
「そろそろスマホに変えてSNSなどをやってみたい」
「周囲がスマホを持ち出したけど、自分には使いこなせるか不安……」
50代の方でガラケーを使い続けてきた方は、スマホへの乗り換えを検討されているのではないでしょうか?
街中や電車の中ではスマホを使っている人が多く、ガラケーでは少し恥ずかしいと感じる機会も多くなるでしょう。
自分より年配の人がスマホを使いこなしているのを見ると、「いつか自分も……」と思われるはずです。
総務省が発表した「平成30年版 情報通信白書」によると、50代の72.7%がスマホを利用していることがわかっています。
同年代の多くはすでにスマホを使いこなし、仕事やプライベートを充実させているのです。
今回は、50代はスマホを使うべきという根拠について、以下の4つのポイントから説明します。
・50代がスマホを使う7大メリット
・3大キャリア別・50代におすすめスマホ機種を紹介
・ガラケーからスマホデビューする際の注意点
・スマホをうまく使いこなすためのコツ
スマホを使うのは決して難しいことではなく、日常生活における利便性の向上につながるということをご理解いただけると幸いです。
目次
1. 50代がスマホを使う7大メリット
まずは、50代がスマホを使うことで得られる7つのメリットについて解説します。
・大きな画面で文字が読みやすい
・クリアな品質で通話できる
・LINEなどのSNSが利用できる
・どこでもインターネットに接続できる
・話題のゲームが楽しめる
・アプリで健康管理ができる
・高性能なカメラ機能が使える
スマホ本体の性能による使い勝手のよさと、周囲とのコミュニケーションが円滑に取れるようになるという、複数の効果が期待できるのです。
1−1. 大きな画面で文字が読みやすい
スマホはガラケーと比べて画面が大きくなっています。
最新のスマホの画面は5~6インチほどのサイズが主流です。
スマホの機種によって画面サイズは異なりますが、以下のようになります。
・5インチ:11.05cm(縦幅) 6.22cm(横幅) |
一般的なガラケーの画面サイズである約3.6インチは以下の通りです。
・約3.4インチ:幅4.23mm×高さ7.51mm |
比べた場合、スマホの画面のほうが大きく、一度に多くの情報を表示できることがわかります。
6インチの画面の場合は16:9や18:9の画面比率になり、動画やゲームを臨場感たっぷりに楽しめます。
また、画面が大きいので文字が読みやすく、メッセージの確認やインターネットでの調べものがスムーズに行えるメリットがあります。
1−2. クリアな品質で通話できる
スマホは音の品質が高く、通話中の相手の会話を聞き取りやすくなっています。
ガラケーが3G回線を使用していたのに対し、スマホは4G回線である「VoLTE」を使用しているからです。
VoLTEに対応したスマホは、3G回線のガラケーと比較して、より高品質な通話が可能になります。
通話中でもインターネットに接続できるなど、マルチタスクにも対応できます。
1−3. LINEなどのSNSが利用できる
スマホには多くの対応アプリが開発されており、無料で利用できるものも多くあります。
特に、SNS(ソーシャル ネットワーキング サービス)の利用者が多く、通信インフラの一部となっているLINEに関しては、日本の人口の66%以上をカバーするほどの普及率です。
家族との連絡や職場の連絡網などに、LINEが使われるケースが増えています。
LINEはグループトークを作ることができ、メンバーに対して一度に連絡を回せる上に、チャット形式でメッセージが表示されるので、メールのように何度もやり取りを行う必要がありません。
1−4. どこでもインターネットに接続できる
スマホのインターネット検索はガラケーのように表示に制限がなく、パソコンと同様のWEBサイトを閲覧できます。
多くのWEBサイトはスマホ用に表示を最適化しており、画面を立てにスクロールするだけで整理された情報の入手が可能です。
取引先の所で出かける前に天気予報を確認したり、旅行先でおすすめのスポットがないか調べたりと、いつどこでもインターネット上で最新の情報を入手できるのがスマホの強みといえます。
1−5. 話題のゲームが楽しめる
モバイル用のゲームはスマホの登場により、画質の美しさや操作性、BGMなど大幅な進化を遂げました。
携帯型ゲーム機のような、複雑なシステムを持つスマホ用のゲームが多数リリースされています。
