
スマホのカメラは十分な性能を持っているため、以前よりもはるかに手軽に写真を撮れるようになりました。デジカメを持ち歩かなくても、手軽に高画質な写真を撮れるようになっています。
スマホを片手に日常の一コマや旅先の風景など、思い出の一枚を写真として残している方は多くいます。
「家族や友人との思い出をシェアしたい」
「今日撮影した写真はみんなの記憶が新しいうちに共有したい」
そう思ったとしても、スマホから写真のデータを取り出して、プリンターで印刷するのには手間がかかります。また、大勢に共有しようと思うと、写真の印刷にかかる費用も多くなります。
メールで個別に送ろうとしても、膨大な時間がかかってしまうでしょう。
そこで今回は、写真をシェアするための、写真共有サイトを12サイト紹介します。
合わせて、写真の腕に自身があるという方へ向けて、写真を販売できるサイトも紹介します。
目次
- 1. 写真を共有するなら写真共有サイトの活用がおすすめ
- 2. おすすめ写真共有サイト11選
- 2−1. 利用ユーザー数が多い:Google フォト
- 2−2. 有料・無料プランを使い分けられる:フォト蔵
- 2−3. スライドショーの機能付き:はてなフォトライフ
- 2−4. 30日間限定公開のアルバムが作れる:30days Album
- 2−5. 英語ができる方向け:Flickr
- 2−6. 会員登録しなくても利用できる:Photostorage
- 2−7. デジカメを持っているなら:NIKON IMAGE SPACE
- 2−8. グループ内で写真アルバムを共有:LINE
- 2−9. 本格的な写真が集まる:PHOTOHITO
- 2−10. 写真以外のデータも共有できる:Dropbox
- 2−11. 写真に「いいね」やコメントがつく:らくらくコミュニティ
- 2-12 本格的に写真を趣味にする人には Adobe Creative Cloud
- 3. 自信のある写真を販売する方法もある
- 4. 写真共有サイトを利用する際の注意点
- まとめ
1. 写真を共有するなら写真共有サイトの活用がおすすめ
写真の共有は専用のサイトを活用するのがおすすめです。
写真共有サイトの活用により、以下の3つの恩恵を受けられます。
・撮影した写真を周囲と共有できる
・写真を大きなサイズで見られる
・万が一データが消えてしまった場合も安心
写真共有サイトの利用は、スマホで撮影したデータを周囲と共有するための、効率的な方法なのです。
1−1. 撮影した写真を周囲と共有できる
デジカメやスマホの写真データを共有サイトにアップし、閲覧用のアドレスを伝えることで、誰でも写真 を見られるようになります。
プライベートな思い出を周囲と共有する他にも、地域のイベントで撮影した写真など、大勢に共有する際 に力を発揮するのです。
写真の枚数や共有先の人数に関係なく、大幅に手間を省くとができます。
写真を印刷して渡したり、一件ずつメールに添付するよりも迅速に共有が行えるのです。
1−2. 写真を大きなサイズで見られる
スマホで撮影した写真をすぐに確認しようとしても、画面内でしか表示できません。
近年のスマホは大画面化が進んでいますが、それでも一般的な写真のL判(89×127㎜)で見るよりも、小さくなってしまいます。
細部を確認する場合は画像を拡大できますが、解像度の問題でどうしても荒くなります。
そのため、写真共有サイトに保存して、パソコンの大画面から確認する方法が効果的です。
保存したデータに手を加えることなく、大きな画面で細部まで見られるようになります。
1−3. 万が一データが消えてしまった場合も安心
スマホに保存している写真データは、突然のトラブルによって失われてしまうリスクがあります。
スマホ端末の落下や水没などにより、データが破損する可能性があるからです。
外部のメモリやクラウド上に保存している場合は復元できますが、そうでない場合は写真データそのものを復元できなくなる恐れがあります。
その場合でも、大切な写真を写真共有サイトにアップしておけば、そこからダウンロードし直すことができます。
スマホから写真共有サイトを経由してパソコンにバックアップを取っておけば、より安心できますね。
2. おすすめ写真共有サイト11選
写真共有サイトを利用するメリットの次は、実際におすすめできる11のサイトを紹介します。
