高齢者にインターネットってどうなの?現在の利用状況と活用事例

高齢者 インターネット

「どのくらいの高齢者がインターネットを使っているのだろうか」「シニア世代はインターネットで何をしているのかな…」と思っていませんか?

平成30年の総務省の調査によると、60代で76.6%、70代で51.0%、80歳以上で21.5%の人がインターネットを使用しており、そのうち約80%の人が電子メールの送受信、60%前後の人が地図や交通情報・天気予報・ニュースサイトを利用しています。

やはりインターネットは、シニア世代にとっても、コミュニケーション手段や情報収集手段として便利です。また、体が思うように動かなくなったとしても、メールやソーシャルネットワーキングサービスは手軽に使えるので、孤独感を解消できます。

ここでは、高齢者のインターネット利用率や目的、利用端末、シニアも使いやすいスマートフォンを紹介します。そのほか、シニア世代がインターネットを使うメリットやデメリット、注意点もみていきます。

この文章を読んで、身近な高齢の方が安心してインターネットを利用できる環境を準備・提供できる状態になれば幸いです。


1.インターネットは高齢者にも有用なツール

スマホを操作するシニア

若年層だけでなく、シニア世代にとっても、今やインターネット(以降、ネットと省略することもあり)は普及していると言えます。街中でスマートフォン片手に歩いている高齢者の姿もめずらしくありません。(歩きスマホはダメですよ)

その状況を、利用状況・目的や用途・利用端末に着目してみていきます。さらに、シニアにおすすめのスマートフォンも紹介します。

なお、1章で使用している数値やグラフは、総務省の「平成30年通信利用動向調査の結果」 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/190531_1.pdf を参照しています。

1-1.利用状況について

インターネット利用状況

まず始めに、日本の高齢者(基本的に60歳以上)がどのくらいネットを利用しているのか、上のグラフで確認すると、平成30年のデータで、60代は76.6%、70代は51.0%、80歳以上は21.5%という状況です。75歳で「だいたい2人に1人」といえるので、少ない数字ではありません。

1-2.利用する目的や用途は?

インターネットの利用目的

ネット利用状況

次に、シニア層が何にネットを利用しているのかをみてみると、
1位:電子メールの送受信
2位:地図・交通情報の提供サービス(無料のものも)
3位:天気予報の利用(無料のものも)
4位:ニュースサイトの利用
5位:ホームページやブログの閲覧、書き込み又は開設・更新

となっています。

若年層に比べ、高齢者はソーシャルネットワーキングサービス(以降、SNS)とオンラインゲームの利用率が低めですが、グラフの傾向が極端に異なるということではないようです。

1-3.利用機器の状況

インターネット利用機器

さらに、シニア層がネットを利用するときに使う端末を確認すると、60代ではスマートフォンとパソコンが46~47%程度で同じくらいなのですが、70歳以上になるとパソコンが優位になっています。画面や文字の大きさ・操作面などに不安があるのだと推測できます。

〜シニアも使いやすいスマートフォンとは〜

らくすま

富士通コネクッテドテクノロジーズの「らくらくスマートフォンme F-01L」は、クリアな画面、大きな文字、見えにくい部分を拡大できる「おまかせズーム」機能、大きくて分かりやすいボタン形式の基本メニューなど、スマートフォンに苦手意識のある方や初心者、シニア世代に親切なデザインです。

 

3つの特徴
① 画面や文字が大きく、基本機能がわかりやすく配置された抜群の操作性
スマートフォンとしては大きな約4.7インチの画面で、くっきり見える有機ELディスプレイを採用しています。

ホーム画面には、電話・メール・インターネット・カメラなどの基本機能が、文字と一緒に大きなボタン形式のアイコンで表示されているので、使いたい機能に素早くアクセスできます。

さらに、一般的なスマートフォンより大きめの文字設定になっていて、指の向きを検知して誤操作を防ぐ「おまかせタッチ」機能や、ウェブサイトなどの見にくい部分を拡大できる「おまかせズーム」機能も備えているのでストレスフリーです。

② 探している情報が簡単・すぐにみつかる検索機能
「らくらくワンタッチ検索」を使用すると、カテゴリが一覧で表示されるので、自分が気になる情報や目的の情報に簡単にたどり着くことができます。

らくすま

③ 無料で気軽に問い合わせができる安心の電話サポート
無料・年中無休の「らくらくホンセンター」に電話すれば、「動画を撮りたいのだけど…」「電話帳登録ってどうするの?」などの疑問に、専門アドバイザーが丁寧に答えてくれるので、操作が不安な人も安心です。

もっと知りたい方は、以下を参照してください。
https://www.fmworld.net/product/phone/f-01l/

 


2.高齢者がネットを利用するメリット・デメリット

日本のネットワーク

1章でみてきたように、ネットはシニアにとっても有用なのですが、やはりメリットとデメリットがあります。以下で、3つのメリットとデメリットをみていきましょう。デメリットに関しては、3章の注意点も確認してみてください。

2-1.メリット

・コミュニケーションツールとして活用
「1-2.利用する目的や用途」でみてきたように、シニアの間でも電子メールはすでにコミュニケーションツールとして活用されています。その一方で、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSには抵抗ある方が多いようです。

 

〜SNSにハードルを感じているシニアにおすすめのコミュニケーションツールとは〜
たしかにネット上でも、年代や趣味の異なる人たちと友だちになるのは簡単ではありません。しかし最近は、高齢者向けのSNSもいくつか存在します。ここでは、年代が近く趣味も合う友だちを見つけやすいSNS「らくらくコミュニティ」を紹介します。