スマホ用のゲームは移動中や休憩中など、隙間時間を利用して少しずつ進められる点が、現代人のライフスタイルにマッチしているのです。
若年層だけでなく、40~50代もスマホのゲームをプレイしています。
複雑な操作が不要なタイトルが多く、これまでにあまりゲームに触れてこなかったという方もすぐになじめるでしょう。
課金要素がありますが、基本は無料で遊べるアプリが多いのが特徴です。
50代向けのおすすめスマホゲーム
・ポケモンGO(歩きながら健康を意識できる)
・パズル&ドラゴンズ(頭の体操になる)
・モンスターストライク(協力プレイができる)
・ねこあつめ(かわいいキャラに癒される)
・セガNET麻雀 MJ(白熱できる)
1−6. アプリで健康管理ができる
スマホのアプリを活用すれば、日々の健康管理が行えます。
健康面に不安の出てくる50代にとって、日常的に生活習慣を意識することは大切です。
アプリを使いながら楽しく健康管理の習慣をつけましょう。
50代向けのおすすめ健康管理アプリ
・熟睡アラーム-睡眠サイクルのチェックといびき対策ができる目覚まし時計
・ダイエットが続く!健康的にやせる体重管理アプリ『RecStyle』
・dヘルスケア
・血圧ノート-血圧変化をスマホで記録!グラフ化も簡単-
1−7. 高性能なカメラ機能が使える
スマホのカメラは性能の向上がめざましく、美しく雰囲気のある写真を撮影可能です。
一眼レフのデジタルカメラには及びませんが、日常の一コマや旅行先の景色などを記録するには、十分な性能を持ちます。
高性能なスマホの機種は複数のカメラレンズを搭載しており、広角や望遠などシチュエーションに合わせて最適な写真を撮影できるように工夫されています。
また、AIの機能により、被写体となる人物の背景をぼかしたり、暗い場所でも鮮明に映し出したりと、雰囲気のある写真に仕上げることが可能です。
2. 3大キャリア別・50代におすすめスマホ機種を紹介
実際にスマホを購入する場合、3大キャリアで契約するのがおすすめです。
3大キャリアとは、「NTTドコモ」、「au」、「SoftBank」などの通信会社のことです。
テレビCMなどで頻繁に目にする機会が多いと思います。
毎月の利用料金を低く抑えたい場合は、格安SIMなどを使う方法がありますが、実店舗が少なく初期設定などを自分で行わなければならない点を考慮する必要があります。
「初めてのスマホで使いこなせるか不安」という方は、手厚いサポート体制の整っているキャリアの利用が安心できるといえるでしょう。
ここからは、3大キャリアごとのおすすめのスマホ機種を紹介します。
3. NTTドコモのおすすめスマホ3機種を確認
日本最大の移動体通信事業者であるNTTドコモは、国内の携帯電話の契約数において日本トップのシェアを誇ります。
はじめて契約したガラケーがNTTドコモだったという方も少なくないでしょう。
NTTドコモからは数多くのスマホが展開されており、好みによる選択の幅が広いのが特徴です。
ここでは、50代におすすめの3機種を紹介します。
・らくらくスマートフォン F-42A:文字が見やすく入力しやすい |
3−1. らくらくスマートフォン F-42A:文字が見やすく入力しやすい
使いやすさを追及したスマホを選ぶ場合、NTTドコモの「らくらくスマートフォン F-42A」がおすすめです。
詳細なスペックは以下の通りです。
らくらくスマートフォン F-42A
サイズ(H×W×D) | 約143×70×9.3mm |
重さ | 約143g |
ディスプレイ(解像度) | 約4.7インチ HD 有機EL(720×1,280) |
カメラ有効画素 | 約1,310万画素(アウトカメラ) 約500万画素(インカメラ) |
バッテリー容量 | 2,110mAh |
防水/防塵 | IPX5/IPX8の防水性能 IP6Xの防塵性能 |
カラーバリエーション | ピンク・ホワイト・ネイビー |
安心の日本製であり、防水・防塵仕様なので本体をハンドソープで丸洗いできるので清潔に保てます。
内蔵アプリにより、歩数などのバイタル情報の管理や、背面のセンサーで血管年齢を測定できるなど、健康維持を強く意識できる機種といえます。
LINEの利用にも対応しています。
「スマホをうまく使いこなせるか不安」という方におすすめできる機種です。
3−2. arrows Be4 F-41A:安心の日本製で画面の強度に優れる
