第2の人生を充実させるための生き方の8ポイント

ステッキを握る老夫婦

定年を迎えた60代。
これからは第2の人生が待っています。

それまで働いてきた環境が変わり、悠々自適に自分や家族との時間を過ごせるようになると、期待している方も多いのではないでしょうか?
しかし、株式会社Be-Jinが2020年に行った、「50代の第二の人生」に関する認識調査に関する認識調査によると、第2の人生を考えたことがあると回答した50代の男女は、66.7%という結果でした。

多くの方が、定年を迎える60代に差し掛かるまでに、第2の人生をどのように過ごすかを具体的にイメージできていないようです。
日本人の平均寿命は延び、老後の時間が多くなっている現代だからこそ、有意義な暮らしを心がけることが大切だといえます。

今回は、第2の人生を豊かに過ごし、充実したものにするための、生き方に関する8つのポイントを解説します。


1. 定年後に訪れる第2の人生の特徴

公園を散歩する老夫婦

定年という仕事との一区切りを終えて、第2の人生へと突入。
しかし、実際にはどのような生活が待っているのでしょうか?

ここでは、第2の人生における具体的な特徴を紹介します。

1. 自分の時間が大幅に増える
2. 健康面の不安が多くなる
3. 家族との別れが訪れる
4. 収入面が安定しなくなる
5. 対人関係が狭くなる

1−1. 自分の時間が大幅に増える

働いていた頃は毎朝決まった時間に起床し、仕事をこなして1日を終える。
休日には身体を休めてリラックスする。

さまざまな職種がありますが、基本的にはこの流れの繰り返しでした。
しかし、定年を迎えてからの第2の人生は、基本的には多くの自由な時間が手に入ります。

平日や休日に関係なく自分の趣味に打ち込んだり、散歩をしたりと気ままに時間を過ごすことができるようになるのです。

1−2. 健康面の不安が多くなる

60代になると、どれだけ健康を意識していたとしても、何かしらの不安が現れてきます。
老眼による視力の低下や眼の疲れ、加齢に伴う肩や腰の痛み、高血圧などの健康不安を抱えている60代は多くいらっしゃるのです。

定年後に運動量が減ると、体力の衰えが進行してしまいます。
基礎代謝の減少により、太りやすい体質にもなります。

少しずつ体調不良に悩まされながら、将来的には介護が必要になるのではないかと、不安に感じている方もいるでしょう。

1−3. 家族との別れが訪れる

長く連れ添った配偶者や両親との永遠の別れ。
避けては通れない問題です。

日本人の平均寿命は延びており、家族との別れが訪れるのはまだまだ先かもしれません。
しかし、早くに家族を亡くしてしまうと、残りの人生の多くを孤独に過ごさなくてはならない現実が待っています。

1−4. 収入面が安定しなくなる

定年を迎えると、基本的には年金の受給と貯蓄をもとに老後の生活を送ることになります。
毎月の給与が保障されていた頃とは異なり、節制した生活を心がける必要があるでしょう。

生命保険文化センターが実施した「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、夫婦2人が老後の生活を送る上で必要と考えられる最低日常生活費は、平均で月額22.1万円だとされています。
老後も安定した暮らしを続けるために、定年後も再雇用やアルバイトなどで働き続ける方は増加しています。

1−5. 対人関係が狭くなる

第2の人生は自由な時間が増える半面、人との交流の機会が大幅に減ってしまいがちです。

仕事をしていた頃は職場の同僚や部下、取引先の人などと接する機会がありましたが、定年を迎えるとそれまでの人間関係がリセットされてしまう傾向が多いようです。
定年後も職場仲間や学生時代の友人と交流するなど、対人関係を維持することは可能ですが、多くの方は家族とだけ接するようになるでしょう。
人によっては孤独に感じてしまうかもしれません。

2. 第2の人生を充実させるための8ポイント

公園のベンチに座っている老夫婦

第2の人生は、それまでの生き方とは大きく異なった環境に置かれるケースが少なくありません。
仕事が生きがいだった方は、1日中自宅で過ごすことに苦痛を感じることもあるでしょう。

