老人ホームの選び方の10ポイント!入居後に後悔しないための流れを確認

介護・車椅子

「身体の不調で日常生活を送るのが難しくなってきた」
「同年代との共同生活を送りたい」

老人ホームへの入居を考える理由は人それぞれ。
共通しているのは、老人ホームの選び方が重要である点です。

老人ホームといっても各地に点在しており、さまざまな種類があります。
「老人ホーム選びの基準はどこに置けばよいのだろう?」

という疑問を解消するために、まずは老人ホームの種類を把握しましょう。
そして、老人ホーム選びの10ポイントや、選ぶ際の注意点を合わせて紹介します。

住み心地のよい場所で、静かで充実した老後を送れるよう、自分に適した場所を選べるようになりましょう。

1. 老人ホームの種類を知ろう

Aufenthaltsraum im Seniorenheim

老人ホームといっても、多くの種類があります。
自分がどの老人ホームに入ればよいのかという疑問を解消し、適切な場所を選べるようにしておくことが大切です。

老人ホームは民間の施設と公的な施設の、大きく2つに分けられます。
それぞれの施設の名称と特徴は以下の通りです。

1−1. 民間の施設

老人ホームの民間の施設は、以下の5つの種類に分けられます。

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 健康型有料老人ホーム
  • グループホーム

それぞれの施設の特徴や費用、利用のメリットを見ていきましょう。

1−1−1. 介護付き有料老人ホーム

「介護付き有料老人ホーム」は、介護保険法により各都道府県の指定である「特定施設入居者生活介護」を受けた有料の老人ホームです。
民間企業によって運営されており、場所によって職員の人数やサービスの内容が異なります。また、施設の外観や設備にも差があります。

介護付き有料老人ホームの特徴

入居にかかる費用

10~50万円ほど

数億円の施設もある

サービスの特徴

スタッフが24時間常駐している

入居のメリット

立地や設備など、自分の好みの施設を選べる

介護や食事に関するサービスが充実している

24時間体制のサポートが受けられる

入居のデメリット

公的な施設と比較して料金が高め

介護サービスの頻度に関係なく介護費用が発生する

1−1−2. 住宅型有料老人ホーム

「住宅型有料老人ホーム」は、「特定施設入居者生活介護」の指定を受けていない施設で、介護度が低めの方が多く入所しています。
食事や洗濯、掃除などの身の回りのサービスを受けられます。

介護サービスに関しては、外部の介護サービスの業者に依頼するのが特徴です。
訪問介護やデイサービスなど、入居者が必要に応じた介護サービスを選べるようになっています。

住宅型有料老人ホームの特徴

入居にかかる費用

10~50万円ほど

数千万円の施設もある

サービスの特徴

スタッフが24時間常駐している

入居のメリット

施設内のレクリエーションが充実している

自分に合わせた介護サービスを選択できる

入居のデメリット

常駐のスタッフ数が少ない場合がある

介護サービスの提供先と個別に契約を結ぶ必要がある

1−1−3. サービス付き高齢者向け住宅

「サービス付き高齢者向け住宅」は、バリアフリー構造など、「高齢者住まい法」に定められた基準を満たしている高齢者向けの住宅のことです。
あまり介護が必要ない方が暮らすのに向いており、今までと変わらない生活を送りやすくなっています。

常駐スタッフによる安否確認と生活相談のサービスを受けられます。
介護に関しては、外部のサービスを利用することになります。

サービス付き高齢者向け住宅の特徴

入居にかかる費用

5~50万円ほど

サービスの特徴

日中はスタッフが常駐している

入居のメリット

普段通りに近い生活ができる

バリアフリーなので生活しやすい

受けたい介護サービスを選べる

入居のデメリット

介護の頻度が多い方には向かない

夜間の見守りが期待できない

1−1−4. 健康型有料老人ホーム

「健康型有料老人ホーム」は、介護を受ける必要がなく、自立した生活を送れる高齢者のための入居施設です。
家事などのサポートが受けられ、各種レクリエーションも充実しています。

