お寺の「お参りの仕方」をステップで解説!神社との違いや基本マナー

お寺お参りの仕方

「お寺のお参りの仕方が知りたい!間違っていないか不安になっちゃう」
「お寺と神社でお参りの仕方は違うの?特別な決まりとかあるのかな?」

こんな疑問をお持ちではないでしょうか。

お寺にお参りをするとき、自分のお参りの仕方は間違っていないか?…と、不安になることがありますよね。

本記事では、「お寺と神社の違い」に言及した上で、「お寺の正しいお参りの仕方」をステップで解説します!

また、今さら人に聞けない「お寺にお参りするとき知っておくべきマナー」を紹介、お寺参拝に関するよくある疑問にもお答えします。

この記事でわかること

  • お寺と神社の4つの違い
  • 手順をステップで解説!お寺の正しいお参りの仕方
  • お寺にお参りするとき知っておくべきマナー
  • 「お寺のお参り」でよくある疑問Q&A

記事の終わりには、参拝のお供にも最適なシニアにおすすめの「らくらくスマートフォン」をご紹介しますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

この記事を最後まで読んで頂ければ、作法や方法に不安を感じることなく、清々しく厳かな気持ちでお寺参りができるようになるでしょう。

目次


1.お寺のお参りの仕方|まず神社との4つの違いをおさえておこう

お寺お参りの仕方

お寺のお参りに興味を持たれている方の多くは、何となく似ている「神社」との違いが気になっていらっしゃるかと思います。

お寺のお参りの仕方を解説する前に、まずは、お寺と神社との違いを押さえておきましょう。

お寺と神社には下記のような違いがあります。

「お寺」の参拝は「神社」とどこが違う?

違い①|定義

お寺は「仏像があり、お坊さんの住むところ」

神社は「日本の神様が住むところ」

違い②|信仰する宗教

お寺が信仰しているのは「仏教」

神社が信仰しているのは「神道」

違い③|お参りの仕方

お寺は柏手を打たない

神社は「二礼二拍手一礼」を行う

違い④|願いごと

お寺は「死後の極楽浄土」​​を願う

神社は「現世での幸せ」​​を願う

それぞれ説明していきます。

1-1.違い①|定義

お寺と神社ではその「定義」が違います。

1-1-1.お寺の定義

お寺の定義は、「仏像があり、お坊さんの住むところ」です。

お寺には、お坊さん、尼さんなどの仏教を信仰する修行者がいて、仏様の像が置かれています。
仏様には大日如来、薬師如来、釈迦如来、聖観世音菩薩などたくさんの種類があります。

神社では祀られている神様の姿を見ることが出来ませんが、お寺では仏様の像を見られる場合がほとんどです。

お寺では多くの日本人が仏教の方式で葬式を行い、お墓もお寺の敷地内にあることが多いです。

1-1-2.神社の定義

神社の定義は、「日本の神様が住むところ」です。

昔信仰されていた自然のあった場所や、神聖な儀式を行っていた場所が、神社の起源といわれています。神社では神道の神様が祀られ、神主さんや巫女さんが、儀式の準備などの仕事をしています。
神社の入口にある鳥居は、神様が住む世界と人間が住む俗界を区別しており、神域への入り口を示す「門」だと考えられています。

1-2.違い②|信仰する宗教

お寺と神社では、信仰する宗教が異なります。

お寺が信仰しているのは「仏教」です。
「仏教」は、中国やインドといった外国から日本に伝わってきたとされる外来の宗教で、信仰の対象として仏様を拝みます。

一方、神社が信仰しているのは、日本起源の宗教である「神道」です。
「神道」ではこの世のあらゆるものに神が宿るとする考えから、信仰の対象は八百万(やおよろず)の神々=(非常にたくさん、無限の)神々であり、仏教のように像を信仰の対象とすることはありません。