らくらくコミュニティ 

らくこみゅ

インターネット(ウェブ)上で、いろいろな人と共通の趣味や話題を通じて交流することができる、コミュニケーションの場です。

● 24時間専任のスタッフが管理しているので安心。
● 「らくらくコミュニティ」で知り合った、趣味の合う仲間と盛り上がれる。
● 写真コンテストなどのイベントも開催されている。

 

・SNSは認知症予防にも効果的
SNSと聞くと「若い人たちが使うもの」というイメージがあるかもしれませんが、シニア世代にもメリットがあります。そのなかで注目されているのは、
● うつ病や認知症などの予防・対策にも効果的
というものです。

高齢者グループに1日1回のSNS投稿を続けてもらい、8週間後に認知能力を調べるテストを行ったところ、認知能力が25%改善したというアリゾナ州立大学の研究結果も存在します。

アリゾナ州立大学のサイト :https://uanews.arizona.edu/story/should-grandma-join-facebook-it-may-give-her-a-cognitive-boost-study-finds

・ネット利用で買い物も楽に
日々の食材や軽めの日用品などは、散歩や気分転換を兼ねて近所で買い物したい方も多いと思いますが、白米や調味料、アルコール類など重いものはネット上で購入すれば、家まで届けてくれるので運ばなくて済みます。

そのほか、近隣では入手しにくいものに関しても、ネットショッピングは有用です。ただし、決済にクレジットカードが必要であったり、ショッピングサイトや購入するものによっては送料が高くついてしまったりするので、使い方には注意を払いましょう。

2-2.デメリット

・SNSでも人間関係のストレスあり
SNSを利用する場合、現実世界でも悩む“人間関係のストレス”があります。気が合わない知人から「友だちリクエスト」が届いたり、SNSの設定次第では勝手に「友だちに追加」されてたり、不快に思うことがありえます。

また多くのSNSには、投稿に対して「いいね」というボタンをクリックできる機能が備わっています。それを楽しめれば問題ないのですが、「いいね」獲得数に執着したり、投稿を見て他人の生活をうらやましく思い始めると、精神的な負担になりかねません。

・ネットに依存すると身体機能が低下
年齢問わず、PC・タブレット・スマートフォンの使い過ぎは、目・首肩・腰などに大きな負荷かかってしまいます。端末を使用する環境や時間に配慮しましょう。便利だから、楽しいからといってネットに依存すると足腰も弱り、怪我や病気のリスクも高まります。

・ネット上で詐欺被害にあう危険性
ネットショッピングを利用するときや、会員制のサービスを利用する場合、個人情報の入力が必須となります。名前・住所・電話番号のほか、特にクレジットカードやその暗証番号の入力時は気を付けましょう。必要ないと考えられる個人情報は、入力しないのが無難です。


3.インターネットを利用する際の注意点

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ここでみていく内容は、高齢者に限らずネットを利用する誰もが注意すべきことです。これからネットを使うという方にお伝えしましょう。

3-1.SNSに参加するときの注意点

SNSはバーチャルな世界ですが、リアルな世界同様、マナーを守るべきです。たとえば、面識のない人と交流をもちたいとき、無言で「友だちリクエスト」したら相手によい印象は与えません。

また、友人が一緒に写っている写真や動画をアップするとき、相手の名前など個人情報をSNSに載せたいのなら了承を得ましょう。勝手に「タグ付け」するのもマナー違反です。SNSは“自分が知らない人も見ている”ということを常に意識する必要があります。

さらに、自分の行動を逐一投稿していると、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。たとえば、SNSの投稿で長期旅行中であることが犯罪者に知られると、空き巣の被害にあうかもしれません。

3-2.ネットに依存しないよう注意

コミュニケーション手段を、電子メールやSNSだけにするのはおすすめできません。なぜなら、相手の反応が目で見えない、また肉声が聞こえないこともあり、物事をネガティブに捉えがちになります。

ポジティブにインターネットを利用しようとしたのに、ネット依存によって心身ともに不健康になっては意味がありません。室内でも体を動かすこと、可能であれば外出することは大切です。

3-3.パスワードの取り扱いや詐欺メールにも注意

自分が使用しているIDのパスワードは、第三者に教えてはいけません。たとえば、SNSのID・パスワードを誰かに知られてしまった場合、他人があなたに「なりすまし」て、あなたの友だちを誹謗中傷してみたり、あなたの投稿を書き換える可能性もあります。

さらにクレジットカードのパスワードや、ショッピングサイトのパスワードが知られてしまった場合、勝手に現金を引き出されたり、勝手に買い物をされたりして、身に覚えのない請求がやってくるかもしれないので大変危険です。

また、宣伝メールを装った詐欺メールや、意味不明のメールには反応しないでください。不安なときは、インターネットに詳しい家族や知人、専門家、場合によっては警察などにすぐ相談しましょう。


4.まとめ

この文章では、まずインターネットが高齢者にも有用なツールであることをみてきました。
● 利用状況
● 利用する目的や用途
● 利用機器の状況
を確認することで、具体的に状況がつかめたと思います。
また、シニアも使いやすいスマートフォンを紹介しました。

さらに、
● 新しいコミュニケーションツールとして活用できる
● SNSは認知症予防にも効果が認められている
● ネット利用で買い物も楽になる
というメリットをみてきました。

一方
● SNS上でも人間関係のストレスはありえる
● ネットに依存すると身体機能が低下する恐れがある
● ネット上で詐欺被害にあう危険性も否定できない
というデメリットもありました。

インターネットを使用するときの注意点として、
● SNSに参加するときの注意点
● ネットに依存しないよう気を付ける
● パスワードの取り扱いや詐欺メールにも注意する
を挙げました。

高齢者とインターネットに関する知識を深め、親御さんなど身近な方が安心してインターネットを利用できるようになることを願っています。

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