家庭菜園初心者でも失敗が少なく美味しい野菜を手に入れる秘伝の書はここに!

家庭菜園

新居に引っ越したとか、子供に手がかからなくなったとか、そういったきっかけで「家庭菜園でも始めてみようかな。」と
考える方は少なくないのではないでしょうか。
そして、「初心者だし育てやすく失敗しにくい野菜はないだろうか。」と考えている方も多くいらっしゃるでしょう。

本記事では、家庭菜園初心者のために、季節ごとの育てやすい野菜を厳選し、それぞれの野菜について、野菜の特長、種まき時期、収穫時期、気を付けるポイントを分かりやすくまとめました。
季節ごとの野菜については、下の表に載せています。

更に、初心者が最初にそろえるべき道具、土の買い方についてもまとめていますので、これを読めばあなたの家庭菜園ライフは間違いなくスムーズにスタートし、そして、おいしい野菜が収穫できること間違いなしです!

1.季節別 家庭菜園初心者におすすめの育てやすい野菜10選

今回この記事で紹介する野菜は、「初心者に育てやすい」かつ「失敗しにくい」ということで、以下の2点を軸にしてご紹介していきます。

① 手間がかからないこと
② 春と秋など種まき時期が2種類ある場合は病害虫の被害を受けにくい種まき時期を選ぶこと

上記2点から選定した野菜は下記のとおりです。それでは順番にご紹介していきましょう!

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1-1 冬から春に栽培スタートするおすすめ野菜3選

冬から春にかけて栽培スタートする初心者おすすめ野菜は以下の3つです
① ジャガイモ
② 小松菜
③ ラディッシュ

家庭菜園

1-1-1 ジャガイモ

ジャガイモ

ジャガイモは春と秋の年2回栽培でき、旬の時期は5~6月と10~11月です。
秋植えは病気が多いので、初心者には春植えがおすすめです。
春植えは2月末~3月で種イモを植え付け、5月下旬から6月中旬が収穫時期となります。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<ジャガイモの特長>
ジャガイモには、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが多く含まれています。ジャガイモに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため加熱による損失が少ないことも特長です。

<ジャガイモ栽培のポイント>
① 種イモは無病の検定済みのものを使用
② 土寄せをしてジャガイモを土から露出させない
③ ナス科の連作避ける(2~3年空ける)※連作については4章で詳しく説明します。

1-1-2 小松菜

小松菜

小松菜は栽培可能期間が長く、年間通して栽培可能です。

春植えは3月から種まきをし、30日ほどで収穫できます。秋植えですと60~100日かかるため、初心者には春植えがおすすめです。ただし、夏に病害虫が多くなりますので、早めに収穫するのが良いでしょう。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<小松菜の特長>
小松菜は、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分などを多く含み動脈硬化や風邪の予防、ストレス解消、利尿作用などの効果があります。特に、カルシウム量はホウレン草などと比べると約5倍なんです!

<小松菜栽培のポイント>
① 色々な品種があるが、丈夫な植物なのでどの品種を選んでも育てやすい
② 水はけの良い場所で栽培する
③ 間引きを適時に行う
④ 防虫ネットで害虫対策をする
⑤ アブラナ科の連作を避ける(1~2年空ける)

1-1-3 ラディッシュ

ラディッシュ

ラディッシュは年間通して栽培できますが、涼しい気候がより好ましいため、春と秋に種まきをするとよいです。

春まきは、3~4月に種まきを行い、5~6月に収穫します。
種まきから収穫までの期間は、30~50日です。ラディッシュは収穫適期が短いので、早めに収穫するようにしましょう。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<ラディッシュの特長>
ラディッシュは葉にも根の部分にも多くの栄養素を含んでいます。
葉には、鉄、ビタミン B1・ビタミンB2・ビタミンC、カルシウム、β-カロチンを多く含んでおり、根の部分には、消化を助けるアミラーゼとビタミンCを含んでいます。

<ラディッシュ栽培のポイント>
① 日当たりが良く、水はけのよい環境で栽培する
② 間引きと追肥を行う
③ 水切れに注意する
④ アブラナ科野菜の連作を避ける(1~2年空ける)
⑤ 防虫ネットを活用して害虫被害を予防する

