
「一眼レフを購入したい。初心者でもあつかいやすい機種を教えて欲しい」
「一眼レフとミラーレスって何が違うの?」
携帯電話にカメラ機能が付いてから写真を撮ることが身近になり、今ではスマートフォンのカメラ機能も非常に高機能になって、フォトコンテストの中にはスマホ撮影でも応募できるコンテストも増えてきました。
とはいえ、写真撮影が趣味になったら、ぜひ一眼レフで撮影してみたいと考えるのは普通です。初心者だからと尻込みせず、一眼レフに挑戦しましょう。
この記事では、
1.初心者が一眼レフを選ぶ際の6つのポイント
2.初心者におすすめの一眼レフカメラ5選
をご紹介します。
初心者が一眼レフ選びで迷いやすいポイントや検討のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.初心者が一眼レフを選ぶ際の6つのポイント
はじめに知っておきたいのが、一眼レフを選ぶ際の6つのポイントです。
1.一眼レフとミラーレス一眼レフの違いについて知っておく
2.重さや使いやすさは実店舗で触って確認する
3.一眼レフの価格相場を知っておく
4.アクセサリー類にも予算を残しておくこと
5.レンタルサービスを利用してみる
6.中古品の購入は慎重に行う
自分が一番使いやすいと思える一眼レフを、一番納得できる価格で手に入れるためにも、ぜひお読みください。
1-1.一眼レフとミラーレス一眼レフの違いについて知っておく
カメラを買いに行く前に、「一眼レフ」と「ミラーレス一眼レフ」の違いについて知っておきましょう。
一眼レフとミラーレス一眼の最大の違いは、カメラ内部における構造の違いです。
一眼レフにはカメラ内部にミラーが搭載されており、ミラーで反射させた映像をファインダーに表示させる光学ファインダーを採用しています。シャッターを押した瞬間のみミラーが上がり、ミラーの裏にあるセンサーに光の情報が取り込まれることで写真として仕上がります。
ミラーレス一眼は、ミラーを撤廃し、光をイメージセンサーに直接当て、読み取った情報を基に液晶のファインダーに撮像の様子が映し出す電子ビューファインダーを採用しています。
一眼レフのファインダーに映し出されているのは、そのままの光景ですが、ミラーレス一眼のファインダーに映し出されているのは、光の情報から作られた映像が映し出されています。
一眼レフとミラーレス一眼レフの画質の違いが気になる人がいるかもしれませんが、画質の差はほとんどないと言われています。
画質の良し悪しは、ミラーがあるかないかで決まるのではなく、搭載しているセンサーによって決まるからです。
高画質のカメラが欲しいと思っている方は、ミラーの有無で選ぶのではなく、画素数が高いものを選ぶようにしましょう。
表にまとめましたので、購入時の参考にしてください。
| 一眼レフ | ミラーレス一眼レフ |
特徴 | カメラ内にミラーがあり、ミラーで反射させた光景がファインダーに表示される光学ファインダー方式 | ミラーがなく、画像センサーで光を電気信号に変えて液晶のファインダーに映像を映し出す電子ビューファインダー方式 |
メリット | 高画質、多機能、 機種あり | 小型、軽量、ファインダーでデジタル効果を確認できる、 静止画と動画をすぐに切り替えて撮影できる |
デメリット | ・カメラ本体が大きく重い ・動画撮影時はファインダーが使えない | ・レンズのレパートリーが少ない ・バッテリーの持ちが悪い |
向く人 | ・一瞬を狙う撮影を行いたい ・バッテリーの減りを気にせず使いたい ・昔買ったレンズを沢山持っている | ・これから本格的にカメラを始めたい ・旅行や日常的に持ち歩きたい ・デジタル効果を活かした撮影をしたい ・動画も頻繁に撮影したい ・一瞬を狙うような撮影は行わない
|
1-2.重さや使いやすさは実店舗で触って確認する
カメラを選ぶ際に、気にしたいのがカメラボディの大きさと重さです。まずは現物を実店舗で触って、使用感を確認しておきましょう。
初心者の場合は、どちらかというと、小型で軽量のカメラがおすすめです。なぜなら、実際に手にしてみるとわかりますが、一眼レフカメラというのは想像以上に重く、かさばることが多いからです。
コンパクトデジタルカメラに慣れている場合は、「こんなに一眼は重いのか!」と感じるはずです。
重いと感じるカメラを無理して買ってしまうと、持ち歩かなくなってしまう恐れもあります。一眼レフカメラの初心者が長続きしない原因に、持ち歩くのが辛くなってしまったという理由が多いのです。
旅行などに一眼レフを持参し撮影したいと考えているのであれば、持ち歩きしやすいサイズ・重さのカメラを選びましょう。
1-3.一眼レフの価格相場を知っておく
新品の一眼レフカメラの相場価格ですが、最低で3万円程度〜、高機能な一眼レフカメラになると100万円を超えます。新品のミラーレス一眼も同じような価格帯です。
ボディだけ購入するのか、レンズ付きで購入するのかでも価格は変わりますが、目安としては、10万〜20万円が売れ筋の価格帯です。
初心者の場合、レンズキットタイプ(標準的なレンズ付き)のものを購入するほうがいいでしょう。
レンズキットとは、デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼を購入する際に各メーカーがセットで販売しているレンズのことで、お得な価格で購入することができます。
1-4.アクセサリー類にも予算を残しておくこと
本格的に一眼レフカメラを使いこなしたいのであれば、アクセサリー類の購入は必須となりますので、アクセサリーを購入するための予算も残しておきましょう。撮影したい被写体によっては、交換レンズを最低2つか3つは用意しておきたいですし、夜景や風景を撮影するのであれば三脚は必須です。
