
「散歩を趣味にするのはアリなのかな?」
「散歩を趣味にすると、どんな風に楽しめるの?」
趣味は作りたいけど、これといって興味を持てるものがないという人におすすめなのが「散歩」です。
しかし、今まで散歩をしてこなかった人からすると、散歩を趣味にすること自体が疑問という人もいるでしょう。それはきっと、散歩を「ただ歩くだけ」の行為だと考えているからです。
散歩は、風景を楽しめる・新しい発見ができる・体を動かせるなど、さまざまなメリットがあります。メリットや散歩の楽しみ方を知ることで、「散歩をしてみたい」と感じるかもしれません。
この記事では、以下の内容を詳しく解説しています。
● 散歩を趣味にするのはアリなのか
● 散歩を趣味にするメリット
● 散歩を楽しむコツ
この記事を読むことで、散歩を趣味にする人がいる理由や散歩の良さがわかります。また、散歩の楽しみ方も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
1.散歩を趣味として考えるのはアリなのかナシなのか
散歩は趣味って言えるの?と疑問に思う人は多いようですが、辞典では趣味を「仕事や職業ではない、個人が楽しみとしていること」と解説しているため、散歩自体を好きならば趣味と言えます。
では、実際に散歩を趣味としている人はどれくらいの割合なのか、どんな人が散歩を趣味にしているのかについて解説します。
1-1.趣味として散歩をしている人は26.3%もいる
博報堂生活総研が行っている2年に1度の定点調査「生活定点1992-2020」によると、よくするスポーツや趣味に「散歩やウォーキング」を挙げた人は26.3%いました。
参考:生活定点1992-2020|よくするスポーツや趣味は何ですか?
つまり、散歩やウォーキングを頻繁にする人の割合は4人に1人以上だということです。特に地域差はなく、もっとも多い年代は60代で40.6%でした。
1998年から2020年までを見ても、「散歩やウォーキング」をよくすると答えた人は26%前後を維持しており、根強い人気があることがわかります。
1-2.趣味として散歩をしている人はどんな人?
趣味として散歩を楽しむ人にはさまざまな目的があります。
目的とは何なのかというと、例えば以下のようなもの考えられるでしょう。
● 風景を眺めて楽しみたい
● 季節を感じたい
● 人や建物を観察するのが好き
● 写真を撮るのが好き
● 気分転換のために体を動かしたい
● 運動不足を解消したい
株式会社LIFULLが、都内在住で週に1回以上散歩している540人に「散歩の楽しみ方」の調査を行ったところ、散歩中にしていること上位5位は次のような結果になりました。
参考:視覚派?妄想派?散歩好き540人に聞いた、散歩の楽しみ方
このことから、風景や植物などを見て楽しみたい人や、複数人でおしゃべりしながら楽しみたい人が多いことがわかります。
2.散歩を趣味にする6つのメリット
散歩を趣味にすると、心身共に多くのメリットがあります。メリットを知ることで、散歩の良さがわからなかった人も、散歩に興味を持てるかもしれません。
具体的なメリットは、以下の6つです。
● 季節を感じられる
● 新しい発見ができる
● お金がかからない
● 気分転換できる
● 運動になる
● 1人でも複数人でも楽しめる
では、これらのメリットについて詳しく解説していきます。
2-1.季節を感じられる
普段、何か目的があって外を歩いていても、しっかりと季節を感じながら歩くという機会は少ないものです。電車や車などで移動していると、風景などをじっくり見ることができないため、気がつけば季節が変わっていると感じることもあるのではないでしょうか。
散歩をしていると、木々や草花の変化や季節ごとの空気感、雲の違いなどさまざまなところから季節の移り変わりを感じることができます。
「蝉が鳴き始めた。これから暑くなるな。」「徐々に紅葉の色合いを感じてきたな。」など、季節を体で感じることで心地よさを感じられるでしょう。
2-2.新しい発見ができる
近所を散歩するのはあまり面白味がないように感じるかもしれませんが、多くの人は近所であっても決まったルートしか通らないのではないでしょうか。散歩には決まったルートはなく、いつもは通らない道や入ったことのない小道など、好きなように歩くことができます。
そうすることで気になるお店を発見したり雰囲気のいい場所や公園にたどり着いたりと、さまざまな発見ができます。
新しいものを発見することで、ワクワク感や嬉しさなどを感じることができるでしょう。
2-3.お金がかからない
何かを始めたいと思った時に、お金がかかるものは多いですよね。
例えば、
● 楽器を習ってみたい
● スポーツをしたい
