
「見守りカメラってどんなもの?スマホと繋げるみたいだけど具体的なイメージが湧かない…」
こんな疑問をお持ちの方のために、「見守りカメラ」についてサクッとわかりやすく説明しましょう。
「見守りカメラ」はネットワークカメラの一種です。
ネットワークカメラとは、撮影した映像をインターネットを通してスマホやパソコンで見ることができるデジタルカメラのこと。
「防犯用」と「見守り用」があり、この「見守り用」のネットワークカメラが『見守りカメラ』と呼ばれているのです。
「見守りカメラ」は室内に設置し、主に次のような目的で使われます。
<「見守りカメラ」の使用目的>
- お留守番のお子さんの様子を確認する
- 留守中のペットの様子をチェックする
- 高齢のご家族の安否確認
ほとんどの「見守りカメラ」はスマホと連携しており、離れた場所にいても室内の様子を確認できるほか、撮影した映像を動画や写真として残すこともできます。
また最近は、高齢者の熱中症対策として温度センサーが搭載されたもの、動体検知で徘徊を食い止められるものなど、介護に役立つ機能を備えたモデルも次々に発売されています。
本記事では、スマホと連携している「見守りカメラ」にはどのような機能があるのかをご紹介すると共に、適切な「見守りカメラ」の選び方について解説します。
また、楽天やアマゾンで人気の高い、おすすめのモデル5選を厳選してご紹介します。
記事の最後には、「つながりほっとサポート」などのサービスが充実していて、高齢者や、高齢の家族をお持ちの方に嬉しい魅力いっぱいのらくらくスマートフォンについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたの大切なご家族の毎日の見守りに、ぜひこの記事を役立てて頂けたらと思います。
目次
1.スマホと連携で安心!「見守りカメラ」の選び方
冒頭の説明で「見守りカメラ」がどんなものなのかはお分かり頂けたかと思いますが、実際に購入するとなると種類が多く、機能も価格も様々なので、迷ってしまう方が多いと思います。
そこで1章では、あなたに最適な「見守りカメラ」を選ぶときのポイントを伝授します。
見守りカメラを選ぶときの2つのポイント
- 購入金額の基準を明確にしておく
- 目的に応じた機能で選ぶ
それぞれ解説していきましょう。
1-1.ポイント①|購入価格の基準を明確にしておく
見守りカメラは、だいたい幾ら位の製品にするかを決めてから選ぶことをおすすめします。
一口に見守りカメラといっても数千円で買えるものから、数万円のものまで様々です。
迷ったあげく、必要以上に高価なものを購入してしまったり、安価過ぎる役立たないものに手を出してしまわないように、購入価格の基準を明確にしておくようにしてください。
そのためには、見守りカメラの平均的な価格を知っておくと良いでしょう。
下記は、価格.comの「見守りカメラ」売れ筋の現状10位までの価格平均と価格帯を示したものです。
こちらを見守りカメラを選ぶときの参考にしてください。(2021年7月時点)
約 8,114円
見守りカメラの価格帯の相場
4,054〜20,720円
価格によって、カメラで見回せる角度の範囲や、ピントを合わせるのに必要な最短撮影距離などの機能性に違いがあります。
ただし、あくまでも機能性に違いがあるというだけで、安価=低品質というわけではないので注意が必要です。安価であっても、あなたが必要とする機能が搭載されていれば問題はありません。
見守りカメラを選ぶときは、相場を参考に購入価格の基準を明確にし、その価格帯の中で、目的に応じた機能が備わっているものを選びましょう。
見守りカメラの機能については、次項で詳しく解説します。
1-2.ポイント②|目的に応じた機能で選ぶ
数多い「見守りカメラ」の中からあなたに最適な商品を選ぶためには、目的に応じた機能で選ぶことが大切です。
判断基準として、まず、見守りカメラに備わっている主な機能の一覧をご覧下さい。
【「見守りカメラ」の主な機能】
スマホ対応 | スマホとの連携機能搭載 |
パン | 左右方向の首振り機能 |
チルト | 上下方向の首振り機能 |
ズーム | 部分拡大機能 |
暗視機能 | 夜間も撮影が可能 |
ワイヤレス対応 | 無線LANによる設置が可能 |
動体検知 | 撮影範囲内の動きに反応して撮影を行う |
音声の入出力 | 音声の遠隔確認 カメラ越しに話しかけられる |
防水機能 | 防水 屋外での使用が可能 |
NAS※録画対応 | 外部のハードディスクへの録画が可能 |
赤字で示したのは、見守りカメラを選ぶ際のポイントになる機能です。
「見守りカメラ」は、これらの機能をチェックして選ぶようにしてください。
※NASとは、ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスクです。ネットワークに接続された記憶装置という意味で「NAS(Network Attached Storage)=ナス」という略称で呼ばれます。
1-2-1.「スマホと連携しているか」をチェック!
