
「認知症予防ができるアプリってどんなものなのかな?」
「認知症アプリってたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない…」
記事をご覧のあなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか。
実際認知症が気になるシニアやスマホに不慣れな人が、自分に合った認知症アプリを選ぶのは結構大変ですよね。
そこで本記事では、スマホ初心者でも使いこなせるおすすめの認知症アプリを6選ご紹介します!
・脳にいいアプリ
・脳活力診断
・Easiit(イージット)
・認知症予防 昭和クイズ
・物忘れに効く・初めての脳トレ
・認知症テスト Moffワスレナグサ
すべて無料で、使用した人の評価が高いアプリです。
それぞれ特徴やどんな人に向いているかを明記しますので、内容がわかって、あなたのご希望に添うものが選べます。
また、らくらくスマートフォンに搭載されている「認知症予防支援」機能についても詳しく解説します。こちらは東海道五十三次行脚を疑似体験して歩数から認知症発症リスクを予測する他、認知機能検査を受けたり、認知症関連の情報が見られる機能です。興味のある方はぜひ参考にしてください。
この記事を、あなたや大切なご家族の認知症対策に大いに役立てて頂けたらと思います。
目次
1.スマホで認知症対策!おすすめ無料アプリ6選一覧
それではさっそく、おすすめの認知症アプリをご紹介していきましょう。
まず前述しました6選の主な特徴を示した一覧表をご覧ください。
6つとも無料で、アプリストアでのレビューが3.3〜4.2の高評価を得ているアプリです。
アプリ商品名 | 主たる機能&おすすめのポイント | 対応OS |
①脳にいいアプリ | ・計算、パズル、まちがえ探しの脳トレ ※脳に必要な5要素「運動・食事・脳トレ・ストレス緩和・社会参加」を仕組み化して認知症予防。家族と情報共有できるのがおすすめのポイント | iOS/Android
|
②脳活力診断 | ・脳活力診断 ※脳トレだけでなく記憶力も鍛えられるアプリ。コインを得て花を育てる「脳活の庭」がおすすめのポイント | iOS/Android |
③Easiit(イージット) | ・脳と体の健康データを可視化 ※製薬会社のエーザイが開発したアプリ。脳と体の健康データが経時的に可視化できるのがおすすめのポイント | iOS/Android |
④認知症予防 昭和クイズ | ・戦後の昭和を思い出すようなクイズ ※昭和を思い出しながら楽しくクイズに解答して、脳に刺激を与えられるのがおすすめのポイント | iOS |
⑤物忘れに効く・初めての脳トレ | ・初心者向けの脳トレーニング ※他の類似アプリに比べ簡単な問題が多く、脳トレ初心者にやさしいのがおすすめのポイント | Android |
⑥認知症テスト Moffワスレナグサ | ・信頼性の高い認知機能テスト ※医療機関でも利用される長谷川式認知症スケールを用いた「認知機能テスト」がアプリで行えるのがおすすめのポイント | iOS |
気になるアプリがありましたでしょうか。
次章では、これらをひとつずつ詳しく解説していきます。
これ!というものがあった方はそちらから見ていってくださいね。
※らくらくスマートフォン搭載の「認知症予防」機能については3章で解説します。
2.認知症対策に効く!スマホの無料アプリ6選を解説
認知症対策に効果のあるアプリ6選をひとつずつ解説していきます。
よく読んで、あなたにとって使いやすく希望にかなうものを選んで頂けたらと思います。
2-1.脳にいいアプリ
「脳にいいアプリ」は脳科学に基づき、科学的根拠のある脳に必要な5要素「運動・食事・脳トレ・ストレス緩和・社会参加」をシンプルに仕組み化したアプリです。誰でも簡単、気軽に脳トレが行えます。
「脳にいいアプリ」で出来ること
・脳の活性化や可塑化が期待できる①計算、②パズル、③まちがえ探しの脳トレが行える
・自動で難易度が設定されていて、できる人には難しく、できない人んは簡単になるので誰でもストレスなく楽しく脳トレができる
・運動コンテンツがあり「歩行」(歩数と歩行ペース)が測定できる
・薬を飲む時間に服薬確認リマインドが通知される「お薬飲み忘れ防止」機能搭載
・家族会員になれば、アプリで診断された家族の脳の状態が把握できる他、脳トレの対戦も可能
・家族会員になれば、アプリで家族と写真やメッセージのやり取りができる
こんな人におすすめ!