◉価格の相場(新品の相場価格)
・カメラバッグ/5,000円〜3万円程度
・交換レンズ/1万円〜 *望遠、広角などレンズによって価格は異なる
・三脚/2,000円〜10万円程度
・予備バッテリー/2,000円〜8,000円程度
・ストロボ/5,000円〜10万円程度 *メーカー純正品は高価
・メモリーカード/2,000円〜1万5,000円程度
1-5.レンタルサービスを利用してみる
一眼レフは高額商品になりますので、購入したいが躊躇しているという方はレンタルサービスを利用してみるといいでしょう。レンタルサービスを使うことで、購入しようと思っているカメラの感触を確かめたり、画質などを確認できます。
ただし、サービス会社によっては最新機種の取り扱いが少なく、数年前に発売された中古の機種が多い場合もありますから、自分が使いたい機種があるかどうかを確認してから利用しましょう。
◉カメラのレンタルサービスまとめ
カメラの種類 | 一眼レフ・コンパクトデジカメ・ビデオカメラ・アクションカメラなどさまざま |
期間 | 1泊2日〜 *会社によって最長レンタル期間は異なるが3ヶ月程度まで可能 |
相場料金 | 1日あたり1,500円〜5,000円程度 *機種などによって異なる |
送料 | 往復無料〜往復1,300円程度 *会社によって異なる |
受け取り方法 | 店頭もしくは宅配 *自宅以外に宅配してくれる会社もある |
◉おすすめのカメラレンタルサービス会社
Rentio
- 保険料などのオプション料金は追加不要
- 過失のない故障に対し修理費の請求なし
- 不注意で壊しても負担は最大2,000円*まで
- その他のアクシデントにも柔軟に対応
レンタルサービスを使うメリットは4つあります。
1.購入するよりも安く使うことができる
2.購入前にお試しで使うことができる
3.最新機種を使うこともできる
4.好きな場所で試し撮りができる
1-5-1.購入するよりも安く使うことができる
レンタルサービスを利用することで、購入するよりも安くカメラを使うことができます。
一眼レフカメラを購入する場合、人気の価格帯の機種であれば10万円前後の出費となりますが、レンタルサービスを利用すれば、3泊4日の利用で1万円程度の出費で済みますから、購入金額の約10分の1程度の金額で一眼レフカメラを利用することができます。
1-5-2.購入前にお試しで使うことができる
一眼レフカメラは高額商品なので、この機種を購入してもいいのかと迷うことも多く「購入する前に試し撮りがしたい」と考える人も多いはずです。
レンタルサービスを利用すれば、実際に使用して使用感を確かめてから購入することができます。
どの一眼を購入すればいいか複数の機種で迷っている、評判がいいと聞いた一眼レフカメラの実際の使用感を確かめたいといった場合に利用してみるといいでしょう。
1-5-3.最新機種を使うことができる
カメラのレンタルサービスでは、最新機種を取り扱っている会社もあります。ネット上で話題になったカメラもレンタルできるので、最新機種を使ってみたい方にはおすすめです。
最新の機種を借りたい場合、レンタル料金が違う場合もありますので、利用前によく確認しておきましょう。
1-5-4.自分が撮影したい被写体で試し撮りができる
レンタルサービスを利用すれば、自分が撮影したい被写体で試し撮りができます。
カメラショップなどの実店舗で試し撮りをさせてもらえることもありますが、たとえば、風景撮影がしたい場合は、その撮影したい場所に行って試し撮りをしてみたいはずです。店舗内の人工的な光の下での撮影と、自然光の下での撮影では、かなり違った写真になるからです。
店舗店頭での短時間の試し撮りではカメラ本来の実力がわからない場合もありますから、レンタルで納得いくまで試し撮りをしてみましょう。
1-6.中古品の購入は慎重に行う
一眼レフの中古品の購入は慎重に行いましょう。初心者は、中古品の品質の良し悪しが見抜けないからです。
しかし、中古カメラは昔から人気があり、非常に古いアンティークカメラには収集家もいるくらいで、すでに廃盤となってしまった人気機種の場合は、プレミアがついて発売時よりも高価になっていることもあります。
もし、特定の中古カメラを購入したいと考えているのであれば、オークションサイトやフリマサイトで個人売買をするのではなく、専門の査定スタッフがいる中古カメラ専門の販売店で購入するようにしましょう。
大手の中古カメラの取扱販売店であれば、十分な検査とオーバーホールを行なったうえで価格決定をしており、購入保証もつけて販売しているため、中古カメラを低リスク・低価格で購入することができるからです。
初心者は、大手の中古カメラ販売店で十分な説明を受けてから、納得したうえで購入することをお勧めします。
こちらのサイトも参考にお読みください。
2.初心者におすすめの一眼レフカメラ5選
初心者におすすめの一眼レフカメラをご紹介します。
まず、基本の情報として、一眼レフカメラには、
・エントリーモデル/初心者向け・入門用
・ミドルクラスモデル/中級クラス向け・一眼に慣れている人向け
・ハイエンドモデル/ベテラン向け
・プロフェッショナル用
と、大まかに分けて4つのクラスがあります。
各メーカーによってクラスの呼び方が違っていることもあり、もっと細かくクラス分けをしているメーカーもあります。
基本的に
エントリーモデル<ミドルクラスモデル<ハイエンドモデル<プロフェショナル用
とクラスが上がることで、高機能になり価格も高額になります。
ここでは、プロフェッショナル用を除いた3つのクラスの特徴をここでご紹介します。
*星は5つを満点とします。
クラス | エントリーモデル | ミドルクラスモデル | ハイエンドモデル |
特徴 | オールマイティな撮影に向く
