スマホの初期設定一覧!スマホがさらに便利になる初期設定方法を解説

スマホ 初期設定

新しくスマホを購入したときは、使い始める前に初期設定を行う必要があります。自分が使いやすいように初期設定を行えば、よりスマホが便利になります。

この記事では、スマホの購入後に行うべき初期設定一覧をご紹介します。「Android」「iPhone」それぞれのスマホで初期設定について解説しますので、ぜひご一読ください。


スマホ購入後は初期設定を完了させよう!

新しいスマホを購入した際は、初期設定をする必要があります。初期設定をすることで、スマホを起動できるほか、安全性を高められます。いくつかの初期設定はスマホを初めて起動したときに設定するよう案内される一方、自主的に操作しなければならない初期設定もあります。

なお、「Android」「iPhone」でそれぞれ手順が異なるため、この記事では2つに分けて解説しています。ご自身がお使いのスマホはどちらかを確認したうえで、ご一読ください。

(最初にAndroidについて解説しています。iPhoneに関しては、後述の「▼iPhoneの初期設定一覧」をご覧ください。)


Androidスマホの初期設定一覧

Androidスマホを購入したときにやるべき初期設定は以下のとおりです。この記事では、「arrows N F-51C」を使用し解説を行っています。Androidの機種により、操作手順や表記に違いがある点にご注意ください。

▼言語選択で「日本語」を登録
▼自宅のWi-Fiを設定
▼Googleアカウントを設定・登録
▼画面ロックなどのセキュリティ設定
▼メールアプリの設定
▼キャリアアカウントの登録
▼画面の明るさ・文字の大きさなどを調節
▼アカウントやデータの引き継ぎ

それぞれの初期設定手順や、得られることを解説します。

言語選択で「日本語」を登録

最初にスマホの電源を入れたとき、初期設定すべき項目が「言語選択」です。「ようこそ」の下にあるプルダウンから使用したい言語を選択し、「開始」をタッチすると言語選択が完了します。

言語の設定を間違えた場合や、使用する言語を変更したい場合は、「設定」アプリの「システム」の欄にある「言語と入力」から変更できます。

言語設定

自宅のWi-Fiを設定

言語設定の次に、自宅のWi-Fiを初期設定する必要があります。Wi-Fiを事前に設定せずに次のステップへ進むと、モバイル通信になり、データ通信量を消費してしまうため注意が必要です。Wi-Fi設定の際は、近場に流れているWi-Fiが一覧で表示されます。ご自宅のWi-Fiルーターのラベルに記載されている、SSIDとパスワードを入力し、設定を完了させましょう。

Wi-Fi設定は、あとからでも「設定」アプリから設定可能です。

Wi-Fi設定

Googleアカウントを設定・登録

Android端末の利用規約に同意したあとは、スマホでGoogleアカウントの設定・登録を行う必要があります。Googleアカウントとは、Androidスマホのシステムを開発している「Google」のサービスを利用するために必要なアカウントのことです。

AndroidスマホはGoogleアカウントと連動した機能が多いため、スマホをより便利に使用するためにも登録しておくことを推奨します。すでにGoogleアカウントをお持ちなら、ログインするだけで初期設定は完了となります。

もしGoogleアカウントを所有していない場合は、この機会に新しく作成しておきましょう。Googleアカウントは「Google公式のサインアップページ」から行えます。

Googleアカウント設定

画面ロックなどのセキュリティ設定

画面ロックとは、スマホの持ち主以外がスマホを使えないようにできる機能のことです。ほかのユーザーが勝手にスマホを操作できないようにできるため、スマホの安全性が上昇します。画面ロックには、「パターン」「暗証番号」「パスワード」などがあるので、使いやすいと思う画面ロックを設定しましょう。