富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows Be4 F-41A」は、手になじむコンパクトな本体に、スマホの基本的な性能を組み込んだ使いやすい機種となっています。
4色のカラーがあり、男女ともに利用できる洗練されたデザインが魅力です。
はじめてスマホを使う方は、「シンプルモード」を利用するのがおすすめです。
ホーム画面の配置をシンプルにしたり、文字の表示を大きく調整したりと調整可能です。
文字の入力については、スマホ特有のフリック入力(「あ」行を選択し、上下左右で「い」「う」「え」「お」を入力する形式)を迷わず操作できる「かんたんキーボード」や、ガラケーと同様の入力ができる「ケータイキーボード」を使い分けられるので、メッセージの入力で不便に感じることはありません。
家族などよく電話をかける相手には「短縮ダイヤル」を使い、すぐに発信できます。
arrows Be4 F-41Aのスペック
サイズ(H×W×D) | 約147×70×8.9mm |
重さ | 約144g |
ディスプレイ | 約5.6インチ 有機EL |
カメラ有効画素 | 約1,310万画素 |
バッテリー容量 | 2,780mAh(容量) 約105時間(連続待受時間) |
OS | Android 10 |
メモリ(ROM)容量 | 32GB |
生体認証 | 指紋認証 |
防水・防塵性能 | 防水性能 IPX5、IPX8 防塵性能 IP6X |
カラーバリエーション | ゴールド・パープル・ホワイト・ブラック |
3−3. iPhone SE:人気シリーズの安価なモデル
出典:ドコモオンラインショップ iPhone SE 128GB
「Apple」が展開しているiPhoneシリーズの中で、手ごろな価格帯のモデルが「iPhone SE」です。
本体のデザインやサイズ感は過去に発売された「iPhone 8」を踏襲しており、使いやすいモデルとなっています。
ホームボタン内蔵の指紋による生体認証によりセキュリティ面で安心できます。
カメラ機能に優れており、人物を撮影するとシステムが顔を認識して、輪郭と肌のトーンを自然に表現します。また、人物の背景を自動でぼかすため、一眼レフのデジタルカメラで撮影したような、雰囲気のあるポートレートに仕上がります。
iPhoneシリーズに興味があるなら、はじめての一台におすすめです。
iPhone SEのスペック
サイズ(H×W×D) | 約138.4×67.3×7.3mm |
重さ | 約148g |
ディスプレイ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ |
カメラ有効画素 | 約1,200万画素 |
バッテリー容量 | iPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間 |
OS | iOS 13 |
メモリ(ROM)容量 | 64GB・128GB・256GB |
生体認証 | Touch IDによるホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
防水・防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP67等級 (最大水深1メートルで最大30分間) |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED |
4. auのおすすめスマホ3機種を確認
国内のNTTドコモに次ぐ携帯電話の契約数のau。
桃太郎たちが登場する「三太郎」のテレビCMが人気のブランドです。
auからは多くのスマホが展開されているので、好みの機種を選びやすくなっています。
50代におすすめのスマホは以下の3機種です。
・BASIO4:使いやすく初めての1台にしやすい |
4−1. BASIO4:使いやすく初めての1台にしやすい
「京セラ」が開発した「BASIO4」は、はじめてスマホを触る方でもかんたんに使えるよう、髄所に工夫が施された機種です。
約5.6インチの画面は文字が読みやすく、大きすぎないため片手で持ちやすいサイズ感となっています。
見やすいホーム画面には現在地の天気予報が表示されるので、外出時も天候の変化を意識できます。
「インターネットにつながらなくなった」といった、急なトラブルに対しては、「診察ボタン」を押すことで原因を解決できる可能性が高まります。
「使い方ナビ」というWEBサイトでスマホの便利な使い方をマスターすることも可能です。
