
「定年後、夫が趣味も友達もいなくて、家でゴロゴロしてばかりいる」
「子どもたちも独立・結婚して、急に自分の時間が増えたけれど、特にすることがない」
働き者の日本のシニアの中には、そんな風に老後の時間を持て余す人も多いようです。
楽しい趣味を持ちたくても、何をすればいいのかわからない……
そんな悩みの声が聞こえてきます。
「自分も同じ」と思い当たった人は、ぜひこの記事を熟読してください!
ひとり一人の生活事情や個性に合わせて、
- アクティブかそうではないか
- お金をたくさんかけられるか、節約したいか
- 仲間とわいわいしたいか、自分ひとりで楽しみたいか
といった希望にぴったりの趣味・レクリエーションを選ぶことができます。
ここからは、
◆ まずは現代シニアの趣味事情を知り、
◆ これから新しい趣味を探す人に、探し方のポイントを解説、
◆ 最後に具体的な趣味・楽しみ方を12のジャンルに分けて紹介
していきます。
読み終わったときには、あなたのシニアライフをますます輝かせてくれる新しい楽しみがきっと見つかるはずです!
目次
- 1 シニアこそ人生を楽しめる!〜高齢者の趣味事情〜
- 2 シニア世代の趣味・レクリエーション探しのポイント
- 3 シニア世代におすすめの楽しみ方 12選
- 3-1 運動を楽しむ:スポーツ、ダンス、ヨガなど
- 3-2 自然に親しむ:山歩き、釣り、家庭菜園など
- 3-3 旅に出る:国内旅行、バスツアー、海外旅行、クルージングなど
- 3-4 インターネットでSNSなどを楽しむ:Facebook、ブログなど
- 3-5 観て楽しむ:スポーツ観戦、舞台鑑賞、コンサートなど
- 3-6 音楽を楽しむ:楽器演奏、合唱など
- 3-7 映画やドラマを観る:映画鑑賞、DVD鑑賞、ドラマ鑑賞など
- 3-8 芸術に親しむ:絵画、写真、陶芸など
- 3-9 ものをつくる:日曜大工、手芸、料理など
- 3-10 知的好奇心を満たす:読書、外国語、史跡めぐりなど
- 3-11 脳トレに励む:囲碁将棋、パズルなど
- 3-12 人のためになる:ボランティアなど
- 4 まとめ
1 シニアこそ人生を楽しめる!〜高齢者の趣味事情〜
昔は「老後」といえば、仕事だけでなく人生からもリタイアして、あとを子世代・孫世代に任せて静かに暮らしていく……そんなイメージを持っていた人も多かったかもしれません。
が、現代のシニアはとてもアクティブで好奇心旺盛!
それがよくわかるこんな統計があります。
内閣府が全国の60歳以上の男女6,000人を対象に調査した「平成26年度 高齢者の日常生活に関する意識調査結果」(複数回答あり)によると、日常で楽しみにしていることを質問したところ、実にたくさんの趣味やレクリエーションが挙げられました。
楽しみが「特にない」と回答したのは、わずかに0.8%。
「旅行(41.2%)」、「散歩、ウォーキング、ジョギング(28.4%)」、「スポーツ活動(20.1%)」、「ハイキング・登山・キャンプ・釣りなどアウトドアレジャー(10.9%)」、「社会福祉、ボランティア活動(7.8%)」
など、アクティブな趣味や活動に打ち込んでいる人もたくさんいるという結果でした。
考えてみれば、シニア世代になると、若い頃よりも自由な時間も使えるお金も増えて、やりたいことを存分に楽しむことができるとも言えます。
「若いときは忙しくてできなかったことに、今だからこそチャレンジしてみたい!」
「子どもたちも独立して、あらためて自分のために毎日を過ごしたい」
そんな願いもかなえられる世代。
いわば現代の「老後」とは、「第二の青春」なのです。
普段の楽しみ(60歳以上の男女・複数回答あり)

2 シニア世代の趣味・レクリエーション探しのポイント
とはいえ、前章の統計でのベスト3である「テレビ、ラジオ」、「新聞、雑誌」、「親しい友人、同じ趣味の人との交際」を楽しみにしているシニアの中には、
