神社仏閣巡り|魅力・楽しみ方、ご利益から見つけるおすすめ寺社一覧

神社仏閣巡り

「神社仏閣巡りってどんなことをしたらいいのかな」
「どんな神社仏閣に行ったら、いちばんご利益があるのかな」

せっかく神社仏閣巡りをするのなら、きちんとご利益のあるような正しい参拝をしたいものですね。

実は神社仏閣とひと口に言っても、ご利益だけでなくマナーやタブーなども異なります。

 

神社

仏閣

祀っているもの

神様

仏様(死者)

メインの建物

本殿(見えないように配置)

本堂(中心に配置)

楽しみ方

  • 豊かな自然を愛でる
  • 祀られている神様に由来のある、お守りやおみくじなどのモチーフを集める
  • 仏像や美術品を鑑賞する
  • 凝った建造物を眺める
  • 修行する

また、祀られているものや、仏像のポーズ・形について少し知るだけでも、神社仏閣の楽しみ方はぐんと広がります。

この記事では、神社仏閣巡りをする際に押さえておくべきマナーやタブー、見どころやご利益の違いなどについて、わかりやすく解説していきます。

本記事のポイント

  • 神社仏閣巡りのマナーについて理解できる
  • 神社仏閣巡りのタブーについて理解できる
  • 神社仏閣巡りの見どころと楽しみ方がわか
  • ご利益に合った神社仏閣を知ることができる

この記事を読むことで、神社仏閣巡りをより一層楽しむことができるようになります。


1.神社仏閣巡りで知っておくべき神社と仏閣の違い

神社仏閣巡り

神社仏閣巡りとひと口に言っても、そもそも神社と仏閣は別のものです。

神社と仏閣の違いを知ると、それぞれの見どころやマナーが分かるため、神社仏閣巡りで最初に押さえておきたいポイントと言えます。

わかりやすいところで、神社と仏閣にはおおよそ以下の違いがあります。

神社仏閣巡りをするなら知っておきたい神社と仏閣の違い

項目

神社

仏閣

宗教

神道

仏教

祀っているもの

神様

仏様(死者)

あるもの

鳥居

呼び方

神社、神宮、宮、大神宮、大社、社

寺、寺院、院、庵、大師

務める人

宮司、神職、神官、巫女

僧侶、和尚、住職、尼

ご利益

神様による

死後に極楽浄土へ行けるよう願う

参拝方法

二礼二拍一礼

合掌

儀式

七五三や結婚式などの人生儀礼

葬儀

メインの建物

本殿(見えないように配置)

本堂(中心に配置)

参拝場所

拝殿

本堂

守っているもの

狛犬

仁王像

見た目や名称などからも、神社と仏閣ははっきりと異なることがお分かりになるかと思います。

「神仏習合」という古来の考え方により、中には神社の中に寺があるものもありますが、基本的には上記のように、神社と仏閣は異なるものなのです。

神社と仏閣それぞれについて、どんなことをする所なのか説明していきましょう。

1-1.神社では心を開いて力をいただく

神社仏閣巡り

神社を参拝する際は、できるだけ心を開放して、いまその場に自分がいられること自体に感謝することが大切です。

有名な神社が、パワースポットとしても名を挙げられることが多いですが、それは神社の多くがもともとそこに「神がかり的な何某かの力がある」と考えられた場所に建てられているからです。

神社によって祀られている神様は異なりますが、鳥居の先から神域となり、神様のいらっしゃる空間になります。
つまり神社は、ひと言で表すと「神様のお住まい」と言えるのです。

人によっては、神社を訪れるだけでそこに溢れるパワーを捉え、気分や頭がすっきりするのを感じられるでしょう。

神がかり的なパワーを捉えることができないという人でも、神社は豊かな自然に囲まれていることが多いため、日常から離れてリフレッシュしたり、考え事でいっぱいの頭をリラックスさせたりすることができます。

神社に行くとつい「神頼み」をしたくなる人も多いとは思いますが、まずはそこにある神聖な力を感じ、深呼吸をして、神様のいらっしゃる特別な空間に足を踏み入れさせていただいていることに対し、謙虚な心で感謝してください。

【神社参拝のポイント】

  • 深呼吸して自然と調和する
  • 神様のお住まいにお邪魔していることを自覚する

1-2.仏閣では自分の内面と対峙する

神社仏閣巡り

仏閣を参拝するにあたっては、静かに内省して自分自身が抱えている問題に向き合うことが大切です。

仏閣はそもそも、仏教を信仰する僧侶が住んで仏教の教義を学び、修行する場所です。

仏教の宗派によって必要とされる修行は異なりますが、基本的には仏法に従って修行をすることで煩悩を自ら払い、現世での厄災から逃れることができるようになると考えられてきました。

神社が神聖な力によって穢れを「祓う」のに対し、仏閣は修行によって自ら煩悩を「払う」のが、訪れる本来の目的と言えます。

四季それぞれで変化する庭も、美しく整備された枯山水も、そこに禅の教えや中国の思想が込められていて、それらを読み解きながら静かに自分自身と向き合うためにあるのです。