1-3.違い③|お参りの仕方

お寺と神社では、お参りの仕方が違います。

最も大きく異なるのは、お寺では柏手(※)を打たないことです。
(※)柏手(かしわで):神を拝むときに両掌を打ち合わせて音をたてる作法

それぞれのお参りの仕方を比べてみましょう。

お寺

神社

①山門で一礼して門をくぐる

①鳥居の前で一礼し、参道の端を歩いて拝殿に向かう​​

②手水舎の水で手や口を清める

お線香がある場合は、献灯・献香をして煙で清める

②手水舎の水で手や口を清める​​

③本堂の前でお賽銭を入れた後に、上からぶら下がっている鰐口を鳴らす

拍手はせずに合掌して一礼する​​

③拝殿前ではお賽銭を入れた後に鈴を鳴らし、「二礼二拍手一礼」を行う​​

④最後に山門を出る際に本堂に向かって一礼する​​

④最後に鳥居を出る際は本殿に向かって一礼する​​

お寺では合掌のみなのに対して、神社では「二礼二拍手一礼」(※)を行うことが大きな違いであることがわかりますね。
(※)二礼二拍手一礼:日本の神社で用いられる拝礼作法。まずお辞儀を二度行い、二度柏手を打ち、最後にもう一度お辞儀を行う

お寺のお参りの手順については、次章の「手順をステップで解説!お寺の正しいお参りの仕方」でくわしく解説しますので、気になる方はそちらから先にご覧ください。

1-4.違い④|願いごと

お寺と神社では願いごとの内容が違います。

お寺では「死後の極楽浄土」を願います。
極楽浄土とは、仏教において一切の煩悩や穢れ(けがれ)のない阿弥陀如来が住む清浄な国土のことです。
お寺では、亡くなったあとに極楽浄土に行けるように祈願します。

一方、神社で願うのは「現世での幸せ」であり、死を「穢れ(けがれ)」として考えている神社では極楽浄土を願うことはできません。

この願いごとの違いは、喪中でもお寺の参拝はできるのに対して、神社へのお参りは喪中の間は控えるのが一般的であることにも表れています。


2.手順をステップで解説!お寺の正しいお参りの仕方

お寺お参りの仕方

それではいよいよ、お寺の正しいお参りの仕方をステップで解説していきます。

お寺の正しいお参りの手順

【ステップ1】山門で一礼して門をくぐる

【ステップ2】手水(てみず・ちょうず)で心身を清める

【ステップ3】お線香を焚く

【ステップ4】お賽銭を賽銭箱へ入れる​​

【ステップ5】静かに手を合わせて祈願

お参りの流れに沿って進めますので、実際にお寺参拝に訪れたとイメージしながら見ていってください。

2-1.ステップ1|山門で一礼して門をくぐる

お寺お参りの仕方

まず、「山門」といわれる門の前で一礼しましょう。

山門から先は仏様がいらっしゃる神聖な場所です。
「お邪魔します」という気持ちで上半身を45度くらい傾けて一礼して門をくぐってください。
敷居は踏まずにまたぐようにします。(※)

(※)一般に敷居には世間と家、部屋と廊下などを隔てる結界(境界)の役目があり、踏むことは、空間様式を崩すことになるため、踏んではいけないものとされています。お寺の山門の場合も、敷居は神聖な世界と俗世の結界となるので踏むのは厳禁です

山門をくぐったら参道を進みますが、お寺の参道は神社と違って「端を歩く」などの決まりはないので、どこを通っても構いません。

2-2.ステップ2|手水(てみず・ちょうず)で心身を清める

お寺お参りの仕方

次に、境内に設けられた手水舎(てみずや・てみずしゃ)に立ち寄って、手と口を清めます。
これは、参拝前にけがれを落とし、心身を清めるための儀式です。

手水は次の手順で行います。

【手水の手順】※水は少しずつ使いましょう
①備え付けの柄杓(ひしゃく)を右手で持ち、水を汲んで左手を清める
②柄杓を左手に持ち替えて右手を清める
③もう一度右手に柄杓を持ち変えて、左の手のひらに水をためて口をすすぐ
※柄杓に直接口をつけないこと!
④すすぎ終わったら、左手をもう一度洗い清める
⑤柄杓は柄(持ち手)が下になるように垂直に立て、残った水で柄を洗って元の場所に戻す

