
近年の携帯電話と言えばスマホが主流となっており、ガラケーからスマホに買い替えている高齢者・シニア層が増えています。
一方で、スマホについてよく調べないまま乗り換えてしまうと、「うまく使いこなせずに後悔してしまうのでは…」と心配になる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、シニア(高齢者)がスマホに買い替えて後悔するポイントについて解説します。そのうえで、高齢者の方でも使いやすいスマホについて紹介していますので、あわせてご参照ください。
目次
シニア(高齢者)がスマホを持って後悔するポイント・注意点
使い慣れたガラケーから、「新しくスマホに買い替えると後悔しそう」と不安な気持ちになるシニア(高齢者)も少なくありません。ガラケーとスマホの違いは何か、実際に使ってみないとイメージしづらいという方も多いでしょう。
そこでここでは、シニア層がスマホを購入して後悔するポイント・注意点について解説します。
スマホ操作に慣れない・難しい
シニア層がスマホに買い替えて後悔する大きなポイントが、「スマホ操作に慣れない」という点です。ガラケーは、ボタンで操作できるため、使いやすいと感じている方も多いでしょう。
一方、スマホの場合は液晶画面をスワイプ(画面上で指を滑らせる操作)させたり、ピンチイン・ピンチアウト(指2本で画面を拡大・縮小できる操作)したりなど、さまざまな操作方法を覚える必要があります。スマホ操作が不慣れのままでは、かかってきた電話の出かたが分からないなど、不便さを感じてしまうシーンが出てくる恐れがあります。
ただし、らくらくスマートフォンなど、シニア層向けのスマホを利用することで、比較的簡単に操作を覚えることができます。スマホの扱いが不安な方は、シニア層向けスマホを手に取ってみることをおすすめします。
シニア層向けスマホについて詳しくは「▼スマホデビューは「らくらくスマートフォン F-52B」がおすすめ」をご覧ください。
設定や個人情報管理の理解が難しい
スマホを利用しているシニア層の中から、「設定や個人情報の管理が理解しづらい」という不満を聞くことがあります。スマホを使用すると、アカウントの管理やアプリのログイン情報など、さまざまな設定・管理が必要です。
管理が行き届いていないと、「ログイン情報を忘れる」「個人情報の漏洩」などのリスクが発生します。スマホを使っていて、「アカウントやパスワード」「Cookie」「ワンタイムパスワード」など、慣れない言葉に頭を悩ませる方も少なくありません。
また、スマホを設定する際、セキュリティ上よくない設定をしていないか不安になる方も多いようです。
ただし、近年のスマホは、初期設定の手順や必要なセキュリティ設定の案内が分かりやすく解説されているため、シニア層でも安心して利用可能です。
無料と有料のコンテンツの判断が難しい
シニア層がスマホに買い替えて後悔する理由のひとつに、「無料・有料の線引きがわからない」という悩みが挙げられます。
スマホにはさまざまなアプリがある一方で、それぞれ無料・有料のアプリが存在するため、「誤った操作で課金をしてしまわないか」「気づいたら高額の請求が来るのでは…」と、不安になってしまう方も少なくありません。
ただし、アプリに課金する際は、購入確認が表示されるため、「誤った操作で勝手に課金されてしまった!」といった可能性は低いです。
スマホの基本機能は、通信費を除いてメールから検索まで無料で利用することができます。有料課金等の追加料金はあくまで有料アプリなどを自分でインストール・課金した場合に限りますので、ご安心ください。
不審なメール・URLに引っかかる可能性
スマホのメール・SMSなどを利用し、詐欺メールが送られてくることも珍しくありません。運送業者や大手ショッピングサイトに似せた外観のWebサイトを作り、パスワードを入力させて抜き取る手口も存在するため注意が必要です。
メール・SMSで送られてきたURLは不用意に触らず、無視することが必要です。また、ログイン情報やクレジット情報を求められたときは、公式のお問い合わせで確認するようにすれば安心です。
契約内容が複雑に感じる
シニア層がスマホへ買い替えて後悔した理由に、「契約プランが複雑でよくわからない」といった意見が挙げられます。
スマホの料金プランは、基本的に本体代の分割支払いと通信料で構成されています。家族で同一キャリアのスマホを使うことで安くなるプランや、家族間の連絡であれば通信料が発生しないプランなども用意されているため、事前に契約内容を把握しておくとスマホが使いやすくなります。
