流すこともできます。
①着信相手を設定できる
出典:Google Play
着信相手のテンプレートをあらかじめ設定できるので、男性を設定しておくと安心ですね。機械が相手なので、実際の電話のように「何を話そうかな」などと気を遣う必要がない点も魅力です。
②着信時間を設定できる
着信時間を事前に設定できるので、一人で夜道を歩く時間帯に設定しておけます。うっかりアプリを使うのを忘れた、ということを避けられますね。
3-2.Fake Me A Call
出典:Google Play
実際に電話をかけなくても偽通話ができる電話偽装アプリです。主な機能は次の通りです。
①偽の通話音でリアル感を演出
出典:Google Play
偽の通話音で通話をしているような雰囲気を作ることができます。
②着信時間を設定できる
着信の時間をあらかじめ設定できる機能もあります。操作が簡単なのでスマホ初心者でも使いこなせます。
ダウンロード数は100万以上と評価も高く、世界中で信頼されているアプリです。
※Android OSのみの対応です。
4.位置情報を共有するアプリ3つ
位置情報を共有するアプリも、防犯対策におすすめです。
なぜなら、自分がどこにいるかを知らせることで、何かあった時に自分の居場所を伝え、何もなければ家族を安心させることができるからです。
位置情報を共有する防犯アプリは次の2つです。
・Life360
・iシェアリング
それぞれについて詳しく説明していくので、ぜひ検討してみてください。
4-1.Life360
出典:Google Play
家族や恋人がどこにいるかを確認するために開発された見守りアプリです。移動履歴が見られるので、いつもの帰り道からそれていた時や連絡が来ない、という時に登録した家族が異変を感じ取ることができます。
主な機能は次の通りです。
①登録した家族と位置情報の共有
出典:Google Play
登録した家族と位置情報の共有ができます。
家族のスマホの充電や移動速度も分かるので、異変に気づきやすくなります。また、緊急時にはチャット機能やアラート機能で自分の危険をすぐに知らせることができます。
②移動履歴が見られる
出典:Google Play
家族同士でお互いの移動履歴も見られます。
もし、いつもより帰りが遅くてもアプリで安否を確認できるので安心です。
4-2.iシェアリング
出典:Google Play
「iシェアリング」は、家族と自分の居場所をお互いに共有できる位置情報共有アプリです。SOS機能が充実しているのが特徴で、いざという時にとっさに操作ができます。
①場所通知
出典:iシェアリング
家族が訪れた場所を、登録している相手が通知で受け取ることができます。移動している人が連絡し忘れても安心です。
②携帯電話を振るだけでSOSを発信
出典:iシェアリング
このアプリの特徴は、位置情報の共有はもちろん、SOS機能の充実です。何かトラブルがあった際は、スマホを振るだけで登録先に緊急アラートが送信されます。
もちろんチャット機能もあるので、余裕があればチャットで状況を送信しても良いでしょう。
5.地域の犯罪情報が分かる防犯アプリ10個
犯罪情報が分かる防犯アプリも、防犯対策に有効です。事前に犯罪が起きやすい場所を把握しておけばその場所を避けることができるからです。
どうしても危険エリアに行かなければならない場合でも、危険が頻繁に起きていることを知っていれば十分な対策をして出かけることができます。
犯罪情報は、各都道府県で発信しています。アプリとして提供しているのは次の10個です。
- 北海道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」
- 青森県警察防犯アプリ「まもりん」
- 埼玉県スマートフォンアプリ「ポケットブックまいたま」
- 川崎市「かわさき防犯アプリ(みんパト)」
- 岐阜県警察防犯アプリ
- 愛知県警察スマートフォン用アプリ「アイチポリス」
- 大阪府警察「安まち」
- 広島県警察「オトモポリス」
- 福岡県警察防犯アプリ「みまもっち」
「自分が住んでいる場所のアプリがない」という場合でも安心してください。
アプリとしてリリースされていなくても、都道府県ではそれぞれ犯罪情報を開示しています。自分のメールアドレスを登録すれば、随時犯罪情報をメールで受け取れるサービスを提供している都道府県がほとんどです。
お住まいの地域で防犯情報アプリがリリースされてない場合は、都道府県警のホームページを確認してみてください。
では、現在リリースされている都道府県アプリについて機能を詳しく説明していきます。なお、東京都の防犯アプリは「2−1. DigiPolice」でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