・ほぼ全てにストロボが内蔵されており、レンズキットもある | オールマイティな撮影に向く
・ほぼ全てにストロボが内蔵されており、レンズキットもある | 撮影したい被写体によって適した機種を選ぶ必要がある
・ストロボが内蔵されていないもの、レンズキットがない機種もある |
画質 | ☆☆ コンパクトデジカメより高画質 | ☆☆☆ エントリーモデルより高画質になる | ☆☆☆☆ ミドルクラスよりも画質は高くなる |
使いやすさ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ 高機能になるぶん、初心者では扱いが難しくなる |
ボディの堅牢性 ☆が多いほど頑丈 | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
価格 ☆が多いほど高価 | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
レンズキットとは、デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼を購入する際に各メーカーがセットで販売しているレンズのことで、お得な価格で購入することができます。入門用のレンズとも言えるので、初心者にはおすすめです。
操作性や価格など、総合的に判断した場合、初心者におすすめなのは、エントリーモデルとミドルクラスモデルです。
ここでは、初心者が安心して使うことができる操作が簡単なエントリーモデルの機種を中心に5つご紹介します。
・キヤノン EOS Kiss X9i
・ニコン D3500
・PENTAX K-70
・SONY α6400
・OLYMPUS PEN E-PL10
参考価格や特徴、オススメの人を表にまとめました。比較検討する際にご活用ください。
*価格はオープン価格となっているため、大手家電量販店などの価格を参考価格として掲載しています。
| 参考価格(税込) | 特徴 | オススメの人 |
キヤノン EOS Kiss | ボディのみ:68,630円 ダブルズームキット:87,232円(Amazon) | ①絶対に失敗しない、完全オートモード搭載 ② オートフォーカス機能が優れている ③Wi-FiやBluetoothを使ってスマホに撮影した写真がすぐに送信できる
| ・スマホのカメラくらいしか操作したことがない人 ・機械操作全般が苦手な人 ・SNSに画像をアップしたい人 ・お孫さん、ペットなど動く被写体を撮影したい人 ・女性や手の小さい男性 |
ニコン D3500 (一眼レフ) | ボディのみ:42,500円 レンズキット: 53,900円(ヨドバシカメラ) | ①ガイドモード搭載で初心者でも本格的な写真が撮れる ②有効画素数2416万画素、最高ISO感度25600で、スマホより圧倒的な高画質の写真撮影が可能 ③長寿命のバッテリーと低電力設計で一日中撮影していても安心 | ・撮影した写真を大きなサイズでプリントして飾りたい人 ・暗い場所での撮影をきれいに撮影したい人 ・長時間撮影することが多い人 ・ニコンファンの人 |
PENTAX K-70 (一眼レフ) | ボディのみ:65,300円レンズキット:89,630円(カメラのキタムラ) | ①防塵・防滴構造を採用し、マイナス10℃の耐寒性も保証 ②高速・高精度なAFシステムで暗いシーンや動きにも強い ③アストロトレーサー機能を使って最低限の機材で天体追尾撮影が可能に | ・キャンプや登山、スキーなどアウトドアレジャーが好きな人 ・海や山など大自然の写真が撮りたい人 ・天体撮影に挑戦してみたい人 ・悪天候でも撮影したい人 |
SONY α6400 (ミラーレス) | ボディのみ:100,210円 パワーズームキット:114,133円(ノジマオンライン) | ①世界レベルのオートフォーカス機能 ②リアルタイムトラッキング機能を搭載 ③自撮り用の液晶モニターが搭載されている | ・動きが激しい被写体を撮影することが多い人 ・ペットや動物を撮影したい人 ・走り回る年頃のお孫さんの撮影をしたい人 ・自撮りをたくさん撮りたい人 ・動画も撮影したい人 |
OLYMPUS PEN E-PL10 | ボディのみ:77,360円レンズキット:84,610円(ヨドバシカメラ) | ①とにかくスタイリッシュで持ち歩くことが楽しくなる、撮影したくなる ②ボディ内手ブレ補正機能で夜景などがきれいに撮影できる ③フィルター機能を使って撮影し、すぐにSNSに画像を投稿できる | ・女性や手の小さい男性 ・機械操作が苦手な人 ・高機能でかつおしゃれなカメラが使いたい人 ・インスタグラムなど画像SNSに写真を投稿したい人 ・旅行によく行く人 |
※価格は2020年9月時点
2-1. オールマイティな撮影がしたいなら、キヤノン EOS Kiss X9i
フィルムカメラの時代から人気があり、「初心者向け」の一眼レフの代名詞とも言えるのがキヤノンのEOS kissシリーズです。kissシリーズには多種のモデルがありますが、その中でも高性能機種が「EOS kiss x9i」です。
「初心者でも簡単に使える」のに「ミドルモデルに負けない高性能」を両立している機種と言え、スマホのカメラでは満足できないけれど機械の操作は苦手という方に、迷わずおすすめできる一台です。
概要は以下のようになります。
幅 | 131.9mm |
高さ | 99.9mm |
奥行き | 76.2mm |
重量 | 485g ※本体のみ |
連写機能 | 有 |
連続撮影速度 | 6コマ/秒 ※連続撮影時 |
最低撮影感度 | 100 |
最高撮影感度 | 12800 |
内蔵ストロボ | 有 |
電源 | リチウムイオンバッテリー |
キットタイプ | ダブルレンズキット |
