
「孫が遊びに来る。会うのはとても楽しみだけど、どうやって遊べばいいのかわからない」
あなたはいま、お孫さんとどうやって遊ぼうかと思案していませんか?
幼少期のお孫さんはかわいいけれど、ちょこまかと動き回りますし、ケガをさせないための配慮も必要になってきます。遊んであげたいけれど、体力的に厳しいという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、体力をさほど使わずにお孫さんと遊ぶ方法や、お孫さんと一緒にお出かけするのに適したスポット、さらにはお孫さんを預かる際の注意点などをまとめてみました。
無理をせず、お孫さんと共に楽しい時間を過ごすための参考になれば幸いです。
1. 孫と一緒に楽しもう!体力不要な孫との遊び方9選
孫との遊び方を選ぶポイントは「体力を使わない遊び」を選ぶことです。
体力を使う、体を激しく動かす遊びを選んでしまうとご自身がケガをする原因につながってしまうため、体力を使わない遊びを選ぶことをおすすめします。
そのためこの章では体力を使わずに、室内で気軽に楽しめる道具不要の遊びと道具を使う遊び、そしてご自身もお孫さんも一緒に楽しめるお出かけスポットをご紹介します。
1-1. すぐできる!道具を使わない孫との遊び方3選
道具を使わない遊びはすぐにできるのが魅力です。シンプルながら、お孫さんとスキンシップを図れたり、スリルのあるやりとりで盛り上がることうけあいの3つの遊びをご紹介します。
①スリルがあって盛り上がる「あっち向いてホイ」
昔からあるおなじみの「あっち向いてホイ」は、スリルがあって盛り上がりやすいじゃんけん遊びの一種です。
①じゃんけんで勝ったほうが「あっち向いてホイ」で左右上下に指をさす。
②じゃんけんに負けたほうが、相手が指さした方向を向いてしまったら負け。
なるべくじゃんけんが長く続くよう集中するとスリルが増します。難易度を上げたいなら、「あっち向いてホイ・ホイ」とホイの回数を少しずつ増やしていくといいでしょう。やりすぎて目を回さないように注意してください。
②縛りを設ければ難易度を簡単に上げられる「しりとり」
こちらも定番の遊びです。基本のルールは以下の通りです。
①一人が適当な単語を言う。
②次の人は前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を言わなくてはならない。
③「ん」で終わる単語を言った人が負け。
難易度を上げるためにはテーマに「縛り」を設けるとよいでしょう。
テーマを決めて、そのテーマに沿った言葉しか言ってはいけないというルールです。
①「言っていいのは動物の名前だけ」という縛りを決めてしりとりをする(例:ネコ→コアラ→ラッコ)
②基本ルールと同じく最後に「ん」がついた動物の名前を言ったら負け。
③動物名以外の言葉を口にしても負け。
③お孫さんとスキンシップが図れる「この指何本?」
二人一組で行う背中の感覚が頼りの指を使うゲームです。背中に意識を集中して何本の指かを当てましょう。
①どちらか一人がもう一人の背中に指を当てます。
②何本の指が背中に当たっているか当てます。
③交代して当てっこをします。
シンプルながら、背中に神経をかなり集中しないとわからないかもしれません。難しいと感じたら、グー・チョキ・パーに限定してみるとよいでしょう。
1-2. 孫も自分も楽しめる!孫と一緒に遊べるグッズ3選
道具を使う遊びは道具を用意する必要がありますが、遊びの幅がグッと広がります。
創造性、思考力、バランス感覚など様々な感覚が養えるグッズを使った遊びを紹介していきます。
④子供の成長に役立つ「粘土遊び」
粘土遊びは子供の成長にさまざまな良い影響を与えると言われています。子供の美術教育について研究している藤原逸樹先生によると、以下のようなメリットがあるそうです。
・感覚機能が育つ・手指の発達を促進する
・創造性を育む
・科学的な思考力を育む
・情緒が安定する・社会性を育む
いろいろある粘土の中で一番のおすすめは、微妙な変化を感じとれる土と水でできた「土粘土」。
ただし、乾きやすく管理が少し大変なので、乾きにくく扱いやすい「油粘土」もいいとのことです。
【年齢別】おすすめの粘土遊び
1〜2歳頃 | 手で粘土に触ることから始める。粘土の感触を楽しむことで手や指の力をつけることができる。 |