BASIO4のスペック
サイズ(H×W×D) | 約159×71×8.9mm |
重さ | 約151g |
ディスプレイ | 約5.6インチ HD+/有機EL(AMOLED) |
カメラ有効画素 | 約1,300万画素CMOS |
バッテリー容量 | 3,300mAh(容量) 約560時間(4G LTE/WiMAX 2+)(連続待受時間) |
OS | Android10 |
メモリ(ROM)容量 | 32GB |
生体認証 | なし |
防水・防塵性能 | 防水性能(IPX5/IPX8) 防塵性能(IP6X) 耐衝撃性能(MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IV) |
カラーバリエーション | シャンパンゴールド・ロイヤルブルー・ワインレッド |
4−2. AQUOS sense3 basic:使いやすく電池の持ちも良好
「SHARP」が展開するAQUOSシリーズの中でも、手ごろな価格帯のモデルである「AQUOS sense3 basic」。
洗練されたボディは防水・防塵使用で、濡れた手でも操作できます。誤って落下させた際にも耐衝撃性能を備えているので安心です。
省エネIGZOと大容量4,000mAhバッテリーの組み合わせにより、電池残量を気にせずに1日中使用可能なので、遠出した際にも安心です。
急速充電の際にも電池への負担が少ないため、長く愛用することができます。
カメラは被写体をAIが感知し、グルメや景色、ペットの写真など、状況に合わせてふさわしい撮影が可能です。
AQUOS sense3 basicのスペック
サイズ(H×W×D) | 約147×70×8.9mm |
重さ | 約167g |
ディスプレイ | 約5.5インチ IGZOディスプレイ |
カメラ有効画素 | 約1,200万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh(容量) 約1,070時間(連続待受時間) |
OS | Android 9 Pie |
メモリ(ROM)容量 | 32GB |
生体認証 | 顔認証 |
防水・防塵性能 | 防水性能(IPX5/IPX8) 防塵性能( IP6X) |
カラーバリエーション | ライトカッパー・シルバー・ブラック |
4−3. iPhone 11:高画質な写真と動画を撮影できる
人気のiPhone シリーズから、「iPhone 11」を紹介します。
洗練されたデザインに、6色のカラーが揃っており、好みに合わせて選べるようになっています。
Appleの純正品だけでなく、多くのメーカーからiPhone 11に対応したケースや保護シートが発売されており、自分好みに外観をカスタマイズできるのも特徴です。
背面には「超広角(13mm)」と「広角(26mm)」の2つのレンズがついており、広い画角での撮影や暗い場所でも鮮明に映し出すことが可能です。
「Face ID」という顔認証システムにより、セキュリティ面で安心できます。
iPhone 11のスペック
サイズ(H×W×D) | 約150.9×75.7×8.3mm |
重さ | 約194g |
ディスプレイ | 6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
カメラ有効画素 | 約1,200万画素 |
バッテリー容量 | iPhone XRより1時間長い駆動時間 |
OS | iOS 13 |
メモリ(ROM)容量 | 64GB・128GB・256GB |
生体認証 | TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
防水・防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP68等級 (最大水深2メートルで最大30分間) |
カラーバリエーション | ブラック・グリーン・イエロー・パープル・(PRODUCT)RED・ホワイト |
5. ソフトバンクのおすすめスマホ3機種を確認
白戸家のテレビCMで知られるSoftBankからも、話題のスマホが多く展開されています。
SoftBankのスマホ利用者は、「Yahoo!プレミアム」会員の特典が利用でき、ネットショッピングなど関連するサービスでお得に使えます。
SoftBankからは、以下の3機種をおすすめします。