ご自身で契約内容を把握しきれない場合は、ご家族に協力してもらって契約してもらうのも1つの手でしょう。
本体サイズが大きい・重たい
スマホは画面をタッチして操作するため、ガラケーよりも画面サイズが大きく、全体的に重たい傾向にあります。
そのため、サイズ感を確認せずにスマホを購入すると、「片手で持ちにくい」「持ち運びにくい」など、後悔する原因となります。そのようなトラブルを防ぐため、事前に自分が使いやすいサイズ感・重量のスマホを選ぶことが大切です。
スマホ利用に向いているシニア(高齢者)の特徴
シニア(高齢者)の中にはスマホに買い替えて後悔した人がいる一方で、「多機能さから日常を便利に送れるようになった」と喜びの声が多いのも事実です。自分がスマホに向いているかチェックしてから購入することで、安全に利用することができます。
スマホ利用に向いているシニアの特徴は以下のとおりです。
・家族や友人と気軽に連絡を取りたい
・スマホ操作を教えてもらえる環境がある
・パソコンなどの電子機器に慣れている
家族や友人と気軽に連絡を取りたい
家族や友人と気軽に連絡を取りたい方にとって、スマホは便利なコミュニケーションツールとして役立ちます。SNSアプリを使えば、お子さんやお孫さんの様子などもチェックしやすくなるのがメリットです。
さらに、ガラケーとは違い、スマホならビデオ通話を容易に行えます。
また、「LINE」など多くのアプリはWi-Fi接続中であれば、通信費無料で利用できるため、自宅などから長時間の通話ができるのもメリットと言えます。
スマホ操作を教えてもらえる環境がある
近年では、若者を始めとして多くの方がスマホを利用しています。周囲に質問できる環境であれば、スマホへの乗り換えハードルも大きく下がります。
さらに、スマホの機種を周囲と揃えたり、扱いやすい端末(シニア層向けスマホ)を選んだりすると、困った際に解決しやすくなるのもポイントです。特に、「らくらくスマートフォン」シリーズは高齢者でも扱いやすいスマホとして開発されており、買い替えで後悔したくない方からも人気を集めています。
らくらくスマートフォンについて詳しくは、「▼スマホデビューは「らくらくスマートフォン F-52B」がおすすめ」をご覧ください。
パソコンなどの電子機器に慣れている
普段からタブレットやパソコンなどの電子機器に慣れている方は、ある程度の疑問を自分で解決できます。そのため、スマホに買い替えても後悔せずに済むでしょう。
特に、タブレットはスマホと操作感が似通っているため、すでにタブレットをご利用の方はスムーズにスマホの操作を身に着けられます。
スマホの使い方を知れば安全に使用可能!
シニア層がスマホを買い替えたときに後悔するほとんどの理由は、「正しい使い方を覚えるまでに時間がかかる」といった点が挙げられます。しっかりと正しい使い方を学べば、スマホは安全かつ便利に使えるほか、普段の生活も便利になります。
アプリを使って出前が頼めたり、通話料金を気にせずお孫さんと音声通話ができたりと生活の幅が広がるでしょう。スマホを使ううえで、最初に押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
・タッチ操作
ガラケーとは違って、スマホは画面に直接触れて操作する動作が主になります。画面を動かしたいときは、紙をめくるように指先をスライドさせるだけで動かすことが可能です。慣れてしまえば直感的に操作できるため、ガラケーよりも操作性がアップします。
・画面ロック設定
スマホの画面ロック設定では、ご利用の端末によるものの、顔認証や指紋認証といった生体認証機能が追加されています。画面ロック設定を利用すると、持ち主以外がスマホを操作できなくなるため、中身を誰にも覗かれたくないときに役立つ機能です。アプリによっては、画面ロックの設定が必須なものもあります。
・GoogleもしくはAppleアカウントの設定
「Google」「Apple」は、スマートフォンを動かすシステムを提供している会社です。スマホを利用するときは、どちらかのアカウントを新規作成・設定する必要があります。たとえば、よく耳にする「Android(アンドロイド)」スマホを利用する場合は、Googleアカウントの設定が必要です。
Googleアカウントを設定すると、スマホを紛失したときに位置を特定できたり、さまざまなサービスを無料で利用できたりと、大きなメリットがあります。
