
「せっかくスマホを買ったのに、使い方がまったくわかない」
「すぐ変な画面になって、戻り方がわからない」
スマホを初めて手にして、このようにお悩みではないですか?
ガラケーとは全く勝手が違うし、画面に触れるだけで反応してしまうので、誤操作をしてしまわないか不安になりますよね。
でも大丈夫。スマホは使い方を覚えると、驚くほど簡単で便利なツールです。
始めは少し慣れないかもしれませんが、基本操作を覚えるだけで、あとは感覚的に使いこなせるように設計してあります。
覚えて欲しい基本操作は6つだけ。この記事では基本の操作を、画像付きで徹底的にわかりやすく説明していきます。
また、初めてスマホを手にした多くの人が感じる以下のような「スマホ初心者あるある」について対処法をわかりやすく解説していきます。
- 文字を入力するにも、すごく時間がかかってしまう
- 急に画面が横向きになったり回ったり、勝手に電話がかかったりしてしまう
- 画面をタッチしても反応しない
- 撮った写真をどこから見られるのか、わからない
この記事を読むと、あなたが今感じている「スマホのここがわからない」をバッチリ解決できます。
ぜひお手持ちのスマホで実践しながら読み進めてみてくださいね。
目次
1.スマホの使い方がわからない初心者向け基本操作一覧
冒頭でもお伝えしたように、スマホ初心者がまず押さえるべき基本操作は以下の6つです。
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まずはこの6つの操作ができたら、困ることはありません。
以下では、iPhoneとAndroidスマホに分けてそれぞれ解説していきます。Androidスマホには種類がたくさんあるので、ここでは弊社のらくらくスマートフォンを使って説明します。
1つ1つ手順を詳しく説明していくので、ここでしっかり理解しておきましょう。
1-1.電話をかける方法
まずは使う頻度の高い「電話をかける」方法から覚えていきましょう。
iPhoneの場合もAndroidスマホの場合も、「電話アプリ」を使ってかけます。
【iPhone】
①ホーム画面から「電話」を開きます。
②画面下の「キーパッド」をタップ(※)すると入力画面になります。
③電話番号を入力します。
④緑の受話器ボタンをタップすると、電話がかかります。
※タップ・・・スマホの画面を指の腹で軽く叩くことです。強く押さず、軽く「トンッ」とするイメージです。 |
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】※メーカーや機種によってアプリの使い方/画面の見た目が異なります
①スタート画面やホーム画面の下にある(電話キー)をタップします。(初期設定の場合タップではなく、強く押し込みます)
②ダイヤル画面が表示されるので、相手の電話番号を入力します。
③[電話をかける]を軽くタップすると電話がかかります。
1-2.写真を撮る
電話をかけられるようになったら、次は写真を撮る方法を見ていきましょう。
スマホで写真を撮れるようになると、その場で残しておきたい風景や後から見返したいものなどを写真で振り返ったり、誰かと共有したりできるようになります。
スマホのカメラ機能はとても発達していて、誰でもプロのようなきれいな写真が簡単に撮れます。使いこなせるようになると、スマホ生活がもっと楽しくなりますよ。
【iPhone】
①ホーム画面から「カメラ」アプリを開きます。
②画面下部をスライドして、”写真”を選択します。
③画面中央下部の白いボタンをタップすると、写真を撮影できます。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①ホーム画面上の「カメラマーク」をタップします。
②ピントを合わせたい場所をタップします。
③画面下のカメラマークをタップすると、写真を撮影できます。
1-3.撮った写真を見る方法
写真を撮れるようになったら、次は撮った写真を見る方法を覚えておきましょう。
写真を撮ったものの、「どこに保存されているのだろう?」と不思議に思っている方も多いかもしれません。スマホで撮った写真は、購入時から入っているアプリに保存されているので、そちらから見ることができます。
【iPhone】
ホーム画面から「写真」アプリを開くと見られます。どのiPhoneにも初めから「写真」アプリは入っています。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
ホーム画面から「アルバム」アプリを開きます。(Androidスマホによってアプリは異なります。)
1-4.アプリを入れる方法
電話のかけ方、写真の撮り方、撮った写真の見方について解説してきました。ここまでは、購入時にもともと入っていたアプリでおこなうことができました。
スマホには、これ以外にももっと便利な機能が備わっています。それを可能にするのが「アプリ」です。
次はアプリを入れる方法を覚えて、スマホを使いこなせるようになっていきましょう。