画面ロックの設定は、「設定」アプリ内の「セキュリティ」項目に並んでいる「セキュリティ解除方法」から設定できます。

ロック設定

メールアプリの設定

画面ロックなどのセキュリティ設定が終われば、次はスマホの立ち上げです。メールアプリなどeメールの設定が必要になります。先ほどログイン・登録したGoogleアカウントがあれば、「Googleアカウント名@gmail.com」のメールアドレスを入手できます。

Gmailなどのアプリはプリインストール(初期搭載)されているため、デフォルトで使用することが可能です。別のメールアプリを使用したい場合は、Google Play ストアからインストールしましょう。

キャリアアカウントの登録

ご利用のAndroidによっては、キャリアアカウントを登録する必要があります。キャリアアカウントは、同じく「アカウントを作成」等のボタンから、画面の説明手順に沿って作業することで完了します。実際の手順はご利用のスマホによって異なるためご注意ください。

画面の明るさ・文字の大きさなどを調節

Androidを立ち上げたあと、画面の明るさや文字の大きさを設定しておけば、スマホ画面が見やすくなります。

画面の明るさは「クイック設定パネル」から変更できます。ただし、近年のスマホは周囲の明るさに合わせて、自動で画面の明るさを調整してくれる機能が搭載されています。

明るさ設定

文字の大きさは「設定」アプリ内の「ユーザー補助」項目にある「テキストと表示」から変更できます。

文字の大きさ設定

アカウントやデータの引き継ぎ

スマホを買い替えた場合、アドレス帳などのデータを引き継ぐことができます。Googleアカウントでログインすれば簡単にデータを引き継げるため、連絡先を紛失する心配もありません。ただし、データを引き継ぐには、前のスマホでGoogleアカウントに同期されているか確認する必要があります。

データの同期は、前のスマホで「設定」>「システム」>「バックアップ」>「Googleアカウントのデータ」の操作を行い確認してください。

データ同期

その後、新しいスマホに同一のGoogleアカウントでログインするだけでデータの引き継ぎを行えます。

また、AndroidはSDカードが使えるスマホが多いので、前のスマホのデータをSDカードに移してデータを引き継ぐ方法もあります。


iPhoneの初期設定一覧

iPhoneの主な初期設定は以下のとおりです。

▼2台目以降のiPhoneならばクイックスタートが便利
▼言語選択で「日本語」を登録
▼自宅のWi-Fiを設定
▼データとアプリの復元
▼Apple IDの設定・登録
▼画面の明るさ・文字の大きさなどを調節
▼画面ロックなどのセキュリティ設定
▼キャリアアカウントの登録

2台目以降のiPhoneならばクイックスタートが便利

2台目以降のiPhoneなら、スマホの初期設定が簡単にできる「クイックスタート」という機能が使えます。新しいiPhoneの電源を入れて、古いiPhoneの近くにおくだけで、各設定内容などを引き継ぐことが可能です。

クイックスタートで移動できるデータは主に以下のとおりです。スマホの中身だけをそっくりそのまま移し替えるイメージと言えるでしょう。

・アプリ(ログなどの内部データ含む)
・各種ログイン情報
・電話帳の連絡先
・写真や動画
・各種設定

なお、クイックスタートは、初期設定画面でのみ設定できる機能なので、初期設定完了後にやり直すことができない点にご注意ください。もしやり直したい場合は、再度スマホを初期化して初期設定画面に戻る必要があります。

言語選択で「日本語」を登録

iPhoneを初めて起動したとき、言語選択の画面が表示されるので、「日本語」を登録して先に進みましょう。言語選択画面・地域選択画面で「日本語/日本」を選択し、使用する「キーボード」を選択すれば完了です。

言語選択は、あとからでも本体設定「一般」の「言語と地域」から変更できます。

地域と言語

自宅のWi-Fiを設定

自宅にWi-Fi環境がある場合は、Wi-Fiに接続させるための初期設定を行ってください。Wi-Fiを登録すると、Wi-Fiの環境下では、キャリア通信量が発生しなくなります。初期設定完了後も、本体設定からWi-Fiの登録が可能です。