数時間〜数日の修行体験ができる仏閣も多いため、そうした修行体験を通して、内省に集中する時間を持つことも、仏閣参拝による非日常的な楽しみ方と言えるでしょう。

【仏閣参拝のポイント】

  • 修行を通して内省する
  • 禅の教えや中国の思想を読み解く

2.神社仏閣巡りの見どころと楽しみ方

神社仏閣巡り

神社と仏閣は別物だからこそ、見どころや楽しみ方も異なります。

大きく分けると、神様の造られた自然を楽しむ神社と、人の手による偉業を楽しむ仏閣と言えます。

それぞれどんな意味や役割を持っているものなのか、わかりやすく説明していきましょう。

2-1.神社の見どころと楽しみ方

神社参拝の見どころとして挙げられるのは、以下の2つです。

  • 豊かな自然
  • 祀られている神様に由来のある、お守りやおみくじなどのモチーフ

それぞれどんな楽しみ方ができるのか、詳しく見ていきましょう。

■神社の見どころと楽しみ方:①豊かな自然

神社仏閣巡り

多くの神社が、緑に囲まれた勾配のある場所に建てられていて、神社巡りと同時に豊かな自然を楽しめるようになっています。

もともと八百万の神(やおよろずのかみ)を祀る日本では、畏敬や感謝を感じる大きな力をすべて神として崇めて来ました。
そのため、人間の力の及ばない自然そのものを神として祀る神社が少なくないのです。

太陽や山岳、大木、岩、滝といった自然そのものを崇める神社の多くは、深い緑に囲まれた自然の中にあることが多く、神社参拝と同時に豊かな自然の中を歩くことができます。

また、たとえ祀られている神様が自然そのものでなくても、神様のお住まいは、神様のお姿を隠すことができるよう、周囲に雑木林が巡らされていることも多いのです。

神社参拝では、こうした緑豊かな自然の中で、新鮮な空気を吸い、勾配のある参道を歩きながらリフレッシュすることも楽しみのひとつです。

■神社の見どころと楽しみ方:②神様に由来したモチーフ

神社仏閣巡り

神社によって祀られる神様がそれぞれなので、その神様や由来によって、お守りやおみくじ、絵馬のモチーフなども異なります。

こうした神社では、そこにしかいらっしゃらない神様をモチーフにした、オリジナルのお守りや御朱印を手に入れることができますし、手水舎の吐口など、神社のそこかしこに隠された神様のモチーフを探すのも一興です。

神社には、さまざまな動物をはじめ、髪の毛や歯といった体の特定の部位や、飛行機や電気といったハイテクな神様まで、いろいろなご利益のある神様が祀られています。

動物だと、お稲荷様の狐は数も多く有名ですが、ほかにも猫や牛、うさぎや蛙など変わった神様を祀る神社もあります。

七福神巡りは非常にポピュラーですが、十二支を巡って神社を訪れることもできます。
その年の干支の神社を巡るのもよし、プレゼントとして相手の干支のお守りを持ち帰るもよし。祀られている神様について知ることで、神社参拝の楽しみはもっと広がることでしょう。

2-2.仏閣の見どころと楽しみ方

仏閣参拝の見どころとして挙げられるのは、以下の4つです。

  • 仏像に会いに行く
  • 凝った建造物を眺める
  • 美術品を鑑賞する
  • 修行する

それぞれどんな楽しみ方ができるのか、詳しく見ていきましょう。

■仏閣の見どころと楽しみ方:①仏像に会いに行く

神社仏閣巡り

仏像は、神社の御神体と異なり、開帳のタイミングが会えばだれでも見ることのできるものなので、せっかく仏閣を訪れるならばぜひ見ておきたいものです。

仏像は、大きく以下の4種類に分けることができます。

種類

見分け方

代表

如来

悟りを開いた聖者であり、もっとも位の高い仏様。

螺髪(らはつ)と呼ばれるいわゆるパンチパーマのような髪型に、薄い衣一枚だけを身体に巻き付けた、装身具のない簡素なお姿が特徴。

釈迦、薬師、阿弥陀、
大日如来など

菩薩

悟りの境地に近い存在で、如来を助ける役割の仏様。

お釈迦様が悟りに至る前の姿を表しているとも言われています。

髪は結い上げていて、冠やアクセサリーを身につけていることが多いです。

十一面や千手など、たくさんの顔や手を持つお姿をしているのも特徴的。

観世音、弥勒、文殊、
普賢、地蔵菩薩など

明王

欲望にまみれて暮らす者たちを厳しく指導する役目を持つ仏様。

怒った表情をし、勇ましく迫力がある姿で現されますが、本来人々を救ってくれる優しい仏様です。

光背(こうはい)に炎を背負っていることが多いです。

不動明王、愛染明王など

◯◯

四天王(持国天、増長天、広目天、多聞天)をはじめとする、ヒンドゥー教の神が仏教の守護神になったもの。

日本の神様はお姿を見ることがほとんどできませんが、仏教の守護神であるこれらの神様は、仏像となってそのお姿を見ることができます。

武神、吉祥天、弁財天、毘沙門天など

仏像の髪型や服装、背負っている光背などから、どんな仏様を表している仏像なのかが分かります。上記の見分け方や役割だけ押さえておけば、特別な知識がなくても仏像を楽しむことができるようになります。