・シンプルスマホ4:よく使う項目には大きなボタンでアクセスできる |
5−1. シンプルスマホ4:よく使う項目には大きなボタンでアクセスできる
SHARPが開発した「シンプルスマホ4」は、はじめてスマホを持つ方でもかんたんに使えるように、サポートする機能を多く搭載しています。
5.0インチの画面は文字が見やすく、キーボードが大きく表示されるので、文字入力をしやすい利点があります。
本体下部には電話やメールなど、利用頻度の高い機能に直接アクセスできる物理ボタンつき。
側面には音声検索モードを起動するためのボタンがあり、インターネットを使った調べものなどを、音声だけで行うことができます。
濡れた手でも操作できる防水性能に加え、本体には耐衝撃性があるのでアウトドア派の方におすすめできます。
大容量バッテリーと省エネ技術の併用により、使い方によっては電池が3日ほど持つため、急な電池切れの心配がありません。
シンプルスマホ4のスペック
サイズ(H×W×D) | 約143×71×9.4mm |
重さ | 約148g |
ディスプレイ | 約5.0インチ |
カメラ有効画素 | 約1,310万画素 CMOS 裏面照射型 |
バッテリー容量 | 2,800mAh(容量) 4G LTE:約630時間 4G:約620時間 3G:約765時間 GSM:約665時間(連続待受時間) |
OS | Android 8.0 |
メモリ(ROM)容量 | 32GB |
生体認証 | なし |
防水・防塵性能 | 防水性能(IPX5/IPX8) 防塵性能( IP6X) |
カラーバリエーション | シャンパンシルバー・ネイビー・ピンク |
5−2. arrows U:見やすい書体を採用
富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows U」は、誰でも使いこなせるスマホとして設計されており、初心者の方におすすめできる機種です。
スマホの機能について知りたいときは、側面にある「アシスタントキー」を押すだけで、「Google アシスタント」が起動。
インターネットを使った調べものや、画面の明るさの調節など、目覚ましアラームの設定などをかんたんに行えます。
アシスタントキーを長押しすることで、カメラやライトの発光、画面のズーム、おサイフケータイの起動などの動作を登録でき、使いたいときに素早く起動できます。
防水・防塵性能があるので、キッチンでの作業やガーデニングまで、幅広い日常生活で支障なく利用できるのが便利です。
本体にはストラップホールがあるので、ガラケーのようにストラップを使えます。
arrows Uのスペック
サイズ(H×W×D) | 約149×72×8.8mm |
重さ | 約166g |
ディスプレイ | 約5.8インチ |
カメラ有効画素 | 約1,310万画素+500万画素 CMOS |
バッテリー容量 | 2,880mAh(容量) 約580時間(連続待受時間) |
OS | Android 9 Pie |
メモリ(ROM)容量 | 32GB |
生体認証 | なし |
防水・防塵性能 | 防水性能(IPX5/IPX8) 防塵性能( IP6X) 耐衝撃(落下) |
カラーバリエーション | ブルー・ホワイト・ブラック |
5−3. iPhone 11 Pro:3種類のカメラで撮影にこだわれる
「iPhone 11 Pro」はAppleのiPhone 11シリーズの一つで、質感のあるマットガラスを素材に用いており、高級感があります。
背面にはトリプルカメラを搭載し、「13mm超広角」、「26mm広角」、「52mm望遠」の3つのレンズを駆使して、望遠から超広角まで幅広い画角の写真を撮影可能です。
ナイトモードにより、薄暗い場所でも鮮明な写真を撮影できます。
動画については4Kビデオを撮影可能で、映像の反転やズーム、トリミングなど自由な編集が可能です。
iPhone 11 Proがあれば、専用のビデオカメラがなくても雰囲気のある高画質な動画を撮影できます。
カメラを使って写真や動画を多く残したい方におすすめの機種です。
顔認証については、少し遠くからでも素早く持ち主の顔を認識するFace IDにより、セキュリティ面で安心できます。
iPhone 11 Proのスペック
サイズ(H×W×D) | 約144×71.4×8.1mm |
重さ | 約188g |
ディスプレイ | 5.8インチ Super Retina XDRディスプレイ |