5-1.北海道警察公式防犯アプリ「ほくとポリス」
出典:Google Play
北海道警察が提供している公式防犯アプリでは、主に次の機能が備えられています。
・犯罪発生マップの表示
・防犯ブザー、痴漢対策機能
・防犯パトロール支援機能
・現在地送信機能
・警察署、交番などの表示とルート検索機能
出典:北海道警察
地域の犯罪情報はもちろん、防犯ブザーや「痴漢です」表示ができる痴漢対策機能など、防犯対策が充実しているので安心です。
5-2.青森県警察防犯アプリ「まもりん」
出典:Google Play
青森警察が提供している公式防犯アプリでは、主に次の機能が備えられています。
・犯罪発生マップの表示
・女性や子どもに対する声かけなどの前兆事案情報
・犯罪の発生場所に近づいた際のプッシュ通知
・防犯ブザー機能
・警察署、交番などの表示
出典:Google Play
防犯ブザーには110番にすぐ繋がるアイコンが表示されます。
女性に対する声かけなどの前兆事案情報を知れることや、犯罪の発生場所に近づいた際にプッシュ通知で教えてくれることが特徴です。
5-3.埼玉県スマートフォンアプリ「ポケットブックまいたま」
出典:Google Play
埼玉県で提供しているスマホアプリ「まいたま」は、次の機能を備えています。
・防犯ブザー
・安心ライト
・振り込め詐欺対策
・防犯、犯罪情報ニュース
・事件事故発生マップ
出典:Google Play
さらに「まいたま」は防犯アプリとしてだけでなく、地域施設やイベントの情報も随時受け取れるので、日々の暮らしを豊かにしてくれるというメリットがあります。
5-4.川崎市「かわさき防犯アプリ(みんパト)」
出典:Google Play
神奈川県川崎市で提供している防犯アプリ「みんパト」の特徴は次の通りです。
・川崎市内の犯罪状況をプッシュ通知で送信
・あらかじめ知りたい地区を設定できる
・近くの警察署、交番の検索機能
・防犯ブザー
出典:Google Play
防犯ブザーの操作が簡単なのが魅力です。また、事前に知りたいエリアを設定できるので、自分の行動範囲内の犯罪情報を効率よく知ることができます。
#5-5.岐阜県警察防犯アプリ
出典:Google Play
岐阜県警察が提供している防犯アプリは、次の機能を備えています。
・最新の防犯、犯罪情報
・防犯マップ
・防犯ブザー
・警察署、交番、駐在所へのルート表示
出典:岐阜県警察HP
防犯マップや犯罪情報、防犯ブザーなど、防犯アプリとしての機能を網羅しています。岐阜県にお住まいの場合はインストールしておくと安心ですね。
#5-6.愛知県警察スマートフォン用アプリ「アイチポリス」
出典:Google Play
愛知県警察が提供しているアプリ「アイチポリス」は、次の機能が特徴です。
・犯罪情報、不審者情報
・警察署、交番、子ども110番の家を確認できる防犯マップ
・現在地の送信機能
・防犯ブザー
・アプリ内で「パトネットあいち」「Twitter」を閲覧できる
出典:Google Play
犯罪情報や防犯ブザーのほか、警察から配信される情報をリアルタイムで確認できるサービスもあり、より防犯に敏感になれるアプリです。
#5-7.大阪府警察「安まち」
出典:Google Play
「安まちアプリ」の機能は次の通りです。
・ひったくりや不審者の情報を発信
・防犯マップ
・警察署や交番までのルート検索
・防犯ブザー
出典:Google Play
防犯ブザーでは、警告音だけでなくフラッシュライトが点滅して周囲に危険を知らせます。そのほか、大阪府警のTwitterやYouTubeなどにも連動しているので、より広く情報収集ができるようになっています。
#5-8.広島県警察「オトモポリス」
出典:Google Play
広島県警察の「オトモポリス」は、次の機能を備えています。
・犯罪、不審者情報をプッシュ通知
・防犯ブザー
・痴漢撃退機能
・現在地送信機能
出典:広島県警察HP
防犯ブザーが発動すると、あらかじめ登録しておいた家族などにも通知されます。
さらに防犯ブザーの画面に110番通報のボタンが表示されるので、すぐに通報することができ安心です。
#5-9.福岡県警察防犯アプリ「みまもっち」
出典:Google Play
福岡県警察が提供する防犯アプリ「みまもっち」は次の機能を備えています。
・犯罪マップ
・犯罪情報の提供
・防犯ブザー、110番通報機能
・防犯対策学習機能
出典:福岡県警察HP
犯罪マップや防犯ブザーは一般的な機能ですが、防犯対策学習機能が特徴です。アプリ内で気軽に防犯対策を学べるので、防犯に対する意識が高まります。
6.防犯アプリを使用する際の注意点2つ
ここまでご紹介してきた中に、あなたに合いそうな防犯アプリはあったでしょうか。