一連の手順を一杯分の水で済ませるのが基本の作法です。

一杯で済ませられるように、「最初に水を汲むときは多めに汲む」と覚えておくと良いでしょう。

あらかじめハンカチやタオルなど手を拭くものを準備しておくとスムーズです。

チェック!【許可されていたら「梵鐘(ぼんしょう)」をつきましょう】

お寺お参りの仕方

梵鐘(ぼんしょう)とは、お寺に設けられる鐘のことです。

梵鐘は、撞木(しゅもく)と呼ばれる木製の棒を2〜3回振って振り子の要領で鐘をつきます。
厳かで、聴く者に悟りに至る功徳があるとされる音色なので、鳴らすことには大変意味があります。

但し、注意点が2つあって、一般の参拝者が梵鐘をつくことが許可されている場合のみに限られること。そして、つくのは参拝前に限られるということです。
お寺から出るときの鐘は「出鐘」と呼ばれ、死者を送るときの鐘とされており、あまり縁起がよくありません。

2-3.ステップ3|お線香を焚く

お寺お参りの仕方

香炉にお線香が焚かれている場合は、設置されているロウソクなどで火をつけてお線香を供えましょう。

お線香の火は手であおいで消します。
息を吹きかけて消すのはマナー違反ですのでやめてください。

また、お線香は、真ん中の方から香炉に供えます。
明確なルールはありませんが、次の人がお供えしやすいように配慮すると良いでしょう。

香炉は、仏様にお香を供え、その煙を浴びることで心身を清める場です。
体の悪い所にお線香の煙を浴びると治るとも言われています。

煙と共に欲を捨て、清らかな気持ちで本堂に進みましょう。

2-4.ステップ4|お賽銭を賽銭箱に入れる

お寺お参りの仕方

お賽銭箱の前に立ったら、姿勢を正して丁寧にお賽銭を入れましょう。
投げ入れたり、乱暴な入れ方をしたりするのは仏様に失礼にあたるので注意してください。

お賽銭はお布施であり、「いくらが正解」というのはありません。
金額は自分の気持ちで構わないので、「お布施を受け取って頂きありがとうございます」という真摯な気持ちを持って入れると良いでしょう。

チェック!
【「鰐口(わにぐち)」を鳴らしましょう】

お寺お参りの仕方

「鰐口」とは、本堂の正面軒先に吊り下げられた金属製の仏具で、神社でいう鈴にあたります。

鰐口は家のインターフォンのようなもの。
鰐口を鳴らすことは、「来ましたよ」と仏様に伝えるという意味合いがあります。

鰐口があったら、鳴らしてみましょう。
但し、必要以上に大きい音で鳴らすのは仏様に失礼にあたります。
手に力を入れすぎないように注意し、心地良い音で回数は3回程度と心得て鳴らすようにしてください。

2-5.静かに手を合わせて祈願

お寺お参りの仕方

いよいよ、お参りです。
お参りは、背筋を伸ばし、胸の前で指をまっすぐ伸ばして手のひらを合わせ(合掌)、そのまま上半身をかがめて静かに祈ります。

繰り返しになりますが、神社とは違いますので、決して柏手は打たないでください。

ご利益を祈願した後は、「南無阿弥陀仏」などご本尊の名前の前に「南無」をつけて唱え(※)、手を合わせたまま深くお辞儀します。

(※)寺への参拝の際は無言でお祈りしても良いのですが、「南無〇〇〇」と唱えるとより良いとされています。〇〇〇の部分には祀られている仏様の名前が入るため、阿弥陀様なら南無阿弥陀仏、観音様なら南無観世音菩薩、お釈迦様なら南無釈迦牟尼如来と仏様によって言葉が変わります。

お祈りを済ませたら、参拝して功徳を積ませてもらったことへの感謝の気持ちを込めて一礼します。

お寺のお参りでは、最後に山門から出るときも合掌して本堂に向かって一礼するのが仏様への礼儀となります。

※昨今、新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、お寺によっては、手水舎や梵鐘、鰐口の使用禁止、柄杓を使わずに蛇口(流水)での手洗いで代用するなどの対応がとられている場合があります。
その際は、従来の方法と違っていたとしても、各お寺で定められたルールを遵守するようにしてください。