シンプルな美しいお姿を見たければ如来様、華やかなお姿を見たければ菩薩様、ちょっと叱咤激励して欲しい時は明王様…と、どんな仏像に会いたいかで、訪れる仏閣を選ぶのもおすすめです。

■仏閣の見どころと楽しみ方:②凝った建造物を眺める

神社仏閣巡り

仏閣は建造物がとても凝っていて豪華なことが多いため、細部に渡るレリーフなど、隅々まで楽しむことができます。

神社仏閣巡りで訪問するような仏閣は、基本的に「人のため」に建てられているため、その人物の権威や功績を讃える目的で、お金をかけた豪華な造りの建造物が多いのです。

仏閣では、主に以下のような建造物が見られます。

仏閣の建造物の役割

山門

寺の入り口にある門で、もともと寺が山の上に建てられることが多かったため「山門」と呼ばれるように。大きな屋根が付いているのが一般的ですが、中には二階部分に部屋を備えた「楼閣式」と呼ばれるものも。

門の左右には「仁王像」が安置されている場合もあり、入り口で寺を守る守衛のような役割を担っています。

本堂(金堂)

本尊である仏像を安置している、寺でもっとも重要な建物です。寺の境内は、本堂を中心にしてほかの建物が取り囲む形に配置されているのが一般的です。

法堂
(はっとう)

僧侶が説法を行うための講堂として使われる建物。寺の中心部にあり、本堂の次に重要な建物とされています。

仏塔

「仏舎利(ぶっしゃり)」と呼ばれる、釈迦の遺体や遺物の一部を安置した塔のこと。日本には三重塔や五重塔といった多重構造の仏塔が多く、その美しく象徴的な姿は寺のランドマークのような存在になっています。

どれも見応えのある建物ですが、意味や役割を知ることだけでも、楽しみ方が広がるでしょう。

■仏閣の見どころと楽しみ方:③美術品を鑑賞する

神社仏閣巡り

(相国寺 杉戸絵 白象図)

日本美術史に登場する作品の多くは、実は仏閣が所有しています。

絵画や屏風、天井画などの美術作品だけでなく、枯山水や紅葉の見事な日本庭園は、そもそも「美しさ」や「荘厳さ」によって民衆を感動させ、信者を増やすための手段のひとつだったからです。

また、政治と宗教が一致していた時代には、時の権力者によって集められた収集品を管理する場所でもあったため、仏閣にはたくさんの美術品が残っているのです。

主な美術作品が収められている仏閣は、おおよそ以下の通りです。

美術作品の時代

見られる仏閣

見られる作品の例

飛鳥時代〜奈良時代

法隆寺、東大寺

『玉虫厨子』

『観音菩薩立像』

平安時代〜鎌倉時代

天台宗あるいは真言宗の寺院

『聖徳太子及び天台高僧像』

室町時代〜江戸時代

臨済宗の禅寺

俵屋宗達『風神雷神図屏風』

伊藤若冲『釈迦三尊像』

美術ファンでなくても名前を聞いたことのある作品や、近年人気の伊藤若冲の多くの絵画作品などは、仏閣巡りで出会うことのできるものです。

仏閣で所有している美術品は、期間限定で公開しているものもありますが、せっかく訪れるのであればどんなものが見られるのか、事前に調べてみるのも楽しいでしょう。

■仏閣の見どころと楽しみ方:④修行する

神社仏閣巡り

仏閣の中には、そこに住む僧侶でなくても、短期間の修行を体験することのできるところがあります。

本堂の掃除や座禅、滝行など、仏閣によって体験できる修行は異なりますが、基本的に老若男女を問わず門戸が開かれています。

宿坊に宿泊して精進料理を味わったり、毎週定期的に開かれている座禅会に参加したりと、眺めるだけでない一歩踏み込んだ修行体験も、仏閣の楽しみ方のひとつと言えます。


3.神社仏閣巡りのマナーとタブー

神社仏閣巡り

神社仏閣巡りをする際に、予めやるべきこととやってはいけないことをそれぞれ整理しておくと、安心して参拝することができます。

神社と仏閣の、それぞれのマナーとタブーについて詳しく見ていきましょう。

3-1.神社のマナーとタブー

神社巡りは「神様のお宅にお邪魔する」ことを考え、本来であれば心身を清めて正装で行うものです。

とはいえ、神社は豊かな自然の中にあることも多く、勾配のある参道も少なくないため、清潔感の点に注意しておけば、歩きやすい格好で参拝することは基本的に問題ありません。