見守りカメラは、スマホと連携できるものを選びましょう。
外出先から、遠方からでも、スマホさえあればリアルタイムでカメラ映像を確認できて安心です。
また、スマホ連携機能が備わっていれば、離れた場所からカメラの向きを遠隔操作することも可能になります。
ペットやお留守番のお子さん、高齢のご家族の安全を確認するために見守りカメラを導入される方は、必ず、スマホと連携しているタイプを選ぶようにしてください。
1-2-2.撮影範囲の広さは「首振り機能」をチェック!
見守りカメラを選ぶとき、撮影範囲の広さは重要なポイントになります。
基本的に写す範囲が固定の見守りカメラでは、撮影範囲が狭いと、動く被写体がすぐにフレームアウトしてしまいます。
お留守番のお子さんやペットを見守るには、左右上下にどの程度カメラを触れるか…パンやチルトの「首振り機能」をチェックしましょう。
また、動き回る撮影対象の様子だけでなく、表情など詳細な確認もしたい場合は、ズーム機能を搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。
1-2-3.夜間でも撮影できる「暗視機能」をチェック!
お子さんの就寝中の見守りや、高齢者の深夜の徘徊防止等の見守りが目的なら、暗い場所でも撮影できる暗視機能が搭載された製品を選んでください。
暗視機能には、赤外線をとらえて撮影する「赤外線カメラ」タイプと、弱い光を増幅させて撮影する「暗視カメラ」タイプの主に2種類があります。
赤外線カメラは真っ暗でも撮影できますが映像はモノクロになります。
暗視カメラはカラー撮影ができますが、光が足りないと真っ暗になってしまう欠点があります。
好みや使用環境によってどちらを選んでも良いのですが、現在の家庭用カメラは「赤外線カメラ」タイプが主流になっています。
1-2-4.「動体検知機能」があれば目を離しても安心!
家族やペットを常に見守っていたい!と思っても、忙しい中、四六時中カメラ映像を見ているというのは難しいかと思います。
それでも高齢のご家族に徘徊癖がある、可愛いペットは外に出たがる。そんなお悩みを持つ方には、特に動体探知機能搭載のカメラを選ぶことをおすすめします。
動体検知は、カメラに映った動きを検知する機能のことです。
動体探知には通知機能が備わっていて、被写体が玄関や窓から外に出ようとしているなどの動きを検知したらスマホに通知を送って知らせてくれます。
1-2-5.「音声の入出力ができるか」をチェック!
お子さんや、高齢のご家族の安全を確認するために見守りカメラを導入される方には、「音声の入出力」ができるタイプをおすすめします。
ネットワークカメラ越しに会話できるので、コミュニケーションツールにもなります。
カメラがとらえた音声を確認することで、映像だけではわからない異常を察知したり、危険を回避することができます。
たとえば、学校帰りのお子さんがカメラに映った際に、「おかえり」と声をかけたりおやつの置き場所を伝えることが出来ます。
ほかにも、万一侵入者などがあった場合には、こちらから相手に警告を発することもできます。
防犯レベルの向上のためにも、見守りカメラは音声の入出力機能が搭載されたものを選びましょう。
2.スマホと連携できる「見守りカメラ」おすすめ5選
スマホと連携している「見守りカメラ」で、おすすめの5選をご紹介します。
楽天やAmazonで実際に購入した人の評価が高い製品です
- tp-link「ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C200」
- SecuSTATION 「ペットカメラ ベビーモニター SC-LC52」
- 塚本無線 「みてるちゃん WTW-IPW108J2」
- SpotCam 「ネットワークカメラ フルHD」
- パナソニック「屋内HDペットカメラ KX-HDN215-K 」
前章でお伝えしましたポイントを確認しながらご覧になって、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
2-1.tp-link「ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C200」
出典: 楽天市場
「価格.comプロダクトアワード2020」で金賞を受賞した製品。
パン・チルト(首振り)機能搭載で、水平方向に360°、垂直方向に114°まで可動するため、部屋の隅々まで見渡すことが可能です。
画質は1080pのフルHDで、離れていてもすぐそばにいるかのようなクリアな映像を残せるほか、「ナイトビジョン」搭載で、暗い場所でも約9m先まで視聴・撮影が可能です。
予め指定した範囲に不審な人物が映った際にはアラーム音とライトで警告できるほか、カメラを通しての双方向通話にも対応していて、子どもやペットの見守りなど室内のセキュリティに適したカメラです。
tp-link「ネットワークWi-Fiカメラ Tapo C200」
価格:4,580円(税込)
サイズ:(W×D×H):8.66cm×11.77cm×8.5cm 約195g
パン・チルト機能:有り
暗視機能:有り
動体検知機能:有り
音声の入出力機能: 有り
ご購入はコチラ 楽天市場
2-2.SecuSTATION 「ペットカメラ ベビーモニター SC-LC52」
出典: 楽天市場
楽天の防犯カメラ部門ランキングで連続1位を獲得した製品。(2021年7月時点)
大ヒットロングセラー!国内メーカーならではの人気の秘密は次のような所です。
- 有線接続にも対応していてWi-Fi環境がない場所でも安定通信が可能!
