
健康アプリはたくさんあるけども、どれを使ったら良いのかわからなくて迷いますよね。健康アプリで管理すべきことは、大きく分けて3つあります。
1. 健康状態の管理をする
2. 食事の管理をする
3. 運動・メンタルの管理をする
今回は上記の3つを基本とした管理すべき内容や、おススメできるスマホアプリを調べて厳選28個を紹介しています。自分が気になっている項目から、お気に入りで役に立つ健康アプリが見つけられると思います。
目次
1.健康アプリを使って管理すべき3つのこと

①健康管理系
②食事管理系
③運動とメンタル管理系
の3つを紹介します。以下、項目別に説明をします。
1-1.健康管理系3項目
健康管理では「からだの記録」をデータにして管理し、日々の自分の状態を把握します。普段の自分の状態がデータとしてわかっていると、不調の兆しが現れた時にすぐに気が付いて対処をすることができます。
①体重と体脂肪管理
健康管理の基本である体重管理と体脂肪管理をします。体重以外の身長や胴回りなどの身体記録も記録すると、自動で体脂肪計算ができます。ダイエット目的だけでなく、健康的な生活を送るための管理です。
②血圧・脈拍管理
毎日の血圧・脈拍を記録します。血圧や循環器に問題がある人も、そうじゃない人も、血圧と脈拍は健康のバロメーターとして自分の「通常の状態」を知る手がかりの1つになります。
記録方法は
⑴血圧計で自分で測り、その後、スマホアプリに記録するタイプ
⑵スマホ写真を撮影し、写真から自動で数字を読み込むタイプ
⑶専用の血圧計が必要ですが、計測値が自動で入力されるタイプ
の3種類があり、家族の分も登録できます。
③睡眠管理
質の良い睡眠が取れているかをデータで客観的に判断します。質の良い睡眠は脳と体に質の良い休息与え、健康を維持するために必要不可欠な要素です。
測り方は就寝時、枕元にスマホを置いて眠るだけでマイクから寝息を計測し
・睡眠時間
・睡眠と起床のタイミング
・途中の覚醒の有無
などを計測してくれます。
1-2.食事管理系3項目
日々、食べたものを記録します。私たちの体は日々食べたものから成り立っていますので、食事から摂っている栄養素・カロリー・水分量をデータにすると、偏りのない健康的な食生活にするためのヒントを得ることができます。
①栄養バランスデータ管理
1日に食べているものをアプリに記録して栄養素データとして管理をします。データが蓄積すると、例えば「今週はビタミンAが足りなかった」などが把握でき、次週から積極的に足りない栄養素を足していくなど食生活見直しのヒントになります。
また、足りなくなりがちな栄養素を知ることにより
・口内炎ができやすい
・目がかすみやすい
・すぐに爪が割れる
などの、自分に起きる日々の小さな不調の原因を知り、自分で改善することができます。
②カロリー計算・管理
食事のカロリーそのものを計算します。1.と似ていますが、こちらは食べる前、作る前にカロリーを知る・計算するために使います。
カロリーを気にした献立を考える時、外食時に栄養バランスを考えたい時、糖質制限・塩分制限などの食事管理をしている時にも役立ちます。
③水分補給管理
1日に飲んだ水分量を測ります。人間は活動量の少ない人でも健康な生活を維持するためには1日平均1.5リットル*の水が必要だと言われています。お水以外にも、お茶・コーヒー・ジュース・味噌汁など、1日に摂った水分を総合的に記録して、1日の必要量が足りているかを管理します。
特に、汗で水分が失われる夏・寒さのために水分を取らなくなる冬などは、体内水分量が足りなくなるために起きる脳・心臓・血管系のトラブルを未然に防ぎ、皮膚や粘膜の乾燥によるトラブルなどを回避することができます。
【*参照:公益財団法人長寿科学振興財団】
1-3.運動・メンタル系管理系3項目
運動や心の動きを自分で管理・調整をして、心身ともにバランスの良いライフスタイルを送るために使います。
①歩数・カロリー管理
毎日の歩数とその運動量による消費カロリーを記録します。厚生労働省でも「健康の基本は歩行を中心とした身体活動を1日1万歩(1日300キロカロリー消費)であるべき」だと推奨している通り、歩行は心身の健康と死亡率の低下に大きく貢献していることから、歩くことは健康維持に直結します。