・自分に合った脳トレで認知症を予防したい人
・自分の歩数や歩行ペースを把握したい人
・家族と脳の情報を共有したい人
・家族と脳トレ対戦がしたい人
・薬の飲み忘れを防止したい人
商品名 | 脳にいいアプリ |
特徴 | ・脳科学の観点から、運動・食事・脳トレの複合的な予防を推進! |
対応OS | iOS/Android |
商品サイトはコチラ |
2-2.認活力診断
「脳活力診断」は脳活力だけでなく、記憶力も鍛えることができるアプリです。
“脳活の庭” では、トレーニングで得たコインを使って庭で花を育てることができ、楽しみながら毎日脳トレが行えます。
「脳活力診断」で出来ること
・質問と問題解答で脳活力が診断できる(日常生活で困らない程度/中級/上級)
・日替わりで提示される「今日のトレーニング」
・記憶力を鍛える7種類のトレーニング
※成績に合わせて「脳トレの庭」で使用できるコインが受け取れるのでやりがいがある!
・脳活力診断やトレーニングで入手したコインを使用して花の種を購入し、育てる「脳活の庭」機能
※花を収穫すると新しい種が入荷。最大180種類の花が咲かせられる!
こんな人におすすめ!
・記憶力を鍛えたい人
・毎日繰り返し脳のトレーニングをしたい人
・脳活でさまざまなトレーニングを楽しみたい人
・花が好き、花を育てるのが好きという人
商品名 | 脳活力診断 |
特徴 | ・認知機能の診断にも利用できる脳活力が診断できる |
対応OS | iOS/Android |
商品サイトはコチラ |
2-3.Easiit(イージット)
「Easiit(イージット)」は認知症領域での知見を持つ製薬会社のエーザイと、ゲームやスポーツのノウハウを活用し、ヘルスケアサービスを提供するDeNAの強みを活かして開発されたアプリです。
脳と体の健康データを可視化し、定期的な運動やバランスの良い食事などによる生活習慣の見直しを提案することで、脳の健康度低下リスクを減らし、認知症に備えます。
「Easiit」で出来ること
・脳と体の健康データを可視化
・ブレインパフォーマンス(脳の健康度)の維持や生活に役立つ情報提供
・歩数・食事・睡眠・体重の記録をもとに、週替りで食事内容や運動などに関する個別推奨メニューを提示
・上記メニュー実施記録から、脳の健康によい行動や習慣について独自のスコアリングを行う
・食事写真をアップロードすると自動で料理メニューを判定!カロリーと11栄養素を年齢性別に合わせた基準値と共に表示することで食事管理ができる
・アプリを利用するたび、「Easiitマイル」が貯まり、ギフト券などへの交換が可能
こんな人におすすめ!
・脳と体の健康データを把握したい人
・脳だけでなく食事や運動面でも生活習慣を見直したい人
・脳の健康に良い食事管理を簡単に行いたい人
・製薬会社エーザイの開発した認知症予防アプリに興味のある人
商品名 | Easiit(イージット)(生活習慣を管理して認知症にそなえるアプリ) |
特徴 | ・脳と体の健康データが経時的に可視化できる |
対応OS | iOS/Android |
商品サイトはコチラ | App Store |
2-4.認知症予防 昭和クイズ
「認知症予防 昭和クイズ」ではその名の通り、昭和にちなんだクイズに頭を使って解答することで認知症を予防します。アプリストアでのレビューがなんと5.0という満点評価の楽しいアプリです。
「認知症予防 昭和クイズ」で出来ること
・戦後の昭和を回想し、思い出すようなクイズ解答
・昭和の懐メロクイズ
・個人だけでなく、グループやクイズ大会などでも利用できる
こんな人におすすめ!