1-2 春から夏に栽培スタートするおすすめ野菜4選

春から夏に栽培スタートする初心者おすすめ野菜は以下の4つです。
① 唐辛子
② ピーマン
③ ミニトマト
④ 葉ネギ

夏野菜

1-2-1 唐辛子

唐辛子

唐辛子は種から育てるのは難しいですが、苗からだと比較的簡単に育てることが出来ますので苗から育てるとよいです。

4月下旬~6月に植え付けを行い8月~10月で収穫を行います。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<唐辛子の特長>
唐辛子には、脂肪燃焼効果や体温をあげて血流を良くするカプサイシンや、ビタミンC、βカロテン、ビタミンE、カリウムを多く含みます。

<唐辛子栽培のポイント>
① 日当たりと水はけの良い環境で育てる
② 乾燥に弱いので水切れに注意する
③ 栽培期間が長いので肥料切れに注意する
④ ナス科の連作を避ける(3~4年以上の期間を空ける)

1-2-2 ピーマン

ピーマン

ピーマンは種から育てるのは難しいですが、苗からだと比較的簡単に育てることが出来ますので苗から育てるとよいです。

4月下旬に植え付け、6月~10月に収穫します。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<ピーマンの特長>
ピーマンにはカリウム、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維が含まれています。特にビタミンCは野菜の中でもトップクラス!トマトの4倍も含まれています。カロテンも含まれているので風邪の予防にも効果的な野菜なのです。

<ピーマン栽培のポイント>
① 日当たりと水はけの良い環境で育てる
② 乾燥に弱いので水切れに注意する
③ 栽培期間が長いので肥料切れに注意する
④ ナス科の連作を避ける(3~4年以上の期間を空ける)

1-2-3 ミニトマト

ミニトマト

ミニトマトは簡単に育てられるので、初心者におすすめです。

ミニトマトは、種から栽培する場合は、3月上旬~4月下旬に種まきをします。苗からの場合は5月~6月に畑やプランターに植え付けを行い、収穫は7月上旬~10月中旬までとなります。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<ミニトマトの特長>
ミニトマトには多くの栄養素が含まれています。βカロテン、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維が、実はトマトよりも多く含まれています。
また、ミニトマトに含まれているリコピンには抗酸化作用がありますので、美肌効果が期待できるんです。

<ミニトマト栽培のポイント>
① 日当たりと水はけの良い環境で育てる
② ナス科の野菜との連作は避ける(4~5年空ける)
③ わき芽を定期的に摘み取る

1-2-4 葉ネギ

葉ネギ

葉ネギ(青ネギ)は、長ネギと違い病害虫にも比較的強いので初心者におすすめです。

葉ネギは一年中栽培することが出来ますが、6月~11月に植え付けをして7月~12月で収穫というのが一般的です。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<葉ネギの特長>
葉ネギには、カリウム、カルシウム、鉄、βカロテン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸が含まれており、長ネギと比べてビタミンやミネラルが多く含まれています。
また、若採りした小ネギには、更に豊富な栄養素が含まれています。

<葉ネギ栽培のポイント>
① 連作は避ける(1~2年は空ける)
② 栽培期間が長いため水やり追肥を忘れずに

1-3 夏から秋に栽培スタートするおすすめ野菜3選

夏から秋に栽培スタートする初心者おすすめ野菜は以下の3つです。
① 春菊
② からし菜
③ 水菜

家庭菜園

1-3-1 春菊

春菊

春菊は春まきと秋まきで育てることができますが、涼しい環境の方が育てやすいため、初心者は秋まきをおすすめします。

秋まきは9月に種まきし、11月に収穫できます。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<春菊の特長>
春菊には、β-カロテンやビタミンB郡、C、鉄分、カリウム、カルシウム、食物繊維が多く含まれます。特にβカロテンは豊富で、抗酸化作用に優れた野菜です。

<春菊栽培のポイント>
① 霜にあたると葉が霜焼けを起こし傷むので注意
② 連作は避ける(1~2年は空ける)

1-3-2 からし菜

からし菜

<画像:https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=108より>
からし菜は育てやすく、栄養素も豊富なので初心者におすすめです。

からし菜は秋まき(寒冷地は春まき)の野菜です。9月~10月に種まきを行い12月~2月に収穫します。
寒冷地は4月に種まきし、6月くらいに収穫します。
畑でもプランターでも栽培が可能です。

<からし菜の特長>
からし菜は非常に栄養価の高い野菜で、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などを含みます。
βカロテン以外はほぼすべてホウレンソウを上回り、特にビタミンCはホウレンソウの1.8倍、カルシウムは2.8倍多く含まれます。ビタミンB群が豊富である点も注目で、体の代謝活動を促進し疲労からの回復を助けてくれます。そのB群のなかでも葉酸の含有量は野菜類の中ではトップで、葉酸には貧血を防いだり、循環器疾患を予防する効果があります。