防犯アプリをより安心して使うためには、次の2つの注意点を守る必要があります。
①誤操作に注意する
②事前に操作方法を確認しておく
せっかくダウンロードしたアプリを使いこなすためには、これらの注意点が非常に重要です。それぞれについて詳しくお話していくのでぜひ参考にしてください。
6-1.誤操作に注意する
防犯アプリを使用する際は、誤操作に注意しましょう。
音量をオフにしていても大音量でブザーが鳴ったり、音声が出たりする場合があります。
例えば、図書館やカフェ、スーパーなど大勢の人がいる場所で音が鳴ってしまうと周囲の人を驚かせ、迷惑をかけてしまいます。
間違ってボタンを押してしまうことのないよう、使用しない時はアプリを起動しないように注意しておきましょう。
6-2.事前に操作方法を確認しておく
いざという時に防犯アプリを役立てるために、事前に操作方法を確認しておきましょう。
犯罪に遭うまで防犯アプリの操作を一度も行ったことがないと、スムーズにアプリを操作できず、トラブルに巻き込まれたときに活用できません。
人間は突発的な恐怖に弱く、犯罪などに遭遇した場合は冷静な判断ができなくなってしまいます。そのため、自分が「スマホの操作が苦手だな」と自覚している場合はなおさら、何も考えなくても操作できるレベルまで慣れておく必要があります。
ただ、防犯アプリは大きな音が出るものが多いので、操作を確認する際は公共の場を避けて、自宅で行うようにしましょう。
7.防犯アプリを活用するためのスマートフォンの機能3つ
防犯アプリを活用するなら、操作しやすいスマートフォンを選びましょう。
スマートフォンの操作が難しいと緊急時にもたついてしまい、いざという時に防犯アプリを活用することができないからです。
操作をしやすいスマートフォンの特徴は、次の2点になります。
①画面が大きい
②文字が大きく見やすい
それぞれの理由を説明していきますね。
7-1.画面が大きい
スマートフォンの画面が大きければ、防犯アプリを大いに活用できます。
なぜなら、画面が大きければ必然的にボタンの大きさも大きくなるので、操作がしやすいからです。
怖さで指が震えていたとしても間違った部分を押さずにすみ、スムーズに助けを呼べるでしょう。
7-2.文字が大きく見やすい
防犯アプリを活用するためには、文字が大きく見やすいスマートフォンもおすすめです。
緊急時にメールを送信する相手を選択したり、「痴漢です」「助けて」など、スマートフォンに読ませる音声のワードを設定する際に、文字を読んだり入力する必要があります。
文字が見えにくいと、いざというときにスムーズに入力できません。だからこそ、防犯アプリに使うスマートフォンは文字が大きく見やすいものを使うようにしましょう。
防犯対策はしっかりと行いたいけど、アプリを入れるのは億劫という方には「らくらくスマートフォンF-52B」がおすすめです。
「らくらくスマートフォンF-52B」には、緊急時周囲の人に危険を知らせる緊急時ブザーが搭載されています。電源ボタンを2秒以上長押しすると、緊急時ブザーの表記が表れタップすることでブザーが鳴ります。(初期設定時の場合)
緊急時ブザーを鳴らすと、自動で電話発信をしたり、GPS機能を利用して居場所を家族に知らせたりすることもできます。
緊急時はどうしても焦ってしまいますが、簡単にブザーを鳴らせるだけでなく、家族などに助けを求めることができるので、家族も安心して生活できるかと思います。
また、「らくらくスマートフォンF-52B」は5.0インチの大画面が特徴です。画面が大きく見やすいので、防犯アプリを利用する時でも、ご入力や誤操作を防げ、スマートフォンの操作に慣れていない方でも、すぐに使いこなすことができるでしょう。
らくらくスマートフォンF-52Bの詳細はこちら
8.まとめ
いかがでしたか?女性におすすめの防犯アプリをご紹介してきました。
最後にこの記事をまとめましょう。
◎女性向けの防犯アプリのおすすめ14選は次の通り
種類 | アプリ名 |
①ブザー機能で不審者を撃退する | |
②フェイク通話やサイレン音で周囲の注意をそらす | |
③位置情報を共有する | |
④地域の犯罪情報が分かる |
◎防犯アプリを使用する際の注意点は2つ
①誤操作に注意する
②事前に操作方法を確認しておく
◎防犯アプリを活用するなら操作しやすいスマートフォンを使おう
◎操作しやすいスマートフォンの特徴は次の2つ
①画面が大きい
②文字が大きく見やすい
以上になります。
女性が一人で行動する際は、ぜひ防犯アプリを取り入れて身の安全を守りましょう。あなたが防犯アプリを取り入れて行動することで、家族にとっても大きな安心に繋がります。
この記事を参考に防犯アプリを取り入れ、あなたが少しでも安心して行動できるようになることを願っています。