3.お寺にお参りするとき知っておくべきマナー

お寺お参りの仕方

お寺参拝の流れは把握できましたでしょうか。

ここで、お参りの前にチェックしておいて欲しい、お寺にお参りするときのマナーを解説します。

お寺にお参りするとき知っておくべきマナー

①カジュアル過ぎる服装は避ける

②日が暮れてからの参拝は避ける

③葬儀や法事のときはお布施を持参する

これらを知っておけば、作法に不安を感じることなくお参りができますので、よく読んでしっかり把握しておきましょう。

3-1.カジュアル過ぎる服装は避ける

お寺のお参りをするときは、カジュアル過ぎる服装は避けましょう。

お参りの服装は基本的には自由で、正装しなければならないといったルールはありませんが、過度にラフな服装では仏様を敬う気持ちが疑われてしまいます。

場所柄、露出が多い服装、素足にサンダル履きといった格好は避けた方が賢明です。
また、仏教には「命あるものを故意に殺してはいけない」という不殺生の教えがあるので、毛皮や革製品などもできるだけ身につけないよう配慮した方が良いでしょう。

一般的な服装のマナーを表にしましたので、参考にしてください。

お寺参拝の服装マナー

トップス

1参照)

・肩の出るノースリーブやオフショルダーは避ける

・胸元やお腹の出るようなトップスは避ける

ボトムス

2参照)

・男性はロング丈のパンツにして、ラフな印象のハーフ丈、ショート丈は避ける

・女性は膝下より長い丈のスカート、パンツを着用

・男女共、スウェットや破れたデニム、スパッツ、作業着は避けた方が無難

※就学前の子供の服装に関してはこの限りではありません

履き物

3参照)

・ラフ過ぎるサンダル、つっかけ草履などは避ける

・汚れが目立つ靴は汚れを落として履く

小物

4参照)

・サングラス、帽子、手袋は参拝前に外す

・派手過ぎるアクセサリー、アクセサリーの多用は避ける

※感染対策のためマスクは着けたままでの参拝が推奨されています

アウター

 

・アウターを着用したままの参拝は問題なし

・皮やファーのコートはNGではないが殺生をイメージさせるので、どちらかというと避けた方が良い

※注1

お寺お参りの仕方

足や胸元など肌の露出が多すぎる服装は避けましょう。

※注2

お寺お参りの仕方

ラフ過ぎる服装での参拝は避けましょう。

※注3

お寺お参りの仕方

素足にサンダル履きはやめておきましょう。

※注4

お寺お参りの仕方

サングラスや帽子は参拝前に外してください。大きな鞄は足元に置いてから拝みましょう。

基本的には、清潔感のある常識的な服装を心がければ問題はありません。

ただし、正式参拝(御祈祷を受ける時などの特別な参拝)の際は、正装(フォーマルウェア)が必須になりますので注意しましょう。

3-2.日が暮れてからの参拝は避ける

日が暮れてからお寺にお参りするのはマナー違反になります。やめておきましょう。

先述のように、お寺は「仏像があり、お坊さんの住むところ」なので、遅い時間の訪問は仏様に失礼にあたるのです。
暗くなってから境内を歩くと躓いて転倒する危険もありますし、防犯上もよくありません。

目安としては、午後2時ごろまでの参拝が望ましいといえます。

一般的に1番良いとされているのは午前中、特に早朝の参拝です。
早い時間は参拝客が少ないため、心が落ち着いていて雑念を払いやすいからです。

午前中に間に合わない場合も、太陽に照らされている午後2時までの日中であれば、自然からのエネルギーも得られ、気持ちも晴れやかに極楽浄土の祈願ができるでしょう。

お寺の参拝は午後2時頃までを目安として、日の光が出ている日中のうちに済ませてください。
お寺によっては山門が閉まってしまうこともあるため、参拝前に開いている時間を確認すると良いでしょう。