iPhoneは「App Store」から、Androidスマホは「Google Play」からアプリのダウンロードが可能です。
【iPhone】
①ホーム画面からApp Storeを開きます。
②画面右下の「検索」(虫眼鏡マーク)をタップします。
③検索欄に、目的のアプリ名を入力します。
④「入手」を選択します。
⑤画面に表示されたように、右横の電源ボタンをダブルクリックすると、Face ID/Touch ID認証によってアプリをインストールできます。(※iPhoneの種類によって異なる場合があります)
⑥ホーム画面に戻って、アプリが入っていることを確認しましょう。(ダウンロード完了までに少し時間がかかる場合があります)
ホーム画面への戻り方はこの記事の「4-8.ホーム画面に戻れなくなる」で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①ホーム画面から「Playストア」を開きます。
②検索欄に、入手したいアプリの名前を入力します。
③「インストール」をタップします。※有料アプリの場合は価格が表示されます
④「開く」と表示されたら完了です。(「開く」を押すと、そのままアプリ画面になります)
1-5.LINEを使う方法
アプリの入れ方についてわかったら、早速よく使う「LINE」アプリをダウンロードしてみましょう。
「LINEで家族や友達と連絡をとりたいから、スマホに買い替えた」という方も多いのではないでしょうか。
LINEでコミュニケーションをとれるようになると、驚くほど便利ですよ。早速使い方を覚えて、メッセージを送ってみましょう。
LINEは、以下の4つのステップで使うことができます。
また、LINEを使う方法については、iPhone、らくらくスマートフォンも同様のため、合わせて紹介します。
STEP1.LINEアプリをダウンロードする
アプリのダウンロード方法は、1-4.アプリを入れる方法と同様なので、そちらを参考にしてみてください。
STEP2.LINEの新規登録をおこなう
LINEの新規登録については、電話番号の入力やパスワードの設定などが必要です。
それについては、LINEの公式サイト【新規登録をする】を見ると良いでしょう。画像と動画でわかりやすく解説してあります。
STEP3.表示名やプロフィール画像を設定する
アカウントを作成した後は、表示名やプロフィール画像の設定が必要です。
それについては、LINEの公式サイト【表示名やプロフィール画像を設定する】を参考にしましょう。画像と動画でわかりやすく解説してあります。
STEP4.トークの使い方
①まず、トークを始める前に自分がメッセージを送りたい相手がLINEのホーム画面の「友だちリスト」にいるか確認します。もし送りたい相手がリストにいない場合は、友だち・グループ |LINEみんなの使い方ガイドを参考にして友だちを追加しましょう。
LINEのホーム画面の「友だちリスト」からメッセージを送りたい相手を選択し「トーク」をタップします。
②一番下のメッセージ入力スペースをタップします。
③メッセージを入力し、右の送信ボタンをタップします。
④このように表示されたら、メッセージ送信完了です。
1-6.ネットで検索をする方法
だんだんスマホでできることが増えてきました。最後は、ネットで検索する方法をマスターしましょう。
ネット検索ができるようになると、わからないことがあったらその場で調べて解決できます。調理のレシピや、スマホの使い方、ネットショッピングなども可能です。
ネット検索の方法は主にもともとスマホに入っているブラウザから検索する方法と、アプリをダウンロードして検索する方法の2つあります。
どちらもタップすると、検索画面が表示され検索ワードを入力することができます。
手っ取り早くネット検索したい人はブラウザから検索すると良いでしょう。iPhoneは「Safari」から、らくらくスマートフォンは「ブラウザ」から検索することができます。
パソコンなどで使い慣れているブラウザを使いたいという人は、アプリからダウンロードができます。
1-4.アプリを入れる方法で詳しく解説を参考に、GoogleやYahoo!などの検索アプリをダウンロードしてみてください。
2.スマホをスムーズに使うために知っておきたいこと
スマホの6つの基本操作を覚えるだけでも、かなりできることは増えたと思います。
これだけでも十分ですが、スマホにはガラケーよりも便利な機能がたくさんあります。慣れてしまえば、うんと使いやすくなりますよ。
ここでは、スマホをよりスムーズに使うために、知っておくと便利なことを紹介します。
「文字1つ入力するにも時間がかかる」
「1つ1つ文字を入力するのが面倒くさい」
「文字や写真が小さくて見づらい」
「画面を押してもなかなか反応しない」
このように感じている方には役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2-1.フリック入力
フリック入力とは、スマホ特有の文字入力の方法です。
たとえば、「の」と入力しようとします。