3歳頃 | 粘土を両手に挟んでコロコロ転がしたり、片手で板の上で転がしたりして、おだんごやヘビなどの簡単な形をたくさん作る。次第におだんごを人に見立てるなどしてイメージがふくらんでいく。うまく粘土を扱えるようになったら、ヘラや型抜きなどの道具を使う。 |
4歳頃 | 自分の粘土板とおじいちゃん、おばあちゃんの粘土板をくっつけて道をつなげるなどして、お話を展開していく遊びをすることでイメージをさらに広げていく。他者と関わりを持ちながら、コミュニケーションを取ることで、社会性も身についていく。 |
5〜6歳頃 | 山やトンネルといったテーマを設け、たくさんの粘土を使い、おじいちゃん、おばあちゃんと協力して作っていく。テーマを設けることで、他者とのコミュニケーション力を高めるとともに、目標に向かって協力しながら考える力が身につく。 |
(参考:子どもの感性や発想力を育む!年齢別おすすめ粘土遊び https://iko-yo.net/articles/1246)
⑤バランス感覚と手先の感覚を向上させる「ジェンガ」
ジェンガとは、直方体のブロックで組み上げたタワーから片手で1つずつブロックを抜き取って、最上段へ積み上げていくゲームです。バランスゲームなので、手先の繊細な動きが必要とされます。ルールに従って遊べるようになる5〜6歳であれば、ストレスなく楽しむことができるでしょう。
①まず、54個の直方体の木製ブロックを、1段3本で90度ずらしつつ組み上げて18段のタワーを作る。
②順番を決め、1人ずつタワーから片手でブロックを1個抜き取る。
③抜き取ったブロックを最上段に乗せていく。
④ ②〜③を順番で行い、タワーのバランスを崩して倒した人が負け。
もともとは大人向けのゲームですが、子供向けの知育おもちゃにもなります。どこを取れば崩れないのか、どうやったら相手を崩れさせられるのか。バランスを考える思考力と手先の繊細な動きを向上させることができます。
⑥記憶力・集中力・直観力が伸びる「オセロ」
日本人にとってなじみ深いボードゲーム「オセロ」は、現在、子供の知育ゲームとして人気があります。その人気の秘密は「縦、横、斜めを同じ色で挟めば良い」というルールのシンプルさ。簡単にルールを覚えることができるので、2歳後半くらいから楽しむことができます。
また、オセロは手先を細かく動かすことで大脳が活性化されるうえ、盤を見ながら先を考えることで右脳が刺激されて思考力や記憶力が向上するだけでなく、集中力や直観力を養うことができるそうです。
さらには、ゲームを繰り返すことでだんだんとボード全体を俯瞰することができるようになり、子供の視野が広くなると言われています。
いいことずくめ のオセロでお孫さんと真剣勝負をするのも時にはいいですね。
1-3. 体力を使わず孫と遊べる!おすすめスポット3選
この章では体力を使わずに遊べるおでかけスポットをご紹介します。
家の中で遊ぶだけでなく、時にはおでかけしたいというお孫さんもいることでしょう。
お孫さんの喜ぶ姿も見たいし、良い思い出作りにもなるので、でかけたいのはやまやまだけど、気になるのは体力が持つかどうか。そんなあなたのために、体力を使わずに遊べるおでかけスポットをご紹介します。
⑦ユニークな海の生物や心踊るショーを見学できる「水族館」
子供だけでなく大人も楽しめるのが水族館。数々の海・川に生息する魚類や動物の姿を見られるだけでなく、アシカやイルカのショーや、魚のごはんタイムなど、心踊るイベントも多数あり、1日いても飽きない場所と言えるでしょう。基本的に屋内で見学できるので、疲れづらいのも特長です。孫が自然環境に興味をもつ良い機会にもなり、教育的な側面があるのも魅力です。
⑧天候を気にせず気軽に遊べる「ショッピングモールのキッズスペース」
3~4歳になると遊具などを使って遊べるようになるので、ショッピングモールにあるキッズスペースに一緒に出かけるのも楽しいでしょう。キッズスペースにはすべり台などの遊具や、積み木などのおもちゃが置かれ、自由に使うことができます。他のお子さんと遊ぶお孫さんの姿を見て、成長を実感することもあるでしょう。
モールによっては子供向けの電車を走らせていたりと、キッズスペース以外にも小さなお子さんが喜ぶサービスを提供しています。