<からし菜栽培のポイント>
① 種まきの適期を守る(暑さに弱い)
② 日当たりが良く、水はけのよい環境で栽培する
③ 間引きをきちんと行う
④ アブラナ科野菜の連作を避ける(1~2年空ける)

1-3-3 水菜

水菜

水菜は春から秋にかけて栽培できますが、虫被害の少ない秋まきが最も適した栽培時期になります。時期を誤らなければ育てやすい野菜ですので初心者にはおすすめです。

秋まきの場合、9月上旬~10月上旬に種まきをします。

<水菜の特長>
水菜にはビタミンA(βカロテン)、ビタミンB2、ビタミンC,葉酸、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、リンが含まれています。特に、ナトリウム、カリウム、ビタミンCが多く含まれています。

<水菜栽培のポイント>
① 水はけの良い場所で栽培する
② 間引きを適時に行う
③ 防虫ネットで害虫対策をする
④ アブラナ科の連作を避ける(1~2年空ける)

2.家庭菜園の基礎知識 ~土・肥料・種・苗・日々のお手入れまで~

2-1 STEP1 土を買いにホームセンターに行こう!

家庭菜園初心者は特にですが、土はネットで購入せず、ホームセンターなど土に詳しい店員さんがいるお店に直接行って購入するのが良いです。
理由は、良い土というのはやはり目で見てみないと分からない部分が多々あるからです。

2-1-1 培養土を買おう

ホームセンターの造園コーナーに行ったことがある方は見たことがあるかと思いますが、そういった売り場には「培養土」というものが売っています。

野菜が育つためには、良い土が必要です。
良い土とは、排水性、通気性、保水性、保湿性をバランスよく備えているものです。
培養土とは、その条件を満たすようあらかじめ調整された土のことを指すのです。
家庭菜園初心者は最初に手に入れたいですね!

<店頭での培養土選びのチェックポイント>
① カビが生えていたり水滴がついていたりしていないか。
→未熟な堆肥だとカビが生えてきます。また、袋内に水滴が多くついている土はカビが生えやすいです。
② 価格
→質の良い培養土はそれなりの価格がします。あまり安すぎないものを選びましょう。20L程度の容量で500~600円以上が目安です。
③ 品質表示のチェック
→主な配合原料、肥料配合の有無、酸度調整済みからどうかチェックしましょう。
「肥料入り」と表示された土は元肥が不要。野菜生育に適した土は弱酸性(ph5.5~6.5)です。

培養土

出典:https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/premium/essay_yoshida/20190416_007769.html
④ 重さのチェック
→お店には、培養土と並んで「赤玉土※」というものが売っています。買おうとしている培養土が同容量の赤玉土と同じくらいの重さならOKです。あまり軽すぎると株が倒れやすくなるためです。
※赤玉土:園芸万能土です。肥料分は含まれていません。

⑤ 粒の大きさをチェック
→赤玉土の小玉(3~6mm)と同程度の大きさで、粒の大きさが揃っているものが理想です。粒の大きさがそろっている土は隙間が均一で水はけや通気性が良いためです。

2-2 STEP2 適切な肥料を選ぼう

野菜の生育に必要な成分は「窒素(N)」、「リン酸(P)」、「カリウム(K)」と、ミネラルなどです。
肥料にはこれらが含まれていますが、有機肥料と化成肥料の2タイプに大別されます。
育てる野菜に適した肥料を選びましょう。
お店の店員さんに自身が育てる野菜に合う肥料を聞いてみるとよいです。

 

<店頭での肥料選びのポイント>
袋の表示成分配合比率を見ること
→市販の袋には窒素:リン酸:カリウムの含有割合が必ず表示されています。選びたいのは、10%以下で同比率のものです。これはどんな野菜にも使えるので役立ちます。

肥料の成分表示

出展:http://www.jaf.gr.jp/katei.html

 

<豆知識>
窒素の役割:葉や茎の生育促進。不足すると葉が黄色くなったり枯れ落ちたりする。
リン酸の役割:花や実のつき、質を高める。不足すると全体的に脆弱な植物になる。
カリウムの役割:根や茎を丈夫にすること。不足すると抵抗力が低下し、害虫被害にあいやすくなる。

2-3 STEP3 種や苗の選び方とまき方、間引きの仕方を知ろう!