Wi-Fiの設定には、パスワードが必要です。Wi-FiのSSID(各家庭で設定されたWi-Fiの名前)やパスワードは、ルーターのラベルに書かれていることが多いので確認してみましょう。

Wi-Fi設定

データとアプリの復元

iPhoneスマホは、初期設定の画面から古いスマホにあるデータとアプリを復元することができます。復元方法は「iCloudバックアップで復元」と「iTunesバックアップから復元」の2つの方法があります。(※古いiPhoneからデートを送信する「クイックスタート」とAndroidから復元する方法もあります。)

・iCloudバックアップで復元
1.Appとデータ画面でiCloudバックアップから復元を選択
2.Apple ID で iCloud にサインイン
3.日付やデータ量を見比べて必要なバックアップを選択
4.画面案内に従ってAppと購入済みのコンテンツを復元

・iTunesバックアップから復元
1.PCでiTunesを起動して「編集」を開く
2.「環境設定」から自動的に同期しないをチェックしてOKを選択
3.「バックアップを復元」を選択
4.バックアップ一覧からデータを選んで復元を選択

Apple IDの設定・登録

Apple IDとは、Appleのサービスを利用する際に必要なユーザーIDです。iPhoneを初めて使う場合は、初期設定でApple IDを登録することをおすすめします。アプリダウンロードの際など、iPhoneを利用する限りApple IDが必要になるので、この機会に作成しておくことを推奨します。

Apple ID

すでにApple IDを持っている場合は、ログインをすれば同じアカウントを引き継ぐことができます。

・初期設定画面でApple IDを新規作成する場合
1.サインイン画面で「Apple IDをお持ちでない」を選択
2.「無料のApple IDを作成」を選択
3.画面の説明に沿って、生年月日やID、パスワードを入力して完了

・すでにApple IDを取得済みの場合
1.AppleIDとパスワードを入力
2.画面右上の「次へ」を選択
3.利用規約の「同意する」ボタンを押す
4.ポップアップを読んで「同意する」ボタンを押す

画面の明るさ・文字の大きさなどを調節

iPhoneを立ち上げたあと、画面の明るさや文字の大きさを設定しておけば、スマホ画面が見やすくなります。

iPhoneの明るさは、ホーム画面の右上から斜め下方向にスワイプすることで出てくる「コントロールセンター」で調整できます。ただし、近年のスマホは周囲の明るさに合わせて、自動で画面の明るさを調整してくれる機能が搭載されています。

明るさ設定

文字サイズは、本体設定内「アクセシビリティ」内の「画面表示とテキストサイズ」から調整できます。

文字の大きさ設定

画面ロックなどのセキュリティ設定

iPhoneでは最初の立ち上げ時に、パスコードによる画面ロックの設定を求められます。画面ロックの設定をすると、スマホの持ち主以外がスマホを開くことができなくなるので、安全性が上昇します。

パスコードはiPhone立ち上げ後も、本体設定「Face IDとパスコード」から変更できます。そのほか、Face IDを登録して、スマホ画面を見るだけで画面ロックを解除できるようにすることも可能です。

ロック設定

キャリアアカウントの登録

キャリアアカウントとは、docomoやau、SoftBankなどが提供する携帯キャリアのメールアカウントのことです。iPhoneのメールアプリにキャリアメールを設定する場合は、携帯キャリアごと設定する必要があります。

・docomo
1.「My docomo」アプリをインストール&起動
2.「設定」>「iPhone ドコモメール利用設定」を選択
3.dアカウントでログインし、画面の指示に従って進める
4.iPhoneホーム画面に戻り「設定」を選択
5.「プロファイルがダウンロード済み」をタッチして「インストール」を選択
6.完了を選んで終了