キットレンズ | EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM |
タッチパネル | 対応 |
マウント | キヤノンEF |
ファインダー視野率 | 95% ※アイポイント約19mm時 |
ファインダー倍率 | 0.82倍 |
Wi-Fi | 対応 |
動画撮影機能 | フルHD画質 |
有効画素数 | 2420万画素 |
液晶サイズ | 3インチ |
防塵・防滴機能 | 無 |
ファインダー | 有 |
対応メディア(メモリーカード) | SD/SDHC/SDXCメモリーカード |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
記録画像形式 | JPEG/RAW/RAW+JPEG |
ダスト除去機能(ダストリダクション) | 有 ※自動/手動、ダストデリートデータ付加 |
オススメのポイントを3つご紹介します。
② オートフォーカス機能が優れている
③Wi-FiやBluetoothを使ってスマホに撮影した写真がすぐに送信できる
2-1-1. 絶対に失敗しない、完全オートモード搭載
スマホのカメラしか操作したことがない人がいきなり一眼レフに挑戦して戸惑ってしまうのは、被写体に合わせて自分で撮影の設定をしなくてはいけないことです。
暗い場所での撮影では光の加減を意識して設定しなくてはいけませんし、手前にピントを合わせて後景をボカした雰囲気のある写真が撮影したいときもレンズの調整が必要です。
EOS kiss x9iには、「シーンインテリジェントオート/ストロボ禁止」と呼ばれている完全オートモードがあるので、それを選択すればシャッターを押すだけでクオリティの高い高画質の写真が撮影できます。
慣れてきたら、「クリエイティブモード」で自分好みに設定をすることで、さらにクオリティの高い写真を撮影することができます。
2-1-2. オートフォーカス機能が優れている
同じEOS kissシリーズの中でも、特にオートフォーカス機能が優れているのがEOS kiss x9iです。
オートフォーカス機能とは、撮りたい被写体にピントを合わせてくれる機能で、オートフォーカス機能が優れている機種は、撮りたいと思った瞬間を逃さず、瞬時にピントがあってサッときれいな写真を撮ることができます。
カメラ撮影に慣れていない人の場合、ピントを合わせるのに時間が掛かったり、せっかくベストショットを狙ったのに、後で確認してみたらピンボケだったといったことが起こりますが、オートフォーカス機能が優れているkiss x9iなら、動きの早いお孫さんの写真やペットの写真を撮る時などでも、しっかりピントが合った写真を撮影することができます。
2-1-3. Wi-FiやBluetoothを使ってスマホに撮影した写真がすぐに送信できる
せっかく撮影した写真は、すぐにSNSにアップして友達に見てもらいたいものです。EOS kiss x9iは、Wi-FiやBluetoothに対応しているので、わずらわしい操作が必要なく、撮影したらすぐにスマホに写真を送信してSNSに投稿することができます。
参考価格(税込) | ボディのみ:68,630円 ダブルズームキット:87,232円(Amazon) |
オススメの人 | ・スマホのカメラくらいしか操作したことがない人 ・機械操作全般が苦手な人 ・SNSに画像をアップしたい人 ・お孫さん、ペットなど動く被写体を撮影したい人 ・女性や手の小さい男性 |
参考:キヤノン:EOS Kiss X9i|概要
2-2. 高画質な写真を撮影したいなら、ニコン D3500
カメラメーカーの中でも、昔から確かな技術力で高い人気があるのがニコンです。「ニコンのカメラしか使わない」と頑固一徹に使い続けるファンもいるメーカーなので、エントリーモデルの機種であっても手抜きはまったくありません。
ニコン D3500はエントリーモデルの中でも高機能を誇り、使い方に慣れて自分で細かい撮影の設定ができるようになれば、ミドルモデルの機種に負けないクオリティの写真撮影も可能です。
概要は以下のようになります。
幅 | 124mm |
高さ | 97mm |
奥行き | 69.5mm |
重量 | 365g ※本体のみ |
連続撮影速度 | 5コマ/秒 ※フォーカスモードがマニュアルフォーカスで、撮影モードがS(シャッター優先オート)またはM(マニュアル)、1/250秒以上の高速シャッタースピード、その他が初期設定時 |
最低撮影感度 | 100 |
最高撮影感度 | 25600 |
内蔵ストロボ | 有 |
リモコン/レリーズ | 対応 ※1コマ撮影、連続撮影、静音撮影、セルフタイマー |
HDMI端子 | 有 ※Type C |
アルカリ乾電池 | 非対応 |
言語表示 | 日本語/英語 |
電源 | リチウムイオンバッテリー ※EN-EL14a |
キットタイプ | レンズキット |
キットレンズ | AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR |
標準撮影可能枚数 | 1550枚 ※カメラ本体でLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL14a使用時 CIPA規格準拠 |
マウント | ニコンF ※※AF接点付 |
ファインダー視野率 | 95% ※上下左右とも約95%(対実画面) |
ファインダー倍率 | 0.85倍 ※50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき |
Wi-Fi | 非対応 |
動画撮影機能 | フルHD画質 |
可動式液晶 | 固定 |