神社巡りのマナーとタブー

項目

マナー

タブー

服装

  • 清潔感のある服装
  • 祈祷やお祓いの際には正装
  • 露出の多い格好
  • サンダル
  • 帽子
  • サングラス
  • 仮装

心身の状態

  • 健康で元気な状態
  • 酒酔いした状態
  • 病気やケガをしている時
  • 穢れの状態(家族の死の直後、出産の直後、生理中)

作法

  • 鳥居の前で一礼する
  • 参道の真ん中を避けて歩く
  • 手水舎で手と口を清める
  • 二礼二拍一礼
  • 参道の真ん中を歩く
  • 大声を出す
  • 走る
  • 賽銭を上から投げ入れる

祈願

  • 人のために祈る
  • 私利私欲のために祈る

ふだんは公開していないような場所に入る場合には、服装について注意が入ることもあるため、ストールなどを一枚用意しておくと安心です。

なお、「穢れの状態」というのは、汚れているという意味ではありません。気力や体力が落ちやすい状態を指しています。
神社で働く巫女さんも、生理中の場合は本殿には入らないようにしている神社も多いようです。

現代では、一般の参拝客にまで生理中の来訪を禁止する神社はほとんどありませんが、神社は神聖な場所である一方、様々な願いが集まり、邪気も生じる場所と言われています。そういったことから、
気力や体力が落ちている時(=穢れの状態)には、そうした邪気から身を守るためにも、神社参拝を控えるようにした方が良いと言われているのです。

なお、賽銭は、神様に「上げる」ものなので、上から下に投げるのではなく、下から上に放るように投げ入れることにも注意してください。

3-2.仏閣のマナーとタブー

仏閣は「死者の眠るところ」なので、殺生を連想させるものがタブーとなります。

仏閣巡りのマナーとタブー

項目

マナー

タブー

服装

  • 清潔感のある服装
  • 特別参拝や御開帳の際には正装
  • 露出の多い格好
  • 毛皮
  • 本革
  • アニマル柄

心身の状態

  • 健康で元気な状態
  • 酒酔いした状態

作法

  • 山門の前で一礼する
  • 女性は右足から、男性は左足から山門に入る
  • 手水舎で手と口を清める
  • 合掌
  • 一礼
  • 門の敷居を踏む
  • 大声を出す
  • 走る

参拝

  • 人のために祈る
  • 賽銭を上から投げ入れる

神社よりも、服装についての制約が多いことに注意してください。

お寺の僧侶の方から面と向かって声をかけられることはほとんどないでしょうが、高齢の参拝客から注意を受ける場合があるかもしれません。
参拝者同士が気持ちよく参拝できるようにするためにも、気をつけておきたいものです。

なお、神社でも仏閣でも同じですが、基本的に「私利私欲のために祈る」ことはタブーとされています。

そのため、たとえば良縁を求めている場合は、以下のように最終利益者が自分にならないように願掛けをするのも、マナーと言えます。

× いい人と結婚できますように
◯ いい人と結婚して親を安心させられますように

マナーをしっかり押さえて、堂々と気持ちよく神社仏閣巡りを楽しんでください。


4.【ご利益別】全国のおすすめ神社仏閣17選

神社仏閣巡り

せっかく神社仏閣巡りをするなら、ご利益にも少しだけ期待したいものです。自分の得たいご利益について、叶えてくれる神様から探して神社仏閣巡りをしてみましょう。

4-1.願い事が多岐にわたる時に巡る神社仏閣

幅広い願い事をオールマイティーに叶えてくれる神様は、以下の二柱(ふたはしら)です。

天照大御神(アマテラスオオミカミ)
大国主神(オオクニヌシノカミ)

それぞれどんな神様なのか、見ていきましょう。

■天照大御神(アマテラスオオミカミ)
八百万の神々で最高位に位置しているのが天照大神です。
天上世界を治める太陽を司る女神であり、天皇の祖神とされています。日本で最も重要な神様の一柱(ひとはしら)として、あらゆる願いを聞き届ける所願成就をもたらします。

天照大神を祀る神社仏閣:伊勢神宮

特徴

鎮座から2000年の歴史を誇る、総数125社から構成される日本最大の神社です。20年に一度、正殿を立て替えて神様の御神体を遷す「式年遷宮」が執り行われます。

住所

516-0023 三重県伊勢市宇治館町1

電話番号

0596-24-1111 [代表](平日・午前9時~午後4時)

URL

https://www.isejingu.or.jp/

■大国主神(オオクニヌシノカミ)
出雲に大国をつくった国づくりの神様が大国主神です。
因幡の白兎を助けた心優しい神様のお話は、聞いたことがある方も多いでしょう。スサノオが与えた数々の試練を見事に切り抜けたり、各地に恋愛伝説を残したりしていることから、良縁祈願をはじめあらゆる願いを叶えてくださる神様として信仰されています。