「本当に1日ぼーっとテレビを見ているだけ」
「朝に新聞を読んだら、夕刊が来るまで特にすることはない」
「ご近所の1〜2人の友だちと、お茶飲み話ができるのも週に1回くらい」
など、それ以外はほぼ無趣味と同じ、という人も含まれているかもしれません。
実際、同じ統計の中で、「日常生活全般についての満足度」を質問したところ、「満足している」「まあ満足している」の合計68.3%に対して、「やや不満である」「不満である」と答えた人は計28.8%。
3割近い人は、まだまだものたりさなさを感じていました。
日常生活全般についての満足度

では、「もっと生活の中で、楽しいことをしてみたい」と考えている人が、これから新しい趣味や楽しみを探すときに、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
以下に、シニアならではの趣味・楽しみ探しのコツを5つ挙げてみました。
2-1 体力(健康でないとできないか、身体が不自由でも続けられるか)
やりたいこと、興味があることを考えてみたときに、まずは自分の体力、健康状態と相談してみましょう。
「自分はまだまだ元気いっぱいだ!」
と自信がある人なら、スポーツなどのアクティブな趣味にでも挑戦できますよね。
一方で、持病があったり、腰痛やひざ痛などに悩まされていたり、身体が不自由だったりする場合は、体力がそれほど必要ない趣味の方がよいでしょう。
例えば絵を描いたり俳句を詠んだり、花の写真を撮ったり、古い映画のDVDを片っ端から観つくしたり。
体力ではなく、創造力や感性を生かした趣味もオススメです。
2-2 予算(お金がかけられるか、かけられないか)
次に考えたいのは、趣味にかけられる予算です。
「クルーズ船で世界中を巡るのが夢だった!」、「骨董をコレクションしたい」などという場合は、かなりお金がかかりますよね。
反対に、「できるだけコストを抑えたい」という人なら、お金をかけずに楽しめることを探す必要があります。
幸い、現代では便利なサービスがたくさんあります。
読書好きの人は、図書館を利用すれば無料ですし、映画も「VOD(ビデオ・オンデマンド)」と呼ばれる動画配信サービスに加入すれば、月額利用料・数百円で、人気の作品が見放題です。
<オススメVOD>
hulu(フールー)/月額933円 (税抜)
https://www.happyon.jp/
Amazonプライムビデオ/月額500円・年額4,900円(税込)
https://www.amazon.co.jp/Prime-Video/b?ie=UTF8&node=3535604051
dTV/月額500円(税抜)
https://pc.video.dmkt-sp.jp/
※金額は2019年7月現在のものです。正確な金額は各サイトをご確認ください。
自分のお財布と相談して、予算に合わせた趣味探しをしてください。
2-3 距離(自宅や近所でできるものがいいか、遠くに出かけたいか)
趣味探しでは、近場で楽しみたいか、遠くまで出かけられるかも重要なポイントです。
「日本百名山をすべて回るのを目標にしたい」
などという希望があれば、お金もかかりますし、出かける時間も体力も必要です。
「そんなに遠出はできないな」
と判断したら、なるべく近場でできる趣味を探すとよいでしょう。
地域センターや大型ショッピングモールなどのカルチャースクールに参加してみるのもいいですね。
地元に趣味のサークルがないか、探してみるのもオススメです。
写真サークル、合唱サークル、囲碁サークルなど、興味のあるグループに入れば、ご近所に友だちも増えて一石二鳥です。
2-4 人数(仲間と大勢で楽しみたいか、一人で楽しみたいか)
次に考えたいのは、自分が
- 大勢でわいわいするのが好き
- ひとりが好きなの
どちらのタイプなのかということです。
人との付き合いが好きな人は、大勢でできる趣味を探すといいでしょう。