・電話操作
スマホで電話をするときは、「電話アプリ」を利用する必要があります。電話番号で通話できるアプリはスマホに標準でインストールされているため、誰でも簡単に活用できます。電話がかかってきたときも、画面に表示される応答ボタンを画面上でタッチするだけで、電話に出ることが可能です。
スマホではほかにも、「LINE」を始めとしたさまざまな「電話アプリ」の代わりとなるアプリが多数存在します。
シニア層(高齢者)に役立つスマホの便利ポイント
スマホに買い替えて後悔するシニア層(高齢者)の方がいる一方で、スマホの便利な機能を有効活用して、実生活を充実させている方も多くなっています。ここでは、シニア層に役立つスマホの便利ポイントを解説します。
アプリを使って家族・友人と気軽に連絡が取れる
スマホでは、LINEを始めとしたSNS(ネット上で交流ができるサービス)を無料で利用することができるため、家族や友人と気軽に連絡を取ることができるのがメリットです。
特にLINEでは、複数人が同時に電話で会話をしたり、ビデオ通話をしたりすることができます。
スマホカメラで撮影した写真や動画も簡単にシェアできるため、日々の記録を家族・友人と共有したい方にもおすすめです。
ニュースアプリ・検索機能で情報がすぐに手に入る
スマホを活用することで、知りたい情報をすぐに入手できます。たとえば、ニュースアプリを使えば最新の記事、天気予報アプリを使えば雨雲の動きを確認することが可能です。
また、ブラウザの検索機能なら、ふと疑問に思ったことを調べることもできます。「これはなんだろう」と思った、名前の知らないモノも、写真を使って検索できるため、知りたいことがたくさんある好奇心旺盛な方にもおすすめです。
声でスマホを操作できる
近年発売されているスマホは、音声で操作できるのもポイントです。「画面をタップしてアプリを操作して…」といった一連の作業も、音声で指示するだけで簡単に操作できます。
特に新しいスマホは音声の認識精度が高まっているため、扱いやすいのもメリットです。スマホのタッチ操作に慣れていなくとも、話しかけるような感覚で操作ができます。
スマホを選ぶときは画面の見やすさを重視しよう!
高齢者の方がスマホを選ぶときは、画面の見やすさを重視することをおすすめします。高齢者の方がスマホを買って後悔する理由のひとつに、「画面の文字が見づらい」といったモノが挙げられます。
スマホは文字のサイズを大きく表示することはできますが、画面サイズが小さいと、文字をチェックしにくいのがデメリットとなるでしょう。また、画面が小さいと誤タップを招いてしまう原因にもなります。
そのため、見やすい画面のスマホを使いたい場合は、画面の大きさに注目して選ぶのがおすすめです。画面サイズが大きければ、誤操作の可能性を減らせるなどさまざまなメリットがあります。ただし、手に持った際に難なく持てるサイズ感であるかの確認もしておきましょう。
スマホデビューは「らくらくスマートフォン F-52B」がおすすめ
高齢者の方がスマホデビューをするなら、「らくらくスマートフォン F-52B」がおすすめです。らくらくスマートフォン F-52Bは、「画面の見やすさ」「タッチ操作の慣れやすさ」に優れたスマホで、初めてスマホを使う方にもおすすめできる製品です。
らくらくスマートフォン F-52Bは、「大きな文字表示」「見やすい画面サイズ」「使いやすくまとまったホーム画面」など、60歳以上にとって嬉しい特徴が詰まっています。
スマホの操作や設定方法について分からない点は、「らくらくホンセンター」の専門アドバイザーに相談できるのも嬉しいポイントです。
「60代にとって使いやすいスマホを使いたい」という方は、らくらくスマートフォン F-52Bの詳細を確認してみてはいかがでしょうか。また、60代以上の親へのプレゼントにも最適です。
▶らくらくスマートフォン F-52Bについてもっと詳しくはこちら
まとめ
高齢者の方がスマホを買い替えたとき、使い勝手がうまく把握できずに後悔してしまう事例があるのも事実です。その一方で、うまく使いこなせれば日常生活をより豊かにすることができます。
そのため、高齢者の方がスマホデビューで後悔しないためにも、初めてのスマホは使いやすさに特化したモデルをおすすめします。「らくらくスマートフォン F-52B」なら専用サポートやアドバイザーへの相談機能も搭載されているため、初めてのスマホデビューにも最適です。
ぜひこの機会にスマホへ乗り換えて、アプリで便利な生活を送ってみてください。