ガラケーの場合は、「な」のキーを5回押すことによって「の」が入力されますが、フリック入力では5回押す必要はありません。
「な」のキーに指を触れる(長押しするイメージ)と、以下のように表示されます。
そのまま離さず下方向に指を短く動かし(「の」の方向へ)、画面から指を離すだけで「の」と入力できます。
指をサッと左右上下に小さく動かすだけで入力できるので、キーを何回も押すよりも速く文字が入力できるようになります。
最初は慣れないかもしれませんが、慣れるとフリック入力のほうがはるかに便利なので、しばらく練習してみて、慣れていきましょう。
※スマホでも、ガラケー同様、連続打ちで文字入力することは可能です。
2-2.音声入力
「どうしても文字入力に時間がかかる・・・」
「もっと簡単に文字入力したい・・・」
このような方には、音声入力がおすすめです。
マイクボタンを押してスマホに向かって話すだけで、AIが声を認知して自動で文字を入力してくれます。
音声入力をするには、まずは設定を確認しておきましょう。(周囲に雑音がある場合や、話す言葉に固有名詞や同音異義語が含まれていると、言葉を正しく認識されない場合があります。)
設定方法はiPhoneとらくらくスマートフォンで異なります。
【iPhone】
①設定アプリを開いて、「一般」を開きます。
②「キーボード」を選択します。
③「音声入力」のスイッチをオンにします。(緑色に表示される)
④すると、キーボード画面でマイクボタンが表示されるようになります。
⑤マイクボタンを押して、以下の画面が表示されたら話し始めます。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
Androidスマホで音声入力を使用する場合も設定を変更しておきましょう。
らくらくスマートフォンでは、「Super ATOK ULTIAS for らくらく」という専用の入力キーボードが搭載されています。
そのため、特別な設定を行わなくても始めからキーボード画面で音声入力を使用することが可能です。ただし、初回のみプライバシーポリシー等に同意する必要があるので注意しましょう。
ここでは、らくらくスマートフォンでの音声入力の方法を説明します。
①キーボードを開き、「機能」を選択します。
②「音声入力」を選択します。
すると、アプリケーションプライバシーポリシーが表示されるので確認したら、「同意する」をタップします。
次の画面で「機能利用の許可」画面が表示されるので「同意」をタップします。
③続いて、「音声録音の許可」の画面が表示されるので、「許可」をタップします。
その後、同様に「電話の発信と管理」が表示されるので「許可」をタップします。
④以上で許可画面は終わり、「お話しください」画面に変わります。
iPhone同様スマホに向かって検索したい言葉を話したら、機械が聞き取って勝手に入力されます。
LINEで音声入力する際の注意点
ちなみに、LINEで音声入力を使用する際は、よく似たマイクボタンが2つあるので注意しましょう。
画面の右下のマイクボタンが音声入力ボタンです。
メッセージの入力欄の横にあるマイクボタンは、ボイスメッセージ用のマイクボタンになります。(LINEでは音声をそのままボイスメッセージとして送れます。)
2-3.画面の拡大・縮小
スマホでは、写真や文章、地図、Webサイトなどを見やすいサイズに拡大・縮小することができます。
(拡大・縮小ができない画面もあります。)
画面の拡大(ピンチアウト) | 2本の指を広げるように反対方向に動かし間隔を広げる |
どんなときに使う? | ・写真をもっと拡大して見たいとき ・地図上のある地点を拡大して見たいとき ・Webサイト上の文字が小さくて読みづらいとき |
画面の縮小(ピンチイン) | 2本の指の間隔をくっつけるように動かし間隔を狭くする |
どんなときに使う? |
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2-4.タップ・スワイプ
タップ・スワイプ・スワイプは、スマホを使用するうえで特に使う頻度が高い操作です。
それぞれの操作方法とどんなときに使うか解説していきます。
2-4-1.タップ(らくらくスマートフォン:タッチ)
操作方法 |
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どんなときに使う? |
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2-4-2.スワイプ(らくらくスマートフォン:スライド)
操作方法 |
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どんなときに使う? |
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3.スマホを買ったらやっておきたい設定
この記事を読んでいる人の多くが、最近スマホを買ったばかりの方でしょう。
ここでは、スマホを買ったときに、始めにやっておきたい設定を4つ紹介します。