軽度の介護が必要な場合は、自分で選択して外部の介護サービスを受ける必要があります。
しかし、重度の介護が必要になると退居しなければならない点に注意が必要です。

健康型有料老人ホームの特徴

入居にかかる費用

10~40万円ほど

サービスの特徴

家事などのサポートを受けられる

入居のメリット

施設内のレクリエーションが充実している

娯楽設備が充実している

入居のデメリット

重度の介護が必要になると入居を続けられない

1−1−5. グループホーム

「グループホーム」は軽度~中度の認知症の高齢者が入所し、専門スタッフからのサポートを受けながら生活する場所です。
5~9名が入所し、家事などを役割分担しながら共同生活を送ります。
施設のある市区町村に住民票があり、医師から認知症の診断を受けた方が入所できます。

グループホームの特徴

入居にかかる費用

10~30万円ほど

サービスの特徴

アットホームな環境で共同生活を送れる

入居のメリット

共同生活を送りながらリハビリが行える

認知症の知識が豊富なスタッフのサポートを受けられる

介護付有料老人ホームなどと比べて安価に利用できる

入居のデメリット

施設のある市区町村の住民票が必要

医療関係者が常駐していない

定員が少ないため入所のタイミングが難しい

1−2. 公的な施設

老人ホームの公的の施設は、以下の4つの種類に分けられます。

  • 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
  • 介護老人保健施設
  • ケアハウス
  • 介護療養型医療施設

1−2−1. 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」は、社会福祉法人や地方自治体など公的機関により運営される施設です。
「特養」と呼ばれることが多く、あまり料金がかからずに十分な介護サービスを受けられます特徴があります。
要介護3以上の認定を受けた、在宅での生活が困難と判断された高齢者が入所でき、看取りまで対応してもらうことが可能です。

特別養護老人ホームの特徴

入居にかかる費用

10~15万円ほど

サービスの特徴

介護スタッフが24時間常駐している

入居のメリット

長期的な入所が可能

介護サービスを24時間受けられる

費用を安価に抑えられる

入居のデメリット

入居待ちになりやすい

入居には要介護3以上の認定が必要

夜間は看護師が常駐していない場合がある

1−2−2. 介護老人保健施設

「介護老人保健施設」は、医療ケアやリハビリテーションが必要な高齢者の入居施設です。
「老健」とも呼ばれ、要介護1以上で入居できます。

リハビリテーションや食事、入浴の介助を受けられます。
医師や専門スタッフが常駐し、在宅復帰をめざすのが目的です。

介護老人保健施設の特徴

入居にかかる費用

8~15万円ほど

サービスの特徴

介護やリハビリテーションのサービスを受けられる

入居のメリット

食事や入浴のサポートを受けられる

医師や専門スタッフなどの人員体制が充実している

入居のデメリット

在宅復帰をめざすため36ヶ月の入居期間となる

1−2−3. ケアハウス

「ケアハウス」は、公的な機関によって運営される、比較的安価に利用可能な施設です。
高齢者で自立や要支援の方が入所できます。

ケアハウスには軽費老人ホームの「A型」「B型」「軽費老人ホームC型(一般型・介護型)」の種類に分かれています。
見守りと食事の提供が行われるA型と、見守りのみが行われるB型、生活支援や緊急時の対応を行うC型(一般型)、食事や入浴の介助が受けられるC型(介護型)とでは、費用も異なります。

ケアハウスの特徴

入居にかかる費用

A型:6~17万円ほど

B型:3~4万円ほど

C型:6~17万円ほど

サービスの特徴

所得に関係なく入居できる

入居のメリット

所得に応じて費用が安価になる

自治体からの助成制度がある

入居のデメリット

要介護には対応していない

1−2−4.  介護療養型医療施設

「介護療養型医療施設」は、要介護度1以上の高齢者に対し、医療的な処置とリハビリテーションを提供する施設です。
医療法人が運営しており、看護師が多く配置されているのが特徴です。
医療処置に対応でき、インスリン注射や痰の吸引などを実施できます。

