
「いまや仕事もプライベートもスマホありきの時代になっているけど、多機能すぎて使いこなせないし、SNSでいつも人に見張られているみたいで、ちょっと苦手」
あなたはいま、スマートフォンに対してこのような苦手意識を抱いていませんか?
総務省の調査によると、2017年におけるスマートフォン保有率は60.9%(※)。日本人の5人に3人はスマホを持っていることになります。主要なコミュニケーションツールが、パソコンや携帯電話から、スマートフォンに取って代わられつつある時代と言えます。
新しいテクノロジーには賛否両論あるものですが、スマホに関して聞こえてくるのはポジティブな意見のほうが多く、スマホを持たない人やスマホを苦手と感じる方は肩身の狭い思いをしていることでしょう。
この記事では、まず「スマホ時代」への適応に難しさを感じている方々が、スマホのどのようなところに苦手意識をもっているかについて見ていきます。その上で、どのような工夫をすれば快適にスマホを使えるかについてお伝えします。
携帯電話からスマホへの乗り換えを検討中の方にも役に立つ情報ですので、ぜひお読みください。
※出典:総務省「通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252110.html
目次
1. スマホを苦手と感じる大きな理由4点
スマホが苦手と感じる方が、スマホのどのようなところに苦手意識を感じるのかを大きく4つの観点からお伝えします。自分がスマホの何を苦手と感じているかをはっきりさせることで、適切な対策を講じることができるようになります。
※次の章でスマホへの苦手意識を払拭するための対処法をお伝えしますのでぜひご覧ください。
1-1. 多機能すぎて使いこなせない
電話、メール、インターネット、SNS、ゲーム、カメラ、地図などなど、機能が多いことは便利ですが、搭載された機能を十分に使いこなせないと、「高いお金を払っているのに」「宝の持ち腐れ」などという感覚に陥ったりして逆にストレスを感じる場合もあります。
また、たくさんの情報を一度に処理するのが苦手なシニアの場合、「あれもできる、これもできる」と説明されたところで、すぐに理解することは難しく、説明する側もイライラしてしまったりして、結局「携帯電話でよい」となりがちです。
また、膨大にあるアプリは、スマホを自分好みにカスタマイズできる一方、必要のないものまで「なんとなく」「念のために」ダウンロードして、本来ならやらないゲームにハマって時間を浪費してしまったりと、結果的にスマホに振り回される生活になりかねません。
1-2. 常にしばられている感覚がある
コミュニケーションをとるのにとても便利な機能にSNS(Social Networking Service)があります。
しかし、SNSは楽しく便利なコミュニケーションツールである反面、リアルタイムのやりとりであることと、相手が読んだことを示す「既読」表示機能のために、メッセージを受け取った人が、すぐに返事をしなければとプレッシャーを感じたり、焦ってしまうことがあります。
また、メッセージを送った側も、読まれているのに返事がなかなか来ないと、不安になったり、心配したり、時には怒り出す場合もあったりして、時として人間関係のトラブルにも発展しかねません。
簡単につながることができるからこそ、常々スマホを気にして生活することになり、特に仕事でLINEを使用している方は「常にスマホに見張られている」「スマホに縛られている」と感じてしまう方もいらっしゃいます。常々スマホを意識しているなと感じたら、なんらかの対策を講じる必要があります。
1-3. 対面コミュニケーションの機会が減る
スマホを使ってのコミュニケーションが多くなると、直接人と会う機会が減るかもしれないと考え、積極的にスマホを使う気になれない方がいます。
確かに、LINEをはじめとしたSNSを用いてのコミュニケーションは、簡単に人と交流できて便利な反面、スマホがなかった時代には直接会って話していたようなことも、間接的なコミュニケーションに取って代わられてしまい、人とのやりとりは増えても対面でのコミュニケーションの機会は減る傾向にあると言えるでしょう。
また、ゲームや動画サイトなど遊べるアプリも豊富にあるので、それについつい時間を費やしてしまって、よりいっそう人と話さなくなるという側面も否定できません。
以上のような理由から、スマホを使う→人と会わなくなる→コミュニケーション能力が低下してしまうのでは……ということまで心配し、スマホを苦手と感じるのももっともなことかもしれません。
1-4. 画面が小さすぎる
スマホはパソコンにくらべ画面が小さいので、ウェブサイトの文字が読みづらく、文章を打ち込むのもやりづらい、という意見も多く聞かれます。確かに小さい画面で細かい文字を追うのは目への負担が大きく、長時間のウェブ閲覧は眼精疲労を引き起こしがちです。