歩数計と消費カロリー計算は、現在ではスマホに標準装備されている機能ですが、健康アプリと連動して使うと様々なデータと組み合わせて使えます。
【参照:厚生労働省 身体活動・運動 イ日常生活における歩数の増加】
②体の柔軟性サポート管理
ストレッチやヨガなどの自分で出来る軽い運動をサポート・記録します。体の柔軟性が高いと怪我や事故の確率が下がり、筋力の低下も防ぐことが出来ます。
無料アプリでもスクール形式で段階的に学ぶことができ、体が硬くても少しずつ柔軟性を育てることができます。自宅にいながら自分の好きな時間に、必要な柔軟運動を定期的にできます。
【参照:同志社大学 スポーツ健康科学部大学院スポーツ健康科学研究科 運動処方研究室「ストレッチングは健康の保持増進に寄与する」】
③ストレスサポート管理
心と脳の健康をサポートし、ストレス負荷を和らげるために使います。大きな動きや運動がないので、イヤホンを使えば喫茶店や電車の中でも出来ます。瞑想・映像・音楽系・宗教系・マインドフルネスなど様々なアプリがあり、日々起きるストレスから遠ざかって心を鎮め、脳をクリアにするためのサポートをします。
使用データやタイミングが蓄積されることにより、自分がどのような時にストレスを感じやすいのかを把握でき、今後のストレス回避にも役立ちます。
【参照:久留米大学文学部人間科学科 津田 彰「ストレスはどのように健康を左右するのか」】
2.項目管理別おすすめアプリ全28選
この章では、項目管理別におすすめアプリを紹介します。基本的にシンプルな要素は無料でも使え、個別のサポートに対して一部課金(有料)になります。
2020年現在、多くの健康アプリはスマホに標準装備されている歩数管理アプリや写真機能など連動をして、より多彩な健康管理が出来るようになっています。
2-1 健康管理系 アプリのオススメ
【体重と体脂肪管理にオススメのアプリ】
①あすけんダイエット:対応OS iOS・アンドロイド版 WEB
● 特徴:栄養管理士からのアドバイスが受けられるダイエット・健康管理アプリ
● 向いている人:しっかり食べて健康的に痩せたい人・糖質制限など情報と手間のかかるダイエットや健康管理をしていきたい人
● 総評:食べたものを細かに登録する手間はあるものの、献立名・食材名・商品名・店名での検索登録が多く、使いやすさは抜群に良い。データがたまると管理栄養士から具体的な献立や次の食事に関するアドバイスがあり、食生活の内容が濃く豊かになる。
チアメールというアプリ内で違いに励まし合う機能があるので、ダイエット中だるみ期でも心が折れない。また、登録した食事から似たような食生活をしている人を検索出来るので、その人が痩せると自分も出来ると信じることができ、ダイエットの継続に役立っている。
②ヘルスプラネット:対応OS iOS・アンドロイド版 WEB
● 特徴:タニタ対応の家電にスマホタッチで血圧・体重などが自動登録
● 向いている人:面倒臭がりでダイエットや健康管理が苦手な人
● 総評:ヘルスプラネット自体は無料。このデータと一部有料のパートナーサイトを連携させ、タニタ食堂・タニタカフェなどのレシピサイトとタニタ対応のパナソニックスマート家電とでダイエット情報を統合したパーフェクトなダイエット・健康管理が出来る。
家電を揃える・タニタのレシピで作るなど(一部の食材は大手スーパーで半調理で販売している)、多少お金はかかるものの結果につながるダイエットと健康管理が出来るので、結果的にはお安くつくことに。毎日の献立などはSNS発信ができて、同じ活動をしている仲間と励ましあえる。
● 特徴:無料版は食事と運動ログのみ・有料版ではプロからの指導の減量と肥満予防コースがある
● 向いている人:プロの指導で一生物の減量スキルを身に付けたい人
● 総評:月額6,000円(キャンペーン時5,000円)とアプリとしては高額だが、臨床心理に基づいた「太る原因となる環境と考え方」そのものを人生から排除したダイエット管理により、参加者は平均16週間(4ヶ月)で5㎏の減量に成功、その後78%のユーザーがリバウンドをしないで体系を維持しているという実績がある。世界で4,500万ダウンロードされた高評価アプリ。
