
子供が独立し、定年を迎えた60代。
自由な時間が多くなった反面、1日をどのように過ごせばよいのか迷っているシニアの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
時間を有効活用するためには、趣味を楽しむのが効果的です。
しかし、ライフスタイルの変化や体力面など、若い頃と同じ趣味を楽しむことが難しくなっている実情もあるでしょう。
「この歳から新しい趣味を見つけられるかどうか……」
このように思われている方へ、当記事ではシニア向けの人気の趣味を、ランキング形式で紹介します。
老後を楽しむための、ご自身に合った趣味をぜひ見つけてください。
1. シニアが趣味を持つべき3つの理由
シニアが趣味を持つべきは、時間の有効活用だけではありません。
以下の3つのメリットがあります。
・健康の維持につながる
・コミュニケーションの活性化
・認知症の予防
シニアが直面する問題の解決につながることが期待できるものです。
順番に確認しましょう。
1−1. 健康の維持につながる
年齢を重ねることによる、健康面の問題は避けては通れません。
「平成26年版 厚生労働白書」の調査によると、現在の自身の幸せの点数を尋ねたところ、65歳以上の7割が「健康状態」を重視していることがわかります。
多くのシニアが健康であることが幸せだと考えているようです。
1日中自宅で過ごしていると、運動不足になりがちです。
適度に外出したり、室内で打ち込んだりできる趣味を持つことで、身体機能の維持につながります。
1−2. コミュニケーションの活性化
家族と一緒に生活している方は日常的な会話がありますが、単身の方は誰とも話さない日も多くあるでしょう。
誰かとの会話や交流の機会がなければ、次第に孤独感に苛まれてしまいます。
同じ趣味を持つ仲間を得ることでコミュニケーションが活性化し、日々の活力につながるでしょう。
同世代の友人と同じ趣味に打ち込むことは、生きがいになっていくのです。
1−3. 認知症の予防
趣味を持つことは、認知症の予防にも効果的とされています。
「国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター」の調査によると、趣味をすることが認知機能が低下するリスクを下げる効果があることがわかっています。
加齢による認知機能の低下は避けられませんが、趣味に打ち込むという刺激的な日常を過ごすことで、「認知の予備力」をたくわえる効果が期待できるのです。認知の予備力を高めるには、空いた時間で趣味に取り組むことが効果的と考えられています。
出典:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター・No.16【認知症予防】“趣味活”でイキイキした毎日を!
2. シニアの趣味ランキングTOP10
シニア世代から始められる趣味にはどんな種類があるのか、気になりますよね。
ここでは、シニアに人気の趣味を紹介します。
総務省統計局が平成28年に行なった、「統計トピックスNo.103 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-」の調査によると、以下の結果となりました。
1位:ガーデニング【日光を浴びながら行える】 2位:読書【静かに世界観に集中できる】 3位:動画鑑賞【隙間時間で視聴】 4位:美術鑑賞【芸術に触れる】 5位:映画鑑賞【大画面で物語を堪能する】 6位:遊園地や動物園などの散策【非日常を体験】 7位:カラオケ【ストレス解消につながる】 8位:音楽鑑賞【リラックスできる】 9位:演劇鑑賞【役者の演技を生で体験】 10位:写真撮影【一瞬を切り取る】 |
上記の結果をもとに、ランキング形式で紹介します。
出典:総務省統計局・統計トピックスNo.103 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-
2−1. 1位:ガーデニング【日光を浴びながら行える】
シニアの女性から高い人気を持つガーデニング。
所有する畑や自宅の庭などで行う家庭菜園や、プランターに鮮やかな花を咲かせたり、自然と触れ合う機会を多く持てるが特徴です。