1.利用ユーザー数が多い:Google フォト 2. 有料・無料プランを使い分けられる:フォト蔵 3. スライドショーの機能付き:はてなフォトライフ 4. 30日間限定公開のアルバムが作れる:30days Album 5. 英語ができる方向け:Flickr 6. 会員登録しなくても利用できる:Photostorage 7. デジカメを持っているなら:NIKON IMAGE SPACE 8. グループ内で写真アルバムを共有:LINE 9. 本格的な写真が集まる:PHOTOHITO 10. 写真以外のデータも共有できる:Dropbox 11. 写真に「いいね」やコメントがつく:らくらくコミュニティ 12.本格的に写真を趣味にする人には Adobe Creative Cloud |
各サイトの特徴とアップロード可能な容量について紹介します。
2−1. 利用ユーザー数が多い:Google フォト
Googleが提供している「Google フォト」は、使い勝手のよい写真共有サイトです。
最大解像度16MP(1,600万画素)の写真なら無制限にアップロードできます。一度保存した写真データは、Google フォトのアプリが入ったスマホ上でいつでも閲覧可能です。
スマホのデータ容量が満杯になった場合でも、Google フォト上に保存しておき、後からダウンロードしなおすことも可能です。
アップロードした写真は共有アルバムを作って格納でき、アドレスを知っている家族や友人とシェアできます。
Googleならではの機能として、写真にタグづけをしなくても、例えば「犬」と検索するだけで、ペットの写真だけを抽出して確認できます。写真の検索機能により、しっかりと整理しなくても任意の写真のアクセスできるのは非常に便利です。
アップロードできる容量 | 無制限※条件あり |
1ヶ月にアップロードできる容量 | 無制限 |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ |
|
利用料金 | 無料(大容量のデータ保存は有料) |
※・高画質:元のファイルサイズを高画質のまま圧縮し、無料、無制限
・元のサイズ:元のファイルサイズで保存、15GBまでは無料、15GB超は有料
こんな方にGoogle フォトがおすすめ
・大勢と写真を共有したいかた
・スマホから直接写真をアップロードしたいかた
2−2. 有料・無料プランを使い分けられる:フォト蔵
写真の保存や共有ができるサイト、「フォト蔵」。
無料の会員登録をすれば、すぐに利用できます。
スマホやパソコン上から最大100枚まで同時にアップロードできるため、多くの写真を共有できる強みを持っています。
フォト蔵は写真を趣味にしている人同士で交流できるSNSであり、アップロードした写真は一般公開も可能です。
写真を通して他のユーザーと交流を深めることで、写真撮影に対するモチベーションを高められるでしょう。
有料プランの「フォト蔵プラス」に申し込めば、より解像度の高い画像をアップロードできるようになります。
アップロードできる容量 | 15MB/枚 |
1ヶ月にアップロードできる容量 | 1〜3GB 有料のフォト蔵プラスの場合:5GB |
保存できる期間 | 3年以上ログインがなければアカウント削除の可能性がある フォト蔵プラスの場合は無制限 |
スマホアプリ | |
利用料金 | 無料(大容量のデータ保存は有料) フォト蔵プラスの場合:月額500円(税抜) |
こんな方にフォト蔵がおすすめ
・写真を元にコミュニケーションを取りたい方
・一度に多くの写真をアップロードしたい方
2−3. スライドショーの機能付き:はてなフォトライフ
写真のウェブアルバムサイトである「はてなフォトライフ」。
アップロードした写真は、はてなブログなど関連する他のサービスに投稿できるため、利用者は合わせて使用すれば効率的です。
プライベートフォルダを設定すれば、家族や友人内で写真を共有できます。
公開範囲は特定のはてなユーザーや、なぞなぞの答えに正解した相手のみが閲覧できるよう、公開範囲を設定できる点も安心感があります。
写真をアップロードできる容量は、無料版では1ヶ月間に300MBまで。
はてなフォトライフプラス(月額171ポイント + 税)を申し込むと、1ヶ月間に最大3GBまでアップロードが可能になります。