介護療養型医療施設の特徴

入居にかかる費用

9~17万円ほど

サービスの特徴

医療処置を受けられる

入居のメリット

医療面のサポートが充実している

リハビリレーションのサービスを受けられる

比較的安価に入所できる

入居のデメリット

介護サービスは少なめ

レクリエーションなどはあまり行われない

2. 老人ホーム選びの際に考えたい10ポイント

老人介護施設・施設でくつろぐ母

老人ホームの種類と入居の条件を把握できたら、次は選び方のポイントを押さえていきましょう。
次の10ポイントを踏まえて、希望条件をなるべく多く満たした施設を選ぶことが大切です。

入居希望の施設を見学し、実際に暮らしている姿を想像することで、より具体的にイメージできるようになります。

  • 他の入居者との折り合い
  • どの地域にするか
  • どれだけの費用を出せるか
  • 入居条件や入居期間
  • 設備の充実度
  • ケア体制について
  • 施設の運営元の情報
  • スタッフのサービス内容
  • 食事の内容
  • 家族と面会できるか

2−1. 他の入居者との折り合い

老人ホームでは、高齢者同士が集団生活を送るため、なるべくなら入居者同士の雰囲気のよい施設を選びたいものです。
施設を見学できる機会があれば、昼食時などにどのような会話が行われているかを聞いておくとよいでしょう。

定期的なレクリエーションの開催など、入居者同士の交流を深められるイベントの頻度で選ぶこともできます。
また、入居者の年齢や性別、要介護度などもチェックしておくことで、雰囲気を掴みやすくなります。

入居者に覇気がなく、身だしなみが整っていない場合は、スタッフによる適切なケアが行き届いていない可能性があります。

2−2. どの地域にするか

老人ホームの立地条件を中心に考える場合、どの程度の介護が必要かによって変わってきます。
住宅型有料老人ホームや健康型有料老人ホームなどに住み、ある程度自立した生活を希望する場合は、交通の便がよい場所にある施設を選ぶことで、不便さを解消できます。

ある程度の介護サービスを受ける必要がある場合は、家族や親戚が通いやすい場所の施設を選ぶとよいでしょう。定期的な面会や緊急時の来所が負担にならないよう、よく話し合って決めるのがポイントです。

2−3. どれだけの費用を出せるか

老人ホームへの入所には費用が発生します。
公的な施設の場合は民間の施設よりも安価に入居できる場合が多いため、経済状況を相談しながら選ぶのがポイントといえます。

老人ホームの入居に際しては、前払い金や毎月の利用料金に加え、医療費や生活費の負担が発生します。
老後の生活資金がどれくらいあるかを把握しておくことも重要です。

また、同等程度の料金の施設をチェックして、自分の理想の条件をより多く満たしているほうを選ぶとよいでしょう。

2−4. 入居条件や入居期間

1章で解説したように、老人ホームには入居の条件や入居できる期間が限られている場合があります。
入居条件は年齢や健康状態、介護サービスの内容、要介護度などが主なものです。

また、最初は比較的健康で、自立した生活が送れる自信があっても、年齢を重ねることで健康上の不安や認知症の症状が現れる可能性があります。
介護の内容や頻度が増え、医療行為を受ける必要が出てきた場合でも、継続して入居し続けられるかどうかは、最初にチェックしておきたいポイントです。

2−5. 設備の充実度

介護を受けながら老後の生活を送る場合、どれだけ生活しやすい居住空間が整えられているかは重要なポイントになります。
バリアフリー設計で段差が少なく、車椅子で移動しやすい環境は前提条件となるでしょう。