このアプリの最大の魅力は記録した運動と食事記録を元に、医師・心理学者・管理栄養士・保健師たちによる直接指導があるため、自分の体の代謝力と食べ方についての具体的な指導があり、メンタルトレーニングも兼ねたダイエット指導をしてくれる点。会社の福利厚生として採用し、社員の健康増進に利用している企業もある。
【血圧・脈拍管理にオススメのアプリ】
● 特徴:シンプルな機能で服薬との因果関係がつかめる
● 向いている人:高血圧の人・血圧のお薬を飲んでいる人・複数のお薬を飲んでいる人
● 総評:非常にシンプルな機能で、血圧を測った後に自分で数値を入力する。高血圧治療ガイドラインに則った高圧目標設定が出来るため、医療機関で利用しているところが多く、医師から薦められることが多いアプリ。
家族全員分を1つのアプリで管理でき、蓄積されたデータはPCなどの外部に取り出して保存することができる。
【参照:特定非営利活動法人 日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン】
②OMRON connect:対応OS iOS・アンドロイド版 WEB
● 特徴:オムロン社製品との連動をして計測値が自動入力される自社アプリ
● 向いている人:オムロン社の血圧計・体温計・体重計・活動量計などオムロンコネクト製品をお持ちの人・購入予定の人
● 総評:Blootooth対応でこまめに計測情報を送信してくれるので、日々の中でも体の変化がよくわかる。自分で入力するのが面倒、1日に何回も計測する人などに向いている。
活動量計は筋肉量・体年齢・基礎代謝力・BMIなどを総合的に管理できる。アップルウォッチにも対応しており、外出先でも使える。
【参照:オムロン株式会社 詳細】
● 特徴:スマホの写メ(写真)から数値を読み取り、自動で記録してくれる
● 向いている人:自宅で使っている血圧計の画面が液晶の人全て・自分で入力するのが面倒な人
● 総評:家庭用血圧計に表示される液晶画面をスマホで撮影すると、最大血圧・最小血圧・心拍数がアプリ内に取り込まれて数値は自動的で折れ線グラフ表示される。介護製品や高血圧の製剤を取り扱っている武田薬品工業が大手アプリメーカーと共同開発した。
液晶画面が出る血圧計であればメーカーを問わないため、機械を買い替える必要がなく、大変に重宝する。ユーザーの中には「良い数値が出るまで何度も測り直す」という人がいることを想定し、時間をあけないと2回以上連続で記録ができないようになっている。
【参照:武田薬品工業株式会社 家庭血圧アプリ「らくらく血圧日記」】
【睡眠・ストレス管理にオススメのアプリ】
①Sleep Meister(スリープマイスター):対応OS iOS
● 特徴:眠りが浅くなったタイミングを察知し自力で自然に起きられるようにしてくれる
● 向いている人:朝、グズグズして起きられない人・寝つきも寝起きも悪い人
● 総評:入眠から起床までのリズムを分析し、最も快適に起きられるタイミングで朝起こしてくれる。朝の目覚めのタイミングがきかっけとなって、リズムの良い入眠時間も随時お知らせ。この繰り返しにより良質な睡眠が(短時間でも)取れるように、睡眠をトレーニングすることができる。
また、睡眠中に眠りが浅く、夜中に目が覚めてしまうタイプの人は「実際に何回、睡眠中に覚醒したか」がカウントされるため、光・温度・湿度・寝具の調整によって睡眠環境を改善できる。このアプリは、短期の海外出張が多いタレントの渡辺直美氏が、決して時差ボケしない睡眠・体調管理として利用していることで一躍有名になった。
【参考:日本テレビ「しゃべくり007」 2018年1月22日(月) 22:00~23:00 「世界の渡辺直美SP!海外セレブ絶賛の嵐ナオミ新ダンス初披露」】
● 特徴:認知行動療法ベースの不眠治療をもとにした睡眠習慣改善アプリ
● 向いている人:不眠気味の人・寝ても寝た気がしなくて朝グッタリな人
● 総評:睡眠ログを元に「フミン指数」を割り出し、2週間に一度の睡眠アンケート結果を元に不眠治療の専門家による指導とアドバイスがある。