天照大神を祀る神社仏閣:出雲大社

特徴

毎年神在月(神無月)に全国の神様が集結する神社。日本最古の神社建築様式とされる本殿は国宝に指定されています。神楽殿の入口にある日本一の大きさを誇る注連縄は圧巻。2013年に行われた「平成の大遷宮」も記憶に新しいところ。

住所

699-0701島根県出雲市大社町杵築東195

電話番号

0853-53-3100(午前830分~午後5時)

URL

https://izumooyashiro.or.jp/

4-2.縁結びしたい時に巡る神社仏閣

縁結びや恋愛成就を叶えてくれる神様は、以下の二柱です。

伊邪那岐神(イザナギノカミ)
櫛名田比売(クシナダヒメ)

それぞれどんな神様なのか、見ていきましょう。

■伊邪那岐神(イザナギノカミ)
伊邪那岐神は「最古の夫婦神」の男神であり、妻であるイザナミと多くの神々を生み出したことから、夫婦和合、縁結び、子孫繁栄の神様とされています。
国土からあらゆる自然の世界を創り出していったことから殖産振興の神様としても知られ、歴史上はじめての禊(みそぎ)をされたことから、厄除の神様ともされています。

伊邪那岐神を祀る代表的な神社仏閣:三峰神社

特徴

景行天皇の御代(71130年)にヤマトタケルが東征した際、碓氷峠に向かう途中で三峯山に登り、イザナギ・イザナミの国生みを偲んで創祀した神社。社地を囲む妙法・白岩・雲取の3つの峰が秀でていたため三峯の名がついている。

住所

369-1902 埼玉県秩父市三峰298-1

電話番号

0494-55-0241(午前9:00~午後4:00

URL

https://www.mitsuminejinja.or.jp/

■櫛名田比売(クシナダヒメ)
八岐大蛇伝承で、スサノオがオロチから救うことを条件に妻に迎えられた女神です。
その名が「奇し稲田」と表されることから稲田の女神とされている一方、スサノオが八岐大蛇に挑むときに櫛に姿を変えたことから、櫛を挿した女性、すなわち巫女を意味したのではないかともいわれる。通常はスサノオと共に祀られる事が多い。

伊邪那岐神を祀る代表的な神社仏閣:川越氷川神社

特徴

1,500年ほど前に武蔵国造が奉斎して創建された神社。二組の夫婦神と大己貴命を祀り、縁結びの神として絶大な信仰を集めています。境内の小石を持ち帰り大切にすると恋愛成就するという言い伝えもあり、一年中参拝客で賑わっています。

住所

埼玉県川越市宮下町2-11-3

電話番号

049-224-0589

URL

https://www.kawagoehikawa.jp/

4-3.金運を上げたい時に巡る神社仏閣

金運アップを叶えてくれるのは、以下の三柱がいらっしゃる神社です。

天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
高御産巣日神(タカミムスビノカミ)
神産巣日神(カミムスビノカミ)

どんな神様なのか、見ていきましょう。

■天之御中主神(アメノミナカヌシ)、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)
天地開闢(かいびゃく)の時に、最初に生まれたと古事記に伝えられる神々です。
万物の根源を示すとされ、宇宙の起源とも伝えられています。中でも天之御中主神は、妙見信仰や北極星信仰とも習合してその中心的役割を果たしました。高御産巣日神と神産巣日神は、「結び」の語を含むことからも良縁を期待されるようになっていきました。

天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神を祀る代表的な神社仏閣:天之御中主神社

特徴

鎌倉時代の初期に、薩摩の人々を苦しみより救い、福寿増益を計ったことから霊験あらたかな名社として拝められてきています。御鎮座800年を記念して、2005年の秋に新社殿を完成させました。社殿は本殿流造、拝殿は八棟造りで、とても縁起の良い構えをしています。

住所

890-0073 鹿児島県鹿児島市宇宿6丁目7-1

電話番号

099-264-0011

URL

http://www.myoukenjinja.com/

天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神を祀る代表的な神社仏閣:東京大神宮

特徴

東京にいながら伊勢神宮の神様への参拝が叶う遥拝殿として、明治天皇の御聖断により1880年に創建された神社です。「東京のお伊勢さま」と親しまれています。神前結婚式創始の神社であることから、縁結びでも有名です。

住所

102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1

電話番号

03-3262-3566

URL

http://www.tokyodaijingu.or.jp/

4-4.商売繁盛したい時に巡る神社仏閣

商売繁盛をかなえてくれる神様は、こちらの一柱です。

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)

どんな神様なのか、見ていきましょう。

■宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
全国各地に数多くある「お稲荷さん」で知られる稲荷神社にいらっしゃる宇迦之御魂神。「ウカ」とは穀物を意味し、その魂を表しています。五穀豊穣を司る神様ですが、途中からお稲荷さんを信奉した商人が成功をおさめていったことから、商売繁盛の神様として広く崇められるようになりました。