アップロードできる容量 | 無制限 |
1ヶ月にアップロードできる容量 | 300MB 有料(はてなポイント(1ポイント=1円)の購入が必要)のはてなフォトライフプラスの場合:3GB |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | なし |
利用料金 | 無料 有料のはてなフォトライフプラスの場合:月額171はてなポイント(税抜) |
こんな方にはてなフォトライフがおすすめ
・はてなユーザーの方
・家族や友人の範囲内だけで写真を共有したい方
2−4. 30日間限定公開のアルバムが作れる:30days Album
オンラインアルバムとフォトストレージサービスが一体となった、「30days Album」。
スマホの中に眠っているイベントなどの写真は、オンラインアルバム上に保存できます。
写真は「合い言葉」がわかる人にしか見れないため、プライベート面も安心です。
保存できる期間は30日と無制限があり、写真の消し忘れを避けたい場合は期限を設けるとよいでしょう。
無料で利用する場合は2GBまで写真や動画を保存できるため、スマホやSDカードなどの記憶媒体が破損した際の、バックアップとしても活用できます。
写真の共有はオンラインアルバム、保存はフォトストレージと役割が明確なので、うまく活用していきましょう。
オンラインアルバム | |
アップロードできる容量 | オンラインアルバムは1度に150枚 有料のPROプランは2,000枚 |
保存できる期間 | 30日間か無制限 |
スマホアプリ |
|
利用料金 | 無料 有料のPROプランは月額300円(税抜) |
フォトストレージサービス | |
アップロードできる容量 | フォトストレージサービスは2GB 有料のPROプランは無制限 |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | あり:オンラインアルバムと同じ |
利用料金 | 無料 有料のPROプランは月額300円(税抜) |
こんな方に30days Albumがおすすめ
・期間限定で写真を共有したい方
・大量の写真データの保存先を探している方
2−5. 英語ができる方向け:Flickr
海外の写真共有サイトである「Flickr(フリッカー)」。
おしゃれな雰囲気のサイトです。
日本語には非対応なため英語が読める方は利用する候補に入ります。
無料で写真や動画を1,000枚まで保存でき、有料のPROプランへ申し込めば容量無制限で利用できます。
アップロードした写真は後悔範囲を指定できるため、家族や友人間でのみ閲覧可能です。
また、アップロードした写真はFacebookやツイッターなどに投稿できるようになっており、写真素材の保管庫として活用できます。
アップロードできる容量 | 写真や動画を1,000点 有料のPROプランは無制限 |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | |
利用料金 | 無料 PROプランは有料(価格はこちら) |
こんな方にFlickrがおすすめ
・海外の写真共有サイトを使いたい方
・アップロードした写真をSNSの投稿に使いたい方
2−6. 会員登録しなくても利用できる:Photostorage
写真の管理を安心してかんたんに行えるオンラインストレージサービス、「Photostorage」。
会員登録せずに利用でき、150枚まで写真を保存できます。
無料で会員登録すれば、500枚(5つまでロール作成可能)、有料会員の場合は2,000枚(ロール数は無制限に作成可能)をアップロードできます。
保存後に発行されるURL(アドレス)を任意の相手にメールなどで伝えるだけで、簡単に大容量の写真データを共有できる仕組みです。
また、複数人で同じロールに写真をアップロードできるため、みんなでアルバムを作るイメージが持てるでしょう。
プライベート以外にも、地域のイベントなどで撮影した大容量の写真・動画のデータを一時保存できます。
アップロードできる容量 | 会員登録しない場合:150枚 無料会員:500枚(ロール数は5つまで) 有料会員:2,000枚(ロール数は無制限) |
保存できる期間 | 会員登録しない場合:30日 無料会員:60日 有料会員:無期限 |
スマホアプリ | なし |