専門家による正しい睡眠の知識と指導があるので、個々の睡眠の障害になっているものが浮き彫りになり、具体的で実践的な改善策が得られる。睡眠障害治療中の人も利用しているケースが多く、研究者たちにもデータと指導の信頼性と妥当性が高いことが証明されている。
【参照:東京医科大学睡眠学講座 客員講師 岡島義 認知行動療法 睡眠力を高める実践法】
● 特徴:寝る時の呼吸の深さや寝返り数などで睡眠の質を分析
● 向いている人:睡眠に問題はないもののもっと質の良い睡眠を追求したい人
● 総評:無料版は睡眠時間と寝返り・いびきなどを記録して睡眠の質を分析する。
分析結果として
・就寝時刻
・実際に眠り「睡眠」につくまでの所要時間
・いびき時間
・目覚めた時刻
・全期間の快眠度(%表示)
が記録表示され、5日分の記録が残ると「睡眠の質スコア」が計算される。結果、寝床にいる時間が8時間あっても実際に「睡眠」ができている時間が3時間、などということが発見でき、睡眠の質と改善を追求することができる。
プレミアム版(有料・年間3,000円)は、上記以外に天気・湿度・脈拍数・照明光などのデータをプラスして、さらに総合的で詳細な睡眠傾向を分析してくれ、全てのデータをオンラインバックアップできる。
【参照:松下電工株式会社 電器事業本部 電器R&Dセンター 健康科学研究所「良質な睡眠のための環境づくり : 就寝前のリラクゼーションと光の活用」】
2-2 食事管理系アプリのオススメ
【栄養バランス管理にオススメのアプリ】
①me:new:対応OS iOS・アンドロイド版
● 特徴:冷蔵庫にあるもので1週間の献立を考え足りない栄養素から食材を提案
● 向いている人:献立考えるのが面倒な人・お料理や家事が苦手な人
● 総評:今日買ってきたもの・冷蔵庫の中にある食材などを入力して「献立作成」ボタンを押すと、その日から1週間分の献立を考えて作ってくれる。献立から足りない栄養素が出た場合は、追加で買うべき食材を提案してくれ、安・早・簡単に毎日のご飯が作れる。
栄養素から献立を考えるのは素人には至難であり、どれほど気をつけていても実際には各家庭ごとに栄養素は偏りが出る。それを発見して、バランスをとってくれるためのアプリ。
【参照:論文 栄養素等摂取バランスを考慮した料理レシピ検索システム】
● 特徴:痩身エステ専門店BTBが考えたコンビニご飯だけでも栄養管理ができる画期的アプリ
● 向いている人:自炊しない人・外食が多い人・コンビニ飯で生きている人
● 総評:コンビニ(ローソン・セブンイレブン・ファミリーマート)で売っているお弁当や惣菜を元に、それぞれ店内で何を組み合わせて買えば良いかという「栄養面とダイエット目的での組み合わせ」プランを提案してくれる画期的なアプリ。
新商品が出た場合はすぐに新しい組み合わせがアップデートされるので、毎日使っていても飽きることがない。また、自炊+コンビニ惣菜などの組み合わせでも栄養管理が可能。自分が食べたものを記録するのではなく「自分が食べたいものに足すべきメニュー」という視点で栄養管理をしてくれる。
8日間のみ無料、その後は新しい追加記録ができなくなりますが画面はそのまま使えます。記録を続けたい場合は有料プラン1万円*に申し込みが必要になります。有料プランには痩身エステシャンからのダイエットアドバイスが直接もらえます。また痩身エステBTBにエステ申し込みをすると本アプリは無料になる。本メニュープラン監修は実践女子大学名誉教授の田島眞氏でJAXA宇宙食委員会委員長など、栄養バランス監修と日本の食品表示に関する権威でもある。
*有料課金が自動でされることはありません。
【参考:痩身エステBTB】
【参考:東京大学 農学博士 田島眞 著書一覧】
③ケアごはん:対応OS iOS・アンドロイド版どちらでも使えます。スマホでケアごはん WEBからダウンロートをして、ホーム画面に追加をして利用できます。
● 特徴:症状別に今取るべき栄養を元に自然食での献立提案をしてくれる
● 向いている人:体調不安がある人・食事で元気になりたい人・家内に病人がいる人。