特に、目や手先の機能が低下しがちなシニアにとっては、小さい画面での操作が難しく感じられるのは当然です。シニアが使いやすいよう工夫されたスマホを選ぶことが大切になってきます。
2. スマホが苦手な人のために〜スマホを快適に使うコツ4点
2章では、1章でご紹介したお悩みに対してどのように対応していけばいいか、その方法をお伝えしていきます。スマホに振り回されることなく、スマホを快適に使いこなすための様々な工夫を、ぜひお試しください。
2-1. シンプルでわかりやすいスマホを使う
スマホを苦手とする理由のいくつかは、スマホの機種をしっかりと吟味して選ぶことで解決できることもあります。
富士通コネクテッドテクノロジーズの「らくらくスマートフォンme F-01L」は、大画面で見やすい画面、大きな文字、見にくい箇所を拡大する「おまかせズーム」、ボタンが大きくわかりやすい基本メニューなど、操作面でスマホに苦手意識のある方やスマホ初心者に親切な機能がいっぱいです。
しんせつ、かんたん、見やすい、あんしんな富士通「らくらくスマートフォンme F-01L」3つの特徴
①画面や文字が大きく、基本機能がわかりやすく配置された抜群の操作性
約4.7インチの大画面は、くっきりと見やすい有機ELディスプレイ。
ホーム画面には、電話、メール、インターネット、カメラなどの基本機能が文字とともにアイコンでわかりやすく配置され、ボタンも大きいため、自分の使いたい機能に素早くアクセスでき、押し間違いをしにくい設計になっています。
さらには、指の向きを検知して誤操作を防ぐ「おまかせタッチ」や、出荷時から通常より大きい文字設定、ウェブサイトなどの見にくい箇所を瞬時に拡大する「おまかせズーム」機能も備えるなど、操作性・視認性が抜群で、使っていてストレスを感じません。
②探している情報が簡単・すぐにみつかる検索機能
調べ物に便利なカテゴリが一覧で表示される「らくらくワンタッチ検索」は、自分が気になるカテゴリボタンを選択するだけで、検索候補が絞り込めるので、より簡単に目的の情報にたどり着くことができます。
③無料で気軽に問い合わせができる安心の電話サポート
「動画を撮りたいけど、どうすればいいのかわからない」「電話帳登録って、どうするの?」といった不明点が出てくれば、無料でつながり年中無休の「らくらくホンセンター」にすぐお電話を。専門アドバイザーが操作方法を丁寧にレクチャーするので、操作面で不安がある方も安心してご利用いただけます。
詳細は以下のサイトをご覧ください。
https://www.fmworld.net/product/phone/f-01l/
2-2. アプリを減らす
「多機能すぎて使いこなせない」という悩みは、使用するアプリ(機能)を絞り込むことで対応が可能です。そのためには、今スマホに入っているアプリを見直して、その数を減らすことから始めてみましょう。まずはここ1週間でまったく使っていないアプリがあれば、自分には必要のないものと判断して削除します。
それでもまだアプリが多いと感じたら、過去1週間で使ったけれど、1〜2回だけだったアプリを1つ選んで1週間スマホから削除し、本当に必要なものなのかを検討してみます。その結果、特に必要がないなと感じたら「断捨離」するのです。もし必要になればまたダウンロードすればいいのですから。
2-3. スマホに依存しない工夫をする
「常にしばられている感覚がある」はスマホへの依存状態から生じている感覚です。
依存状態を自分の意思だけで克服するのは難しいため、スマホ依存から脱却するためには、スマホに触れる機会を減らし、スマホから自分を遠ざける環境を整える必要があります。具体的な対策は以下の5点です。
①通知をオフにする
緊急対応が必要かもしれない電話やショートメッセージ以外の通知をオフにしましょう。LINEの着信などスマホから音がするたびにチェックしていたら、それがきっかけとなってスマホをいじることになり、時間を無駄にしかねません。
また、通知されなくても気になって頻回にチェックすることになるので、ついでにメールの通知もオフにしてしまいましょう。ただ、そうする場合は「緊急時は電話かショートメッセージで連絡してください」と周知しておくようにしましょう。
②アプリを使う時間を制限する
時計アプリをホーム画面に配置し、スマホを使い始める前に、スマホに費やす時間をタイマーでセットしましょう。時間を区切ることでダラダラとスマホをいじらないようにします。
Androidの場合、「QualityTime」(http://www.qualitytimeapp.com/)を使えば、特定のアプリに費やす時間に制限をかけられます。
提供元:NComputing Global, Inc.