多くの時間をどのように活用すればよいかわからず、漠然と過ごす方もいるはずです。

そこで、第2の人生を充実した時間にするための、8つのポイントを紹介します。

1. 自分なりの生きがいや目標を持つ
2. 打ち込める趣味を見つける
3. 適度な運動による体力づくり
4. 生活水準を安定させる
5. 新たな人間関係を構築する
6. 社会貢献を意識する
7. 定年後も仕事を続ける
8. 勉強を続ける

意識を変えてみたり、目標を掲げたりすることで、時間を有効活用できるようになることが期待できます。

2−1. 自分なりの生きがいや目標を持つ

第2の人生においては、自分なりの生きがいを見つけることが大切です。
仕事一筋だったという方は、プライベートなことに生きがいを見出しましょう。
散歩を日課にしたり、家庭菜園を営んだりと、少しずつ変化を実感できるものがおすすめです。

また、目標を掲げることもモチベーションアップに欠かせません。
昔、仕事以外で打ち込んできたことがあれば、それを再開するのもよいでしょう。

打ち込んだことのあるスポーツや習い事などを思い出してみてください。
また、自分の趣味は目標につなげやすい要素です。
あまりお金をかけられなくても、じっくりと時間をかけながら趣味を極めてみるのもよいでしょう。

老後の生きがいについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

定年後の生きがいの見つけ方と生きがい人気ランキングTOP10

2−2. 打ち込める趣味を見つける

先述の生きがいや目標を持つことにつなげやすいのが、趣味の存在です。
第2の人生は多くの時間を趣味に使えます。
昔興味のあった趣味を再開したり、思い切って新しいものにチャレンジしてもよいでしょう。

シニアにおすすめの趣味として、こちらはいかがでしょうか。

 

・ガーデニング
日光を浴びながら軽く汗をかける健康的な趣味です。

・読書
静かに集中して打ち込める趣味です。
図書館を利用すれば節約になります。

・動画鑑賞
映像作品を見てスリルや感動を得られます。
インターネット環境があれば、毎月定額で映画やドラマを見放題です。

・散歩
近場を決められた時間歩くだけでも、足腰が弱るのを防ぐことができます。
気分転換にも最適です。

・音楽鑑賞
若いころに聞いていた音楽や、話題の曲などを聴いてみましょう。

・演劇鑑賞
目の前で繰り広げられる役者の演技は、動画鑑賞とは異なる迫力があります。

・写真撮影
景色やペットなど、被写体は多くあります。

・インターネット
自発的に情報を調べてみるとよいでしょう。

・ゲーム
頭の体操に最適です。

 

第2の人生で始めるのにおすすめの趣味に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
シニアの趣味ランキングTOP10を紹介!老後を楽しむための素敵な趣味一覧

2−3. 適度な運動による体力づくり

第2の人生を送っていると、無意識に運動量が低下しがちです。
仕事をしていた頃は通勤で歩く機会もあるなど、何かと身体を動かせていましたが、自宅にいる時間が増えると少しずつ体力の低下を招きます。

加齢による身体の衰えに加え、運動不足が重なると将来的に寝たきりなどの原因になりかねません。
適切な筋力を維持するためにも、普段から身体を動かしたり、運動したりすることを心がけましょう。

厚労省
出典:厚生労働省「アクティブガイド-健康づくりのための身体活動指針-」

厚生労働省の「アクティブガイド-健康づくりのための身体活動指針-」によると、普段よりも10分だけ身体を多く動かすことで、健康寿命を延ばせるとされています。
64歳未満なら1日60分、65歳以上なら1日40分を目安に身体を動かしましょう。

運動といっても、家事の最中に軽い体操を組み入れてみる、テレビを見ている最中にストレッチを行う、買い物や散歩で出歩く頻度を増やすなど、日常生活に無理なく組み込めます。