  • トイレや浴室などの共用スペースが清潔に保たれている
  • 身体が不自由な状態でも利用しやすい設備が普及している
  • エレベーターがある
  • 廊下には手すりが取りつけられている
  • バルコニーや中庭など、自然を感じられる空間がある

などといった点を見落とさないようにしましょう。
施設を見学する際には、設備の充実度に加えて清潔感が保たれているかもチェックポイントになります。

2−6. ケア体制について

入居後に常駐のスタッフからどれだけの生活支援やケアが受けられるかは、事前に確認しておきたいポイントです。
ある程度自立した行動を望まれる方は、介護スタッフが常駐していない住宅型有料老人ホームや健康型有料老人ホームでも支障なく生活できるでしょう。

常に何らかのケアが必要な場合は、スタッフの勤務時間や周辺の医療機関との連携状態などが充実した施設を選ぶ必要があります。常駐のスタッフが多いほど行き届いたケアを受けられるため、人数も考慮しましょう。

医療的処置やリハビリテーションなどのサービスを受けなければならない場合は、介護老人保健施設や介護療養型医療施設など、医師や看護師、専門スタッフがいる施設が選択肢に入ります。

2−7. 施設の運営元の情報

老人ホームは公的な機関だけではなく、民間企業が運営するケースが増えています。
医療系や教育系、警備会社などが参入しています。それぞれの運営元が本来得意とする分野のサービスに強い場合が多く、希望のサービスと合致する場合は選ぶ際のポイントになるでしょう。

外食産業が運営元の場合、提供される食事の内容が充実する傾向にあります。
警備会社が運営元の場合は、セキュリティ面で安心です。

このように、運営元の企業の長所を生かした施設は多くありますが、初めて介護の分野に進出した場合は不慣れなため、運営上のトラブルが起きたり、倒産したりする可能性があります。
大きなリスクと考えられるため、施設の運営元の強みや経営規模などを詳しく調べておくとよいでしょう。

2−8. スタッフのサービス内容

老人ホームに勤務しているスタッフの質やサービス内容はしっかり確認したいポイントです。
入居者と向き合い、きめ細かな対応を心がけるスタッフが多くいる施設のほうが、入居後に安心して暮らせます。

施設を見学する際には、スタッフの身だしなみや態度をチェックしておくとよいでしょう。
きちんと挨拶をし、明るくテキパキと働いているスタッフとなら、信頼関係を深められるはずです。

2−9. 食事の内容

毎日の食事は大きな楽しみの一つです。
きちんと栄養を考えた献立が組まれているか、配膳時に清潔感が保たれているかをチェックしましょう。
献立を見せてもらったり、実際に入居者たちの食事風景を見学するのが効果的です。
管理栄養士が献立を考えていたり、持病のある入居者には個別のメニューを提供できたりと、細やかな対応力のある施設が理想です。

また、食事の介助が必要になった場合、誤飲などのトラブルが起きても適切に対処できるかも重要なポイントになります。

2−10. 家族と面会できるか

入居後に定期的に家族と面会できるかは、事前にチェックしてきましょう。
家族の顔を見ることで活力を得られます。

施設ごとに定められた訪問時間の決まりや、家族の一時的な宿泊が可能かどうかも確認しておくとよいでしょう。家族が同じ部屋に泊まれる場合や、専用のゲストルームが解放される場合があります。
また、家族を装った人物がトラブルを起こす可能性があるため、面会時にきちんとセキュリティが機能しているかも重要です。

3. 老人ホーム選びの流れをチェック

介護施設

自分に適した老人ホームについてある程度考えがまとまってきたら、候補を絞り込んでいきましょう。
老人ホームの選び方の流れとしては、以下の5つのステップを経ることになります。

  • 入居後のライフスタイルをイメージしてみる
  • 必要な要素をまとめる
  • 老人ホームをリサーチしてみる
  • 老人ホームを比較して候補を絞る
  • 見学や体験入居してみる