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あらかじめ設定しておくことで、未然にトラブルを防げます。
まだ完了していない人は、ぜひチェックしてくださいね。
3-1.データの移行
まずやっておきたいのは、前の携帯から今のスマホへのデータの移行です。
これをやっておかなければ、後々電話をかけようとしても連絡先が登録されてなかったり、昔の大切な写真が見られなくなってしまったりなど、困ってしまいます。
少し面倒に感じるかもしれませんが、以前使っていた携帯から、
- 電話帳
- 写真
- メール
などのデータを新しく買ったスマホに移行しておきましょう。
基本的にこの3つのデータを移行しておけば困ることはありません。
また、データ移行には、以下の2つの方法があります。
- microSDカードを使っておこなう方法
- 通信事業者が提供するバックアップサービスを利用する方法
microSDカードを使って移行する方法は、microSDカードをさしかえたり、パソコンを使ってバックアップをとったりする必要があるので、難しいと感じる方が多いかもしれません。
もし、近くに頼れる人がいる場合は、その方にお願いするか、いない場合はスマホを購入した通信業者のバックアップサービスを使用するのがスムーズです。
また、他の通信業者へ乗り換えを行う場合、通信業者によってはバックアップサービスが受けれない場合があります。受けれない場合には、「JSバックアップ」というアプリを使って、バックアップをすることをおすすめします。
▼各通信業者のバックアップサービス
通信業者 | サービス名 | 主なサービス内容 | サービス利用方法 |
ドコモ | ドコモショップに設置されている専用機器「DOCOPY(ドコピー)」を使って、電話帳・写真・メールなどのデータ移行ができる。 | お近くのドコモショップから | |
ドコモ | アプリのダウンロードまたは、SDカードを使い、電話帳、スケジュール、写真などのデータを移行、復元できる | 端末から | |
ソフトバンク | 月額使用料金を支払うことで、電話帳・写真・メールなどのデータをソフトバンクのサーバーにバックアップ&復元できる。 | 端末から | |
au | アプリをダウンロードすると、電話帳・写真・メールなどのデータをauのサーバーにバックアップできる。 | 端末から |
※これらのサービスを利用する際は、必ず機種変更する前にバックアップを済ませておきましょう。機種変更するとインターネットに接続不可になり、サーバーにデータを保存できなくなるからです。 |
3-2.セキュリティの設定
安心してスマホを使用するために、セキュリティの設定も欠かせません。
スマホの中には、個人情報だけでなく、大切な家族や友人の情報や重要な情報が多く保存されているので、しっかりとセキュリティ対策をおこなっていきましょう。
主なセキュリティの設定は以下のようになります。
セキュリティ設定 | 設定の方法 |
Apple IDとパスワードの設定(iPhoneのみ) | 【iPhone】 設定アプリの「iPhoneにサインイン」から設定ができます |
画面ロック機能の設定 | 【iPhone】 設定アプリ→Face IDとパスコードから設定できます。
【らくらくスマートフォン】 本体設定アプリ→セキュリティ→画面ロックから設定できます。 |
端末を探す機能を有効化 | 【iPhone】 設定アプリ→「探す」→「位置情報を共有」をオン→「iPhoneを探す」をオン
【らくらくスマートフォン】 本体設定アプリ→システム設定→ロックとセキュリティ→端末管理アプリ→「端末を探す」をオン |
3-3.GPSの設定
GPSを設定しておくと、必要な際に位置情報サービスへのアクセルを求める通知が表示されます。
設定しておくと、地図上でいま自分がどこにいるのか把握できたり、近くのお店を探せたりするので便利です。
【iPhone】
①設定アプリを開き、「プライバシー」を選択します。
②「位置情報サービス」を選択します。
③「位置情報サービス」がオンになっていることを確認します。
③iPhoneでは、アプリによって位置情報の許可の範囲を管理できます。下にスクロールして、目的のアプリを探しタップします。
④選択肢が表示されるので、どちらかを選択します。
(基本的に「許可しない」「次回、または共有時に確認」「このAppの使用中のみ許可」と表示されます)
「許可しない」 →そのアプリの中では位置情報にアクセスできなくなります。 「次回、または共有時に確認」 →そのアプリを開いたときに、確認画面が表示され都度選択します 「このAppの使用中のみ許可」 →そのアプリの使用中にのみ、位置情報を共有します |
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①本体設定アプリを開き、「位置情報アクセス」を選択します。
②「位置情報機能」をオンにします。
3-4.ホーム画面をカスタマイズ
スマホを開くとまず始めに表示される画面がホーム画面です。