- クラウド録画可能!カメラが盗難&盗撮されてもサーバーに録画データが残るので安心
- チャット&メール&電話でのサポートセンター完備!
手のひらに乗るほど小さなボディで、どんな場所にもなじみ、威圧感を与えないのも大きな魅力です。
SecuSTATION 「ペットカメラ ベビーモニター SC-LC52」
価格:5,799円(税込)
サイズ: (W×D×H)10.5cm×7.0cm×.85cm 163g
パン・チルト機能:有り
暗視機能:有り
動体探知機能:有り
音声の入出力機能:有り
ご購入はコチラ
2-3.塚本無線 「みてるちゃん WTW-IPW108J2」
出典:楽天市場
2021年楽天市場週間防犯カメラランキングで1位獲得回数最多の「みてるちゃん」は、最大20m先まで人物やペットを追跡することができるカメラです。
ペットなどの動く対象を自動追跡、動きを検知した際はクラウドへ無料で録画。
外出先からスマホで簡単に映像を確認できます。
フリック操作でカメラの向きも調整する事ができ、会話機能にも対応しています。
塚本無線 「みてるちゃん WTW-IPW108J2」
価格:5,888円(税込)
サイズ: (W×D×H)6cm×6cm×12.8cm 249g
パン・チルト機能:有り
暗視機能:有り
動体検知機能:有り
音声の入出力機能:有り
ご購入はコチラ:楽天市場
2-4.SpotCam 「ネットワークカメラ フルHD」
出典:Amazon
SpotCam社から発売された見守りカメラ。
パン・チルト機能は搭載されていないものの、155度の広角レンズで撮影範囲が非常に広く、部屋の隅に設置すれば部屋全体をまるごと撮影できます。
フルHDの高画質は明るい場所も暗い場所もきれいで鮮明、細部までチェックすることができます。
動体検知や、スマホのアプリ越しに会話できる音声の入出力機能の他、カメラ周囲の温度を測定する温度センサーを内蔵。温度があらかじめ指定した範囲を超えたり、下回った場合に探知することができるので、熱中症が気になる高齢者の見守りにも適しています。
SpotCam 「ネットワークカメラ フルHD」
価格:12,600円(税込)
サイズ: (W×D×H)19.5cm x9.2 cm x17.8cm; 620 g
パン・チルト機能:-
暗視機能:有り
動体検知機能:有り
音声の入出力機能:有り
ご購入はコチラ: Amazon
2-5.パナソニック「屋内HDペットカメラ KX-HDN215-K 」
出典:Amazon
「屋内HDペットカメラ KX-HDN215-K 」は、200万画素のセンサーでフルHD映像の記録に対応し、左右に約360°、上下に約90°の広範囲を見渡せるパン・チルト(首振り)機能を搭載しています。
また、底面に特殊な吸盤による「転倒防止構造」を採用していて、ペットがイタズラしても倒れにくくなっています。
動作検知センサーと赤外線センサーを使ってペットが動く方向にカメラが向く「自動追尾」にも対応。
トイレや水飲み場など気になるエリアを3か所まで登録して観察できる「行動ログ」や、1日5秒で最大7日間分の動画を再生できる「1週間ダイジェスト」など、録画機能も充実しています。
マイクボタンを押せば、いつでも声かけができるほか、温度センサーを使った室温チェックも行えるので、ペットの体調管理と成長記録に最適です。
パナソニック「屋内HDペットカメラ KX-HDN215-K 」
価格:21,420円(Amazon価格/送料無料)
サイズ: (W×D×H)約9.8cm×9.8cm ×13.3cm 約450 g
パン・チルト機能:有り
暗視機能:有り
動体検知機能:有り
音声の入出力機能:有り
ご購入はコチラAmazon
3.「見守りカメラ」は不正アクセスに注意!2つの対策が必須
ネットワークを利用する電子機器は、どんなものでも常にサイバー攻撃の脅威にさらされています。
「見守りカメラ」も例外ではなく、不正アクセスによって、第三者に撮影した映像を見られるリスクがあります。
防犯面での不安を解消し、プライバシーの侵害を防ぐため、以下の対策を忘れず行うようにしてください。
購入したらすぐパスワードを変更する
定期的にアップロードをする
それぞれ解説します。
