イモリとヤモリの違いは?見分けるポイント、トカゲとカナヘビの違いは?爬虫類、両生類の違いは?

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イモリ、ヤモリ、トカゲ、カナヘビ。
画像はすべて自分が採集したものです。


よく見るとどれもかわいいですよ(笑

イモリとヤモリ って、
名前は似てますが全然違ういきもので
カナヘビも含め、みなさんが一般に「トカゲ」って呼んでいるかもですが実はいろいろ違います。

これらを区別しやすいように説明。
採集場所、採集方法もちょっと説明します。自分は基本撮影したらリリースします。
この中で個人的にいちばん好きなカナヘビについては少しちょっと細かく紹介します。

目次

イモリとヤモリの違い

イモリとヤモリの違いです。
名前が似ているのでこの2つはよくごっちゃになってます(笑
上がイモリ、下がヤモリです。

イモリは水の中で暮らす両生類です。

まあまあ綺麗な川の中でよく見かけます。
水に面してる草のあたりをアミでガサガサするとよく居ます。

よく見かけるのが、裏返すとお腹のあたりから全体にかけて真っ赤な、
アカハライモリ(二ホンイモリ)、ってのを多く見かけます。

水の中でしかほぼ見たことないです、
たまに川から陸に上がったすぐのところにいたりしますが。。

イモリは、皮膚に毒があるので触らないでね〜、ってよく聞きますので注意してね。。

ちなみにイモリの幼生(赤ちゃん)はこんな感じ。
ウーパールーパーにも似てますね。

ちなみにイモリの捕まえ方ですが、
基本ほぼ水の中で見ることが多いです。
いるのが見えたら捕まえる、と皆さん思うかもですが、なかなか捕まらないし発見することも少ないです。

基本は、ガサガサ、が良いです。
自分はガサガサで100匹(頭)水のいきものをつかまえたとすると、もしこれを目で見えたものをつかまえる、ってなったとしたら10分の1も捕まえることはできません。
動きの速いいきものならゼロかもしれません。

ヤモリのメージは、

色が似ているカナヘビと比べると、
小さめでカラダがパンパンでなくふにゃふにゃ(笑..なイメージ。。
中に水や空気が入ってないおもちゃ、ってイメージがします。

ヤモリは、家守、と言われるように、自然の中というより人間の家の周りでよく見かけないでしょうか。
自分がよく見かけるのは家の窓にペタッと夜にくっついてるところをよく見かけます。

人間が困るような家に住みつくような害虫を餌として食べる、っていうのもなんか、家を守る、って感じもありますね。

ヤモリとトカゲの違い

上がヤモリ、下がトカゲです。

違いは、この2種を比較するよりも
このひとつとひとつろに載せてある、
「イモリとヤモリの違い」
「トカゲとカナヘビの違い」

を読んでいただいたほうが把握しやすいかなと思いますのでちょっと読んでみてくださいね。

トカゲとカナヘビの違い

いちばんみなさんが勘違いされているのが、トカゲとカナヘビ。
生息場所も似ているので詳しくないかたはカナヘビのことをトカゲ
と思っているかたが大半かと思います。

 👇👇👇カナヘビ(ニホンカナヘビ) 

と、👇👇👇トカゲ(ニホントカゲ) 。

トカゲの画像のほうはまだ大人になりかけです。。
トカゲは、自然に、ペット、外国のトカゲなどいろいろなトカゲがいますね。

川や山、あと地域によってはおうちの庭でも、草が生えているところを歩くと、地面をスルスルっと動く、ってのはどちらも同じ。割と同じところで生息、見かけると思うので両方ともトカゲと思っちゃうかたが多いけど、画像並べると全然違います。。

私はトカゲは、メタリック、っってイメージです、車の塗装のメタリックの様にいろんな色があるけどボディが光ってる感じなのがトカゲ。
あとは体の頭からしっぽにかけて線のようにスジが何本か入っているようなイメージがあります。
画像のは黒っぽいですが、日光に当たると特にですが、青、緑などいろんなカラフルなメタリック色に見えるトカゲが多いです。

逆にカナヘビ
質素な乾いた土色というか、土の上にいても同じような色に見えて分かりにくいのがカナヘビ。

イメージ的には、トカゲのほうが体が太くて(厚い、丸い)色が濃く光っている、
カナヘビのほうが体が細くて(トカゲのように体がまん丸でなくちょっとめ目の四角ってイメージ)、薄い土色ものが多いと感じています。