宇迦之御魂神を祀る代表的な神社仏閣:伏見稲荷大社

特徴

全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で、商売繁昌のほか家内安全のご利益もあるとされています。秦公伊呂具が和銅4年(711年)に稲荷山の三ヶ峰に稲荷大神を祀ったことに発しています。

住所

612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地

電話番号

075-641-7331

URL

http://inari.jp/

4-5.学業成就したい時に巡る神社仏閣

学業成就を叶えてくれる神様は、こちらの二柱です。

思金神(オモイカネノカミ)
菅原道真(スガワラノミチザネ)

それぞれどんな神様なのか、見ていきましょう。

■思金神(オモイカネノカミ)
天岩戸伝承において、天照大御神を岩戸から救出するシナリオを考えたとされる知恵の神。出雲の国譲りの際にも派遣する神々の選定を行い、天孫降臨で瓊瓊杵尊(にぎのみこと)をサポートするなど、相談役的な立場で英才ぶりを発揮。知恵を司ると考えられ、学業成就や合格祈願を叶えてくれます。

思金神を祀る代表的な神社仏閣:秩父神社

特徴

関東圏の神社の中でも特に古く、創建は約2100年前に遡ります。社殿は1592年に徳川家康公が寄進したものがいまも使われ、江戸時代初期の建築様式として埼玉県の有形文化財に指定されています。

住所

368-0041埼玉県秩父市番場町1-3

電話番号

0494-22-0262

URL

http://www.chichibu-jinja.or.jp/

■菅原道真(スガワラノミチザネ)
菅原道真は平安時代、醍醐朝の右大臣であったが、謀反を理由に不遇の死を遂げた。後に災害が相次いで起こったことにより、人々が道真の祟りを恐れて魂を鎮めるため、天神として祀ったのが始まり。幼少の頃より学問を好んでいたため、天満宮に祀られた後は学問の神様として定着しています。

菅原道真を祀る代表的な神社仏閣:太宰府天満宮

特徴

901年に菅原道真公がこの地に左遷されると、その2年後に没死。祟りを恐れて墓所に社殿を建立し、道真公を祀ったとされています。復活の聖地とも呼ばれ、再び名誉を回復しよみがえる祈願の場にもなっています。

住所

818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目71

電話番号

092-922-8225

URL

https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

4-6.子宝に恵まれたい時に巡る神社仏閣

子宝に恵まれたいという願いを叶えてくれる神様は、こちらの一柱です。

伊邪那美神(イザナミノカミ)

どんな神様なのか、見ていきましょう。

■伊邪那美神(イザナミノカミ)
伊邪那岐神の妻で、多くの神々を生み落としたことから子宝や安産祈願の神として信仰されています。伊邪那美神が祀られている神社では、ご祭神として伊邪那岐神も一緒に祀られることが多いです。伊邪那岐神は黄泉津大神(よもつおおかみ)という別名を持ち、黄泉国の女王という側面も持ち合わせています。

伊邪那美神を祀る代表的な神社仏閣:自凝島(おのころじま)神社

特徴

伊邪那岐神と伊邪那美神が国生みでつくり上げた、日本発祥・ 国生みの聖地とされる淤能碁呂(おのころじま)に建つ神社です。大鳥居を入るとそのすぐ脇にある大きな松の木は、松葉が3つに分かれるとても珍しい縁起物とされています。

住所

兵庫県南あわじ市榎列下幡多415番地

電話番号

0799-42-5320

URL

https://www.freedom.ne.jp/onokoro/index.html

4-7.厄除けしたい時に巡る神社仏閣

厄除けの願いを叶えてくれる神様は、こちらの一柱です。

須佐之男命(スサノオノミコト)

どんな神様なのか、見ていきましょう。

■須佐之男命(スサノオノミコト)
暴風の神で、荒々しい乱行により天上界から追放されるものの、ヤマタノオロチ退治で活躍しました。正義感が強く知恵者としての一面もあり、多面性のある神様と言われています。力強さが転じて「厄もなぎ払う」と、厄除けのご利益があるとされるようになりました。英雄的側面のあることから、武の神として崇められることもあります。

須佐之男命を祀る代表的な神社仏閣:武蔵一宮氷川神社

特徴

2400有余年前の第5代孝昭天皇の御代に創立された日本屈指の古社。聖武天皇の御代で各国に一の宮の制を定めた時に、武蔵一の宮に称えられたと伝えています。「大いなる宮居」として、大宮の地名の由来にもなっています。

住所

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407

電話番号

048-641-0137

URL

https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/

4-8.開運したい時に巡る神社仏閣

開運したいという願いを叶えてくれる神様は、こちらの一柱です。

月読命(ツクヨミノミコト)

どんな神様なのか、見ていきましょう。

■月読命(ツクヨミノミコト)
天照大神、須佐之男命とともに、イザナギの禊から生まれた三貴神の一柱です。月を司る、または夜を統べる神として崇められています。名の元となる月を「ツキ」ともじり、運を呼び込む神様と考えられています。