時間の使い方の自由度が高く、しっかりと手をかけて植物を育てることで、日々の生活にフレッシュさをもたらしてくれます。
植物を育てるのは工夫が必要ですが、しっかりと生育した姿を見れば、充実した気分になれます。
植物を育てるためのスペースが必要になりますが、都市部の住宅でもベランダなどの場所を活用して、植物を育てることができますよ。
植物の種や苗、肥料などの初期投資が必要ですが、そこまで高額にならず、じっくりと毎日楽しめる趣味なのでおすすめです。
こんな方にガーデニングがおすすめ
・適度に体を動かしたい方
・植物の成長を見守りたい方
・低予算で趣味を始めたい方
2−2. 2位:読書【静かに世界観に集中できる】
じっくりと読み進めながら、自分の世界観に浸ることができる読書。
落ち着ける静かな環境を整えれば、何時間でも没頭できる趣味にできます。
多くの書籍が発行されているので、さまざまな本を読むことで多くの時間を使えるのもメリットです。
新たな本との出会いは書店だけでなく、図書館を活用するのがおすすめです。
費用がかからないため、普段は読まないような本にチャレンジできます。図書館が近場にあれば、適度に歩くことで運動にもなります。
また、スマホやタブレット端末をお持ちの場合は、電子書籍を利用する方法もあります。
豊富な種類が用意されており、書店で購入するよりも少し割安な場合があります。無料で読める電子書籍もあるので、活用してみましょう。
こんな方に読書がおすすめ
・読書が好きな方
・集中して趣味に打ち込みたい方
・比較的低予算で趣味を始めたい方
2−3. 3位:動画鑑賞【隙間時間で視聴】
自宅のテレビやスマホ、タブレット端末などで気軽に見られる動画鑑賞。
テレビの内容に見飽きてきたという方には、ネットの動画配信サービスの利用がおすすめです。
動画配信サービスにはいくつかありますが、以下の5つがおすすめです。
サービス名 | 月額利用料金 | 特徴 |
1,990円(税抜) | 14万本以上の動画が視聴可能 | |
1,026円(税込) | 6万本以上の動画が視聴可能 | |
800円(税抜) | オリジナルコンテンツが豊富 | |
500円(税抜) | 低価格で利用できる | |
500円(税抜) | 邦画のコンテンツが豊富 |
利用方法はかんたんで、会員登録を行い、毎月の支払方法を決めるだけです。
月額利用料金だけで、幅広いジャンルの動画を視聴できます。
各サービスには無料で利用できる期間があるため、試しに登録して視聴してみるのもよいでしょう。
ただし、無料期間が終わると自動的に月額プランに移行する場合があるため、切り替わるタイミングは覚えておきましょう。
こんな方に動画鑑賞がおすすめ
・自宅でゆったりと動画を見たい方
・比較的低予算で動画を楽しみたい方
2−4. 4位:美術鑑賞【芸術に触れる】
多くの芸術作品に囲まれてリラックスできる美術鑑賞。
美術の素養がある方もそうでない方も、作品に触れることで新たな視野を持つ機会を得られる場でもあります。
気に入った作品を心ゆくまで鑑賞しましょう。
作品の作られた背景や作者についても理解すれば、より深みを持って接することができます。
美術館によっては、シニア世代が割引料金の対象になっていることも多くあります。
展示内容が変わるたびに定期的に訪れるのがよいでしょう。
こんな方に美術鑑賞がおすすめ
・美術作品に触れるのが好きな方
・美術館の雰囲気が好きな方
2−5. 5位:映画鑑賞【大画面で物語を堪能する】
劇場の大画面で視聴できる映画鑑賞。
映画館まで足を運ぶ必要がありますが、自宅の環境で視聴するよりも、大きな迫力で映像を見ることができます。
最新の映画を観る目的なら、映画館の利用がおすすめです。
動画配信サービスで見られるようになるにはタイムラグがあるからです。
映画館によっては最新作だけでなく、歴史的に有名な映画を公開する場合もあるため、上映内容は要チェックです。
こんな方に映画鑑賞がおすすめ
・劇場の大画面で映画鑑賞をしたい方
・最新作の映画を視聴したい方
2−6. 6位:遊園地や動物園などの散策【非日常を体験】
少し移動して、遊園地や動物園で非日常感を体験するのも人気の趣味の一つです。
遊園地といっても絶叫マシンではなく、メリーゴーランドなどの、ゆったりと楽しめる遊具が豊富に揃っています。