室内なので季節や天候に左右されることなく遊べ、温度管理なども行き届いているので、体力を消耗することがないのもうれしいところです。しかし、休日は混雑することもありますので、お孫さんのケガや迷子に注意が必要です。
⑨季節を感じながら好きな味覚を思う存分楽しめる「果物狩り」
春はいちご、初夏は桃やさくらんぼ、秋はぶどうや梨、冬は柿やみかんなど、季節ごとの味覚を自らの手で収穫し、新鮮な状態で食べられるのが魅力の果物狩り。お孫さんが好きな果物を収穫できる農園を選べば、とても喜ばれ、記憶に残るすばらしい体験となることでしょう。
春〜初夏、秋と気候のいい時期に出かければ、収穫すること自体は難しくはないので、体力の消耗を心配することもありません。
果物狩りには、蚊などの虫を寄せ付けないために服は長袖・ズボンにし、虫除けスプレーを持参しましょう。他に、ウェットティッシュ、タオル、水、お弁当、日焼け止め、敷物、クーラーボックスなどを持っていくと役立ちます。
車で移動できない方は、各旅行会社が主催する果物狩りツアーを利用することで移動に困らず、疲れも出にくいためおすすめです。
2. 孫と遊ぶときに気をつけたいこと2点
かわいいお孫さんと遊ぶことは、時がたつのも忘れるほど楽しいものですが、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
この章ではお孫さんと遊ぶときに気をつけたいことを2つ紹介していきます。
2-1. 子育て方針を親と共有する
お孫さんと接するにあたり、事前に親と子育て方針について共有しておきましょう。
なぜなら、ふだん親にしかられない言動について祖父母にしかられると、お孫さんは何が悪いのかわからなくなって混乱してしまうからです。 逆もまたしかりです。
お孫さんの主たる保護者である親の子育て方針に基づいて教えることが、祖父母にとって親や孫と良い関係を築くことにつながりますので、事前に子育て方針を確認しておくことをおすすめします。
2-2. 自己肯定感を育てるほめ方としかり方をする
子供に接する際に気をつけたいのは、子供の自己肯定感・自尊感情を育ててあげるということです。
東京都のレポートによると、自己肯定感・自尊感情が高い子供は、人間関係が良好、学習や課外活動に積極的、授業の理解度が高いといった特徴が見られるそうです。
逆にそれらが低い子供は、暴力をふるう、やる気がない、自分で判断できない、授業の理解度が低いといった問題行動が表れるとあります。
以下、お孫さんをほめるとき・しかるときに気をつけたいことをまとめました。
親の子育て方針がわからず、お孫さんと遊ぶ場面でどう接したらいいのかわからなくなった際に参考にしてみてください。
①ほめるときは過程を認める
自己肯定感・自尊感情の大切さを踏まえると「できたらほめる」(結果を評価する)のではなく「やろうとしたらほめる」(意欲や過程を認める)ことのほうが大切です。
いったん学校や社会に出たら結果が評価されるのは事実ですが、学校や社会と家庭を同じにする必要はありません。外の世界で厳しい現実に直面したときに「これができてもできなくても、自分は生きる価値がある」と思える自己肯定感・自尊感情を育てることが家庭では大切になってきます。
そのため、例えばお孫さんが遊んだ後、おもちゃをきちんと元の場所にしまったら「よくできたね」と評価するよりも、できの良し悪しに関わらず「ありがとう」とその意欲がうれしいという気持ちをお孫さんに伝えてあげるようにしましょう。
②しかるときは正しい行動を教える
自己肯定感・自尊感情の大切さを踏まえたしかり方の基本は、ほめることと逆です。大切なことは「気持ち(過程)を否定する」ことではなく、「正しい行動(結果)を教える」ことです。
たとえば、友達とケンカをして相手をたたいてしまった場合、理由も聞かずに「ケンカするなんて、なんて悪い子なの!」と頭ごなしにしかってしまうと、「どうしてケンカをしたのか」「何に怒ったのか」という子供の気持ちを無視することになります。
そうではなく「怒ってしまうときがあるのは仕方ない。でも、友達をたたくのはいけないね」と、気持ち(過程)と行動(結果)を分けて正しい行動の仕方をきちんと教えることが、しかり方の基本になります。