・昭和のクイズで懐かしみながら脳トレがしたい人
・回想や思い出話を交え楽しみながら脳を活性化したい人
商品名 | 認知症予防 昭和クイズ |
特徴 | ・「戦後の昭和」を思い出しながら脳を活性化! |
対応OS | iOS |
商品サイトはコチラ |
2-5.物忘れに効く!初めて脳トレ
「物忘れに効く・初めての脳トレ」は初めての方でも気楽に脳トレができうように工夫されたアプリです。難しい機能は何もなく、簡単な問題に答えるだけで脳の働きに刺激を与えることができます。
「物忘れに効く・初めての脳トレ」で出来ること
・一般の脳トレの前段階として「物忘れ防止」に重点を置いた初心者向けの脳トレーニング
・簡単な画像問題や暗算問題で脳に刺激を与える
※他の類似アプリに比べて非常に易しい問題なので誰でも楽しく取り組める!
こんな人におすすめ!
・最近忘れっぽくなったと感じている人
・難しくない脳トレーニングがしたい人
・初心者向けの脳トレアプリをためしたい人
商品名 | 物忘れに効く・初めての脳トレ(初心者向けアプリ) |
特徴 | ・初心者にやさしい脳のトレーニング! |
対応OS | Android |
商品サイトはコチラ |
2-6.Moffワスレナグサ
「認知症テスト Moffワスレナグサ」は、認知症のチェック・テストとして広く医療機関等で使われている「長谷川式簡易知能評価スケール」(※)を使用し、誰でも簡単に認知機能テストを実施できるアプリです。
(※)限られた時間とスペースで医師が効率的かつ公平に認知機能の低下を診断するために精神科医の長谷川和夫氏が1974年に開発し、その後一部改訂を経て今も広く医療機関等で利用されている信頼性の高い認知症診断チェック・テスト手法
「認知症テスト Moffワスレナグサ」で出来ること
・医療機関で使用される信頼性の高い「長谷川式簡易知能評価スケール」を使った認知機能テスト
・動画を見てボタンを押して回答するだけの認知症診断テスト&チェック
こんな人におすすめ!
・物忘れが増えて認知症ではないかと心配な人
・認知症診断を簡易的に行いたい人
・アプリで信頼性のある認知機能テストをしたい人
商品名 | 認知症テスト Moffワスレナグサ |
特徴 | ・医療機関等で利用されている長谷川式認知症スケールを用いて「認知機能のテスト」ができる |
対応OS | iOS |
商品サイトはコチラ |
3.らくらくスマートフォンで認知症予防を支援!
お気に入りの認知症アプリは見つかりましたでしょうか?