家族連れが多い園内は、散策しているだけで賑やかな気持ちにさせてくれるでしょう。
動物園や水族館はシニアへのおすすめスポットです。
動物や魚たちと触れることで、心をリフレッシュすることができます。
動物が行うショーなどを観覧すれば、とてもよい思い出になるはずです。
遊園地や動物園・水族館は、シニア世代の入園料が低価格な場合が多いため、積極的に利用してみましょう。
こんな方に遊園地・動物園の散策がおすすめ
・非日常の空間を楽しみたい方
・動物や魚と触れるのが好きな方
2−7. 7位:カラオケ【ストレスの解消につながる】
歌うのが好きな方にはカラオケがおすすめです。
カラオケボックスを利用すれば、周囲を気にせず大声を出すことができます。
歌唱力を高めるほか、ストレス解消にもつながります。
カラオケは夫婦や友人と集まる他に、1人で行うヒトカラも人気です。
1人なら順番を気にせず、気が済むまで歌い続けられるでしょう。
こんな方にカラオケがおすすめ
・歌うのが好きな方
・大声を出してストレスを解消したい方
2−8. 8位:音楽鑑賞【リラックスできる】
好きな音楽を聞きながらリラックスできる音楽鑑賞。
自宅でスピーカーから音楽を流しながら日常的な作業をしたり、ゆったりと横になったりと、さまざまな状態で聞ける点がポイントです。
自宅にいながらリラックスできる趣味といえるでしょう。
スマホやMP3プレーヤーに音楽を入れれば、散歩しながら音楽を楽しめます。
若い頃に流行った歌謡曲や往年のクラシックだけでなく、話題の新曲を聞くことで新たな発見と出会えるかもしれませんよ。
こんな方に音楽鑑賞がおすすめ
・音楽が好きな方
・リラックスした気分で日常を過ごしたい方
2−9. 9位:演劇鑑賞【役者の演技を生で体験】
役者の演技を直に体験できる、演劇鑑賞。
映画やドラマはスクリーンや画面越しに見ますが、演劇は生の役者がその場で演技をするため、普段とは異なる非日常的な空間を楽しめます。
ミュージカルや時代劇、歌舞伎など、舞台上で行われる演劇のジャンルは多岐に渡ります。
また、シニアだけで構成された劇団も活躍しており、同年代が演技に注力する姿を見れば、モチベーションも高められるはずです。
役者の演技を肌で感じることで、感受性を高められるでしょう。
こんな方に演劇鑑賞がおすすめ
・役者の演技を生で体験したい方
・劇場の一体感を得たい方
2−10. 10位:写真撮影【一瞬を切り取る】
風景の移り変わりや人物の表情の一瞬を切り取る、写真撮影。
スマホの普及により、誰でも手軽に写真を取れるようになりました。
花や空に広がる雲など、散歩中に気になったものを写真に記録することは趣味として最適です。
撮影した写真は写真共有サイトやSNSを利用して、周囲と共有できます。
写真を通して同じ趣味の友人ができる可能性もあるでしょう。
一眼レフのデジタルカメラは費用がかかりますが、より高画質な写真を撮影できます。
3. シニアにおすすめの趣味一覧
シニアに人気の趣味ランキングとは別に、おすすめの趣味を5つ紹介します。
・パソコン・スマホ ・旅行 ・ボランティア活動 ・ゲーム ・手芸 |
いずれも手軽に始められる趣味となっています。
3−1. パソコン・スマホ
自宅でゆったりと趣味に打ち込みたい場合は、パソコンやスマホ・タブレット端末の利用がおすすめです。
ゲームをしたり、インターネットで調べ物をしたりと、時間が経つのが早く感じるほどです。
毎月の通信料のみで利用できるため、閲覧するための端末代の初期投資以外は、比較的リーズナブルな趣味といえます。
パソコン・スマホでおすすめのコンテンツ
・インターネットサーフィン
・FacebookやInstagramなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
・ゲームアプリ
・天気予報など生活に便利なアプリ
スマホでインターネットを楽しんでいる方には、「らくらくコミュニティ」の利用がおすすめです。
らくらくコミュニティは50代以上のユーザーが多いのが特徴で、「見ているだけで時間を忘れて楽しめる」SNSです。
家庭菜園やペット、料理、映画、写真撮影など、豊富なカテゴリが揃っています。