● 総評:「風邪ひきそう」「肩が凝っている」などの軽い状態〜病名のついた症状別にもレシピ検索ができ、今・食べるべき食事の提案をしてくれる。株式会社玄米酵素という食教育・食育を50年近くしている自然食のパイオニアが提唱している食事スタイル。
基本は身土不二・一物全体食など、自然でバランスの良い食生活の考え方が基礎になっているため、特別に不調がなくても毎日の献立に取り入れていくと、体調が整ってくる。老化防止を目的としたボケない食事として「まごわやさしいこ」(豆類・ごま・海藻類・野菜・魚・キノコ・芋類・酵素)という食材バランスの目標値があるが、このアプリの献立は全て、このテーマに則っている。【参照:株式会社玄米酵素】
【カロリー管理にオススメのアプリ】
● 特徴:食事・体重計や計測画面の画像登録をするとAIが自動判別して登録してくれる
● 向いている人:レコーディングダイエットが続かなかった人・手軽にロカボや糖質制限したい人
● 総評:自分が食べたものなどを手入力する面倒臭さを最大限まで省いてくれた健康管理系アプリ。カロリー計算・栄養素計算はもちろんだが、糖質やタンパク質の管理もできるのでロカボ・ダイエットや糖質制限ダイエットの人でも使える。
メニュー記録は1日単位で「帳尻合わせ」機能があるため、思ったような食事ができなかった場合でも1日を総合してカロリー調整が出来るので、現実的な健康管理が出来る。有料プランは月額360円で、データが蓄積されると栄養士が個別に栄養指導と献立プラン提案をしてくれる。
● 特徴:管理栄養士も常用する栄養とカロリー計算に特化したアプリ
● 向いている人:正確にカロリーなどの計算をする必要がある人・プロレベルの栄養管理をする人
● 総評:文部科学省の食品成分表データベースを元にした栄養管理が出来る、管理栄養士・栄養士向けに作成されたアプリ。一般人でも、糖分・塩分・油分などを正確に計算する必要のある人向けに作られている。
レシピ本・レシピアプリにある通りに献立を入力するだけで、国家基準の栄養素とカロリー管理が正確にできる。また通常のレシピアプリとは違い「大さじ1/2」などの表現でも正確に数値に直してくれるので安心。出来上がったレシピや食事をFacebook投稿してシェアも出来る。
【文部科学省 食品成分データーベース】
③カロリーノート:対応OS iOS
● 特徴:摂取と消費を同時に意識するタイプのカロリー計算アプリ・レコーディングダイエット
● 向いている人:確実に痩せたい人・手書きレコーディングダイエットに失敗した人
● 総評:レコーディングダイエットの一番のハードルである「いちいち記入する億劫さ」を解消。食べたメニューはプルダウン表示でポチっと選択するだけのカンタン方式にしてあるので、とりあえず毎日食べたものの記録が確実に出来る。
自分が食べたものと、運動をして食べたものをその日に消費できたかに強くフォーカスし、その日の中でカロリー精算をする意識がついてくると自然と痩せてくるので、ダイエット成功者の多いアプリとしても知られている。
【参照:レコーディングダイエット】
【水分補給管理にオススメのアプリ】
①PLANT NANNY
● 特徴:水分補給の管理画面が可愛くて癒され水を飲むのが楽しい
● 向いている人:楽しく水分補給管理をしたい人・スマホで植物を育ててみたい人
● 総評:飲んだ水分量でスマホアプリ内の植物が育っていくアプリ。タネは数種の中から選ぶことができ、成長記録をスマホ内で写真に収めることができる。
操作は単純で、自分が飲んだ水分量を記録していくだけ。都度入力でも、あとで思い出してのまとめ入力も可能。PLANT NANNY2(アンドロイド版は2のみ)もあり、こちらはiPhoneヘルスケアアプリと連動し、1日の運動量・体重から必要な水分量を教えてくれる機能がある。
● 特徴:水を飲むタイミングを定期的に通知(リマインド)してくれる
● 向いている人:忙しくて水分をとるのを忘れがちな人・医者から水分摂取を言われている人
● 総評:Apple Watch対応で、スマホから離れていても水分補給のタイミングを知らせてくれる。体重と目標の水分量に合わせて指定時間にリマインド。夜中0時にクリアされるので、データ量釣果によるバグなどが起きにくい。