3-3.葬儀や法事のときはお布施を持参する

葬儀や法事でお寺に参拝する際は、「お布施」を持参するのが常識になります。

お布施は、読経や戒名のお礼というイメージが強いですが、本来はご本尊に捧げるものであり、『自分のものに執着せず、他人に施す』という仏教の修行の一つでもあります。

3-3-1.お布施の金額や包み方

お寺お参りの仕方

お布施は仏様への気持ちを表すもので、決まった金額はありません。

多ければ多いほどいいということでもなく、家計に無理のない範囲で、気持ちを込めてお渡しするのが理想です。
相場としては、宗派にもよりますが、親族や親しい人の葬儀の時は15〜40万円、法事は3〜5万円程度となります。

お布施は、市販の専用封筒か無地の白井封筒、あるいは「奉書紙」(※)で包んで渡すのがマナーです。
奉書紙で包むときは、お金を半紙と中包(中袋)で包んでから奉書紙をかけます。

封筒の場合は、直接お金を入れて構いませんが、表面の上部に「お布施」、下部には「〇〇家」と記すのを忘れないようにしましょう。

(※)奉書紙:室町時代に幕府が公文書を作成するために用いていた最高級の公用紙。現在は弔辞を書いたり香典を包んだりといった主に葬儀に関する場面で使われる和紙。

3-3-2.お布施の渡し方

お寺お参りの仕方

お布施は、葬儀や法事が始まる前に渡すのが一般的です。

合同法要の場合は本堂の入り口に受付が用意されているので、受付の人に渡します。
受付がないときは、法要が始まる前に「今日はよろしくお願いします」の言葉とともに僧侶に直接渡してください。

注意点として、お布施を封筒に入れた状態で、そのまま僧侶に手渡しするのはマナー違反になります。

一般的には「切手盆(※)にのせてお渡しする」か、「袱紗(ふくさ)(※)にお布施を包んだ状態で持参。僧侶の前で袱紗から取り出してお渡しする」のがマナーとなりますので気をつけてください。

また、「お布施」の文字が、僧侶から見て逆向きにならないように合わせて注意しましょう。

(※)切手盆:小さな塗りの盆。葬儀社にお願いすると貸し出してくれます。
(※)袱紗(ふくさ):冠婚葬祭で、ご祝儀や香典などを包む四角い布のこと。祝儀袋や香典袋にしわができたり、水引が崩れたりすることを防ぐために使われます。


4.「お寺のお参り」でよくある疑問Q&A

お寺お参りの仕方

最後に、お寺のお参りに関してよくある疑問にお答えしていきます。

「お寺のお参り」でよくある疑問

疑問|初詣の参拝はお寺と神社ではどちらが良いですか?​​

疑問|お寺参拝でのお賽銭はいくらくらいがいいですか​​

疑問|御朱印を頂く際のお作法​​はお寺と神社で違うのですか?

疑問|ペット連れの参拝はできますか?

順に解説していきますので、気になるところから見ていってくださいね。

4-1.初詣の参拝はお寺と神社ではどちらが良いですか?

答え
どちらでも構いませんし、両方にお参りしても問題はありません

初詣の参拝は、お寺でも神社でもどちらでも構いません。

どちらがより良いということはなく、年の初めに神仏にご挨拶に行くことに意味があります。

初詣は、過ぎた一年をつつがなく過ごせたことに感謝し、新しい一年も無病息災に過ごせるよう神仏に祈りを捧げることです。
昔は地元の寺社に参拝するのが習慣となっていましたが、交通機関の発達により、地元だけでなく、足を伸ばして有名な寺社にお参りに行く人も増えています。

初詣の場所は自分の信条や目的に合わせて自由に選んで良いですし、お寺と神社の両方にお参りしても何の問題もありません。

4-2.お寺参拝でのお賽銭はいくらくらいがいいですか?