利用料金 | 無料 有料会員:943円/1,895円(税抜) |
こんな方にPhotostorageがおすすめ
・大量の写真をアップロードしたい方
・みんなでアルバムを作りたい方
2−7. デジカメを持っているなら:NIKON IMAGE SPACE
デジカメの製造・販売で知られるニコンの写真共有サービス、「NIKON IMAGE SPACE」。
スマホやタブレット端末、パソコン内にある写真を、いつでもアップロードできます。
アップロードした写真はドラッグ&ドロップによる、直感的な操作で順番を並び替えることができます。
整理整頓をしながらも、多くの作品が並ぶ保管庫として閲覧する楽しみが増えるでしょう。
他のユーザーにも共有できるため、自慢のアルバムを完成させましょう。
また、一眼レフのデジカメ用に写真データを分析し、詳細な撮影情報を確認できるようになっています。
スマホだけでなく、デジカメを活用して写真撮影を行う方におすすめです。
アップロードできる容量 | ベーシックプラン(無料):2GB ニコン製品保有者向けプラン(無料):20GB |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | |
利用料金 | 無料 |
こんな方にNIKON IMAGE SPACEがおすすめ
・ニコンのデジカメをお持ちの方
・本格的な写真撮影を行われている方
2−8. グループ内で写真アルバムを共有:LINE
国内に8,300万人のアクティブユーザーを持つ、「LINE」。
コミュニケーションツールとして、家族や友人の間で利用している方も多くいらっしゃるでしょう。
LINEには文字によるトークやスタンプの送信、無料通話の他にも、写真や動画のデータを共有できます。
友人とのトークルームや、数人のグループ内で「アルバム」を作成し、その中に写真データをアップロードします。(※トークに直接貼った写真は有効期限があります。)
話し相手に直接写真データを渡せる点が手軽で、操作も簡単なのでおすすめです。
ただし、写真をアップロードした際に自動でデータが圧縮されてしまい、そのままの画質の写真を渡すことはできません。
事前に「設定」内の「写真と動画」から、「送信する写真の画質」を標準から高画質に変更しておきましょう。
画質は上がりますが、アップロードにかかる時間や通信量が増えるため、状況に応じて切り替えるのが良さそうです。
アップロードできる容量 | 無制限(1つのトークルームにアルバムは1000まで作成可能) |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | |
利用料金 | 無料 |
こんな方にLINEがおすすめ
・家族や友人と手軽に写真を共有したい方
・友人などのグループ全員に写真を共有したい方
2−9. 本格的な写真が集まる:PHOTOHITO
人と写真を繋ぐ場所がコンセプトの写真共有サイト、「PHOTOHITO」。
PHOTOHITOは価格.comが運営しており、紹介しているカメラやレンズの製品と連動させ、写真とカメラによる双方向的なアプローチを実現しています。
写真の投稿やコメントをつけるには、価格.comの会員登録が必要です。
ログイン後は1度に10枚までの写真をアップロードできます。
投稿した写真にはタイトルや撮影日時、説明文などを記載でき、他のユーザーとコミュニケーションが取れるようになっています。
写真の趣向が近いなど、気になるユーザーがいれば、ファンとして登録できるなど、写真好きなら交流を深めたいサイトといえるでしょう。
アップロードできる容量 | 30MB/枚(最大で15,000枚) |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | なし |
利用料金 | 無料 |
こんな方にPHOTOHITOがおすすめ
・写真を使ってコミュニケーションを取りたい方
・写真の趣味が近い人と交流したい方
2−10. 写真以外のデータも共有できる:Dropbox
チームで作業をする際に効率よく進められる「Dropbox」。
必要なデータ類を整理整頓して管理でき、誰とでも共有できるようになっています。
共有したい相手が Dropbox のアカウントを持っていなくても、問題ありません。