● 登山をしてみたい
このようなことを始めたいと思っても、道具やレッスン料などさまざまな面でお金がかかります。
散歩は基本的にお金をかけずに始められる趣味です。もちろん、離れた場所に行く場合の交通費や、散歩中に買い物した場合はお金がかかりますが、大きな出費にはなりません。
お金をかけずに楽しめるので、長く続けられる趣味になるのです。
2-4.気分転換できる
ずっと家の中で過ごしていたり、仕事や家事に追われる毎日だったり、気分が鬱々としてきませんか?散歩は思いたったらすぐにできるので、気分転換にも適しています。
太陽の光を浴びることで、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されやすくなり、ストレスの軽減にも繋がります。
また、仕事などでいいアイデアが浮かばない場合も散歩をすれば、創造力がアップしてアイデアが浮かんでくる可能性もあります。
1人になれる時間がない人も、気の向くまま歩くことでゆっくりと自分だけの時間を堪能できるでしょう。
2-5.運動になる
散歩は少し早歩きをするウォーキングほどではありませんが、ちゃんと運動になります。普段運動をしていない人が散歩をすると、すぐに疲れてしまうかもしれませんが、散歩を日課にすることで疲れやすさを感じなくなるでしょう。
「すぐに疲れるから」「家から出たくない」と運動をせずにいると、体が疲れず夜になってもぐっすりと眠ることができなくなってしまいます。散歩をするようになれば適度に体が疲れるため、夜も寝付きやすくなるでしょう。
2-6.ひとりでも複数人でも楽しめる
散歩は自分1人でも、誰かと一緒に歩いても楽しめます。
1人で散歩をすれば自分のペースで好きなように歩き回ることができ、1人の時間を楽しむことができますが、2人以上でもすてきな風景や見つけたものを教えあったり、他愛のない話しをしながらゆったりとした時間を共有することが可能です。
それぞれ違った楽しみ方ができるのも、散歩の魅力と言えるでしょう。
3.時間帯で異なる散歩の魅力や効果
ここまで散歩のメリットを紹介しましたが、散歩をする時間帯でも魅力や効果が異なります。
朝・昼・夜でどのような違いがあるのか、それぞれ解説していきます。
3-1.朝の散歩
■朝の散歩の魅力
朝の散歩は朝日が心地よく、朝特有のしっとりとした空気を感じながら、人通りが少なく静かな中で散歩ができるでしょう。
■朝の散歩の効果
朝食前に散歩をすると脂肪を燃焼しやすいので、肥満が気になる人にもおすすめです。また、朝に体を動かすことで、1日の代謝を上げることもできます。
また、朝日には目を覚ます効果もあるため、散歩をすることですっきりと1日を開始することができるでしょう。
3-2.昼間の散歩
■昼の散歩の魅力
昼間は行き交う人を眺めたり、散歩の途中でご飯を買って公園のベンチで食べて過ごしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
■昼の散歩の効果
身体面では、昼間は体温が上がっている状態なので、体を動かしやすい時間帯です。午前中に凝り固まった体をほぐして血行をよくすることができます。
3-3.夜の散歩
■夜の散歩の魅力
夜の散歩は外が暗くなるため、昼間とは違った風景を見ることができます。眺めのいい場所に行って星や景色を眺めたり、昼間と異なる街の様子を楽しんだり、夜にしか見られない風景は多いものです。
また、夏は暑さがやわらぐ夜の方が歩きやすいでしょう。
■夜の散歩の効果
夜の散歩は体を適度に疲れさせるのに効果的です。前述した通り、体を疲れさせることで寝つきも良くなります。
4.散歩をより楽しむ7つのコツ
「散歩はしてみたいけど、どう楽しめばいいのかわからない」という人もいるでしょう。そのような人のために、散歩を楽しむコツを紹介します。
散歩の楽しみ方は人それぞれではありますが、まずは以下のようなポイントを意識してみてください。
● 目的地を決めない
● 気になった場所に立ち寄ってみる
● 小道も散策する
● 建物の造形を楽しむ
● 人間観察をする
● 「いいな」「おもしろいな」と思ったものは写真に撮る
● 歩数を計る
では、これらのコツについて1つずつ解説していきます。
4-1.目的地を決めない
散歩は目的地があると、そこに行くことが目的になってしまうため、自由に楽しめなくなってしまいます。
なぜなら、目的地が決まっているといつもと同じ道を通ってしまったり、つい大通りを歩いてしまったりするため、前述したように「新しい発見」をすることができなくなるからです。
散歩を存分に楽しむには、目的地を設定せずに気の向くままに歩いてみましょう。