例えば、ゲートボールなどチームでするスポーツや、英会話スクールや囲碁・将棋のクラブなど、同好の士が集まる場所に通うなどです。
ひとりが気楽な人は、あえてグループの中に入らず、自分だけで取り組めることが向いているでしょう。
ジグソーパズルやクロスワードで脳トレしたり、ガーデニングで庭を飾ったり、パソコンを学んでブログを書いてみたりするのも楽しそうですね。
2-5 貢献度(人のために何かしたいか、自分自身が楽しみたいか)
自分が持っている知識や経験などを生かして、誰かの役に立てることも、シニアならではの喜び、楽しみですよね。
そんな熱い想いを持っている人には、やはり、ボランティア的な活動がぴったりでしょう。
シニア向けの海外協力隊もありますし、地域密着のNPOもさまざまあります。
「猫が好きなので、保護猫の活動に協力しよう」
「子育て経験を生かしたいから、子ども食堂など子育て支援に携わりたい」
など、自分の好きなこと、得意なことを生かせるものを探してみてください。
また、「ボランティアまではできないけれど、せっかくやるなら人に喜ばれる趣味がいい」という人は、例えば料理を習ってまわりに振る舞うなどもよいですね。
3 シニア世代におすすめの楽しみ方 12選
さて、これで趣味の選び方は万全ですよね。
ではいよいよ、あなたにぴったりの新たな楽しみを探してみましょう!
以下に、シニアに人気の趣味やレクリエーションを、12のジャンルに分けて挙げてみました。
興味が持てそうなもの、やってみたかったことをぜひ見つけてください。
ジャンル | 具体例 | こんな人にオススメ! |
運動を楽しむ | ウォーキング、ジョギング、マラソン、ゴルフ、水泳、ジム、フィットネス運動、登山、ハイキング、テニス、サイクリング、ボウリング、卓球、ヨガ、社交ダンス |
|
自然に親しむ | 散歩、山歩き、釣り、家庭菜園、ガーデニング |
|
旅に出る | 温泉旅行、バスツアー、海外旅行、クルーズ旅行 |
|
SNSなどを楽しむ | SNS(Facebookなど)、ブログ、ハンドメイド販売サイト |
|
観て楽しむ | スポーツ観戦、舞台鑑賞、コンサート鑑賞 |
|
音楽を楽しむ | 楽器演奏、合唱、カラオケ |
|
映画やドラマを観る | 映画鑑賞、DVD鑑賞、ドラマ鑑賞 |
|
芸術に親しむ | 絵画を描く、写真撮影、陶芸、華道、茶道、書道、俳句、短歌 |
|
ものをつくる | 日曜大工、手芸、料理、お菓子作り |
|
知的好奇心を満たす | 読書、外国語会話、史跡めぐり、寺社めぐり |
|
脳トレに励む | 囲碁、将棋、ジグソーパズル、クロスワード |
|
人のためになる | ボランティア |
|
3-1 運動を楽しむ:スポーツ、ダンス、ヨガなど
シニアに人気のスポーツといえば、
- ウォーキング
- ジョギング、マラソン
- ゴルフ
- 水泳
- ジム、フィットネス運動
- 登山、ハイキング
- テニス
- サイクリング
- ボウリング
- 卓球
などがあります。また最近は、
- ヨガ
も大人気。
スポーツとは違いますが、体を使うものとして、
- 社交ダンス
も根強いファンがいます。
おしゃれをして人前に出ることで、いつまでも若々しくいられそうですね。
3-2 自然に親しむ:山歩き、釣り、家庭菜園など
都会よりも田園風景が好きな人、植物や動物、昆虫などが好きな人は、自然に癒される趣味がぴったりです。
- 散歩
- 山歩き
などをしながら、風景や植物の写真を撮るのもいいですね。
趣味と実用を兼ねるなら、
- 釣り
もオススメです。
遠出ができない場合は、
- 家庭菜園
- ガーデニング
などを自宅で楽しんでみましょう。
3-3 旅に出る:国内旅行、バスツアー、海外旅行、クルージングなど
旅好きの人なら、仕事や子育てを卒業した今こそ、たっぷり時間をとれるチャンスです。
夫婦や仲間とわいわい出かけるなら、
- 温泉旅行
- バスツアー
はいかがでしょう?