・au
1.「Safari」アプリを開いて画面下部の「ブックマーク」から「auサポート」を選択
2.画面をスクロールして「iPhone 設定ガイド」から「メール初期設定」>「メール初期設定へ」を選択
3.利用している電話番号を入力
4.「メール」アプリを設定~と表示されているのを確認して次へ
5.プロファイルのダウンロードについて「許可」を選択
6.ダウンロード済みを確認して「閉じる」
7.iPhoneホーム画面に戻り「設定」を選択
8.「プロファイルがダウンロード済み」を選択
9.画面右上の「インストール」を選択
10.再度画面右上の「インストール」を選んで、画面下部の「インストール」を選択
11.「完了」を選んで終了

・SoftBank
1.「Safari」アプリを開いて「My SoftBank」を選択
2.「メール設定」からアドレスとパスワードを入力
3.iPhone本体より「設定」>「アカウント」>「アカウントを追加」>「その他」>「メールアカウントを追加」を選択
4.画面の手順に従って進める
5.「IMAP」を選んで「受信メールサーバー」「送信メールサーバー」のホスト名へ「imap.softbank.jp」、「smtp.softbank.ne.jp」をそれぞれ入力する
6.[2]で確認したアドレスとパスワードを入力する
7.「メール」をオンにして保存を選んで終了


完了させておくと便利になる初期設定項目

スマホを立ち上げた後は、自分にとって使いやすくなるように、スマホを設定していくことをおすすめします。そこでここからは、Androidスマホをベースに、便利になる初期設定の項目を解説します。

通知の許可・通知音の設定

アプリによって、通知が必要なアプリとそうでないアプリがあるかと思います。通知が必要なアプリだけ通知設定をオンにしておくことで、不必要な通知を避けることができます。

通知のオン/オフ切り替えは、「設定」アプリ内「通知」の項目にある「アプリ」の設定から、アプリごとに切り替えることができます。

通知設定

また、通知音の設定は「音」内にある「着信音と通知の音量」から調整できます。

通知音設定

「デバイスを探す」機能の確認

「デバイスを探す」とは、主にスマホを紛失してしまったとき、端末がどこにあるのかを特定する機能です。位置情報機能を用いて正確な位置を割り出せますが、設定をオフにしていると万が一のときにスマホを探せなくなってしまいます。

Androidの場合、初期から自動でオンにはなっているものの、しっかりと設定できているか不安な方は、利用できる状態か確認してみることをおすすめします。なお、利用にはGoogleアカウントの設定が必要です。

「デバイスを探す」機能は、「設定」アプリ内の「Google」の項目にある「デバイスを探す」から確認できます。

デバイスを探す

スマホの画面回転の設定

動画を見るときなど、画面を横にすると画面が回転して見やすくなる一方、必要のないときまで自動的に画面が回転してしまうシーンも少なくありません。そのため、必要に応じてスマホの画面が回転しないよう、設定するのもポイントです。

Androidの画面回転の設定は「クイック設定パネル」から行えます。

自動回転

画面点灯の設定をオフにする

スマホ画面を見たり、持ち上げたりした際に、自動で画面が点灯する機能が搭載されたモデルもあります。初期設定ではオンになっているものの、バッテリーの消費が気になってしまう方もいるかもしれません。

その場合、必要に応じて画面点灯の設定をオフにしてみることをおすすめします。画面点灯は、「設定」アプリ内の「ディスプレイ」の項目や「表示の設定」などで、オン/オフの切り替えをすることができます。(※Androidの機種により表示が異なります。)

持ってる間ON


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スマホ立ち上げ後の設定変更も分かりやすく表示されているほか、「簡単モード切替」という項目から、よく使用する設定をすぐに変更することができます。

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まとめ

今回はスマホの初期設定について解説しました。新しくスマホを購入したときは、初期設定するのをおすすめします。「仕様」だと思っていた不便な仕組みも、わずか数タップの手間だけで解消できるかもしれません。

スマホの初期設定を正しく行えば、スマホそのものを便利に活用しやすくなるため、新しいモデルへ買い替えたときはしっかりと設定することをおすすめします。

スマホによっては自分で選択しないと調節できない設定もあるため、この記事を参考にぜひ各手順をチェックしてみてください。

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