散歩の終わりを設定する場合、時間で区切りをつけてみることをお勧めします。例えば、1時間散歩をすると決めたら、30分はマップなどを見ないで自由に散歩し、残りの30分はスマートフォンで現在地を確認しながら戻るなどすれば、遠くに行き過ぎて帰り道に苦労をすることもないでしょう。
4-2.気になった場所は立ち寄ってみる
普段使わない道を通るなど、自由に散歩をしているとさまざまな出会いがあります。
例えば、ちょっと休める公園やレトロな喫茶店、行ったことのない神社など、「こんなところにこんな場所が」と思うようなものを見つけられるはずです。
その中で、気になる場所があればどんどん立ち寄ってみましょう。静かに過ごせるいい場所や、すてきなお店を見つけられるかもしれません。
そのような場所やお店との出会いも、散歩の魅力と言えるでしょう。
4-3.小道も散策する
散歩は普段通らないような場所をあえて通ることで、より楽しいものになります。あまり人が通らなそうな小道なんかは、散歩でもなければ入ることはないでしょう。
小道を散策することで、そこに住む人の生活感を感じられたり、野良猫などの動物に出会えたりするかもしれません。
小道だからこその風景も楽しみながら歩いてみましょう。
4-4.建物の造形を楽しむ
歩いていると、さまざまな建物が目に入ります。建物のデザインや植えられている木花などを観察するのも散歩の楽しみ方の1つです。
例えば、おしゃれなデザインの戸建を見つけて自分ならどんな風に玄関を飾るか想像してみたり、植物がセンス良く飾られている家を見つけて参考にしてみたり、建物だけでもさまざまな楽しみ方があります。
人によっては、どんな人が生活しているのか想像して楽しむ人もいるそうで、自由な散歩ならではの楽しみ方です。
4-5.人間観察をする
散歩に出かけると建物や植物だけでなく、そこに暮らす人々を見かけます。人を観察するのもなかなか面白いものです。
「あの人はなんかいいことあったのかな」「子供たちが走り回っていて、元気いっぱいだ」など、人を観察しながらぼんやりと考えるだけでも気分転換になるでしょう。
また、野鳥や散歩中の犬などペットを観察するのが好きという人も多いようです。動物が好きな人は道ゆく動物も観察してみてはいかがでしょうか。
4-6.「いいな」「おもしろい」と思ったものは写真に撮る
散歩をしていると、印象的な景色や美しい空、面白いものなどさまざまなものが目に留まります。そのような時に写真を撮っておけば、思い出に残したり誰かに見せて共有したりすることもできます。
例えば道端の草花や昆虫、面白い看板や気になる建物など、少しでも興味をひかれたら撮影してみましょう。
また、同じ場所を季節ごとに撮影すれば、季節の変化を写真に残すことができます。最近ではスマートフォンでも充分にきれいな写真が撮れるので、スマートフォンを持って散歩に出かけてみてください。
4-7.歩数を計る
せっかく散歩をするなら、ぜひ歩数も計ってみてください。散歩をするたびに歩数を計って記録しておくと、「今日は1万歩も歩いた!」「1週間でこんなに歩数を歩いていたのだ」とわかるようになります。
特に、健康を意識して散歩をしたい場合には、歩数を記録することがモチベーションにも繋がるので、毎回記録するようにしましょう。
スマートフォンに歩数計を搭載したアプリをダウンロードしておけば歩数計をわざわざ用意する必要がなく、簡単に記録できますよ。
おすすめのアプリは「6-3.歩数を計測できる」で紹介しています。
5.散歩をするのにあると便利なグッズ
散歩をするために何か特別なものを購入する必要はありません。しかし、服装や持ち物を用意しておくと、より快適な散歩が楽しめるでしょう。
散歩のためにあると便利なグッズは以下の通りです。
● 歩きやすい靴
● 動きやすい服
● 汗拭きタオル
● 折り畳み傘
● 水やお茶を入れたボトル
どのようなものを選べばいいのかについて、解説していきます。
5-1.歩きやすい靴
せっかく散歩に出かけても、すぐに足が痛くなったり靴擦れしてしまったりしたら、気分は台無しになってしまいます。あまり歩かない日なら問題なく履ける靴でも、長く履くと足に良くない靴は散歩で履くべきではありません。
散歩をするなら足に合う運動靴を履くようにしましょう。新しく購入するのであれば必ず試着し、両足に履いてみて少し歩いてみましょう。
靴底にやや厚みのあるものや、クッション性のあるインソールのものを選ぶと疲れにくくなるのでおすすめです。
5-2.動きやすい服
伸縮性のない服など、動き回るのに適していない服は疲れの原因になるので避けましょう。
おすすめの服装は、シンプルなTシャツにスリム系のパンツを合わせるスタイルです。
スリム系のパンツを選ぶ理由は、足にフィットしているパンツは太めのものよりも足さばきが楽で動きやすいからです。夏はショートパンツでもいいでしょう。