映画や小説で憧れた異国の街を訪れる、
- 海外旅行
も、今なら1週間、2週間とゆったり出かけられます。
また、シニアに人気なのが、
- クルーズ旅行
です。
豪華客船での旅は「動くホテル」とも呼ばれ、荷物ごと移動ができるので便利。
車椅子の人でも、海外をあちこち巡ることができるのが魅力です。
3-4 インターネットでSNSなどを楽しむ:Facebook、ブログなど
「高齢者はパソコンや電子機器が苦手」と決めつけられたのは過去の話。
最近では、パソコンもスマホも自在に操り、インターネットを楽しんでいる人も多いですよね。
スマホを利用するシニアも、年々増えています。
そんなタイプには、
- SNS
- ブログ
がオススメです。
特に「Facebook」は、SNSの中でも比較的にユーザーの年齢層が高いと言われています。
昔の同級生を検索して、旧交をあたためるのもいいですね。
また、手芸や日曜大工などものづくりが好きなら、インターネットの
- ハンドメイド販売サイト
で、作ったものを売ってみるのも楽しそうです。
自分オリジナルの手芸作品や木工品などをサイトに出品して、誰かが買ってくれたときの喜びは格別ですよ。
一方で、「インターネットにもSNSにも興味はあるけれど、やっぱり難しい」と苦手意識を持っている人もまだまだ多いでしょう。
そんなシニアには、「らくらくコミュニティ」をオススメします!
らくらくコミュニティとは?
「らくらくコミュニティ」とは、インターネットを通じて手軽に交流できる無料のコミュニケーションサイトです。
会員登録するだけで、写真やコメントを自由に投稿できるのが魅力で、サイト内には、「旅」「健康」「グルメ」「ペット」など、テーマ別の掲示板がたくさんあります。
あなたにぴったりの話題がきっと見つかりますので、写真やコメントをどんどん投稿してみてください。
会員数は、2019年3月現在で何と160万人!
コメントをやりとりしているうちに、サイト内での仲間や友達もどんどん増えていくはずです。
また、定期的に「フォトコンテスト」も開催しています。
自慢の写真を投稿、会員のみなさんに披露することもできますので、ぜひ参加してください!
◎ 利用料は無料です!
※ 詳しくはこちら http://www.fmworld.net/product/phone/rakuraku/special/article/0001/
3-5 観て楽しむ:スポーツ観戦、舞台鑑賞、コンサートなど
「サッカーや野球が好きだけれど、自分で楽しむには体力が不安……」という人は、
- スポーツ観戦
に出かけてみましょう。
広いスタジアムで大きな声をあげて応援すれば、爽快感いっぱい!
好きなチームが勝ったときには、知らない人とも抱き合って喜んだりして、一体感も格別です。
また、インドア派の人なら、
- 舞台鑑賞
- コンサート鑑賞
がぴったりです。
ひと口に舞台といっても、ストレートプレイ、歌舞伎、宝塚、ミュージカル、能、狂言など実にさまざまで、ご贔屓の役者を「追っかけ」てみるのもいいですね。
コンサートも、人気歌手の公演、ホールで聴くクラシック、お酒を嗜みつつのジャズクラブ、若いころに好きだった海外アーティストの来日公演など、いろいろな楽しみ方ができます。
3-6 音楽を楽しむ:楽器演奏、合唱など
音楽を聴くだけでなく、自分で演奏するのもよい趣味です。
- 楽器演奏
の場合、ピアノは指を使うので脳の運動になり、管楽器なら腹式呼吸が身につくなど、健康効果も期待できるでしょう。
また、「音楽をやってみたいけれど、楽器演奏は苦手」という人は、
- 合唱
- カラオケ
がオススメです。
大きな声で歌うと、ストレスも発散できます。
3-7 映画やドラマを観る:映画鑑賞、DVD鑑賞、ドラマ鑑賞など
「映画が好きで、大きなスクリーンで迫力を味わいたい」というなら、もちろん
- 映画鑑賞
が欠かせませんよね。
たくさん観たい人はシニア割引や、女性ならレディースデー割引などを利用して、お得に楽しみましょう。
「映画館にはこだわらない、家で観るのも好き」というタイプなら、自宅での
- DVD鑑賞
- ドラマ鑑賞
が最近とても便利になっています。
以前はレンタルビデオ店に借りにいって、期限を気にして返却しなければなりませんでしたが、今は「VOD(ビデオ・オンデマンド)」というものがあります。
インターネットを通じて、何万本という作品の中から、好きなときに好きな映画やドラマを選んで観られるサービスで、「Amazonプライムビデオ」、「Hulu(フールー)」、「dTV」などが人気です。
月額利用料は、おおむね数百円から1,000円強の定額制が多く、何作品でも見放題!