撮像素子サイズ | 23.5×15.6 ※CMOSセンサー、ニコンDXフォーマット |
有効画素数 | 2416万画素 |
液晶サイズ | 3型 ※3型TFT液晶モニター、約92万ドット(VGA)、視野角170度、視野率約100%、明るさ調整可能 |
防塵・防滴機能 | 無 |
ファインダー | 有 ※アイレベル式ペンタミラー使用一眼レフレックス式ファインダー |
対応メディア(メモリーカード) | SDカード |
SDHCカード | |
SDXCカード | |
顔認識 | 有 |
記録画像形式 | JPEG ※JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16) |
| RAW ※RAW12ビット(圧縮) |
内蔵メモリー | 無 |
付属メディア | 無 |
マニュアルフォーカス | 有 |
防水 | 非対応 |
オススメのポイントを3つご紹介します。
②有効画素数2416万画素、最高ISO感度25600で、スマホより圧倒的な高画質の写真撮影が可能
③長寿命のバッテリーと低電力設計で一日中撮影していても安心
2-2-1. ガイドモード搭載で初心者でも本格的な写真が撮れる
「ガイドモード」と呼ばれる液晶モニターに表示されるガイドに従って操作すると、撮りたかった写真や動画がカンタンに撮影できる機能を搭載。
設定の変更に合わせて見た目が変化する「アシスト画像」が表示されるので、どのような写真になるかを確認しながら設定することができます。
背景をキレイにぼかした撮影も簡単にできます。背景のボケ具合は、表示されるアシスト画像を見ながら設定できるので、絞り値の設定も簡単にできます。
川や滝、噴水などの水の流れの撮影も、わかりやすい説明文とアシスト画像で確認しながら、シャッタースピードを速くしたり、遅くしたりすることで表現がどう変化するかがわかるので、自分が撮影したい写真が簡単に撮影できます。
2-2-2. 有効画素数2416万画素、最高ISO感度25600で、スマホより圧倒的な高画質の写真撮影が可能
有効画素数2416万画素の高画素と解像力の高いニッコールレンズで、被写体の質感やディテールまで緻密に再現することができます。
高画素なので、小さく写ってしまった写真をトリミングして引き伸ばしても高画質のまま。お孫さんのかわいい表情だけを切り取ってプリントしたいといった希望も叶えます。
ISO感度は100~25600の広い感度域で、さまざまな明るさでの撮影に対応します。さらに画像処理エンジンEXPEED 4のノイズ低減処理で、どの感度域でもくっきり美しく撮影ができます。
光量が少なくても速いシャッタースピードで撮れるから、水族館のような薄暗い場所で手持ちで撮影しても、手ブレ・被写体ブレを抑えて自然な雰囲気のまま撮影することができます。
2-2-3. 長寿命のバッテリーと低電力設計で一日中撮影していても安心
長寿命バッテリー&低消費電力設計なので、旅行や運動会など、朝から夕までたっぷり撮影するときも、安心です。撮影後にすぐに写真を見せて!とお孫さんから言わることも多いと思いますが、その場で見せる時もバッテリーを気にすることなくできます。
背面右側に集約したボタンレイアウトだから片手でも操作しやすい設計で、空いている左手をレンズに添えれば手ブレを抑えて撮影することができます。
参考価格(税込) | ボディのみ:42,500円 レンズキット: 53,900円(ヨドバシカメラ) |
オススメの人 | ・撮影した写真を大きなサイズでプリントして飾りたい人 ・暗い場所での撮影をきれいに撮影したい人 ・長時間撮影することが多い人 ・ニコンファンの人 |
参考:D3500 – 概要 | 一眼レフカメラ
2-3. 過酷な環境下で撮影したいなら、PENTAX K-70
ペンタックスは、ニコンやキヤノンほど知名度はありませんが、カメラメーカーとしては、長い歴史があり、初の国産一眼レフカメラを製造・販売した一眼レフのパイオニア的存在です。
ペンタックスKシリーズの魅力は、プロフェッショナルモデルがない代わりに、他社であれば中級機以上が採用する防塵・防滴構造を初心者向けのカメラにも取り入れているといったユーザーの利便性を考えた良心的な設計です。
今回ご紹介するPENTAX K-70は、海や山でアクティブに撮影に適した強靭なボディが最大の魅力となっています。
概要は以下のようになります。
幅 | 125.5mm |
高さ | 93mm |
奥行き | 74mm |
重量 | 628g ※本体のみ |
連写機能 | 有 |
連続撮影速度 | 6コマ/秒 ※JPEG(L・★★★・連続H):40コマまで、RAW:10コマまで、RAW+:8コマまで |
最低撮影感度 | 100 |
最高撮影感度 | 102400 |
内蔵ストロボ | 有 |
HDMI端子 | HDMI(タイプD) |
言語表示 | 多言語対応 ※20言語:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語、フィンランド語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、トルコ語、ギリシャ語、ロシア語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体時) |
電源 | リチウムイオンバッテリー ※充電式リチウムイオンバッテリーD-LI109 |
キットタイプ | レンズキット |
キットレンズ | DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WR |
標準撮影可能枚数 | 410枚 ※フラッシュ50%発光 |
480枚 ※フラッシュ発光なし | |