3−1. 入居後のライフスタイルをイメージしてみる

自分が実際に施設に入居した姿をイメージしてみましょう。
目覚めてから朝食を摂り、日光浴をしながら他の入居者たちと会話する。

昼食を摂り、レクリエーションを楽しむ。
入浴し就寝する。

といった、1日の流れを具体的に想像することで、入居後の生活のリズムを掴みやすくなります。

3−2. 必要な要素をまとめる

2章でチェックした、老人ホームに求めるポイントを整理し、ノートなどに書き出してみましょう。

  • 立地条件
  • 入居費用
  • 食事の内容
  • 介護サービスの内容
  • レクリエーションの頻度
  • トイレや浴槽などの設備
  • 家族との定期的な面会の希望
  • 他の入居者との良好な関係性の構築

など、入居して暮らしていくうえで欠かせないと思う点をまとめます。
この内容を元に、老人ホームの候補を絞り込みましょう。

3−3. 老人ホームをリサーチしてみる

実際に希望を満たす老人ホームがどれくらいあるかを調査します。
手軽なのはパソコンやスマホを使ってインターネット上で情報収集を行うことです。

施設のホームページを見て、内観や設備、スタッフの顔ぶれなどを確認できます。
また、市区町村の役所や地域包括支援センターでも、老人ホームに関する情報提供を受けられます。
すでに何らかの介護サービスを受けている場合は、担当のケアマネジャーに相談してもよいでしょう。

3−4. 老人ホームを比較して候補を絞る

いくつかの施設の候補が出揃ったら、比較検討に入ります。
それぞれの施設の長所や短所などを把握したうえで、自分の理想の条件が多いほど優先順位を高くするとよいでしょう。

この時に、施設の内容をきちんと把握できるよう、簡易的なチェックリストを作成しておくと便利です。

3−5. 見学や体験入居してみる

実際に老人ホームの施設を見学することをおすすめします。
資料だけでは見えてこない、隅々までチェックするチャンスです。

2章のポイントを踏まえて、施設内の管理が行き届いているかを確認します。
施設の見学は同時に複数箇所を平行して行うとよいでしょう。

重要な部分を比較しやすくなり、長所となる部分が明確にできるからです。

また、体験入居は非常に効果的です。
一定期間だけ実際に生活してみることで、見学時には見えてこない早朝や夜間の時間帯の雰囲気を確認できます。また、他の入居者と触れ合うことで、馴染めるかどうかの判断もできるでしょう。

4. 老人ホーム選びの際の注意点

老人ホーム

最後に、老人ホームを選ぶ際の注意点も確認しておきましょう。
終の棲家になるかもしれない大切な施設なので、入居後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないよう、事前に必ず確認すべき内容をチェックします。

  • 入居後に希望条件との差異がないよう気をつける
  • 運営元のチェックは入念に行う
  • 自分たちに適した施設を選ぶ
  • きちんと生きがいを持てるか

4−1. 入居後に希望条件との差異がないよう気をつける

入居してから希望していた条件と違うことに気づくと、大きなトラブルの原因になりかねません。
せっかく入念にリサーチしたうえで入居したのに、すぐに退居することになっては、費用と時間がもったいないといえます。

  • ペットとの同居が可能か
  • 共有スペースを制限なく利用できるか
  • レクリエーションは定期的に行われるか
  • 当初の予定よりも多くの費用が発生しないか

など、入居前の希望条件との差異が生まれないようにしましょう。
施設を見学したり、説明を受ける際には、気になる点は積極的に質問することで、ミスマッチを防ぎやすくなります。

4−2. 運営元のチェックは入念に行う

3章で解説した内容と重複しますが、施設の運営元については、しっかりとチェックしておくことが大切です。
特に民間企業が運営している場合、利益優先ではなく、きちんと入居者への介護やリハビリテーションのサービスを提供しているかを確認しましょう。