(参考:ウチコト https://tg-uchi.jp/topics/5264)
孫との遊びは無理しない程度にする
子育ては重労働。「子供から離れて少し休みたい」という親の気持ちは理解できます。しかし、おじいちゃん、おばあちゃんに子育てを頼りすぎるのは考えものです。
ご自分の用事があるときや疲れているとき、体調が悪いときなどに「孫と遊んでほしい」と依頼された場合は「今日は預かれない」「午後だけなら大丈夫」などと、ご自分の意思をはっきりと伝えるようにしましょう。親子関係を良好に保てるように無理して孫と遊ばないことも大切です。
3. 自宅で孫と遊ぶ際に気をつけるべきこと7点
ふだんは子供がいないあなたの家。床やテーブルの上に無造作に置いてあるモノの中には、小さな子供にとって危険なモノがいっぱいです。
以下はお孫さんの安全を守るために気をつけたいことです。孫が事故に巻き込まれないように対策をしておきましょう。
3-1. ベビーフェンスで転倒・転落を防ぐ
子供はつかまり立ちをしようとして転倒したり、ちょっとした段差につまずいたりします。特に階段での転落は大きなケガにつながりがちなので、お孫さんが遊びに来たときだけ階段を封鎖するためにベビーフェンスを設置しましょう。
それ以外には、ベランダにモノがないか確認したり、子供の手の届く位置に重たいものを置かないようにしましょう。
3-2. 誤飲させないよう危険物はしまう
子供は好奇心旺盛なので、何でも気になったモノは手を触れたり、口に入れたりします。「さわっちゃダメ!」と怒るだけではなく、以下のようなモノは子供の手の届かないところにしまうように心がけましょう。
・タバコの吸い殻
・服薬中の薬
・ボタン型電池
・小さくて飲み込めてしまうようなモノ
3-3. やけどの原因となるモノは手の届かないところに置く
家の中でのやけどの原因の多くはテーブルの上にあります。手を伸ばして倒したりする可能性がありますので、使用直後のトースターなどは子供の手の届かないところに置くようにしましょう。テーブルクロスも手の届く長さにあると引っ張ってしまい、テーブルの上のポットのお湯をかぶったりする可能性がありますから注意しましょう。
また、ファンヒーターや石油ストーブは噴出口が熱かったり、手をかけて立とうとして手にやけどを負う場合もありますので、こちらもベビーフェンスを使うようにしましょう。
3-4. 感電を防ぐためにコンセントカバーを使う
壁に刺さっているコンセントは、好奇心旺盛な子供にはとても気になるアイテムです。ぬれた手で触ったり、金属部分に触れてしまうと感電する危険がありますので、コンセントカバーなどで子供の手が触れないように工夫しましょう。
3-5. 浴槽に転落しないよう浴室の扉にカギをかける
子供は水遊びが大好きですが、水場は危険がいっぱいです。
わずか水深5cmでも、口と鼻がふさがれば、溺れる危険性があります。浴槽の残り湯なども十分注意してください。浴槽を覗き込み、転落するなどの事故を防ぐため、浴室の扉に簡単なカギをつけるようにしましょう。
3-6. コード・ヒモで遊ばないように片付ける
コードやヒモも子供の好奇心の対象です。首に巻いたり、口に入れたり、遊び道具の一つとして認識しがちですので、手の届かないところに片付けてください。
3-7.アレルギー情報について親と共有しておく
孫と遊ぶ時に、お菓子などを与えることもあるでしょう。念のため、親とは孫のアレルギー状況を共有しておきましょう。もし孫にアレルギー対象の食べ物や食材がある場合は自分の判断でお菓子を与えるのではなく必ず親に確認するようにしましょう
4. 外で孫と遊ぶ際に気をつけるべきこと3点
次に、お出かけ先で起こりがちなトラブルを避けるために気をつけるべきポイントをお伝えします。
4-1. 高所で孫を一人にすることは避ける
東京消防庁のデータによると、2007~2011年に発生した遊具に関わる事故で最も多かったのは「すべり台」(991人)、次いで、ブランコ(603人)、うんてい、ジャングルジム、鉄棒の順となっています(※)。
公園では、保護者が目を離した隙に事故が発生するケースが多くなっています。例えば、すべり台をのぼり切ったところから後ろに転落するケースや、ブランコで遊んでいる人のそばに近づいたり、横切ったりして、ぶつかるケースが多いようです。