FacebookなどのSNSと同様に、投稿した内容には他のユーザーからの反応が得られるなど、他者とつながる楽しみを得られるのもポイントです。
SNSといえば詐欺の被害にあったり情報が漏洩したりする可能性を危惧される方もいるでしょう。
らくらくコミュニティは運営者が24時間体制で投稿内容を確認しているため、安心して利用できます。
こんな方にパソコン・スマホがおすすめ
・自宅でリラックスした趣味に打ち込みたい方
・アプリを活用して生活を便利にしたい方
・SNSを活用して積極的に交流したい方
3−2. 旅行
非日常の体験ができる旅行はおすすめの趣味です。
海外旅行の場合は日常では味わえない他国の文化を肌で感じられます。
国内旅行であれば宿探しやルートの設定など、自分で詳細を決める楽しみがあります。
旅行に関する情報はスマホからかんたんにアクセスでき、移動ルートも乗り換え案内のアプリを活用すれば迷う可能性を下げられるなど、旅立つための敷居は以前よりも下がっています。
旅行をするには予算がかかる点と、体力面の心配があるため、計画的に実行に移すのがよいでしょう。
こんな方に旅行がおすすめ
・旅先で非日常を感じたい方
・電車やバスでの移動を楽しめる方
3−3. ボランティア活動
適度に外出する機会となり、気分転換だけでなく生きがいにもつながるボランティア活動。
社会貢献を考えている方は、地域のボランティア活動に参加してみるのもおすすめです。
ボランティアには以下のような種類があります。
地域の活動
・地域の清掃
・防災パトルール
・学校のイベントのサポート
福祉関係の活動
・介助サービス
・点訳、音訳
医療関係の活動
・病院でのボランティア
ボランティア活動はシニアだけでなく、幅広い年齢層の人々と出会うきっかけ作りになります。
外に出て体を動かしながら会話をすることは、気持ちを前向きに持つための原動力になるでしょう。
人の役に立ちながら、自信の生活も豊かにできる、おすすめの趣味といえます。
こんな方にボランティア活動がおすすめ
・社会貢献がしたい方
・積極的に外に出て行きたい方
・人との交流が好きな方
3−4. ゲーム
頭の体操になるゲームはシニアにおすすめの趣味です。
ゲームといっても複雑そうな家庭用のテレビゲームだけではなく、スマホで遊べるものや、多人数で遊べるボードゲームなどの種類があります。
スマホのゲームはルールがわかり安く、操作は指先だけで行える簡単なものなので、これまでにゲームをやったことがないというシニアにも向いています。
基本無料でプレイできるものが多く、試しに始めてみるのもよいでしょう。
以下の表は、シニアがスマホで手軽に遊ぶのにおすすめのゲームです。
ゲーム名 | 月額利用料金 | 特徴 |
無料(ゲーム内課金あり) | 散歩しながらポケモンを捕まえられるゲーム。 友人との対戦や交換に対応。 | |
無料(ゲーム内課金あり) | 頭の運動になる、簡単なパズルゲーム。 | |
無料 | おじいちゃんを探し出すゲーム。スマホの操作を覚えるのに最適。 | |
無料(ゲーム内課金あり) | 暗算や計算力を高められる。 頭の体操になる。 | |
無料 | 頭を使う、時間つぶしにもってこいの基本ゲーム。 |
家族や友人と集まる機会がある方は、ボードゲームがおすすめです。
有名な人生ゲームなど、仲間内で順位を競い合うことができます。
気づけば時間が過ぎていた、というほど熱中できるものが見つかるでしょう。
こんな方にゲームがおすすめ
・適度に頭を使いたい方
・自宅でストレス発散をしたい方
・数人で賑やかに楽しめる趣味が欲しい方
3−5. 手芸
女性の方におすすめなのが手芸です。
これまでに手芸をしてきた経験のない方も、時間をゆったりと使いながら励むことのできる趣味です。
材料費などかかる費用が少なく、気が向いた時間に進められるため、生活の負担になりにくいのがポイント。
自分のペースで完成をめざせる点も、隙間時間に行う趣味として優れています。
手芸は音楽を聞いたり、動画を見たりしながら取り組めるため、ほかの趣味と並行して行えるといえます。
こんな方に手芸がおすすめ
・指先を動かしたい方
・隙間時間でものづくりを行いたい方
4. シニアが趣味を長く続けるためのポイント
シニア向けの趣味ランキングとおすすめの趣味の紹介をご覧になり、気になるものは見つかりましたか?