見守りのために設置するカメラが犯罪に悪用されたりすることのないよう、しっかり対策を打っておきましょう。
3-1.購入したらすぐパスワードを変更する
見守りカメラを購入したら最初に、パスワードを変更してください。
カメラは購入時には、出荷されたときのまま初期設定のパスワードが設定されています。
そのまま、初期設定のパスワードにしておくということは、製品マニュアルを持っているすべての人があなたのカメラのパスワードを知っている状態が続くということになります。
言い換えれば、製品マニュアルを持っている人なら誰でもあなたの撮影した映像を見ることができるのです。
それは回避したいですよね。
見守りカメラを購入したらすぐ、システムを導入する組織の情報セキュリティ対策基準や実施手順に沿って、パスワードを変更しましょう。
パスワード変更が不正アクセス防止につながります。
3-2.定期的にアップデートをする
不正アクセス防止対策として、見守りカメラとカメラに接続されているシステムや機器のソフトウェアは定期的にアップデートするようにしてください。
アップデートはシステムの不具合や弱点を補うもので、不正アクセスに対しての最新の対策プログラムも組み込まれています。
アップデートしないで古いバージョンのものを使い続けていると、ハッカーに対策を講じられて不正アクセスされやすくなります。
見守りカメラは、定期的にバージョンをアップデートすることで不正アクセスが防止できます。
また、アップデートと併せて定期的にシステムと機器のログ(※)を確認することも、不正アクセスを防ぐ方法です。
第三者から不正に使用された痕跡がないかを確認することで、動画の流出を防ぎます。
(※)ログ:電子機器の利用状況やデータ通信などの履歴(記録)のこと
4.つながって安心!シニアに嬉しい魅力いっぱいの「らくらくスマートフォン」
「見守りカメラ」について解説してきましたが、『カメラを設置するほどではないけれど、高齢の親の様子をときどき確認したい』という方に、ぜひおすすめしたいサポートサービスがあります。
それは、NTTdocomoの「つながりほっとサポート」!
「つながりほっとサポート」は、らくらくスマートフォンをお持ちの方の体調や利用状況(歩数計の歩数、電池残量等)を、あらかじめ登録するつながりメンバーに自動でお知らせするサービスです。
「つながりほっとサポート」を利用すれば、離れたご家族の様子を定期的に確認することができて、あんしんです。
出典:NTTdocomo
シニア向けに特化して設計された「らくらくスマートフォン」は、他にも、高齢者や、高齢の家族をお持ちの方に嬉しい魅力がいっぱいです。
この章では新機種F-42Aを例にとって、「らくらくスマートフォン」の特長をご紹介します。
4-1.らくらくスマートフォンの特長
らくらくスマートフォンには次のような特長があります。
- 文字が大きくて見やすい(拡大機能でさらに大きくできる)
- 泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で洗える
- アルコールやウェットティッシュでの拭き取りもOK
- 押し込みでガイドを固定表示できるから誤作動の心配がない(普通のフリック入力も選べる)
- 操作に困ったときのサポートが充実(※)
- 迷惑電話対策機能などあんしん機能が搭載されている
らくらくスマートフォンはこんな方におすすめです。
- シニアにわかりやすく親切なスマホを使いたい
- 機械が苦手なので簡単に操作できるスマホが欲しい
- ガラケーと使い方が変わらないようなスマホを求めている
- 操作で困ったときすぐに教えてもらえる安心感を求める人
- 特殊詐欺などを防ぐ機能のついたスマホが欲しい人
かんたん操作ガイドが同梱、さらに、専用ボタンを押すだけで、「らくらくホンセンター」につながり、専門のアドバイザーに無料で操作方法を優しく教えてもらえます。
4-2.「らくらくスマートフォン」をおすすめしたい理由
「らくらくスマートフォン」をおすすめしたい理由は3つあります。
- 周りと連絡がとりやすくなる
- 写真や動画の共有ができる
- 詐欺対策機能がある
それぞれ具体的に説明していきましょう!