5-3.汗拭きタオル
歩いてかいた汗を拭けないと、不快な気分になってしまいます。
暑い時期でもすぐに汗を拭えるように、汗拭きタオルを持って出かけましょう。
5-4.折り畳み傘
散歩に行きたいけど雨が降りそうな時などは、折り畳み傘があると安心です。最近では超小型で軽量の折り畳み傘もあり、邪魔になりにくくおすすめです。
天気予報をチェックして、必要そうなら折り畳み傘を持って出かけましょう。
5-5.水やお茶を入れたボトル
散歩中の水分補給は大切です。特に暑い時期は熱中症の危険があるので、必ず飲み物を持参しましょう。
飲み物は、水かノンカフェインのお茶を用意してください。
6.散歩のお供にスマートフォンを
散歩をしている時に、スマートフォンがあると非常に便利です。
しかし、60代以上の方の中にはスマートフォンを使いこなす自身がないという人もいるでしょう。そのような人には操作がわかりやすく簡単な「らくらくスマートフォンF-52B」がおすすめです。
【らくらくスマートフォンF-52B 4つの特徴】
- わかりやすい画面表示で簡単に検索できる
- 文字が大きくて見やすい
- 電池のもちが良く、電池切れを気にせず持ち歩ける
「らくらくスマートフォンF-52B」ならスマートフォンの操作に不安がある人でも、以下のように散歩で便利に活用できます。
● マップで現在地がわかる
● どんなお店があるか検索できる
● 歩数を計測できる
● カメラで気になるお店や風景を写真に残せる
では、具体的にどのような場面で便利に使えるのかについて解説します。
6-1.マップで現在地がわかる
マップを見ずに自由に歩くのが散歩の楽しみ方ですが、気がついたら自分がどこにいるのかわからなくなってしまう可能性があります。
「らくらくスマートフォンF-52B」なら、簡単操作でGoogleマップを開くことができ、自分がどこにいるのかもすぐに把握することが可能です。
6-2.どんなお店があるか検索できる
散歩をしていて疲れてしまった場合やお腹が空いた場合など、お店を探し回るのは大変です。そんな時でも、「らくらくスマートフォンF-52B」でGoogleマップを開けば、周辺にどんなお店がすぐに知ることができます。
気になるお店を見つけた際に入ってみる勇気がない場合も、事前にスマートフォンで情報を調べてどんなお店かわかれば入りやすくなるでしょう。
6-3.歩数を計測できる
歩数の計測には歩数計が必要ですが、歩数計を購入して毎回記録するというのも面倒ですよね。
そこでおすすめなのが、「らくらくスマートフォン」をお持ちの方が利用できる健康管理アプリ「ララしあコネクト」です。
歩数を記録できるほか、血圧・心拍・睡眠などの管理ができます。
どれだけ歩いたかを記録して、散歩の楽しみを増やしましょう。
6-4.カメラで気になるお店や風景を写真に残せる
前述したとおり、散歩をより楽しむなら興味を惹かれたものやすてきな景色を写真に撮るのがおすすめです。スマートフォンなら持ち歩きしやすく、すぐに写真を撮ることができます。
しかし、ただ写真に撮るだけではなく、誰かとその風景を共有したいと思いませんか?そんな時におすすめなのが 「らくらくコミュニティ」です。誰でも無料で始めることができます。
らくらくコミュニティは会員数250万人以上の、大人世代のSNSです。専門スタッフが24時間365日投稿内容をチェックしており、誹謗中傷・個人情報の漏えい・詐欺や勧誘などの心配がなく、安心して使えます。
趣味やテーマごとにコミュニティがあるので、同じ趣味の仲間と交流ができますよ。
フォトコンテストも毎月開催しています。誰でもすぐに参加可能で、プロの写真家に自分のとっておきの1枚を見てもらい、表彰してもらえるチャンスもあります。
7.まとめ
散歩やウォーキングを頻繁にする人の割合は4人に1人以上で、散歩も立派な趣味と言えます。
散歩を趣味にするメリットは以下の通りです。
● 季節を感じられる
● 新しい発見ができる
● お金がかからない
● 気分転換できる
● 運動になる
● ひとりでも複数人でも楽しめる
散歩の楽しみ方は人それぞれですが、以下のようなポイントを意識すると、より楽しい散歩ができるでしょう。
● 目的地を決めない
● 気になった場所は立ち寄ってみる
● 小道も散策する
● 建物の造形を楽しむ
● 人間観察をする
● 「いいな」「おもしろいな」と思ったものは写真に撮る
● 歩数を計る
散歩に出かける際にはスマートフォンを持っていき、写真を撮ったりお店を調べたりして活用しましょう。
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