マウント | ペンタックスK |
ファインダー視野率 | 100% |
ファインダー倍率 | 0.95倍 ※50mmF1.4・∞ |
Wi-Fi | 対応 |
動画撮影機能 | フルHD画質 |
可動式液晶 | バリアングル |
撮像素子サイズ | 23.5×15.6 |
有効画素数 | 2424万画素 |
液晶サイズ | 3型 ※アスペクト比3:2 |
防塵・防滴機能 | 有 |
ファインダー | 有 ※ペンタプリズムファインダー |
対応メディア(メモリーカード) | SDHCカード |
SDXCカード | |
SDカード | |
手ブレ補正機能 | 有 ※撮像素子シフト方式 (SR:Shake Reduction) |
顔認識 | 有 |
シャッタースピード | 1/6000~30秒 |
記録画像形式 | JPEG/RAW ※RAW(PEF/DNG)、JPEG(Exif 2.3準拠)、DCF2.0準拠 |
ダスト除去機能(ダストリダクション) | 有 ※撮像素子駆動およびSPコーティング |
防水 | 非対応 |
オススメのポイントを3つご紹介します。
②高速・高精度なAFシステムで暗いシーンや動きにも強い
③アストロトレーサー機能を使って最低限の機材で天体追尾撮影が可能に
2-3-1. 防塵・防滴構造を採用し、マイナス10℃の耐寒性も保証
K-70には、ボディ全体に100点ものシーリング部材を使用し、水滴やホコリの浸入を防く加工がされています。
マイナス10℃での環境試験が行われており、機構・回路の動作精度と安定性、応答性、バッテリーの電圧変動などの検証全てをクリアしていますから、雪山などでも不安なく撮影を行う事が可能です。
さらに、安定した持ち方を保てるようグリップデザインが採用されており、寒冷地や、気温が下がる夜間などに、手袋を装着している状態でも本体がすべり落ちてしまう心配がありません。
2-3-2. 高速・高精度なAFシステムで暗いシーンや動きにも強い
K-70ではペンタックス初のハイブリッドAF(オートフォーカス)方式を採用しています。
合焦精度に優れるコントラストAFと、イメージセンサー面に配置した位相差検出素子により高速なAFを実現する像面位相差AF、双方のメリットを融合し、素早く快適なピント合わせを可能にしていますので、素早く快適なピント合わせができます。
ペンタックスの特徴として暗所であっても的確に被写体にピントを合わせられる機能がありますが、K-70も低輝度に対応する高感度オートフォーカス(AF)センサーを採用していて、肉眼で被写体が確認しづらい暗い場所でもしっかりとピントを合わせて撮影することができます。
2-3-3. アストロトレーサー機能を使って最低限の機材で天体追尾撮影が可能に
通常の長時間露光で天体を撮影すると、星は線になって流れて写ります。星を星として点で撮影したい場合には、「赤道儀」といった機材が必要になります。
K-70にはアストロレーサーと呼ばれる本体内のイメージセンサーを動かすことで星を追尾して点像で撮影できる機能が搭載されています。別売りのGPSユニット「O-GPS1」を装着すれば、通常の天体撮影に必要な多くの機材を用意することなく、星を点にした状態で撮影をすることができます。
価格(参考価格) | ボディのみ:65,300円 レンズキット:89,630円(カメラのキタムラ) |
オススメの人 | ・キャンプや登山、スキーなどアウトドアレジャーが好きな人 ・海や山など大自然の写真が撮りたい人 ・天体撮影に挑戦してみたい人 ・悪天候でも撮影したい人 |
参考:PENTAX K-70 / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
2-4. 動きの激しい被写体を撮影するなら、SONY α6400
α6400(ILCE-6400)は2019年3月に発売されたミラーレス一眼レフカメラで、初級〜中級者向けのエントリーモデルという位置づけで発売されましたが、中級〜上級者でも不満なく使える高機能な一台で、上級者が2台目として購入することもあるほどです。
「技術のSONY」らしく、AIを活用した最先端の機能が搭載されているのが魅力です。
概要は以下のようになります。
幅 | 120mm |
高さ | 66.9mm |
奥行き | 48.8mm |
重量 | 361g ※本体のみ |
撮像素子サイズ | 23.5×15.6 ※APS-Cサイズ、Exmor CMOSセンサー |
手ブレ補正機能 | 無 ※交換レンズ側による |
マウント | ソニーE |
有効画素数 | 2420万画素 |
記録画像形式 | JPEG ※DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、 MPF Baseline |
RAW ※ソニーARW 2.3フォーマット | |
動画撮影機能 | 4K画質 |
シャッタースピード | 1/4000 |
連続撮影速度 | 11コマ/秒 ※Hi+時 |
連写機能 | 有 |
液晶サイズ | 3型 ※TFT駆動 |
ライブビュー機能 | 有 |
タッチパネル | 対応 |
可動式液晶 | チルト ※カメラ背面に対して上約90°、下約45° |
顔認識 | 有 |
ファインダー | 有 |
ファインダー視野率 | 100% |
ファインダー倍率 | 1.07倍 ※35mm判換算:約0.70倍、50 mmレンズ、無限遠、視度-1m-1時 |
オススメのポイントを3つご紹介します。
②リアルタイムトラッキング機能を搭載
③自撮り用の液晶モニターが搭載されている
2-4-1. 世界レベルのオートフォーカス機能
α6400のAF(オートフォーカス)機能はSONYが発売しているミラーレスの中でも最高レベルで、世界最速0.02秒の高速レスポンスを実現しています。