これでほぼ区別つきますよね〜

カナヘビについては投稿の最後にまた詳しく載せますが、捕まえかた、飼い方、頭なでると目をつぶったり、お水をペロペロ飲んだりして人懐っこくてかわいいです。

爬虫類と両生類の違い

ややこしいですが、
トカゲ、カナヘビ、ヤモリ は爬虫類
イモリ は両生類です。

爬虫類と両生類の違いは、

爬虫類は割とみなさんよくわかっていて、
ワニ、トカゲ、カナヘビ、ヤモリ、カメなどがそうです。
陸でずっと暮らしてる、暮らせるもの、っていうとわかりやすいかも。

両生類は水陸両用的な感じもするけど、ずっと水から離れた環境では生きていけないものが両生類です。

なので、ほとんど水の中で見かけるイモリは両生類になります。ただ、イモリと言っても、水の中にいる、ってのを知らない方も多いですけどね。。
カエルも両生類です、陸の田んぼを飛び跳ねてるイメージもあるけど、割とすぐに水に入っちゃいますよね。

ちょっとややこしいのは、ワニやカメなどは爬虫類です。水の中にもよくいるので両生類かとも思いますが、陸を悠々と歩いている時もあるし、亀なんかは逆に甲羅干ししてることもありますもんね。

おまけ 人懐っこいカナヘビの紹介。 捕まえかた、飼いかたなど。

だいたい区別できるようになりましたか?

どれもかわいいんですが、人懐っこいという意味では、自分はいちばん好きな、カナヘビ、について紹介しますね。

名古屋の、街に近い当家近くではあまり見かけませんが、ちょっと自然のあるところに行った時はよく見かけました。

飼うまではほとんどなくてその場でリリースします。

おまけ トカゲやカナヘビの捕まえ方

草の中などにいるトカゲやカナヘビの、自分なりの捕まえ方です。

タモ(アミ)で追いかけて捕まえるんですが、素早いから逃げちゃいますよね。

他の人と違うかもですが、自分が捕まえるのに、ひとつ大きなコツがあります。
単純に、「追う方向」です。

例えば、黄色のところにカナヘビがいるとしたら、❌の追いかたでなく、の追いかたをしましょう。

歩道の脇に雑草が生えていて、そのあたりにカナヘビがいそうなら、まずその草のあたりを歩くとスルスルと逃げ出すのでまず見つけることができます。

で、見つけたら、歩道でなく草の茂っているの奥あたりから歩道つまり道の真ん中にに向かってカナヘビを追います。

そうすると草が少なくなっていって見やすい歩道の方に向かって、または歩道に出てきます。そうなるととても草も浅くて歩道まで出ると完全見つかった状態なので、見つけやすいし捕まえやすいですね。

ポイントは、歩道と逆の方に逃げると草も生い茂っていて一瞬で見逃しちゃうから、歩道側に向かって追いましょう。

これやるかやらないかで捕まえられる確率は全然違ってきますよ。
一度試してみるとよくわかりますよ。

カナヘビの飼い方

自分は、環境が変わるのがかわいそうなのでいきものを飼うのはほとんどせずリリースしますが、
カナヘビを勉強用に一瞬飼っていたことがあります。
しばらくしてもとの場所にリリースしました。

ちょっと飼ってみたいというお子様もいると思うのでチラッと。
トカゲの飼い方とほぼ同じイメージです。

カナヘビのエサは、
コオロギ、ミルワームなどを与えることが多そうです。

ミルワーム、ってわかりますか?
小動物のエサとしてホームセンター、ペットショップなどでも売っている、
めちゃ小さいイモムシみたいなやつです。

または、捕まえた草のところをアミでガサガサすると、小さい虫、あとはめちゃ小さいバッタの赤ちゃんのようなものがゴソゴソ入るけど、自分はそれも与えていました。

水道でなく、自然のお水もあげてくださいね。
あと、隠れ家になるようなものも置いてほしいです。
ちなみに、猫ちゃんのように、小さい器に水を入れておくと、長い舌を出してペロペロと舐めながら飲みます。

あと、カナヘビはトカゲと違ってかわいい人懐っこいところがあって、例えばひとつ、

画像ちょっとわかりにくいですが、目を閉じています。。

カナヘビの頭をそっとナデナデしていくと、だんだんと目を閉じていきます。
これもかわいい仕草です。。

以上です。

すべてトカゲ、と思っていたものでもよく見ると区別もしやすく、いろいろな違ういきものなのがわかりますよね。

このあたりのいきものが急に出てきたら、
ぎゃー、ってなるかたが多いのが当然なんですが、このいきものたちのことも知って興味を持っていただけるとうれしいです。

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