対応策としては、孫を高所で ひとりにすることは避けるようにしましょう。すべり台をのぼるときは、保護者が後ろからサポートするなど、安全に十分配慮して遊ばせてください。子供が小さいうちは、いざというときに保護者の手が届かない高さの遊具は避けたほうが安全です。
※出典:東京消防庁 https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kamata/information/kodomonojiko.html
4-2. 高温の状況下に孫をおいていかない
暑い季節になると、気をつけなければならないのが熱中症(体温が上がり脱水状態になる)です。特に車中に子供だけを残してその場を離れてはいけません。冷房を切り、窓を閉めた車内の温度はすぐに50度 にも達します。
日陰に駐車したつもりが、親が戻ると日なたになっていて子供が死亡していたというケースも報告されています。太陽は動きますから、短時間でも車内に子供だけをおいて離れないようにしましょう。また、脱水状態を避けるため、こまめに水分を摂ることも大切です。
4-3. 孫が迷子になった場合の対策を共有しておく
遊園地やショッピングモールなど、多くの人が集まるスポットではお孫さんが迷子にならないように気をつけてあげる必要があります。「たかが迷子」と軽視しないようにしましょう。迷子になった子供は大変不安な気持ちになり、時にはパニック状態に陥ることもあります。
警視庁の調べによると、連れ去り事件の93%は、子供が一人でいる時に発生しており、保護者が見えなくなってあわてて道路に飛び出し、交通事故に遭ったというケースもあります。
具体的な迷子対策としては、まずはお出かけ前に、危険な場所や見通しの悪い場所がないか、出かけ先のウェブサイトなどを見て確認しておきましょう。
また当日は、お互いを見失わないように、同じ帽子や同じ柄や色のスカーフなど親子 で目印になるものを身につけておくのもよいでしょう。万が一迷子になった時に、お孫さんの特徴を伝えやすいというメリットもあります。
お孫さんが5~6歳以上の場合は、上記に加え、以下のことも行なっておくとなおよいでしょう。
・はぐれた時の待ち合わせ場所を決めておく
はぐれてしまった場合に備えて、インフォメーションデスクの場所などを示して待ち合わせ場所を決めましょう。
・困った時に助けを求める相手を教えておく
店員さんや施設のスタッフなど、助けを求めるべき人について「もし迷子になったら、あの制服を着ている人(バッジを付けている人)に言ってね」などとお孫さんに教えておきましょう。このやり方なら小さなお子さんでも理解することができます。
お孫さんの事件や事故を防ぐのに一番大切なことは、とにかくお孫さんを一人きりにしないことです。ショッッピングモールのプレイルームなど他に大人がいるような環境でも「お孫さんの安全は自分が守るのだ」という意識を強く持つようにしましょう。
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5. まとめ
以上、体力もお金もさほどかからないお孫さんとの遊び方をご紹介してきました。
かわいい盛りのお孫さんと遊ぶことは時を忘れるほど楽しいものですが、最後に気をつけておきたいポイントを振り返っておきましょう。
孫と遊ぶときにおさえておくべきポイント2点
①子育て方針を親と共有する
②自己肯定感を育てるほめ方としかり方
自宅で孫と遊ぶ際に気をつけるべきこと6点
①ベビーフェンスで転倒・転落を防ぐ
②誤飲させないよう危険物はしまう
③やけどの原因となるモノは手の届かないところに置く
④感電を防ぐためにコンセントカバーを使う
⑤ 浴槽に転落しないよう浴室の扉にカギをかける
⑥ コード・ヒモで遊ばないように片付ける
外で孫と遊ぶ際に気をつけるべきこと3点
①高所で孫を一人にすることは避ける
②高温の状況下に孫をおいていかない
③孫が迷子になった場合の対策を共有しておく
お孫さんにとっても、おじいちゃん、おばあちゃんに遊んでもらった思い出は一生もの。
この記事が、お孫さんとの素敵な時間を無理なく楽しく過ごせる一助になれば幸いです。
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