インストールしている全てのアプリが表示されていると思いますが、このホーム画面によく使うアプリだけを配置しておくと便利でしょう。
使わないアプリはホーム画面に表示させないことが可能です。
iPhoneの場合、なんでも削除してしまうと後々困ることもあるので、ここではホーム画面に表示させない方法を紹介します。
らくらくスマートフォンの場合、もともとの設定画面がとてもシンプルに設計されているため、ここではアプリケーションのアイコンの移動方法を紹介します。
【iPhone】
①ホーム画面で、画面上から消したいアプリのアイコンを長押しします。
②選択肢が表示されるので「Appを削除」を選択します。
③「ホーム画面から取り除く」を選択します。
ホーム画面に戻したい場合は、ホーム画面を1番右までスライドさせ、Appライブラリから、アプリ名を検索します。
戻したいアプリのアイコンを長押しし、「ホーム画面に追加」を選択すると元に戻せます。
スマホ初心者の方の場合、ホーム画面に最低限入れておくとよいアプリは、電話・LINE・検索ブラウザ(GoogleやSafariなど)・カメラ・写真などです。
使う頻度の少ないアプリを画面上から消しておくことで、ホーム画面がスッキリして、誤って違うアプリを開いてしまう事故を防げますよ。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①「ホームカスタマイズ」を開き、「アイコンの並び替え」→「アイコンの選択」をタップします。
②以下のような画面になるので、動かしたいアプリを選択し、「継続する」をタップします。
すると、アプリが移動します。よく使うアプリを使いやすい位置に移動させておくと良いでしょう。
4.スマホあるあるトラブル11選!ケース別に対処法を解説
ここからは、ガラケーからスマホに変えたばかりのスマホ初心者の方が陥りやすい「スマホあるあるトラブル」をまとめました。
「そうそうコレコレ!言葉では説明できないけど、困っていたの」という事例を11個紹介していきます。
対処法もわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
4-1.画面がくるくる回る
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このようにお困りの方は、設定から「自動回転」をオフにしましょう。
自動回転をオフにすることで、画面を常に縦に固定できます。
【iPhone】
①ホーム画面を開き、画面を右上から下へスワイプします。
②コントロールセンターが表示されるので「画面の縦向きロック」をオンにします。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①「本体設定」を開きます。
②「簡単モード切替」をタップします。
③画面の表示を設定するの「画面の自動回転」を「オフ」にします。
これで、動かすだけで、勝手に画面がくるくる回るというトラブルを回避できます。
4-2.画面をタッチしても反応しない
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このようにお困りの方は、スマホの画面を強く押しすぎている可能性があります。
対処法としては、画面を指で押すのではなく、指の腹で優しく触ってみましょう。
押すのではなく、「トンッ」と軽く叩く感覚です。
このことを、「タップする」と言います。
スマホは、ガラケーとは違ってボタンではないため、画面に軽くタッチする(タップ)のか、押したまま指を動かす(スワイプ)のか、触り方によって、反応が異なります。
一般的なスマホだとタッチしても反応しないと思って強く押してしまうと、逆に他の機能が反応してしまいます。
ただし、らくらくスマートフォンに搭載されている「らくらくタッチ」では、軽く触ることでボタンの色が変わり、触れているボタンが確認できます。さらに、そのボタンを強く押すことで振動が伝わり、正しくタッチできたことを知らせてくれます。
また、スマホは爪には反応しないので、必ず指の腹で操作しましょう。
以上のような点を注意しても、反応しない場合は指が乾燥して反応がしにくくなっている可能性があります。
ハンドクリームなどを使って、手を保湿するのも一つの手段です。
4-3.勝手に電話がかかる・通話中にきれてしまう
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このようなときは、スマホの画面をつけたままカバンやポケットに入れていないか確認しましょう。
カバンやポケットの中で何かに触れて、勝手に電話がかかっている可能性が考えられます。
電源ボタンを押して、画面が暗くなったのを確認してからカバンやポケットにしまいましょう。
また、手帳型のスマホケースを使用するのも良いでしょう。手帳を閉じると勝手に画面がオフになる機能がついているものもありますし、中で何かに触れて誤作動を引き起こす可能性もなくなります。いちいち電源ボタンを押さなくて良くなるので、おすすめです。