2-3-1 よい種の選び方

家庭菜園で失敗しないためには、良い種を選び、正しいまき方や間引きのやり方を知り、基本に忠実に育てることが最重要です。種の情報は種の袋に記載してあります。

 

この表示で重視するポイントは以下の4つです。

① 発芽率
その種子を一定の条件で発芽させた際の、発芽数の割合です。高いほうがより発芽する種子が多いということです。
② 有効期限
有効期限が遠いものを選びましょう。遠いということは種の採取日が近いということです。種が古くなるほど発芽率が落ちます。

種の有効期限
③ 耐病性
病気にかかりにくい品種を選んだ方が、手間がかからず失敗が少ないです。
※耐病性の記号は下の写真のように、品種の前に書かれています。記号は、対象の病気によって異なるので、意味については売り場の店員さんに確認してみましょう。

種の表示
④ 売り場
雨や直射日光が当たっている環境下に置かれているものは避けましょう。ほとんどの品種は4年程度で発芽力を失うが、高温多湿の環境下だとこの期間が短くなるためです。

 

<種子保管の注意点>
例えばプランター等で育てる場合は袋の中の種を一回の種まきで使い切るのはほぼ不可能です。
余った種は、封筒などの湿気のこもらない袋に入れて冷暗所に保管しましょう。

2-3-2 種のまき方と間引きの考え方
種まきには、「点まき」、「すじまき」、「ばらまき」の3つの方法があります。

種のまき方

出展:https://野菜の育て方.com/tanemaki-4840.html

 

[点まき]
種が大きい野菜や、根菜類などの大きくなる野菜に適しています。
株間はそれぞれの野菜に適した間隔をとります。種をまく位置に指などでくぼみをつけ、種をまきます。
種をまき終えたら、くぼみに土をかけて埋めます。
生長に合わせて間引いていき、最終的には1株にします。

[すじまき]
ホウレンソウや小松菜など、間引き収穫しながら収穫する野菜に向く種まき方法です。
畝に数本のまき溝をつけ、溝に沿って種をまきます。
種の間隔は種類によって異なります。
種をまき終えたら、溝の両側の土を指先でつまむようにして種に土をかけます。
数回間引きながら、最終的には適切な株間になるようにします。

[ばらまき]
ベビーリーフなど、小さいスペースで密に育てる野菜に向く種まき方法です。
予定していたスペースに種をばらまきます。密になりすぎないように、均一に種をまきます。
種をまき終えたら、ふるいを使って種に土をかけます。

 

<初心者向け野菜の種まきと間引き早わかり表>

種まき時期

2-4 STEP3 良い苗の選び方と植え方、手入れの仕方を知ろう!

苗から植える野菜もいくつかご紹介しましたが、苗は適期より前にホームセンターなどに売り出されます。
失敗しない家庭菜園では、苗選びも非常に重要です。

2-4-1 苗選びのポイント

以下に苗選びの際に注意すべき8つのポイントを記載しましたので、購入するときの参考にしてください。

<苗選び8つのポイント>
① 新芽が元気に出ている(傷ついていない)
② 葉の色が濃く生き生きしている
③ 節間が長く間延びしていない
④ 茎が太くしっかりしている
⑤ 下の方の葉が落ちていない
⑥ 根が張っていてぐらついていない
⑦ 植え付け時期の苗(早苗・遅苗でない)
⑧ 根がポット下から出ていない

<豆知識>苗の種類

苗の種類

2-4-2 苗の植え方

良い苗を選んだあとは正しい方法で植えていきます。
<苗植えのステップ>

苗植え

① レイアウトする
畝(うね)もしくはプランターに苗をおいて、レイアウトをします。それぞれの野菜には適した間隔があるので、本などで確認しましょう。ほとんどの野菜は30~40㎝ほどあければ十分です。
② 穴を掘る
ポットより一回り大きい穴を掘ります。大きさが分かりにくかったら、一度ポットごと埋めてみましょう。
③ 植え付ける
土を崩さないように、ポットからていねいに苗を抜きます。ポットの底に穴があいているので、そこから指で押すとうまく外せます。この時、根を切らないように気をつけましょう。
④ 土寄せと水やり
植え付けた後は、まわりの土を寄せ、株元を手のひらで軽く押さえて固定させます。苗の土と畑の土をなじませるために、株のまわりに水をあげます。苗がぐらぐらせずに土に根づくまでは、葉がしおれない程度に水やりをします。