答え
お賽銭の金額に決まりはありません

お賽銭は自分の欲を捨てる修行の意味を持つ「お布施」の意味があり、金額については「いくらが正解」というのはありません。

穢れ(けがれ)を清めるためのもので、お願いを叶えてもらう代金ではないので、当然多ければ多いほど良いといったこともありません。

ただ、いいご縁があるように=「15円」といった語呂合わせで金額を決める方は多いので、ご参考までに語呂合わせで良く使われるパターンをご紹介しておきましょう。

<お賽銭の縁起の良い語呂合わせ(参考例)>
5円:ご縁があるように
11円:いい縁があるように
15円:いいご縁があるように
20円:二重に縁があるように
25円:二重にご縁があるように
41円:始終いい縁があるように
45円:始終ご縁があるように

4-3.御朱印を頂く際のお作法はお寺と神社で違うのですか?

答え
お寺と神社との違いは特にありません

御朱印に関してのお作法で、特別お寺ならではのものはなく、神社との違いはありません。

お寺、神社共に御朱印を頂く際は以下の点に注意しましょう。

  • 必ずお参りを済ませてから頂く
  • 諸所の都合で頂けなかった場合、不平を言ったり強引にお願いしたりしない
  • 待ち時間に質問や雑談をしない
  • 拝観時間内に行く
  • 必ず自分自身が出向いて受け取る

昨今では、寺社巡りのきっかけが御朱印という方も少なくないでしょう。

御朱印を通して、寺社の素晴らしさを知ることはいけないことではありませんが、その場合も、あからさまに御朱印集めだけを目的とせず、参拝にも重きを置いて節度を守るように心がけましょう。

4-4.ペット連れの参拝はできますか?

答え
基本的にはNGですが、ペット連れが可能なお寺もあります

寺社仏閣では、基本的にペット連れの参拝は禁止になっている所が多いです。

ペットも家族と考えていらっしゃる方には残念な話ですが、お寺が建立された時代には、動物は穢れ(けがれ)として見られていたのです。
そのため、神聖なお寺や神社に連れていくのはルール違反とみなされていました。

しかしながら、近年ではペット用のお守りやお札の需要もあり、ペット連れが可能なお寺もないわけではありません。

どうしてもペットと一緒にお寺にお参りをしたいという場合は、ペット連れが可能なお寺をインターネットなどで探してみましょう。


5.参拝のお供にも!シニアにやさしい「らくらくスマートフォン」

お寺お参りの仕方

お寺のお参りの仕方を解説してきましたがいかがだったでしょうか。

初詣など多くの人が訪れる時期は、お寺も普段より混み合いますよね。
人混みで一緒に行った人とはぐれてしまったとき、待ち合わせ場所がわからなくなったときには、すぐ連絡を取り合えるスマートフォンが必須です。

また、参拝の記念写真を撮ったり、参拝したことをSNSで友だちに報告したりしたいときにも、スマートフォンが活躍します。

「でも機械操作が苦手だから、スマートフォンは難しくて…」

そんな方にぜひおすすめしたいのが、「らくらくスマートフォン」です!

「らくらくスマートフォン」はシニア向けに特化して、機械が苦手な人でも使いこなせるように画面設計されたスマートフォンです。

この章では、「らくらくスマートフォン」の魅力ある特長を、2022年2月発売の新機種F-52Bを例にとってご紹介していきます。

5-1.特長①|新生活様式に適した「マスク通話モード」と「洗えるスマホ」

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bは、新生活様式に適した洗えるスマートフォンです。

泡タイプのハンドソープで丸洗いできるだけでなく、アルコール除菌もできて常に清潔に保てます。

さらに、マスク越しの相手の声が聞きとりやすい「マスク通話モード」搭載で、マスク必須の時代にもストレスなくスムーズに会話を進められます。

5-2.特長②|ふたつのモードを自分の好みで使いわけられる

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bでは、基本機能をわかりやすく配置した画面操作ミスが少ない「らくらくタッチ」の“標準モード”と、一般的なスマホのように使える“スマホかんたんモード”の2つのモードを、ご自身の使い方に合わせて選べます。

また、おまかせズーム機能は、ユーザがよく使う拡大率を学習し、自動で画像やページを見やすいサイズで拡大率を合わせて表示することができます。

5-3.特長③|5.0インチの大画面でも持ちやすい

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bは、5.0インチの大画面!
それでも手に馴染むデザインで、持ちやすさは従来のらくらくスマートフォンと変わりません。