映画・ドラマ好きならぜひサービスに加入してみてください。
<オススメVOD>
hulu(フールー)/月額933円 (税抜)
https://www.happyon.jp/
Amazonプライムビデオ/月額500円・年額4,900円(税込)
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dTV/月額500円(税抜)
https://pc.video.dmkt-sp.jp/
※金額は2019年7月現在のものです。正確な金額は各サイトをご確認ください。
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3-8 芸術に親しむ:絵画、写真、陶芸など
アートに興味があって、「自分でも作品づくりをしたい」と思うなら、
- 絵画を描く
- 写真撮影
- 陶芸
などはいかがでしょうか。
教室に通うのもいいですし、それが難しければ、本やインターネットで独学することもできます。
日本の伝統を大切にしたい人は、今まで経験がなくても、
- 華道
- 茶道
- 書道
を始めてみてください。
年齢を重ねた身だからこそ感じられる侘び寂びと和の美があることでしょう。
また、文芸の分野では、紙とペンさえあればどこでもつくれる
- 俳句
- 短歌
もオススメします。
自慢の作品を雑誌やコンテストに応募して、入選を待つ楽しみもありますよ。
3-9 ものをつくる:日曜大工、手芸、料理など
「生活に役立つ実用的なものを作ってみたい」という希望があれば、
- 日曜大工
- 手芸
がぴったりです。
手芸も裁縫、編み物、刺繍、ビーズ、七宝焼き、革細工、羊毛フェルトなど、数え切れないほど種類が豊富ですから、いろいろ挑戦してみて自分に合ったものを選ぶのもいいでしょう。
また、毎日の生活にもっとも役立つ趣味のひとつとして、
- 料理
- お菓子作り
が上達すれば、家族や友人にも喜ばれます。
最近では、シニア男性向けの料理教室などもありますので、「男子厨房に入らず」を返上したい人は、ぜひ通ってみてください。
3-10 知的好奇心を満たす:読書、外国語、史跡めぐりなど
勉強すること、何かを知ることが好きなら、
- 読書
- 外国語会話
に挑戦してみましょう。
本は、図書館で借りたり古本を安く買ったりすれば、予算も抑えられます。
外国語は、スクールに通えない人でも、インターネットを通してテレビ電話でレッスンをしてくれるスクールを選べば、自宅で1レッスン数百円程度で学べます。
また、歴史好きにオススメなのは、
- 史跡めぐり
- 寺社めぐり
です。
行ったところを写真に撮って、ブログやSNSに投稿していけば、思い出の記録を残すこともできます。
3-11 脳トレに励む:囲碁将棋、パズルなど
頭を使うゲームや遊びが好きな人には、最近若者にも人気が広がっている
- 囲碁
- 将棋
がオススメです。
公民館や商店街などに道場・クラブがあれば、好きなときに立ち寄り、誰かと対局できます。
インターネットが得意な人は、オンラインゲームで世界中の人と対局することも可能です。
他にも、
- ジグソーパズル
- クロスワードなどのパズル
に、脳トレを兼ねて取り組むシニアも増えています。
書店に行けば、脳トレ本やパズル専門誌がたくさんあり、1冊買えば何日も楽しめるのがいいですね。
3-12 人のためになる:ボランティアなど
「自分が楽しむだけでなく、人のために役立ちたい」という人には、
- ボランティア
がやはり最適です。
「自然や文化財を守る」、「子どもや高齢者、障がい者をサポートする」、「被災地を支援する」、「発展途上国を助ける」など、ボランティアの種類は多種多様。
もしはじめてボランティアをする場合は、「いきなり海外協力隊に参加する」などハードルの高い挑戦はせずに、まず自分のできることを、できる範囲で始めてみてください。
地元の公園の整備など、気軽にできるボランティア募集を探してみましょう。
4 まとめ
いかがでしたか?