<初心者向け野菜の苗植えポイント早わかり表>

苗植えポイント

2-5 STEP4それぞれの野菜に最適な支柱の立て方を知っておこう

ミニトマトやピーマンなどの背が高くなる野菜、もしくはキュウリやミニカボチャなどのつる性の野菜には、支柱が必要です。育てる野菜に最適な支柱の形があるということを知っておきましょう。
代表的な支柱の3つの形

① 1本立て
シンプルに、野菜の隣に支柱を1本たて、主枝のみを育てる仕立て方です。支柱は主枝に沿うように、深めに土に差し込みます。
<1本仕立てに向く野菜>
・ミニトマト
・唐辛子
・サヤインゲン

一本立て

出展:https://mashimaro3.com/2018/05/13/prop-mini-tomato/

② X仕立て
草丈がさほど高くならず、主枝やわき枝に沢山実をつける野菜をサポートします。実の重みで枝が折れたりしないように、支柱2本をX型に交差させて枝に沿わせて支えます。
<X仕立てに向く野菜>
・ナス
・ピーマン

X字立て

出展:https://blog.goo.ne.jp/mizko_okan/e/0a9b1a6b2150f0f6aa79a7ae155fe067

③ あんどん仕立て
つる性の野菜をコンパクトに栽培できます。株を囲むように支柱を立て、外周に紐を渡してつるを誘引します。
<あんどん仕立てに向く野菜>
・キュウリ
・ミニカボチャ

あんどん立て
SANYO DIGITAL CAMERA

出展:http://blog.livedoor.jp/si_a/archives/50456858.html

2-6 STEP5病害虫対策を知っておこう!

日当たりと風通しの良い環境を整え、良い土で丈夫な株に育てることが病害虫予防の第一歩です。
もし発生してしまっても早期に気付けば対処も簡単ですので、観察をこまめに行いましょう。

<病気を見つけたらすべきこと>
病気を見つけたら行う対処は以下の3つです。
① 病気が発生した葉をハサミでカット。感染の拡大を防ぐため。
② 切り取った葉は処分。
③ 風通しの良い場所へ移動。鉢底にも風が通るように台に乗せるなど工夫をすると良い。
<害虫を見つけたらすべきこと>
害虫は小さな虫と、芋虫などの大きな虫います。それぞれの対処法は以下です。
① 小さな虫は繁殖のスピードが速いため、葉や茎ごと切り取って処分する。
② 芋虫類は見つけたらただちに割りばしなどで摘み取ってビニール袋に入れ、ゴミとして捨てます。

2-6-1 主な病気の予防と対策

野菜によく発症する主な病気には、うどんこ病とベト病です。この2つについての予防と対策は以下の通りです。
<うどんこ病>

うどんこ病

出展:http://flower777.mimoza.jp/article/39610537.html
症状:葉や茎にうどん粉をまぶしたような白い粉状のカビが生える。
予防と対策:密植を避け、混み合った枝葉は剪定するなど風通しを良くしておく。発症したら切り取って廃棄。

<ベト病>

ベト病

出展:https://sai-en.com/iroha-18215/
症状:葉に多角形の黄色い病斑が生じ、その裏にカビが生じる。低温多湿時期に発生しやすい。
予防と対策:春・秋は夕方の水やりを控えて夜間の湿度が上がるのを防ぐ。発生した葉は切り取って廃棄。

2-6-2 主な害虫の予防と対策

主な害虫は、アブラムシ、蝶々の幼虫、ハモグリバエです。この3種についての予防と対策は以下の通りです。
<アブラムシ>
銀色を嫌うので光るテープを周囲にめぐらすとよい。唐辛子を焼酎漬けしたエキスや牛乳をスプレーするのも有効。

<蝶々の幼虫>
卵を産み付けられないように、種まきや苗の植え付け直後に寒冷紗※で覆う。葉裏などをチェックして卵を取り除く。

蝶々の幼虫

※寒冷紗 出展:https://www.kohnan-eshop.com/shop/g/g4903702308176/

<ハモグリバエ>
ハモグリバエは、幼虫が寄生して葉の内部をトンネル状に食害する。
対策としては、寒冷紗で覆ったり、黄色の粘着トラップを吊り下げ虫を誘殺したりするのも有効。白い筋の下に潜む幼虫を指で圧死させる。