月読命を祀る代表的な神社仏閣:月山神社

特徴

東北唯一の官幣大社で、朝廷をはじめ庶民からの信仰が篤く、国から殊遇を受けたものです。社が月山(海抜1984m)の頂上にあることから、古くから修験道を中心とした山岳信仰の場にもなっています。月山神社本宮の開山期間は、毎年おおよそ7/1〜8/31と限定されています。

住所

山形県東田川郡庄内町立谷沢31

電話番号

0235-62-2355(出羽三山神社)午前8:30~午後5:00まで

URL

http://www.dewasanzan.jp/publics/index/51/

4-9.そのほかのご利益の神社仏閣

珍しいご利益を含めた、そのほかのご利益のある神社を一覧にしましたので、参考になさってください。

ご利益

神様

神社名

連絡先

家内安全

火之迦具土神
ヒノカグツチノカミ

愛宕神社

京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1

075-861-0658

出世開運

天児屋根命
アメノコヤノミコト

枚岡神社

大阪府東大阪市出雲井町7-16

0729-81-4177

スポーツ勝利祈願

天手力男神

アメノタヂカラヲノカミ

戸隠神社奥社

長野県長野市戸隠

026-254-2001(中社)

眼鏡供養

玉祖命

タマノオノミコト

玉祖(たまのおや)神社

山口県防府市大字大崎1690

0835-21-3915

技芸上達

天宇受売命

アメノウズメノミコト

佐瑠女神社

三重県伊勢市宇治浦田2-1-10

0596-22-2554


5.神社仏閣巡りにあると便利なアイテム5選

神社仏閣巡り

神社仏閣巡りの楽しみを広げ、思い出を残すためにあると便利なアイテムは、以下の5つです。

神社仏閣巡りにあると便利な5つのアイテム

  • 御朱印帳
  • 小銭と小銭入れ
  • カメラ
  • オペラグラスまたは単眼鏡
  • 歩数計

どれも必ず必要というものではありませんが、これがあると神社仏閣巡りをもっとスムーズに楽しむことができます。

それぞれどんなものか、使用の注意点も合わせて見ていきましょう。

5-1.御朱印帳

神社仏閣巡り

御朱印帳は、神社仏閣を参拝した証である御朱印帳を押してもらうための手帳です。

参拝日や寺社名などが墨書きされているものが一般的ですが、神社仏閣によって内容がそれぞれに異なるので、参拝の思い出・記念として集める方が増えています。

本来、御朱印帳は仏閣に写経を納めた証としていただけるものでしたが、時代を経て仏閣だけでなく神社でも、参拝をするだけでもらえるようになりました。

御朱印帳は、神社仏閣だけでなく文房具店や書店、通販でも購入することができます。
色やデザインも豊富なので、お気に入りのものを見つけて御朱印をいただきましょう。

なお、御朱印帳をいただく際には、以下のマナーを守るようにしてください。

神社仏閣で御朱印帳をいただく際の注意点

  • 必ず参拝をした後にいただく
  • 御朱印をしていただくページを開いてお渡しする
  • 神社と仏閣の御朱印が一緒になった御朱印帳では、御朱印を押してくれない神社仏閣もある

御朱印は300~500円程度でその場で書いていただく場合も多く、小銭の用意もしておくと良いでしょう。

5-2.小銭と小銭入れ

神社仏閣巡り

神社仏閣巡りをする際に、必ず用意しておきたいのが小銭と小銭入れです。

お賽銭や御朱印、おみくじにお守りなど、多くの場面で小銭を出す機会があります。

また、神社は特に、複数の神様が一緒に住んでいることも多いため、同じ敷地内にたくさんの社と賽銭箱が設置されています。

お賽銭は縁起にあやかって五円玉で用意しても良いですが、御朱印やおみくじなどをいただく際には、百円玉や五百円玉の用意もしておくと良いでしょう。

そしてできれば神社仏閣巡りをする際には、ふだん使いの財布とは分けて、専用の小銭入れも用意しておくと安心です。

カバンやポケットからお財布を出してそこから小銭入れのフタを開けて小銭を探して…というのは、思いのほか時間のかかるものです。

口が広く開く小銭入れを用意し、取り出しやすいところに入れておくと、周囲の方をお待たせすることがなくスムーズです。

5-3.カメラ

神社仏閣巡り

スマホでも撮影はできますが、特別開帳の際などは、スマホそのものの使用を禁止している神社仏閣もあるため、できればカメラは別に用意しておきたいものです。

ただし、神社仏閣によっては、撮影そのものを禁止しているところもあります。
訪れる予定の神社仏閣のwebサイトなどで事前に確認し、入口付近に撮影禁止の注意喚起がないかのチェックをしてください。

神社仏閣で撮影をする際の注意点

  • 撮影可能かどうか確認する
  • 撮影禁止エリアを確認する
  • 三脚の使用可否を確認する
  • 正中(参道の真ん中)から撮影しない
  • 参拝中の方を撮影しない