どれもおすすめですが、下記のような方はまだ迷われているかもしれません。
「そもそもアプリを自分でダウンロードするのが難しく思える」
「認知症を防ぎたいシニアに、もっと寄り添ったアプリはないだろうか…」
そんな悩みを持つ方にご紹介したいのが、らくらくスマートフォンにあらかじめ搭載されている「認知症予防支援」機能です。
国立長寿医療研究センターと富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社が共同開発した「認知症予防支援」機能は、シニアにしっかり寄り添い、認知症予防活動を支援する機能です。
たとえば東海道五十三次を楽しみながら毎日歩いて歩数から認知症発症リスクを予測して表示、認知機能検査を受けたり、認知症関連の情報を見たりすることもできます。
この章では、らくらくスマートフォンの新機種F-42Aを例にとって「認知症予防支援」機能で出来ることを具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
3-1.楽しみながら予防活動!「認知症予防支援」機能で出来ること
らくらくスマートフォンの「認知症予防支援」機能では、下記の画像でご紹介する7つのことができます。
①設定
プロフィールや本人情報の変更、認知症発症リスクの予測設定などができます。
②歩いて予防 東海道五十三次
日本橋から京都までの東海道五十三次を毎日歩く疑似体験を楽しめます。認知症発症リスクを下げるための目標歩数も表示されます。
【達成した記録を見る】をプレスすると、宿場情報を見たり、らくらくコミュニティ(★参照)に投稿したりできます。たくさん歩いたことや、散歩中に見つけた風景などを投稿してみましょう。
③歩いて予測 認知症リスク
毎日の歩数から認知症発症リスクの予測を行います。毎週日曜日の深夜に予測値が更新される他、毎日の平均歩数も見られます。
【今までの傾向を見る】をプレスすると、平均歩数や認知症発症リスクをグラフで確認できます。
※認知症発症リスクを予測する機能は65歳以上の方にお使いいただけます。
※本機能は診断や医療面での指導をするものではありません。
④認知症関連情報へ
認知症にかかわる情報を提供しているらくらくコミュニティ(★参照)にアクセスします。
⑤認知機能検査アプリ
認知機能の検査を行うことができます。
※ただし本アプリは認知症を診断するものではありません。
⑥認知症相談(厚生労働省HP)
厚生労働省の認知症に関する相談紹介ページにアクセスします。
⑦認知症コラム
国立長寿医療研究センターの島田裕之博士が執筆した認知症と生活習慣に関するコラムを読むことができます。
★「らくらくコミュニティ」ってなに? らくらくスマートフォンの「らくらくコミュニティ」は趣味や生活に役立つ情報が満載です。 ・スマートフォンの使い方から、旅、食、ペットなどさまざまな記事が見られます 「らくらくコミュニティ」は、らくらくスマートフォンシリーズをお使いの方が情報交換をしたり、写真やコメントを投稿して仲間と交流できる場所。 シニア世代が多いので話題も合いやすく、今からSNSデビューされる方にピッタリです。 らくらくコミュニティに関する詳しい情報はこちらをご覧ください。 |
3-2.らくらくスマートフォンの「認知症予防支援」機能を使ってみましょう
らくらくスマホの「認知症予防支援」機能で出来ることは把握して頂けましたでしょうか。
「良さそうだけど私に使いこなせるかしら?」
大丈夫!「認知症予防支援」機能は、最初に本人情報さえ入力すれば誰でも簡単に始められます。
以下のステップをご覧ください。
ステップ①
「認知症予防支援」機能を起動して本人情報を入力
ステップ②
ホーム画面で【健康・ショッピング】⇒【認知症予防支援】の順にプレスする
ステップ③
【歩いて予測 認知症リスク】の【本人情報を入力して開始】をプレス。画面の指示に従って情報を入力
ステップ④
表示される案内を確認し【では始めましょう!】をプレスでスタート!
いかがでしたでしょうか。
らくらくスマートフォンには「認知症予防支援」機能が搭載されているほか、健康管理アプリ「ララしあコネクト」や「dヘルスケア」など健康な体づくりへアプローチできる機能が充実しています。
あなたやご家族の大切な健康管理にぜひお役立てください。
らくらくスマートフォン「F-42A」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください |
4.まとめ
おすすめの認知症アプリを6選ご紹介しました。
一般に、「脳の神経細胞の数は生まれたときが一番多く年齢と共に減少する」といわれますが、使っていない脳細胞は新しい刺激によって発達し成長する可能性があるそうです。
その成長力は年を重ねるほど個人差が大きくなるといいますので、早いうちに認知症アプリを取り入れて脳を鍛えて働きを維持していきましょう。
あなたの脳を活性化させるアプリ選びに、ぜひこの記事をお役立てください。
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