ハモグリバエ

出展:http://syosinnsyayasai.blog.fc2.com/blog-entry-68.html

3.初心者が家庭菜園を始める際に最初に買うべき道具9選

初心者が家庭菜園を始めるにあたり、最低これだけあれば、大丈夫!という道具です。
苗や種と一緒に購入してくださいね。

家庭菜園道具

① ジョウロ
ハス口(注ぎ口)を取り外せるタイプを。サイズ、素材は水を入れると重くなることを考慮して使いやすいものを選びましょう。
② 剪定ハサミ
野菜の茎や枝を切ったり、収穫の際に利用します。持ちやすく手になじむサイズを選びましょう。
③ 移植ごて
苗を植え付けたり、土を掘ったりするときに使用します。株分けの時にこての側面で絡まった根を切ったりも。
④ 土入れ
一度にたくさんの土をプランターや鉢に入れるときに使います。
⑤ ガーデングローブ
作業時にはめて手荒れとケガを防止します。手にフィットするサイズを選びましょう。
⑥ 鉢底石
土の下に敷いて、近典あの中の排水性、通気性をよくします。上表左下の寒冷紗でくるむと後始末も楽です。
⑦ 寒冷紗
鳥や害虫、寒さ対策で野菜を覆ったり、鉢底ネットの代わりに使ったりできます。
⑧ 支柱・紐
背の高い野菜やつるを伸ばす野菜に使用します。
4.家庭菜園を失敗しないために連作障害という言葉を知っておく
連作障害とは、同じ種類や科の野菜を連作することで、土壌病虫害が起きやすくなったり、要素欠乏などにより生育不良になったりすることを言います。

<連作障害を避けるために知っておきたい同種同科一覧表>

連作障害

出展:https://www.honda.co.jp/helloyasai/howto/aware/
連作障害の対策としては、収穫ごとに違う種類・科の野菜を育てる、輪作が有効です。

輪作

出展:https://www.honda.co.jp/helloyasai/howto/aware/

5.まとめ

いかがでしたか?
初心者が家庭菜園を失敗しないために、ぜひこの記事を役立てて下さいね。
ポイントをおさらいしましょう。
■初心者が家庭菜園を始めるにあたり選ぶ野菜は以下の2点!
① 手間がかからないこと
② 春と秋など種まき時期が2種類ある場合は病害虫の被害を受けにくい種まき時期を選ぶこと
■良い土、良い苗、良い肥料、良い種を選ぶ!
■育てる野菜にあった種まき方法、間引き方法を知っておく!
■病害虫対策に関する知識をある程度知っておく!
■最低限の道具を揃えておく!

参考サイト
・野菜の育て方・栽培方法https://野菜の育て方.net/
・小松菜の栄養素と効果効能!栄養素をまるごと食べる食べ方とは?https://www.chounaikankyou.club/article/komatsunaeiyou.html#i-2
・葉と根は違う栄養価。 ラディッシュは小さくても栄養◎!https://curaful.jp/topics/215
・唐辛子の栄養素と効果効能|生で食べられる?種は取り除く?https://yasaioisii.net/archives/5969/
・免疫力を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ ピーマン
https://kenkou-tabemono.info/index.php?%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E3%80%81%E5%8A%B9%E8%83%BD%E5%8A%B9%E6%9E%9C
・ミニトマトの栄養と体に良い効果とは?カロリーはどれくらい?https://afun7.com/archives/6634.html
・葉ネギ(青ネギ)の特徴とおすすめレシピ、食品成分表https://www.fashion96.com/leaf-welsh-onion/
・春菊の栄養素と効能や効果は?旬の時期や主な生産地と保存方法もhttps://野菜の栄養.com/syungiku-67
・食品の効果効能辞典https://www.kounoujiten.com/syokuhin/karashina.html
・ゆっくり家庭菜園https://biseibutsu-no-chikara.jp/blog-entry-103.html
・園芸通信https://sakata-tsushin.com/
・肥料の種類と適切な使い方とは?【ガーデニングの基本】https://fumakilla.jp/foryourlife/106/
・日本肥料アンモニア協会http://www.jaf.gr.jp/katei.html
・月間現代農業http://www.ruralnet.or.jp/gn/201802/kant.htm
・家庭菜園の種と苗の選び方https://allabout.co.jp/gm/gc/31885/2/
・休日農園https://sai-en.com/iroha-171226/
・家庭菜園のコツ・苗の選び方・植え方・徹底解説!https://netbisi.com/planting-_seedling/
・家庭菜園を始めましょう!http://kateisaiennkotu.com/index.html

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