4-2-1.周りと連絡がとりやすくなる
固定電話やガラケーに比べて、スマートフォンではメールやLINEなどのチャットツールを使ってこまめに連絡をとりやすくなります。
「わざわざ電話するほどのことでも…」とこれまでなら連絡しないようなことも、チャットツールでなら『朝晩涼しくなってきたね』とか『庭の花が咲いたよ』と、気軽にお話することができます。
電話は億劫というときもメールなら負担にならないし、返信も好きなときにできるという利点があります。
4-2-2.写真や動画が共有できる
スマートフォンは写真や動画を送り合えるので思い出を共有できます。
なかなか会えない子供や孫の映像を鮮明に見ることができるのは、何よりの喜びですよね。
帰省したときにまとめて見せてもらうのもいいですが、スマートフォンならリアルタイムで簡単に共有することができるので、間近に感じることができます。
家族以外にも、親しい友人と共通の思い出画像を送り合って楽しんだり、子供や孫を自慢したりと盛り上がれます。
4-2-3.詐欺対策機能がある
らくらくスマートフォンには、犯罪から高齢者を守るため、①「還付金詐欺対策」機能、②「迷惑電話対策」機能、③「らくらく迷惑メール判定」機能という3つの機能が搭載されています。
① 発信時に有効な「還付金詐欺対策」機能
「還付金詐欺対策」機能を設定すると、電話帳に登録していない相手に発信した通話の内容に還付金詐欺と思われる会話を検出すると、通話している双方に還付金詐欺の警告を行います。
具体的には、会話の中に『振込』『ATM』といった還付金詐欺が疑われるキーワードを検出したとき、発信者、通話相手双方に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」という音声での警告が流れます。
さらに、発信者のスマホ画面に『還付金詐欺に関するキーワードを検出しました。録音している旨を相手へお知らせしている間、一時無音になりますが、その後通話できます。』という文章が表示されます。
② 着信時に有効な「迷惑電話防止」機能
「迷惑電話防止」機能を設定すると、電話帳に登録していない番号から電話がかかってきた時、相手に会話を録音する「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」という音声メッセージが流れます。
一方、スマホ側は専用の着信音が鳴って「迷惑電話にお気をつけください」と注意喚起があり、電話に出ると通話の録音が開始されます。
こうした注意喚起があることで、詐欺電話に無防備に出ることが防げます。
仮に詐欺電話に出てしまったとしても、会話が録音されていることから、家族や警察に相談しやすくなり、詐欺被害の抑止になります。
③ あんしんを強化する「らくらく迷惑メール判定」機能
「らくらく迷惑メール判定」機能は、見ず知らずの相手から口座への振り込みなどを依頼するメール及びメッセージを受信した際に、容易く信じてしまわないよう注意喚起を呼びかける機能です。
たとえば、買った覚えもない商品に対して「期日までに支払わないと法的手段に訴えます。」という内容のメールが来ることがあります。あるいは、使った覚えがないのに高額なインターネット料金請求のメッセージを受信するケースも考えられます。
こういった場合、メールに慣れている人であれば無視して済ませられますが、不慣れな高齢者の場合、慌てて確認の電話や返信をしてしまうことが往々にしてあります。
らくらくスマートフォンで「迷惑メール判定」を設定しておくと、現金を騙し取る目的の迷惑メールである可能性が高いと判定された場合は注意メッセージが表示されるので、冷静な判断ができます。
いかがでしょう。
らくらくスマートフォンには、他にも「認知症予防支援」機能や「dヘルスケア」など健康づくりへアプローチできる機能、また「花ノート」などシニアライフを楽しんでいただける機能が充実しています。
5.まとめ
「見守りカメラ」とは、室内に設置して、お子さんの様子を観察したり、留守中にペットの様子を確認したりするほか、高齢のご家族の安否確認や介護としての使い方もできるネットワークカメラのことです。
スマホと連携して、遠方からでもリアルタイムでカメラ映像を確認できて安心です。
見守りカメラを購入する際は、2つのポイントに留意しましょう。
- 購入価格の基準を明確にしておく
- 目的に応じた機能で選ぶ
本文でご紹介した製品を参考に、目的に合った使いやすい製品を選んでくださいね。
あなたの大切なご家族の見守りに、この記事を大いに役立てて頂けたらと思います。
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