2−4. 生活水準を安定させる

第2の人生では、今までのように給与という安定した収入がなくなってしまいます。
そこで、貯蓄額を把握しつつ、老後の生活にどれだけの資金が必要かを意識しながら、日々の生活を送ることが大切です。

定年後も生活水準を落とさずに浪費を続けると、たちまち貯蓄額が減り、老後に必要な介護や医療を受けられなくなるリスクは回避しましょう。

一般的には、夫婦2人が老後の生活に必要となる金額は約1,500万円といわれています。
収入と支出をしっかりと管理しながら、生活を安定させ健康な食生活を送れるようにしたいところです。

老後に必要な資金の目安は、こちらの記事で詳しく説明しています。

老後資金の目安はいくら?必要資金を貯める為の4つの方法を紹介

2−5. 新たな人間関係を構築する

第2の人生を迎えてから、従来とは人間関係が大きく変化する方は少なくありません。
家族としか会話がなかったり、誰とも会わなくなったという方は、次第に孤独感に苛まれてしまう恐れがあります。

そこで、新たな人間関係の構築を目ざしてはいかがでしょうか。
趣味や習い事、地域のイベントなどを通して、出会いの場を見つけることが可能です。

また、インターネットを使ってSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)上で交流を深めるのもよいでしょう。

「ネット上の見知らぬ人と触れ合うのは不安……」
とお考えの方には、シニア向けのSNSである「らくらくコミュニティ」の利用がおすすめです。

らくコミュ

出典:らくらくコミュニティ

らくらくコミュニティとは、FCNT株式会社が運営するSNSです。
200万人以上の利用者がおり、ミドルからシニア世代のユーザーが多くを占めています。

らくコミュ

出典:らくらくコミュニティ

スマホやパソコンからインターネットに接続し、らくらくコミュニティ内の興味のある分野に写真を投稿委したり、他のユーザーの投稿に反応したりできます。

投稿といっても気負う必要はなく、空の写真などを気軽に載せてみましょう。
内容によっては「いいね」やコメントが貰えることがあり、同年代のユーザーとの交流を楽しめます。

2−6. 社会貢献を意識する

第2の人生に生きがいを見出すために、社会貢献を行うことを検討してみてはいかがでしょうか?

NPOや地域のボランティアなど、気になる活動に積極的に参加してみましょう。
ボランティアといっても多くあります。以下は一例です。

 

・高齢者・障がい者を対象とした活動
福祉施設でのお手伝いやお話し相手、見守り活動など

・子どもや青少年を対象とした活動
レクリエーション活動、野外活動など

・災害で被災した方を支援する活動
被災者の困りごとへの対応、物資仕分け、募金活動など

・自然や環境を守るための活動
地域の清掃活動、リサイクル活動など

・安心・安全なまちづくりの活動
交通安全活動、防災活動、防犯活動など

・各種イベント等の運営スタッフの活動
地域のイベントやふれあいサロンへの協力など

・国際交流・国際協力活動
発展途上国への支援、日本にいる外国の人への支援活動など

・芸術・文化活動
伝統文化の継承・普及活動、美術館や博物館での活動など

・その他
パソコンの設定や操作指導、路上生活者への支援など

出典:社会福祉法人 大府市社会福祉協議会 総合ボランティアセンター>ボランティアってなあに?

社会貢献活動に参加することで、充実感や達成感を得られるでしょう。
世の中や人のために自発的に行動することは、第2の人生の充実につながります。

2−7. 定年後も仕事を続ける

第2の人生のやりがいを見つけるため、生活費のためなど理由はさまざまですが、定年後に働き続ける方は増加しています。
勤めていた企業からの再雇用や、まったく新しくアルバイトやパートとして始めるなど、働き方は人により異なります。
今では多くの企業がシニアを積極的に雇用しており、経験を活かしたり未経験にチャレンジしたりと、仕事に打ち込むことが容易になっているのです。

 