気をつけたいのが、「正中(参道の真ん中)から撮影しない」というもの。特に神社では、正中は神様のみがお通りになることのできる道なので、そこでカメラを構えるのはタブーです。

鳥居や拝殿、本殿の撮影をする場合には、正面からカメラを構えず、斜めから撮影するようにしてください。

5-4.オペラグラスまたは単眼鏡

神社仏閣巡り

オペラグラスや単眼鏡があると、特に仏閣巡りの際に、建物や仏像の細部までよく見られるのでとても便利です。

天井画など、物理的に遠くにあるものを見る機会も多いため、コンパクトで携帯するのにかさばらないものをひとつ持っておくと、見たいものを確実に見ることができるのでおすすめです。

なお、堂内が暗いことも多いので、許可をいただけば懐中電灯とセットで使うのも良いでしょう。

5-5.歩数計

神社仏閣巡り

神社仏閣は山の中にあったり、参道がとても長かったりすることが多いため、階段を登ったり山道を歩いたりと、かなりの距離を歩くことになります。

歩数計は必須ではありませんが、あると達成感を味わえるため、神社仏閣巡りがいっそう楽しくなることでしょう。

スマホのアプリでも構いませんが、鳥居や山門をくぐるところからスタートして記録を残すと、神社仏閣巡りの思い出にまた色を添えてくれるかもしれません。


6.神社仏閣巡りをするなら「らくらくコミュニティ」で仲間を見つけよう

神社仏閣巡り

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もし周囲に神社仏閣巡りが好きだという友人がいなくても、らくらくコミュニティなら、全国のいろいろな神社仏閣についてたくさん話すことのできる仲間が見つかるでしょう。

世代が近いため気軽に投稿やコメントのやりとりがしやすく、日々新しい交流が生まれています。

ほかの人の投稿写真に「いいね」をしたり、コメントを送ったり、小さな交流から、生涯の神社仏閣巡りの仲間が見つかるかもしれませんね。

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まとめ

今回は、神社仏閣巡りについて、その魅力や楽しみ方についてお伝えしてきました。

神社仏閣巡りをするにあたり、知っておきたい神社と仏閣の違いは以下の通りです。

神社仏閣巡りをするなら知っておきたい神社と仏閣の違い

項目

神社

仏閣

宗教

神道

仏教

祀っているもの

神様

仏様(死者)

あるもの

鳥居

呼び方

神社、神宮、宮、大神宮、大社、社

寺、寺院、院、庵、大師

務める人

宮司、神職、神官、巫女

僧侶、和尚、住職、尼

ご利益

神様による

死後に極楽浄土へ行けるよう願う

参拝方法

二礼二拍一礼

合掌

儀式

七五三や結婚式などの人生儀礼

葬儀

メインの建物

本殿(見えないように配置)

本堂(中心に配置)

参拝場所

拝殿

本堂

守っているもの

狛犬

仁王像

神社と仏閣では、見どころと楽しみ方がそれぞれ以下のように異なります。

神社の見どころと楽しみ方

仏閣の見どころと楽しみ方

  • 豊かな自然
  • 祀られている神様に由来のある、お守りやおみくじなどのモチーフ
  • 仏像に会いに行く
  • 凝った建造物を眺める
  • 美術品を鑑賞する
  • 修行する

気持ちよく堂々と参拝を行うために、神社と仏閣それぞれのマナーとタブーについて、以下を注意してください。

神社巡りのマナーとタブー

項目

マナー

タブー

服装

  • 清潔感のある服装
  • 祈祷やお祓いの際には正装
  • 露出の多い格好
  • サンダル
  • 帽子
  • サングラス
  • 仮装

心身の状態

  • 健康で元気な状態
  • 酒酔いした状態
  • 病気やケガをしている時
  • 穢れの状態(家族の死の直後、出産の直後、生理中)

作法

  • 鳥居の前で一礼する
  • 参道の真ん中を避けて歩く
  • 手水舎で手と口を清める
  • 二礼二拍一礼
  • 参道の真ん中を歩く
  • 大声を出す
  • 走る
  • 賽銭を上から投げ入れる

祈願

  • 人のために祈る
  • 私利私欲のために祈る

仏閣巡りのマナーとタブー

項目

マナー

タブー

服装

  • 清潔感のある服装
  • 特別参拝や御開帳の際には正装
  • 露出の多い格好
  • 毛皮
  • 本革
  • アニマル柄

心身の状態

  • 健康で元気な状態
  • 酒酔いした状態

作法

  • 山門の前で一礼する
  • 女性は右足から、男性は左足から山門に入る
  • 手水舎で手と口を清める
  • 合掌
  • 一礼
  • 門の敷居を踏む
  • 大声を出す
  • 走る

参拝

  • 人のために祈る
  • 賽銭を上から投げ入れる

この記事が、神社仏閣巡りをもっと楽しみ、さまざまなご利益を得る為のお役に立てれば幸いです。

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