また、より長く快適にお使いいただくために電池容量を2,110mAhから3,400mAhにアップ!
残量を気にせず持ち歩けます。

5-4.特長④|あんしんサポートが充実

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンシリーズでは、何といっても「あんしんサポート」が充実しています。

操作をしていてわからないこと、困ったことは、使い方ガイドアプリから解決できます。
また、はじめてスマホの方の使い方をサポートするガイド(※1)と、動画やご自宅訪問で使い方を教えてくれる「らくらくコンシェルジュ」、ボタンを押すだけの専用電話「らくらくホンセンター」(※2)で相談することもできます。

(※1)一部店舗ではお取り扱いしていません。
(※2)専用電話:らくらくホンセンター(通話料、利用料無料)
15777(ドコモの携帯電話から)
0120-696-937(一般電話などから)
受付時間 午前9時から午後8時まで(年中無休)

5-5.特長⑤|詐欺からあなたを守る「あんしん機能」が充実

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bでは、「あんしん機能」が充実しています。

あやしいサイトから身を守る「フィッシング詐欺警告機能」を新たに搭載!

また、電話帳未登録の連絡先から着信やメールがあると、事前に教えてくれる「迷惑電話・メール対策機能」で、高齢者を狙ったあらゆる詐欺からユーザを守ります。

5-6.特長⑥|2眼カメラ搭載!近い距離でもキレイに撮れる

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bでは、至近距離に強いマクロカメラで、近い距離の被写体をくっきりキレイに撮影できます。

料理・夜景・ペットなどシーンに合わせて被写体を自動認識したり、動きが多く撮影しにくいお子さまのベストショットもかんたんに撮影できます。

5-7.特長⑦|指紋認証機能を搭載!かんたん認証でキャッシュレス決済ができる

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bには、新しく指紋認証機能が搭載!
ホームボタンに指を置くだけ、画面の指示を見たままかんたんにロックが解除できます。

また指紋認証は、よく行くスーパーでのキャッシュレス決済や、ネット通販でのお買物にも使え簡単、便利に使えます。

5-8.特長⑧|スマホで楽しく脳トレや健康管理ができる

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bには、東北大学川島教授監修による、記憶力や計算力などを鍛えるゲームアプリや、東海道五十三次のコースを歩きながら認知機能の低下リスクを歩数などで予測する「健康ケア機能」が搭載されています。

楽しみながら毎日健康管理ができ、脳年齢や脳力指標も測定できます。

5-9.特長⑨|写真や動画をテレビの大きい画面に映して楽しめる

お寺お参りの仕方

らくらくスマートフォンF-52Bは、テレビと簡単に接続して(※)、難しい手順なしにスマホの画面をテレビ画面に表示できます。
思い出の写真や、映像などを大きな画面で見られ、家族みんなで感動を共有して楽しめます。

(※)ご利用には市販のワイヤレスディスプレイアダプタをご購入頂き、テレビに接続する必要があります。

いかがでしょう。

らくらくスマートフォンには、他にも「花ノート」「らくらくコミュニティ」などシニアライフを楽しんでいただける機能が充実しています。

らくらくスマートフォン「F-52B」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください

※記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
※掲載の画像はすべてイメージです。
※掲載内容は、開発中のものであり、予告なく変更される場合があります。


6.まとめ

お寺のお参りは下記のステップ順に行いましょう。

【ステップ1】山門で一礼して門をくぐる
【ステップ2】手水(てみず・ちょうず)で心身を清める
【ステップ3】お線香を焚く
【ステップ4】お賽銭を賽銭箱へ入れる
【ステップ5】静かに手を合わせて祈願

お寺参拝で心得ておくべきマナーは3つあります。

  • カジュアル過ぎる服装は避ける
  • 日が暮れてからの参拝は避ける
  • 葬儀や法事のときはお布施を持参する

お寺のお参りでは、仏様を敬って日頃の感謝を捧げ、煩悩や穢れ(けがれ)のない阿弥陀如来が住む極楽浄土を祈願します。

記事を参考に、正しい作法をしっかり身につけて、仏様に願いを届けましょう。

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