・定期的に水を飲むのが難しい
・医師から水分補給に関して指導をされたことがある
・忙しくて集中していると水分補給を忘れてしまう
など、健康管理の範囲内での生活習慣として必要な水分摂取を意識づけるのに向いている。アプリは600円で買い切り、追加課金は無い。
● 特徴:シンプルな水分摂取量記録アプリ
● 向いている人:1日の自分の摂取水分量を記録していきたい人
● 総評:飲んだ水分(水・お茶・コーヒー紅茶・ミルクなど)と、よく使う容器を選択して記録していく。追加で自分が常飲する水分を追加することもできる。
平均的な1日の目標水分量を目指して記録をしていく。iPhoneの場合はApple Healthと連動して必要な水分量が推奨される。その他、My FitnessPal、FITBITとも連動が可能。タイマー設定をすれば、就寝前までに必要な水分量が達成されなかった場合のみお知らせをしてくれる。
2-3 運動・ストレス管理系 アプリのオススメ
【歩数・カロリー消費管理にオススメのアプリ】
● 特徴:アプリ内の表彰システムなどがあり褒めて伸びるタイプの人向き
● 向いている人:歩くことに積極的な人
● 総評:歩数を階段で言えば何階分上がったのかなどに置き換えて見せてくれるので、達成感が得やすく、頑張って歩こうかという気持ちになる。
歩数目標を変えられるので、段階的に足腰を鍛えていくのにも使える。アプリ内に表彰システムがあり、毎日の達成〜スペシャル実績など例えば
・週末で◯◯歩達成した(週末ウォーカー)
・毎日、目標歩数以下の日がなかった(パーフェクト月)
・階段数で言えば300階以上登っている(登山家レベル)
などのこまめな表彰があり、積極的に歩くための精神的なサポートにもなる。歩数記録はCSVデータとしてメール添付で外部に出すことができエクセルなどで管理ができる。
● 特徴:とにかくシンプルで省電力、歩数がカレンダー表示
● 向いている人:消費電力が少ないアプリを探している人向け
● 総評:毎日の歩数・距離・時間・消費カロリーが自動計算されてカレンダーに表示されるので、歩数が少ない日が一目瞭然。
歩数カウントをするアプリの中では消費電力が少ないので1日起動していてもバッテリーを食わないのも良い。iPhone5以前の機種では使えない。
③歩数計WalkerM7-M12:対応OS iOSのみ
● 特徴:GPSを使用したルートトラッキングが可能
● 向いている人:ウォーキングだけでなくランニングも視野に入れている人
● 総評:GPSを利用したルートトラッキング機能による歩数計算。体の揺れの違いとGPSによる速度判定でウォーキングとランニングを自動判別して別々に記録する。
トラッキングにより、自分が移動したルートが記録されるので歩く・走る記録として残るのがあとで見ても楽しい。1週間ごとにに記録を集計して7日分の運動量と使用したルートなどを表示してくれる。iOSと連動した健康管理もできる。
【体の柔軟性管理にオススメのアプリ】
● 特徴:体の部分・部位ごとのストレッチが細かく掲載されている
● 向いている人:柔軟運動をしたい人・座ったままでもできるストレッチを探している人
● 総評:簡単な部分ストレッチがこと細かく載っている。難しいことがなく、自分が気になる部分のイラストを押して、スタートさせると「1・2・3・4」などの掛け声カウントと共に柔軟運動ができる。
足腰の他に、肩関節や腕・手首など小さな部分のストレッチも載っているので、椅子に座ったままなど、どこででも出来る。
● 特徴:世界で最も配信されているヨガポーズのアプリ・身体の症状別に検索が出来る
● 向いている人:ヨガで体をストレッチさせたい人・ヨガで解消したいカラダの問題がある人
● 総評:日本人ヨガ第一人者 ケン・ハラクマ講師監修の、ヨガの動きをイラストと動画で指導してくれるスマホアプリ。全てのヨガポーズ(アーサナ)が参照でき、ポーズの名前または改善したい症状別にアプリ内検索が出来る。
ヨガのイベントや講義なども動画で無料受講でき、アプリ内にあるポーズを自在に組み合わせて自分専用のヨガの流れを作ることもできる。WEB版にはオンラインLive教室の配信もあるので、アプリで興味を持ったら自宅のパソコンを使って、自分の部屋からヨガ教室に参加することができる。