運営元の情報はホームページだけではなく、施設の概要が記載された「重要事項説明書」で詳しく知ることができます。
重要事項説明書は法律により、入居希望者に開示することが義務づけられているため、以下の要点には必ず目を通しましょう。

重要事項説明書で重点的に確認すべき箇所

事業主体概要

運営元の名前や所在地、電話番号などが記載されている。

施設概要

介護に関わるスタッフ数を確認できる。

入居者に対してスタッフの人数が多いほど、細やかなケアが期待できる。

従事者に関する事項

介護に関わるスタッフの勤続年数を確認できる。

スタッフの平均的な勤務年数が短い場合、離職率の高い施設の可能性がある。

サービスの内容

入居者の入居期間を確認できる。

短期間での退居者が多い場合は環境に問題がある可能性がある。

利用料金

入居にかかる前払金や月額の利用料金を確認できる。

利用料金は内訳もチェックしておくとよい。

4−3. 自分たちに適した施設を選ぶ

どれだけ豪華で理想に近い施設でも、本当に自分たちに適した施設であるかを慎重に判断する必要があります。
設備に力を入れている老人ホームは、入居費用や毎月の利用料金が割高な傾向があります。
将来的に無理なく支払いが可能かどうかをシミュレーションしておきましょう。

また、家族が通いやすい場所にあるかも重要なポイントです。
入居する当事者だけでなく、家族を含めてトータルな判断を行いましょう。

4−4. きちんと生きがいを持てるか

老人ホームでは周囲の入居者の健康状態や要介護度にもよりますが、同年代と交流しながら生活していきます。
話相手を持つことで日々の生活に張り合いが持てるようになるでしょう。
しかし、起床や食事の時間が決められている施設内では、以前の暮らしよりも不便さを感じる場面もあるはずです。

閉鎖的にならずに、きちんと生きがいを持って暮らすためには、何らかの趣味を持つのが効果的です。
それは施設内に限らず、インターネットのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でも実現できます。

らくコミュ

FCNT株式会社が運営している「らくらくコミュニティ」は、60代以上のシニアが多く利用しています。
スマホやタブレット端末、パソコンがあれば誰でも無料で利用可能です。

料理やペットなど、興味のある分野の投稿を自由に行うことができ、「いいね」やコメントが貰えるなど、インターネット上での交流をスタートできます。

らくコミュ

らくコミュ

SNSの投稿と聞くと、若い人がきれいな写真をアップしているイメージを持たれるかもしれませんが、らくらくコミュニティの投稿には特別な要素は必要ありません。

「今日の夕焼け空はきれいだった」
「お昼に食べたお饅頭がおいしかった」

といった、日常の何気ない感想を気軽に投稿できます。
利用者の年代が近いため、投稿内容への共感が得られやすい点も、シニア向けのSNSの長所といえますね。

インターネット上での交流に不安がある方でも安心して利用できるよう、投稿内容は24時間、専門のスタッフがチェックしています。
ふさわしくない内容や個人情報の流出リスクのある内容は投稿されずに削除されるため、安心して利用可能です。

老人ホームというリアルな世界と、インターネット上の一歩離れた世界でうまくバランスを取りながら、日々に生きがいを見出していきましょう。
らくらくコミュニティについてはこちら

まとめ

老人ホームの選び方には、施設の種類や運営元、費用面などを含む入居の条件、実生活の中で適切なケアを受けられるかどうか、などが重要なポイントになります。
まずは、入所後の暮らしをイメージしてみて、どんな条件の施設に入りたいかを明確にしていきましょう。実際に施設を見学したり、体験入居したりすることで、より鮮明なビジョンにできます。

いくつもの条件を天秤にかけながらも、最終的には「安心して長く住める」と思える老人ホームを選ぶことが大切です。
家族とも話し合いながら、条件を絞り込んでいってください。

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