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このようなときは、スマホを耳から少し話して会話するようにしましょう。電話する時は、ついスマホ画面を耳に近づけすぎてしまって耳や頬があたることで、通話を終了する機能が作動してしまう可能性があります。
電話をするときは、耳から少し離すようにするか、聞きづらい場合は「スピーカー」機能を使うのも良いでしょう。スピーカー機能を使うと、相手の声が大きくなります。家にいるときは、スマホを机に置いて、何か作業をしながら話せるので便利ですよ。
通話中の画面からスピーカーモードを選択できます。
しかし、外出時などスピーカーでの通話が難しい場合もあると思います。
そんなときは、通話用イヤフォンを利用すると耳や頬が画面に触れるのを防ぐことができます。
4-4.外出先で急に電波が悪くなる
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このようなときは、外部のフリーWi-Fiに繋がってしまっている可能性が考えられます。
対処法としては、外出先で電波が悪いなと思ったら、フリーWi-Fiに繋がっていないか確かめて、繋がっている場合はWi-Fi接続をオフにしましょう。
このように、画面上部にWi-Fiマークがある場合は、Wi-Fiに繋がっています。
Wi-Fi接続をする方法は以下の通りです。
【iPhone】
①ホーム画面を開き、画面を右上から下へスワイプします。
②コントロールセンターが表示されるので、Wi-Fiマークをタップしてオフにします。
※設定アプリからもWi-Fiのオンオフ切り替えが可能ですが、オフにする場合はコントロールセンターからおこなうほうが簡単です。 |
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①「本体設定アプリ」を開き、「通信の設定」をタップします。
②「Wi-Fi」を「オフ」にします。
4-5.電池の減りが早い
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このようにお困りの方は、スマホの設定を見直しましょう。
今回は、数ある設定の中でも特に消費電力の高いものを2つ、ピックアップして紹介します。
4-5-1.画面・照明時間の設定
スマホの画面の明るさを「自動調整」にしておくことで、必要以上に画面が明るくならないので、電池の消耗を防げます。iPhoneでもらくらくスマートフォンでも、設定アプリから変更が可能です。
【iPhone】
①設定アプリを開き、「画面表示と明るさ」を選択します。
②「自動」をオンにすると完了です。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①「基本の設定」を開き、「画面・ランプの設定」から「画面の明るさ」をタップします。
②「自動調整」をオンにします。
4-5-2.アプリのバックグラウンド更新の設定
アプリの中には、アプリを使用していない時でも、機能が働いて通信している場合があります。
そういったアプリでのバックグラウンド動作を制限することで、電池の消耗を防げます。
iPhoneもらくらくスマートフォンでも、設定から「Appのバックグラウンド更新」を変更することが可能です。
【Phone】
①設定アプリを開き、「一般」を開きます。
②「Appのバックグラウンド更新」を開きます。
③アプリが表示されるので、バックグラウンドでの通信を許可したくないアプリをオフにします。
(オフにすることで、そのアプリが起動しているときでも、情報の更新がされないようになるので消費電力の節約になります)
4-6.「かな」「英字」「数字」入力の切り替え方がわからない
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このように、文字入力の切り替え方でつまずく方もおおいでしょう。iPhoneとらくらくスマートフォンでは、文字入力の切り替え方が若干違います。
【iPhone】
①キーボード左下の地球儀ボタンをタップします。
②地球儀ボタンをタップするたびに、「日本語かな」→「日本語ローマ字」「英語」と切り替わります。
③数字を入力したい場合は、「日本語ローマ字」「英語」のキーボードの際に表示される「数字」キーをタップすることで入力画面が切り替わります。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①キーボード左下の「文字」キーをタップします。
②すると、以下のような画面に代わり、「ひらがな」「カタカナ」「英語」「数字」「顔文字」「記号」「絵文字」から選択できます。
4-7.電源の入れ方、マナーモードの設定方法がわからない
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このようにお悩みな方に、電源の入れ方とマナーモードの入れ方を紹介します。
4-7-1.電源の入れ方