【参照:YogaShare LIVE】
③音ケア「頭スッキリ」
● 特徴:音だけで頭痛をスッキリさせる・有料版は頭痛・目・肩こり・腰痛・むくみがある
● 向いている人:首こりや頭痛がひどすぎて、動いたり読んだりできない人
● 総評:ヨガインストラクターが優しい声で45秒間のリラクゼーションヨガを指導してくれます。無料版は頭痛を解消する「頭スッキリ」。
仕事場の椅子まま、自宅のベッドやソファで寝転んだままでもできる簡単な動きしかないので、頭が痛すぎて動けない時でも使えます。少し慣れると、動きを覚えて自分で手当ができるようになります。
有料版は45秒が5分のフルバージョンまで使えるようになり、頭・目・肩・腰・むくみに対応した項目がある。全国にヨガスタジオがあるスタジオヨギー監修。
③音ケア「頭スッキリ」:対応OS iOSのみ
【ストレスサポート管理にオススメのアプリ】
①CARTE:対応OS iOSのみ
● 特徴:カメラのレンズ部分に指を置いて1分で自律神経の状態がわかる
● 向いている人:自律神経失調症気味の人・ストレスの多い人
● 総評:順天堂大学医学部教授監修の自律神経の状態を自分で把握して、調整をするアプリ。スマホカメラ部分に人差し指を当てて、脈拍と血流で自律神経の状態を記録する。
0点から100点満点までの自律神経のバランスを採点し、低い場合はすぐに解消できる運動を動画で案内。記録時には自分の気分や、前後に起きたことなどがメモできる。続けて記録をしていくことで、自分の自律神経が乱れるタイミングが自分でわかるようになり、ストレス回避ができるようになる。
【参照:CARTE サイバーエージェント株式会社】
● 特徴:瞑想やマインドフルネスを手軽に生活に取り入れることができる
● 向いている人:瞑想やマインドフルネス瞑想をちょっとやりたい人
● 総評:日常生活でほんの1〜3分の瞑想またはマインドフルネス瞑想を取り入れて、毎日の心の健康を増進するためのアプリで、5日間の無料プログラム体験ができる。
無料体験の中には、
・自分がリラックスを感じられる音源のリミックス機能
・瞑想時間を知らせてくれる機能
・脳の周波数をリラックスした状態にするサウンド
が含まれており、これらの自作音源に耳を傾けながら静かで深い呼吸をすることで、マインドフルネスな状態へと変化していきます。無料期間が終わっても自動課金はされないので、そのまま音源の利用が可能です。誘導する声などはなく、音源に耳を傾けて精神を統一するのが目的です。
● 特徴:本当に布団などに寝転がったままでできるヨガで「眠りのヨガ」とも呼ばれる
● 向いている人:心身ともに疲れ果てている人・病気で寝ているけども健康ヨガをしたい人
● 総評:ヨガニドラーという寝転がったままでするヨガ。意識を覚醒したままでの睡眠と呼ばれ、究極のヨガと呼ばれています。
本当に寝転がったままでできるので、疲れて動けない時や、病気の状態でもできるヨガ。基本は、リラクゼーションを誘うためのヨガポーズ(アーサナ)を取った後で、そのまま瞑想に入ります。瞑想の中でヨガインストラクターの声で誘導があります。
無意識レベルで溜まっていたストレスや感情、神経の不調和を整え、短時間で疲れを解消する効果があり、脳の興奮を抑えて自律神経を整えます。体は休息のポーズを取っていますので非常に楽。全国にヨガスタジオがあるスタジオヨギー監修です。
【参照:スタジオヨギー 寝たまんまヨガ】
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は健康管理のためのアプリとして
①健康系
● ダイエット管理(体重・体脂肪)
● 血圧・脈拍
● 睡眠の質
②食事系
● 栄養バランスデータ
● カロリー計算
● 水分補給
③運動・メンタル系
● 歩数・カロリー
● 体の柔軟性(ストレッチ・ヨガなど)
● 瞑想などのメンタルサポート
を調べて紹介しました。今の自分にぴったりのものがいくつかあったのではないでしょうか。気になったものをダウンロードしてお試ししてみてください。
コメント