・軽作業
倉庫や物流センターなどで荷物の仕分けを行います。
未経験でも対応できますが、体力が必要になります。

・事務職
データ入力などの作業を行います。
パソコンのスキルを生かせます。

・清掃
公共施設や商業施設の清掃を行います。

・警備
警備や交通誘導を行います。
未経験でもチャレンジしやすくなっています。

・医療、福祉、介護
医療、介護現場での経験を生かせます。

・接客、販売
小売店や飲食店での接客を担当します。
コミュニケーションが得意な方に向いています。

第2の人生で充実した働き方を見つけたい方は、こちらの記事が参考になります。
定年後アルバイト男女別人気職種ベスト5と仕事の探し方&注意点7つ

2−8. 勉強を続ける

人は年齢を重ねても、学び続けることを止める必要はありません。
第2の人生の時間を勉強に充てることで、自己成長を続けてみましょう。

勉強のために頭を使えば認知症の予防になり、仕事を見つける際の役に立つ場合もあります。
以下は、シニアの再就職に有利になるといわれている資格です。

 

・介護関連資格
介護職に就くための資格で、国家資格から民間資格まで幅広く存在します。
将来のために介護知識を身につけることもできます。

・電気工事士
設備内の電気工事に必要な国家資格です。

・マンション管理士
マンションの管理に関する国家資格です。

・宅建
不動産や建築関連の国家資格です。
取得難易度が高く、多くの勉強が必要となります。

・行政書士
官公庁への提出する書類の作成を行えるようになる国家資格です。

・調理師
国家資格で、受験には飲食店などでの調理業務の経験が必要です。

 

シニア向けのおすすめの資格については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

中高年の再就職に有利になる資格を選ぶポイントとおすすめ資格10選


3. 第2の人生の流れをイメージすることが大切

青空バックを背景に芝の上に置かれた無人の車イス。福祉、介護、病気、障害者、老後イメージ

第2の人生を有意義なものにするためには、自発的に行動を起こし、余りある時間を活用することが大切だとわかりました。
第2の人生を充実させるために何から取り組むべきかについては、今後の人生の流れをイメージすることを意識しましょう。

厚生労働省によれば、2019年日本人の平均寿命は女性で87.45歳、男性で81.41歳となっています。
第2の人生にかけられる残りの時間は、意外と多くあることがおわかりいただけるでしょう。

漠然と過ごすのではなく、生きる目的を具現化し、将来のライフスタイルの変化に備えて置くことが大切です。

3−1. 自分がやりたいものを具体化する

第2の人生を謳歌するためには、「自分がどうありたいか」をはっきりとさせましょう。
労働から離れて環境が大きく変わった方ほど、どのように生きればよいかが曖昧になりがちです。

2章で紹介した生きがいや目標を持ち、趣味に打ち込むなど、日常的な行動が将来像に近づけられるよう、相乗効果を持たせられるのが理想といえます。

長く健康でいたい場合は、日頃から運動を心がけましょう。
趣味で実力を発揮したい場合は、とことん打ち込んでみてください。
人とのつながりを大切にしたいなら、仕事を通してコミュニケーションを充実させるとよいでしょう。

3−2. 介護など将来的な生活スタイルを意識しておく

日本人の平均寿命は伸びていますが、いつまでも健康に過ごせるわけではありません。
自立した生活を送れる期間である「健康寿命」は、もっと先に訪れるためです。

厚生労働省によると、2016年の時点で平均寿命と健康寿命の差は男性で8.84年、女性で12.35年もの差がありました。

多くの方が何らかの不調や病気を抱えながら、人生の長い時間を過ごすことになります。
必然的に通院の頻度が増え、介護が必要になる場合もあるでしょう。

なるべく健康寿命を延ばし、生き生きとした第2の人生を送るためにも、日頃の運動や食生活に気を使うようにしておくべきです。


まとめ

第2の人生を送るシニア世代は、多くの可能性に満ちています。
趣味や目標を持つことで、時間を有効活用して新しいことに幾らでもチャレンジできるからです。

仕事を辞めてから新たな生きがいを見出しつつ、日々を充実させていきましょう。

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