さらに、「リアルタイム瞳AF」というオートフォーカス機能も搭載されています。これは、カメラが自動で動物の瞳にフォーカスを合わせてくれる機能で、人間だけでなく犬や猫などの動物の瞳にも反応します。
α6400なら動いている被写体に瞬時にピントを合わせることができるので、運動会でお孫さんが走っているシーン、犬が走っているシーン、こちらに向かってくる自動車や電車など、動きのある被写体をしっかりとピントを合わせて撮影することができます。
参考:α6400 特長 : 決定的瞬間を捉えるスピード性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ)
2-4-2. リアルタイムトラッキング機能を搭載
AI(人工知能)を活用した「リアルタイムトラッキング」機能を搭載しています。狙いたい被写体を指定して、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追随させることができる機能です。
一度ピントを合わせた被写体をカメラが自動で追い続けるので、動く被写体の連続撮影などに適しており、走り回る犬や遊びまわる小さな子供の撮影などにピッタリです。
参考:α6400 特長 : 決定的瞬間を捉えるスピード性能 | デジタル一眼カメラα(アルファ)
2-4-3. 自撮り用の液晶モニターが搭載されている
α6400にはチルト式の液晶パネルが搭載されています。チルト式は、液晶モニターを上下に動かすことができ、写真を撮る際に目でのぞいて構図を確認できるのが特徴です。
チルト式のモニターがない場合、撮影している画角が確認できないので、自撮り動画を撮るときに不便ですが、α6400は自撮り用に液晶モニターが動かせるので、ひとりで動画撮影をするときなどにも便利です。
価格(参考価格) | ボディのみ:100,210円 パワーズームキット:114,133円(ノジマオンライン) |
オススメの人 | ・動きが激しい被写体を撮影することが多い人 ・ペットや動物を撮影したい人 ・走り回る年頃のお孫さんの撮影をしたい人 ・自撮りをたくさん撮りたい人 ・動画も撮影したい人 |
2-5. スタイリッシュな高機能カメラが使いたいなら、OLYMPUS PEN E-PL10
オリンパスのPENシリーズには歴史と伝統があり、フィルムカメラの時代から非常に人気のある機種です。そのPENシリーズの最新モデルがOLYMPUS PEN E-PL10です。
女性ユーザーを意識したスタイリッシュなボディとオシャレ感をさらに高めるアクセサリー類も揃っており、オシャレに敏感な人たちからとても人気があります。もちろん男性が利用してもまったく問題はありません。
簡単に美しい写真が撮影できる高機能を備えているので、プロのカメラマンがオフの時間用に購入して純粋に写真を楽しむために使っていることも多いと言われるほどのクオリティの高さを誇ります。
概要は以下のようになります。
幅 | 117.1mm |
高さ | 68mm |
奥行き | 39mm |
重量 | 380g ※付属充電池およびメモリーカード含む 332g ※本体のみ |
撮像素子サイズ | 4/3型 ※Live MOSセンサー |
手ブレ補正機能 | 有 ※ボディ内手ぶれ補正(撮像センサーシフト式3軸手ぶれ補正) |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
有効画素数 | 1605万画素 |
記録画像形式 | RAW ※12bit ロスレス圧縮 |
JPEG | |
RAW+JPEG | |
シャッタースピード | 1/4000~60秒 ※メカニカルシャッター |
1/16000~60秒 ※電子シャッター | |
1/320~60秒 ※電子先幕シャッター | |
連続撮影速度 | 8.6コマ/秒 ※連写H |
4.8コマ/秒 ※連写L | |
4.3コマ/秒 ※低振動連写L | |
14.1コマ/秒 ※静音連写H | |
6.1コマ/秒 ※静音連写L | |
最低撮影感度 | 100 ※LOW 約100相当 |
最高撮影感度 | 25600 |
液晶サイズ | 3型 ※約104万ドット(3:2) |
タッチパネル | 対応 ※静電容量方式タッチパネル |
可動式液晶 | 有 ※上:約80度、下:約180度 |
フォーカスエリア(測距点) | 121点 ※コントラストAF |
対応メディア(メモリーカード) | SDカード |
SDHCカード ※UHS-I、II対応 | |
SDXCカード ※UHS-I、II対応 | |
電源 | リチウムイオン充電池 ※BLS-50 |
標準撮影可能枚数 | 350枚 |
内蔵ストロボ | 有 ※TTL調光内蔵フラッシュ GN=5.4(ISO100・m)、GN=7.6(ISO200・m) |
外部ストロボ | 対応 |
キットタイプ | レンズキット |
キットレンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ |
オススメのポイントを3つご紹介します。
②ボディ内手ブレ補正機能で夜景などがきれいに撮影できる
③フィルター機能を使って撮影し、すぐにSNSに画像を投稿できる
2-5-1. とにかくスタイリッシュで持ち歩くことが楽しくなる、撮影したくなる
カラーバリエーションは3種類。一眼レフカメラにはめずらしいホワイト、レトロ感たっぷりなブラウン、シンプルでPENシリーズのデザイン性が引き立つブラックです。
特に女性は、旅行中にスタイリッシュなカメラをさっそうと使いこなす自分を想像するだけでワクワクしてしまうもの。話題のカフェなどでスイーツとともに自撮りをする場合でも、OLYMPUS PEN E-PL10をさっとバッグから取り出せば、周りの人から羨望の眼差しで見られるでしょう。