この機会に、ぜひ新しい趣味を始めてみてください。
せっかくスタートする趣味なのですから、長く続けたいですよね。
気に入った趣味を長く続けるための、3つのポイントを紹介します。
・体力を考えながら打ち込む
・費用感を意識しながら行う
・継続できるように取り組む
4−1. 体力を考えながら打ち込む
シニア世代は体力面を考えながら趣味に打ち込む必要があります。
特に運動など体力を使う趣味の場合は、注意が必要です。
若い頃のように何時間も趣味に没頭することはできないため、きちんと時間を調整しながら行いましょう。
体調面で不安が生じた際に、すぐに相談できる連絡先を決めておくと安心です。
安全面にしっかりと配慮した上で、趣味を楽しみましょう。
在宅で打ち込める趣味は体力面の心配が少ないといえます。
しかし、1日中自宅で過ごすのも健康的とはいえません。散歩など適度に外出し、日光を浴びたり外の空気を吸うことで、リフレッシュしましょう。
4−2. 費用感を意識しながら行う
どんな趣味にも少なからず費用がかかります。
読書など図書館で無料で借りられる趣味を除けば、初期費用がかかることが一般的です。
特に写真を趣味にする場合は一眼レフのデジタルカメラの購入を検討する方もいらっしゃるでしょう。
動画をみる場合も、一度に複数のサービスに加入するケースがあります。
それらの場合、必ず費用感を意識しながら行いましょう。
趣味にかける費用が生活を圧迫しないように気をつけなければなりません。
趣味がきっかけで家族間の問題にならないように、しっかりと意識しながら楽しんでいきましょう。
4−3. 継続できるように取り組む
一度ははまった趣味でも、時間の経過とともに飽きてきてしまうもの……。
「なかなか上達しない」
「毎月の趣味にかける費用がかかりすぎている」
などの理由で、趣味を続けるのが困難になるケースもあるでしょう。
次第に興味を失わないようにするためにも、継続して趣味に取り組めるような工夫が必要です。
「このまま趣味を続けてよいか?」という疑問を持った時には、趣味を始めた理由を改めて考えましょう。少しでも気になったポイントなどを思い出し、モチベーションのアップにつなげてみてください。
また、以下の2つのポイントも重要です。
趣味の目標や計画を立てる
漠然と趣味に打ち込むだけでなく、「1ヶ月で5本の動画を見て感想を書く」「投稿した写真に10のいいねをもらう」など、目標を作ることでやりがいを見いだすことができます。
周囲と楽しみながら行う
ボランティアやSNSを通じて、同年代や同じ趣味を持つ仲間と交流を持つことも、趣味を継続させるポイントです。
ただし、あまりに力を入れすぎてしまうと、趣味の枠を超えてしまう懸念点はあります。
あくまでも気楽に打ち込みながら適度な緊張感を持つことが、趣味の継続に大きな効果を発揮するのです。
まとめ
今回はランキング形式やおすすめという形でシニア向けの趣味を紹介しました。
定年後のゆとりのある時間を活用し、何かしらの趣味に打ち込むことで、生活にメリハリをつけられます。
シニアは趣味による時間の有効活用により、生活に彩りを持たせられるでしょう。
しっかりと頭を働かせ、適度に手足を動かすことは、健康の維持につながることが期待できます。
一人で自宅に閉じこもりがちな方こそ、新たな趣味で積極的に活動できるようにすることで、日々の暮らしに彩りを持たせることが可能です。
趣味を始めることは決して敷居の高いことではありません。
当記事で紹介した内容を参考に、長く続けられる趣味を見つけてください。
コメント