カメラ有効画素 | トリプル12MP(1,200万画素)カメラ (超広角、広角、望遠) |
バッテリー容量 | iPhone XSより最大4時間長いバッテリー駆動時間 |
OS | iOS 13 |
メモリ(ROM)容量 | 64GB、245GB、512GB |
生体認証 | 顔認証 |
防水・防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP68等級 (最大水深4メートルで最大30分間) |
カラーバリエーション | ミッドナイトグリーン・シルバー・スペースグレイ・ゴールド |
6. ガラケーからスマホデビューする際の注意点
スマホを持つことで、インターネットや多様なアプリを利用でき、高性能なカメラによって美しい写真を手軽に残せるようになります。
画面サイズの大型化により、ガラケーよりもはっきりと文字を読むことができる点も、大きな違いといえるでしょう。
しかし、ガラケーからスマホに乗り換える際に、いくつかの注意点があります。
・操作性が大きく異なる |
多くの機能を持つスマホはガラケーよりも操作が複雑になり、毎月の利用料金も割高になりがちです。
6−1. 操作性が大きく異なる
スマホは画面内に表示されるボタンを押すことで操作します。
メッセージを作成する際に文字入力を行いますが、何もない画面上のボタンをタッチするのは違和感があります。
ガラケーの物理ボタンの操作に慣れていると、スマホのフリック入力に多くの方が戸惑うようです。
フリック入力とは、文字を打つ際にボタンを上下左右に動かすことで、スムーズに文字を入力する方法です。
例えば、「あ」行の文字を入力したい場合、あのボタンに触れると上下左右に「い」「う」「え」「お」が表示されます。
フリック入力を使いこなせばガラケーのようにボタンを何度も押す必要がなくなりますが、独自の操作感覚に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
また、アプリの操作中に前の画面に戻る操作では、ガラケーのようにわかりやすいボタンがあるわけではないので、仕組みを理解するまでは少し苦労するかもしれません。
スマホの操作に不安のある方は、ボタンを押す動作を認識しやすいらくらくタッチパネルを持つ「らくらくスマートフォン F-42A」や、シンプルモードで調整のできる「arrows Be4 F-41A」などの機種を選ぶことを選択肢に含めておくとよいでしょう。
6−2. データ通信料を意識してアプリを使なくてはならない
スマホには便利なアプリが多くありますが、基本無料のものでも、利用にはデータ通信料がかかります。
動画やゲームに長時間興じていると多くのデータ通信料を使用してしまい、契約時の上限を超えて通信速度の制限を受けてしまう場合に注意しましょう。
逆に、スマホであまり動画やアプリを利用しない場合は、データ通信料を払いすぎているかもしれません。
テレビCMで「ギガ」と表現されることの多いデータ通信料については、利用料に応じて料金プランが細かく設定されているので、契約時にチェックするのがおすすめです。
NTTドコモの料金プランの例では、「ギガホ」と「ギガライト」という2種類から選択できます。
毎月のデータ通信料が7GB以上になりそうな場合は、定額で利用できるギガホを選ぶのがお得です。
反対に、毎月のデータ通信料が1GB未満の場合は、使用した分だけ支払うギガライトのほうが料金を低く抑えられます。
スマホの購入後にどのような使い方をするかを、あらかじめ想定しておくことが、料金を抑える工夫につながります。
6−3. 機種代金がガラケーよりも高額になりやすい
先端の技術で作られたスマホは、ガラケーと比較して機種代金が高い傾向にあります。
例として、NTTドコモでサムスン製の「Galaxy S20 5G」を新規購入する場合、機種代金は2020年の8月時点で102,960円します。
機種代金を36回の分割払いにした場合、毎月2,860円となり、これに通話料やデータ通信料が加わるため、毎月の利用料金は1万円を超えてしまうのです。
スマホの機能をどのように使うのかを想定したうえで、最新機種でなくても問題ないのなら、発売から時間が経過している機種を安価に購入することも視野に入れておきましょう。
6−4. 使い方次第で電池切れの心配がある
最新のスマホはバッテリーの性能の改善が進んでおり、長時間利用しても電池切れになることは少なくなっています。