【iPhone】
①サイドボタンを長押しします。
②Appleのロゴが表示されたら電源が入ったことになります。
※iPhoneの種類によって方法が若干異なります。
詳しくは、Appleの公式サイトを参考ください。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①電源ボタンを1秒間ほど長押しします。
②スマホの機種のメーカーのロゴが表示されたら、電源が入ったことになります。
③約10秒ほど待つと、ロック画面が表示され、スマホの操作が可能になります。
4-7-2.マナーモードの設定方法
【iPhone】
本体左側の上部にあるスイッチを背面側に動かします。(オレンジのラインが見えている状態がマナーモード中です)
出典:iPhone公式サイト
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①本体設定を開き、簡単モード切替を押します。
②「マナーモード」をオンにします。
4-8.ホーム画面に戻れなくなる
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このようにお困りの方に、ホーム画面に戻る方法を紹介します。
ホームボタンを搭載しているiPhone/Androidスマホの場合は、ホームボタンを押すだけでホーム画面に戻ります。
ホームボタンがないiPhone/Androidスマホの場合は、画面下から上にスワイプすることで、ホーム画面に戻ります。
4-9.画面が明るすぎて、まぶしく感じる
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このようにお困りの方は、スマホの画面の明るさ調整を活用しましょう。画面の明るさを手動で調整できます。
この記事の4-5.電池の減りが早いの【画面・照明時間の設定】で紹介した、画面の明るさを「自動調整」に設定している場合は、周囲の明るさに合わせて画面の明るさが勝手に変わりますが、それでも明るすぎ・暗すぎと感じてしまう人はいるかもしれません。
そのような方は、以下の方法で明るさの調整をおこなってみてください。
【iPhone】
①ホーム画面の上部からスワイプしてコントロールセンターを開きます。
②お日様マークが表示されているところを上下に動かすことで明るさを調整できます。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①「本体設定」アプリから、「画面・ランプの設定」→「画面の明るさ」をタップします。
②「自動調整」をオフにします。
③「明るさ調整」をタップします。
④5段階の明るさレベルから好きな明るさに選択できます。
4-10.画面がすぐに暗くなってしまう
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このようにお困りの方は、自動ロックの設定時間を変更しましょう。自動ロックとは、スマホが一定時間操作されなかったら、電力節約のため自動的に画面を暗くし、消える仕組みです。
初期設定のままだと、自動ロックの時間がiPhoneは1分、らくらくスマートフォンは30秒に設定されています。
【iPhone】
①設定アプリを開きます。
②「画面と明るさ」をタップします。
③「自動ロック」をタップします。
④このような画面が表示され、自動でロックされるまでの時間が選べます。30秒、1分、2分、3分、4分、5分、とは、自動で画面が暗くなるまでの時間です。「なし」を選択すると自動ロックがオフになります。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①本体設定アプリを開き、「画面・ランプの設定」から「消灯までの時間」をタップします。
②このような画面が表示され、自動でロックされるまでの時間が選べます。15秒、30秒、1分、2分、5分、10分、30分とは、自動で画面が暗くなるまでの時間です。
4-11.文字が小さくて読みづらい
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このようにお困りの方は、設定から文字サイズの変更をおこないましょう。サイズの変更には2種類あります。1つは、文字サイズだけを大きくする設定、もう1つは文字だけでなくアイコンや画像なども全て拡大表示する設定です。
文字が小さくて読みづらい人の場合、文字サイズだけを変更するだけで解決します。
【iPhone】
①設定画面を開きます。
②画面表示と明るさを選択し、「テキストサイズを変更」をタップします。
③すると、このような画面が表示され、7段階から文字サイズを選択できます。
【Androidスマホ(らくらくスマートフォン)】
①本体設定アプリを開きます。
②「画面・ランプの設定」から「フォントサイズ」を選びます。
③すると、このような画面が表示され、「中・大・最大」の中からサイズを選択することができます。
5.困ったらここに相談しよう!トラブル別の窓口を紹介!