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zerodesktop.appdetox.qualitytime&hl=ja
なお、iPhoneの場合は、iOS12から搭載された新機能「スクリーンタイム」を利用して、スマホの利用時間を制限できるようになりました。
③寝床にスマホを持ち込まない
寝床にはスマホを持ち込まないようにしましょう。「夜寝る前に少しだけ」のつもりが、目が冴えてしまって、いつの間にか1時間、2時間と経ってしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?スマホから出るブルーライトは体内時計を狂わせ、眠れなくなったり、朝起きられなくなったりといった問題を引き起こします。このように身体にも悪影響を与えるので、スマホは寝床からすぐ手の届くところには置かず、リビングなどに置いて眠りにつくようにしましょう。
④自宅ではスマホを固定電話として使う
自宅に帰ったらスマホはすぐに充電器につなぎ、固定電話として使うようにしましょう。そうすることでスマホを自分から遠ざけることができ、無為な時間を過ごすことを避けられます。
⑤音楽はスマホ以外で聴く
音楽をスマホで聴いている人は多いことでしょう。しかし、これもスマホに時間を取られる原因になっています。音楽を聴くためにスマホに触れる機会ができてしまい、ついつい音楽を聴きながらゲームを始めたり、ネットサーフィンに熱中してしまったりするからです。よって、音楽用に別のプレーヤーを用意するのがいいでしょう。
以上を習慣づけることで、スマホにふれる機会を減らし、依存状態から抜け出しましょう。
2-4. スマホとパソコンを使い分ける
スマホは画面が小さいので使いづらいというお悩みは、特にインターネットを閲覧する時や、メールを書く時などに特に強く感じられることでしょう。ならば、それぞれの長所によってスマホとパソコンを目的別に使い分けてはいかがでしょうか?
インターネットによる調べものや動画の視聴、緊急性のないメールなどは、パソコンさえあれば自宅にいてもできるものです。そういったものは画面が大きく、打ちやすいキーボードをそなえたパソコンで行うほうが効率もよいものです。
そして、電話やカメラ、地図など外出先で使うことに意味がある機能のみスマホを使用するのです。
SNSについては、「ながら打ち」や「延々としたやりとり」は周囲の状況への注意力を低下させて事故の原因にもなるので、外出先での利用は思い切ってやめるか、通知をオフにしておき、メッセージが届いてもすぐには返さず、自宅に帰ってからゆっくりと返信するようにします。
SNSでおつきあいのある人には「つい夢中になってしまうので、SNSは家でしか使わないようにしています。出先で連絡を取り合う場合は電話でお願いします」と断っておけば納得してくれるはずです。
まとめ
スマホを苦手と感じている方が、スマホを快適に使うためのコツは以下の4点でした。
①シンプルでわかりやすいスマホを使う
②アプリを減らす
③スマホに依存しない工夫をする
④スマホとパソコンを使い分ける
「らくらくスマートフォンme F-01L」とスマホを快適に使うためのコツを組み合わせて利用すれば、スマホを快適に使いこなせることでしょう。
スマホが苦手な方にとっても、これからスマホにしたいけれど、なんとなく躊躇しているという方にとっても、この記事で苦手意識を払拭できることを願っています。
コメント