カメラを持ち歩くことが楽しくなれば、自然と撮影することも楽しくなります。
2-5-2. ボディ内手ブレ補正機能で夜景などがきれいに撮影できる
PEN E-PL10では、ボディ内手ブレ補正機構を搭載しているので、夜間などシャッタースピードが低下して手ブレが生じやすい場面でも、極力手ブレを防いでくれるので夜景などがきれいに撮影できます。
その他、一眼レフカメラらしくボケ味を出した写真が撮りたければ、液晶モニター上に表示されるゲージにおいて視覚的に背景のボケ具合を調整することが可能です
あらゆる撮影シーンで視覚的に分かりやすく設定、撮影を行うことができるため、初心者でもクオリティの高い写真を簡単に撮影することができます。
2-5-3. フィルター機能を使って撮影し、すぐにSNSに画像を投稿できる
OLYMPUS PEN E-PL10には、フィルター機能もあります。16種類31タイプの豊富なフィルターが揃っていて、撮影シーンや思い浮かべるイメージに合ったフィルターが選べます。
写真をノスタルジックな雰囲気に仕上げる「ネオノスタルジー」、柔らかい雰囲気を表現する「ヴィンテージ」など、フォトジェニックな作品に仕上げるのに最適なフィルターがたくさんありますので、撮影したらすぐにSNSに投稿することができます。
価格(参考価格) | ボディのみ:77,360円 レンズキット:84,610円(ヨドバシカメラ) |
オススメの人 | ・女性や手の小さい男性 ・機械操作が苦手な人 ・高機能でかつおしゃれなカメラが使いたい人 ・インスタグラムなど画像SNSに写真を投稿したい人 ・旅行によく行く人 |
参考:OLYMPUS PEN E-PL10 | デジタル一眼カメラ PEN
〜コラム〜 「らくらくコミュニティ」のフォトコンテストに出品してみよう
一眼レフカメラを手に入れたら、フォトコンテストにも挑戦したくなるでしょう。
シニア層に大人気のSNS「らくらくコミュニティ」でも、本格的なフォトコンテストが行われているのでご紹介します。
まず、「らくらくコミュニティ」についてご紹介しましょう。
2012年8月にスマートフォン向けコミュニティサービスとしてスタートしたのが「らくらくコミュニティ」です。「らくらくホン」「らくらくスマートフォン」にはあらかじめ搭載されているため、圧倒的にシニアの利用者数が多いコミュニティとなっており、SNSの初心者が多いシニアが使いやすく、とても簡単に利用できる設計になっています。もちろん、利用は無料です。
大きな特徴は以下の3つです。
◉専門スタッフが24時間、投稿された内容をチェックしているので安心
らくらくコミュニティでは、専門スタッフが24時間投稿された内容をチェックしていて、個人情報が漏洩していないか、公序良俗に反していないかなどを確認してから公開されます。他のSNSとは違って、書き込みの直後に発言が他人の目に触れることはなく、専門のスタッフが「漏れてはいけない情報」が書かれていないか、他人を誹謗中傷した内容でないか等をチェックしてから掲載されます。
◉全くの初心者が参加できる「自己紹介用の掲示板」が用意されている
らくらくコミュニティには、そんな人も優しく迎え入れてくれる「自己紹介用の掲示板・はじめまして」が用意されています。趣味のこと、飼っているペットのことなどなんでもかまわないので、自己紹介してみてください。先輩のユーザーがコメントをくれたり、たくさんの人が「拍手ボタン」を押して応援してくれます。
◉慣れてきたら、自分で撮影した写真、絵画や俳句などをアップして皆に見てもらえる
らくらくコミュニティには、旅、食、ペット等についての掲示板が用意されていて、自分が撮影した写真を他のユーザーに見てもらったり、他のユーザーの写真を見たり、コメントをもらったりして交流することができます。自作の俳句や川柳、絵画や工作などを披露する掲示板もあります。
らくらくコミュニティでは、定期的に写真コンテストが行われており、こちらも大人気です。
・撮影はスマホでも一眼レフでもどちらでもOK!
・応募方法は、SNS内のフォトコンテスト専用掲示板に投稿するだけ!
・プロの写真家が選考する本格的なフォトコンテストです!
ほぼ毎月開催されており、テーマはその月によって変わります。
2020年1〜5月のテーマをご紹介します。
1月/見つけた ! 気づいた ! 新発見 ! !
2月/わたしの好きな「日本」
3月/令和はじめての春
4月/我が家のお楽しみ
5月/とっておきの一枚
現在行われているフォトコンテストの内容は、らくらくコミュニティのアカウントを登録して、ログインをすると閲覧することができます。
3.まとめ
初心者向けの一眼レフカメラはたくさんありますので、どれを購入していいのか迷う人も多いかもしれませんが、ポイントをしっかり抑えておけば、自分に最適な一眼を選ぶことができるでしょう。
最後に、一眼レフを選ぶ際の6つのポイントを復習しておきましょう。
1.一眼レフとミラーレス一眼レフの違いについて知っておく
2.重さや使いやすさは実店舗で触って確認する
3.一眼レフの価格相場を知っておく
4.アクセサリー類にも予算を残しておくこと
5.レンタルサービスを利用してみる
6.中古品の購入は慎重に行う
ベストショットが撮れたらぜひ、フォトコンテストにも挑戦してみてください。らくらくコミュニティのフォトコンテストは、プロの写真家が選考してくれる本格的なコンテストで毎月テーマを決めて行われています。フォトコンテスト以外にも写真を披露できるのでおすすめです。
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