写真のデータも共有可能で、ファイルの検索能力に優れており、任意の写真をすぐに見つけることができます。
バックアップ能力にも優れており、誤って大切な写真データを消してしまっても、復元できる可能性があります。
アップロードできる容量 | Plusプラン:2 TB(2,000 GB) Professionalプラン:3 TB(3,000 GB) 無料プラン:2GB |
保存できる期間 | 無制限 (Plusプラン:30 日まで復元可能) (Professionalプラン:180 日まで復元可能) |
スマホアプリ | |
利用料金 | Plusプラン:1,500円/月(税別) Professionalプラン:2,400円/月(税別) 無料プラン:無料 |
こんな方にDropboxがおすすめ
・データの復元機能を使いたい方
・スマホから直接写真をアップロードしたい方
2−11. 写真に「いいね」やコメントがつく:らくらくコミュニティ
60代以上のシニア層の交流の場である「らくらくコミュニティ」。
SNSを始めるのに抵抗があるという方も、らくらくコミュニティなら気軽にスタートできます。
散歩中の景色や庭に咲いている花の写真など、どんなものでも構いません。
まずは投稿してみましょう。
ユーザー層は日常生活の一コマに共感し、投稿内容に対して積極的に「いいね」やコメントをつけてくれる傾向にあります。
多くの人々に写真を見てもらううちに、少しずつ撮影へのモチベーションが高まっていくのが期待できます。
しかし、SNSといえば誹謗中傷や個人情報の流出などの問題を不安に感じる方も多いはず。
らくらくコミュニティは運営者が24時間体制で投稿内容をチェックしており、不適切な内容には対応してくれるので安心です。
アップロードできる容量 | 無制限 |
保存できる期間 | 無制限 |
スマホアプリ | |
利用料金 | 無料 |
こんな方にらくらくコミュニティがおすすめ
・シニアの同世代と交流を深めたい方
・写真や趣味で交流したい方
2-12 本格的に写真を趣味にする人には Adobe Creative Cloud
本格的に写真を趣味にする人には、Adobe Creative Cloudのストレージがオススメです。
無料のアカウント作成で2GB、980/月でPhotoshopとLightroomが使える「フォトプラン」を購入すると20GBのストレージが使えます。
フォトプラン LightroomとPhotoshopが使えるプラン | 単体プラン 一つのアプリだけを選んで使うプラン | コンプリートプラン 20以上の全てのデスクトップ・モバイルアプリが使えるプラン |
年間プラン月々払い | 年間プラン月々払い | 年間プラン月々払い |
年間プラン一括払い | 年間プラン一括払い | 年間プラン一括払い |
— | 月々プラン月々払い | 月々プラン月々払い |
出展:https://www.adobe.com/jp/creativecloud/compareplans.html
3. 自信のある写真を販売する方法もある
写真を撮影する際に、アングルや照明にこだわっている方もいるでしょう。
中には一眼レフのデジカメで、本格的な写真を趣味にしている方もいらっしゃいます。
写真の腕に自身がある場合は、販売という形で共有する方法があります。
ここからは、自身で撮影した写真を販売できるサイトを3つ紹介します。
1. 初心者がスタートしやすい:PIXTA 2. スマホで撮影した写真を販売できる:Snapmart 3. 販売価格を自分で決められる:フォトライブラリー |
3−1. 初心者がスタートしやすい:PIXTA
5,040万点以上の写真や動画素材が素材揃うサイト、「PIXTA」。
多くの素材を活用できる有名なサイトですが、掲載している写真を購入するだけでなく、販売できます。
プロやアマチュアを問わす、写真を販売できるので、まずは会員登録してみましょう。
写真の著作権などについて理解を深めた後は、PIXTA内で写真の審議を行い、正式に認められれば販売可能です。
審査といっても写真の出来栄えではなく、写真素材としてふさわしいかが問われるようです。
素材として登録した写真が売れた場合は、下記の基準でロイヤリティが支払われます。
写真が単品購入された場合の一例 | |||
| 一般クリエイター | 専属クリエイター | 人物専属クリエイター |