興味を持てる趣味・活動は見つかったでしょうか。
まだ決めかねている人のために、もう一度まとめてみましょう。
1)60歳以上のシニアで、生活に楽しみがない人はわずか0.8%。
ほとんどの人は趣味や楽しみを持っている。
が、それでも日常に物足りなさを感じる人が3割近くいる。
2)シニア世代の趣味・レクリエーション探しのポイントは5つ。
- 体力(健康でないとできないか、身体が不自由でも続けられるか)
- 予算(お金がかけられるか、かけられないか)
- 距離(自宅や近所でできるものがいいか、遠くに出かけたいか)
- 人数(仲間と大勢で楽しみたいか、一人で楽しみたいか)
- 貢献度(人のために何かしたいか、自分自身が楽しみたいか)
3)シニア世代におすすめの楽しみ方は12ジャンル
- 運動を楽しむ:スポーツ、ダンス、ヨガなど
- 自然に親しむ:山歩き、釣り、家庭菜園など
- 旅に出る:国内旅行、バスツアー、海外旅行、クルージングなど
- インターネットでSNSなどを楽しむ:Facebook、ブログなど⇒ 初心者には「らくらくコミュニティ」がオススメ!
- 観て楽しむ:スポーツ観戦、舞台鑑賞、コンサートなど
- 音楽を楽しむ:楽器演奏、合唱など
- 映画やドラマを観る:映画鑑賞、DVD鑑賞、ドラマ鑑賞など
- 芸術に親しむ:絵画、写真、陶芸など
- ものをつくる:日曜大工、手芸、料理など
- 知的好奇心を満たす:読書、外国語、史跡めぐりなど
- 脳トレに励む:囲碁将棋、パズルなど
- 人のためになる:ボランティアなど
新しいことを始めたり、楽しいことが増えたりすると、シニアライフはますます輝きます。
身体が健康になり、脳にもよい刺激があり、友だちや仲間が増え、毎日が充実することでしょう。
そんなハッピーな「第二の青春」を謳歌するために、ぜひ一生の趣味・楽しみを見つけてください!
<参考サイト>
シニア一人暮らし準備 老後の生きがい 趣味探し
https://hitorisenior.com/enjoy/hobby/
老後の暮らしを変える! お金と生活の悩みを考えるブログ
https://life-change01.com/life/living/reason-to-live-ranking/
シニアガイド 一人暮らしの高齢者の76.3%が「今のまま一人暮らしでよい」と考えている
https://seniorguide.jp/article/1001444.html
公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット 高齢者の生きがいとは
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tyojyu-shakai/ikigai.html
みんなの介護 身体機能維持&認知症予防に!高齢者のレクリエーション
https://www.minnanokaigo.com/guide/recreation/
内閣府 平成26年度 高齢者の日常生活に関する意識調査結果(全体版)
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/sougou/zentai/index.html
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/sougou/zentai/pdf/s2-6.pdf
シニアの生活いきいきナビ セカンドライフを充実させる。老後の趣味50選
https://seniorlife.infostarline.com/entry41.html
趣味で人生を豊かに!おすすめ人気趣味ランキング
https://shumi2.com/sinia-osusume-ranking-249
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