スマホの使い方やトラブルで、どうしても1人で解決できない場合は、相談窓口やサポートサービスを使いましょう。
困っていることによって、相談可能な窓口が異なります。
ここでは、トラブル別に相談できる窓口を紹介します。
5-1.【使い方がわからない場合】通信事業者・電気店へ
スマホの使い方がわからない場合は、契約している通信事業者や、近くの電気店で相談することができます。
【通信事業者】
料金 | 基本的に無料 |
サポートの受け方 | 直接店舗で相談する、電話窓口、自動音声ガイダンス、LINEチャットなど(事業者ごとによって異なる)
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特徴 | 問い合わせ内容によっては、回答までに時間がかかることがある |
【電気店】
料金 | 基本的に無料 |
サポートの受け方 | 電気店のサービスカウンターで直接尋ねる
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特徴 | 直接人から教えてもらうことはできるが、土日、時間帯によっては混みやすい |
【らくらくコンシェルジュ】
料金 | 13,200円[税込み]/回※最⼤3名まで同時受講可能(同料⾦) |
サポートの受け方 | お客様の自宅への訪問レッスン(自宅以外の場合は窓口へ相談) |
特徴 | 個人レッスンのため、お客様のペースで学ぶことができる |
5-2.【故障や通信の不具合の場合】電気店・通信事業者・民間の修理業者へ
スマホの故障や通信トラブルが発生した際は、すみやかに電気店や修理業者、民間のサポートサービスに問い合わせましょう。
【通信事業者】
料金 | 保証内容によって異なる |
サポートの受け方 | 直接店舗に持っていく
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特徴 | 保証に入っている場合は受けることができる。他の方法よりも素早く対応してもらえる |
【電気店】
料金 | 有料 |
サポートの受け方 | 電気店のサービスカウンターで直接尋ねる
|
特徴 | 故障の程度によっては、メーカーや事業者を介さなければならないため、修理までに時間がかかる |
【修理業者】
料金 | 有料 |
サポートの受け方 | 直接店舗に持っていく
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特徴 | 対応が早いが、メーカーや通信業者と比較すると保証がきかないため割り高になる可能性も |
5-3.【契約を変更&確認したい場合】契約している通信事業者へ
スマホの契約を変更、もしくは内容を確認したい場合、契約している通信事業者へ問い合わせましょう。
【通信事業者】
料金 | 無料 |
サポートの受け方 | 直接店舗で相談する、電話窓口、自動音声ガイダンス、LINEチャットなど(事業者ごとによって異なる) |
特徴 | 基本的にその場で解決、契約内容を確認できる |
6.シニアの方はらくらくコミュニティを使えばスマホがもっと楽しくなる
スマホに慣れてくると、いろいろなアプリを入れてみたり、ショッピングをしてみたりと活用の幅が広がるでしょう。
なかには、SNSを使っていろんな人とコミュニケーションをとりたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シニアの方の場合、InstagramやTwitterであると同世代の方が少なく、「なんだか思っていたのと違った」となってしまうかもしれません。
そのような時におすすめなのが、シニア層が多く使っている「らくらくコミュニティ」です。らくらくコミュニティとは、SNSと同じような無料で使えるインターネット上のコミュニケーションの場。
共通の趣味や話題、今日あったことなどを共有したり、投稿にコメントし合うことでコミュニケーションがとれたりします。
スマホに慣れないシニア層でも使いやすく安心できるので、多くのシニア層から選ばれ、会員数は180万人を超えています。
新しい趣味が見つかったり、生きがいとなるような出会いに繋がったりと、さらにスマホを使うことが楽しくなるでしょう。
会員登録するだけで無料で使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
この記事では、スマホ初心者が陥りやすい「スマホあるあるトラブル」を紹介し、その対処法を紹介してきました。
お役立ちポイントのまとめ
困ったとき | 対処法 |
文字入力ができない |
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画面がくるくる回る |
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画面をタッチしても反応しない |
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勝手に電話がかかってしまう・通話中にきれてしまう |
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外出先で急に電波が悪くなる |
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電池の減りが早い |
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「かな」「英字」「数字」入力の切り替え方がわからない |
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電源の入れ方、マナーモードの入れ方がわからない |
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ホーム画面に戻れなくなる(タブ/アプリ/通知パネル→ホーム画面に戻る方法) |
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画面が明るすぎて、まぶしく感じる |
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画面がすぐに暗くなってしまう |
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文字が小さくて読みづらい |
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スマホはガラケーと違いすぎてわからない・・・」と感じている人でも、この記事で紹介した手順を1つ1つ踏んでいけば、今よりももっと楽にスマホを使いこなせるようになりますよ。
この記事を参考に、あなたのスマホ生活がもっと楽しくなれば嬉しいです。