通常 | 22〜42% | 30〜53% | 42〜58% |
独占販売設定 | 30〜48% | ー | ー |
こんな方にPIXTAがおすすめ
・写真を販売したい方
・ユーザーのニーズに応えられる写真を撮りたい方
3−2. スマホで撮影した写真を販売できる:Snapmart
インスタ映えする自然な写真素材が多く集まる、「Snapmart」。
有料で購入できる、WEBサイトのバナーやSNSの投稿に使いやすい写真素材が集まっています。
写真素材を販売する場合は、獲得したメダルの総数によってユーザーランクや報酬率が変わる仕組みです。
メダルは出品した写真の枚数やリクエスト応募回数などを累計して獲得できます。
詳細は下記をご覧ください。
写真はスマホや一眼レフのデジカメで撮影したものを販売できるので、サイトの方向性に合わせたおしゃれな写真の撮影をめざしましょう。
こんな方にSnapmartがおすすめ
・写真を販売したい方
・SNS向けの写真撮影が得意な方
3−3. 販売価格を自分で決められる:フォトライブラリー
WEB制作や出版、CMにも利用できる素材が集まる「フォトライブラリー」。
自分で撮影した写真を販売できます。
ただし、パソコン上からしか登録できない、一眼レフのデジカメで撮影した写真素材しか登録できない、などの制限があります。
アップロード後は写真にタグを設定できるため、より多くのユーザーから検索してもらえるよう、的確なものを選びましょう。
写真はサイズごとに価格を設定可能で、100円からLサイズ5,000円まで、100円単位で決められます。
販売によって得られる報酬率については、以下の表の通りです。
こんな方にフォトライブラリーがおすすめ
・写真を販売したい方
・一眼レフのデジカメでの撮影に慣れている方
4. 写真共有サイトを利用する際の注意点
最後に、写真共有サイトを利用する際の注意点を確認しておきましょう。
利便性の高いサービスだからこそ、日々の利用で気が緩みがちです。
写真という個人情報を取り扱うのですから、慎重になる必要があるのです。
4−1. プライベートな写真の扱いには注意する
先述の通り、写真は個人情報です。
家族構成やいつどこに出かけたかなど、第三者の手に渡ってはまずい情報が含まれている場合があります。
そのため、大切なデータを扱っているという意識を常に忘れないようにしましょう。
写真共有サイトにアップロードする際に、本当に共有すべき写真かを判断してから載せるようにするのが懸命です。
4−2. 写真の公開範囲を意識する
社員を共有する際に、気をつけるべきなのが公開範囲の設定です。
家族や友人で集まった際に撮った、何の変哲も無い写真でも、全体に公開するのは避けるべきです。
きちんと写真に写り込んでいる人物や、その場にいたメンバーにだけ公開範囲を設定し、共有しましょう。
公開範囲を誤った場合、プライバシーの侵害などの問題にもつながりかねません。
例えば、仲の良いグループ内で共有した写真に特定のメンバーが映っておらず、実は呼ばれていなかったということが発覚すれば、大問題に発展する恐れがあります。
写真の公開範囲はしっかりと考えてから決定しましょう。
4−3. アカウントを忘れないように気をつける
写真の共有サイトは便利なので、複数利用するケースがあるでしょう。
「少なめな写真をシェアする場合はLINE」
「大量の写真はGoogle フォト」
といったように、写真共有サイトの使い分けです。
各サイトの特徴を理解し、最大限活用するのはよいことですが、会員登録時のアカウントを失念しないように注意が必要です。
複数のサイトで同じパスワードを使い回すのは、セキュリティ面から危険なので、きちんと覚えて管理するようにしましょう。
まとめ
写真の共有サイトを活用すれば、家族や友人、所属する手段へ向けて一度に多くの写真を共有できるメリットがあります。
家族と離れて暮らしている方は、現状把握を兼ねて写真の送り合いをするのがおすすめです。
通話による音声だけでは伝わらない、写真での姿を見ることで、お互いに安心できます。
写真はデータでシェアする時代です。
素敵な一瞬を捉えた写真を手軽に共有できるので、日常やイベントでの思い出も充実したものにできるでしょう。
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