しかし、動画を長時間再生したり、地図アプリなどを開いたまま行動したりするなど、使い方次第では電力消費を早めてしまうでしょう。
別途モバイルバッテリーを持ち歩けば、任意のタイミングで充電できるので安心できます。
スマホと合わせて必要な周辺機器を購入しておくのがおすすめです。
7. スマホをうまく使いこなすためのコツ
便利なスマホを最大限使いこなすことで、プライベートを充実させ、仕事の効率化にもつながるのが期待できます。
最後に、スマホを使いこなすための5つのコツを紹介します。
・直観的な操作感覚を掴む |
7−1. 直観的な操作感覚を掴む
スマホを使いこなすには、フリック入力など指先の操作に慣れることが大切です。
画面をタップ(指先で一回叩く)したり、スワイプ(指先で左右にすべらせる)したりする基本動作の習得をめざしましょう。
早く覚えるためのコツとしては、頭で考えるのではなく、指先の動きで覚えてしまうことです。
直観的に「戻る」や「ズームする」などの動きができるようになれば、上達の近道になるでしょう。
スマホ画面の基本的な操作については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「「使いこなせない」を脱却!スマホ初心者でもすぐわかる基本操作方法」
7−2. アプリの起動・終了の仕組みを理解する
複数のアプリを起動したままにしておくと、メモリ(容量)を消費するのでスマホの挙動が遅くなってしまいます。
終了したつもりでも、バックグランドで動作を続けている場合がるので、使っていないアプリは必ず終了するようにしましょう。
また、定期的にスマホの電源を落とし、再起動することでも、動作を妨げる要素をクリアできます。
7−3. 通知機能を活用して見落としを防ぐ
スマホの通知機能を活用することで、情報の見落としを少なくできます。
スマホを使っていないときにLINEのメッセージを受け取った場合は、後から通知を見てすぐに折り返しの連絡ができるようになるのです。
通知は着信だけでなく、利用中のアプリの新着情報なども受信できるので、お得な情報にいち早く気付けるかもしれません。
ただい、スマホ画面の通知を他の人の目に入ってしまう場合もあるので、見られたくない情報は表示しないように管理するとよいでしょう。
7−4. 音声入力機能を活用する
メッセージの作成やインターネットで調べものをする際、音声入力の機能を使うことで、時間の短縮につながります。
最近のスマホの音声認識技術は高く、入力したい単語をマイクに向かって話すだけで、テキスト化できるのです。
スマホの文字入力が苦手という方は、音声入力機能を積極的に活用するとよいでしょう。
7−5. 困ったときに相談できる相手を見つける
スマホを使っていると、突然動かなくなったり、戻の画面への戻り方がわからなくなることがあるかもしれません。
家族や友人にスマホを使い慣れている人がいれば、すぐに相談して問題を解決できます。
周囲に頼れる存在がいない場合は、契約しているキャリアのサポートセンターを利用しましょう。
専門のアドバイザーが通話やチャット、メールなどでスマホの不具合の対処法をわかりやすく説明してくれます。
スマホの機種によっては、メーカーが運営するサポートを受けられるので、困ったときは相談してみてください。
キャリア別のサポートセンター |
また、地域のスマホショップを訪ねて販売スタッフに直接相談する方法もあります。
NTTドコモは「ドコモスマホ教室」を開催しており、スマホの使い方の基本を学ぶことができます。
時間を見つけて参加してみるのもよいでしょう。
まとめ
50代からのスマホデビューは決して遅いものではありません。
同年代の多くがスマホを使いこなしているように、コツを押さえることで、操作を覚えるのが楽しくなるのではないでしょうか。
スマホにはガラケーにできないことが多くあります。
数多くの便利なアプリや高性能なカメラなど、スマホを持つことでこれまでとは違う日常を過ごせるようになるでしょう。
キャリアからは多くのスマホが発売されていますが、紹介した機種を参考に、どのような使い方をするかを意識して選ぶのがおすすめです。
はじめてのスマホの場合は、多機能性よりも使いやすさを重視するのは判断基準の一つ。
まずは最初に手にしたスマホを十分に使いこなせるようになるのを目標にしてみましょう。
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